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平成25年度点検・評価 個別評価表(4)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年9月2日 最終更新日:2014年9月2日

4 教育支援プラン2022の推進と総合教育相談室事業の充実(学務課)

(平成25年度事業計画)第1部 目標2-5

事業の背景・目的

 三鷹市教育支援プラン2022に基づき、様々な子どもの状況に応じたきめ細かな教育支援の充実を図り、障がいのある子もない子も学校・家庭・地域の力を得て、次代を担う人として心豊かに育っていくことを支援する。一人ひとりのニーズに応えられる教育支援を推進し、0歳からの教育支援が行えるよう、福祉・保健・医療等諸機関との連携、相談、支援体制を強固にしていく。
 また、通常の学級においても教育支援を必要とする子どもに対して適切に対応できるよう教員研修体制を整備する。

平成25年度の目標

(1) コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の特長を活かして、義務教育9年間を通した継続的かつ系統的な教育支援を行うため、学校においてより的確な個別指導計画・個別の教育支援計画の作成を行う。
(2) スクールソーシャルワーカー等を活用して、学校や保護者が福祉・保健・医療等諸機関とスムースに連携できるようにする。

指標

  • 全小・中学校において教育支援の校内研修会を実施
  • 次年度の研修プログラム改善へむけた、夏季を中心とする教育支援の研修会の理解度を把握するためのアンケート調査の実施
  • 教育相談員と市スクールカウンセラーを活用した、3人体制でのスクールソーシャルワークの実施
  • 三鷹市教育支援プラン2022の推進状況の検証結果に基づく、個別指導計画・個別の教育支援計画のガイドラインの改訂及び全教職員への周知

平成25年度の取組状況

 全小・中学校において教育支援の校内研修会を実施した。夏季の教育支援関係研修会参加者(15回開催、延べ537人)に対するアンケート調査を実施し、「とても理解できた」63%、「理解できた」37%の結果を得た。
 スクールソーシャルワーカーを3人配置した結果、関係機関との連携件数が161件(前年度比1.5倍)となり、それぞれの家庭にとって必要な支援をさらに進めることができた。
 教育支援推進委員会において、三鷹市教育支援プラン2022の推進状況を検証した結果、通常の学級における授業改善の意識は、学習環境作り等で高まっているが、指導方法の工夫等、改善の余地があることがわかった。「個別指導計画・個別の教育支援計画作成のガイドライン」の改訂を行い、簡易版を全教員に配布し、活用を図ることにより、児童・生徒の学習や行動面における実態把握の観点を共有できるようになった。教員からは、「保護者との共通理解が進んだ。」「日々の指導で活用するだけでなく、ガイドラインの様式等の利用により、通級や就学・転学相談等の適切な実施につながった。」等の感想が寄せられている。

平成25年度の事業の評価

進捗状況に対する評価

A 計画通り(計画以上の進捗を含む。)

成果に対する評価

B 目標を達成できた

今後の取組・課題

 今後は、三鷹市教育支援プラン2022に基づき、一人ひとりのニーズに応えられる教育支援を推進し、0歳からの教育支援を適切に行えるよう、福祉・保健・医療等諸機関との連携、相談、支援体制を強固にしていく。
 また、個別指導計画・個別の教育支援計画作成のガイドラインを活用し、通常の学級の中で教育支援を必要とする子どもに対して、教員が授業や日々の指導の中で適切に対応できるよう教員同士の連携強化や研修の充実を図っていく。

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