平成25年度点検・評価　個別評価表（17）

17　図書館サービスの充実（図書館）

（平成25年度事業計画）第2部 目標3-2,3

事業の背景・目的

　多様な利用者に対応する資料及び情報の収集と、迅速・確実な提供のための環境整備を行い、図書館サービスの充実を図る。また、みたか子ども読書プラン2022に基づき、子どもが読書に親しむ環境の整備を推進し、子どもの自主的な読書活動を支援する。

平成25年度の目標

　みたか子ども読書プラン2022に基づき、引き続き子どもの読書環境の整備に取り組む。また、平成27年度に予定されている図書館システムの再構築に先立ちコンサルタントを導入し、システムの現状分析等を実施し、株式会社まちづくり三鷹等と共同で開発する新システムに向けた準備を行う。

指標

• こどもカウンター及びでまえとしょかん「にこにこ」の継続
• 「絵本パック」の設置場所の拡充
• 新たな取り組みとして中高校生世代をターゲットにしたPOPコンテストの試行
• 図書館システムの現状分析等の実施

平成25年度の取組状況

　原則として毎週火、木、金曜日の3日間実施しているこどもカウンターでは、読書に関する案内など464件のレファレンスに対応するなど、成果を上げた。また、偶数月に子育て支援施設で実施する、でまえとしょかん「にこにこ」も順調に回を重ねている。絵本パックについては、今年度さらに11カ所の増設の依頼を受け設置を行った。中高校生世代向けイベントとして試行した、POPコンテスト（MITAKA　CITY　LIBRARY　中高生におススメ！POP大賞）は期間中にPOPの描き方講座も開催し、結果として応募総数94点を数え、最優秀賞1点を含む6作品を表彰、平成26年度も引き続き実施することを決定した。
　図書館システムについては、各館の職員も交えて行った現状分析により、要件定義書等の作成を実施し、26年度に実施する共同開発のための予算化などを行った。

平成25年度の事業の評価

進捗状況に対する評価

A　計画通り（計画以上の進捗を含む。）

成果に対する評価

B　目標を達成できた

今後の取組・課題

　みたか子ども読書プラン2022に基づき引き続きこどもの読書環境の整備を推進する。中・高校生世代への取り組みもさらに強化するため、POPコンテストを継続するとともに、「みたかとしょかん図書部！」を創設し、協働の中で働きかけを強めていく。
　図書館システムについては、平成25年度実績を踏まえ、図書館全体としてシステム構築に取り組み、併せて平成27年度導入に必要なハードウェア等の設計を行っていく。