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平成25年度点検・評価 学識経験者の知見の活用

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年9月2日 最終更新日:2014年9月2日

点検・評価に関する学識経験者からの意見

平成26年度の「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(平成25年度分)」について、2名の学識経験者からご意見を頂いたので、次のとおり、報告します。

今野 雅裕氏(政策研究大学院大学学長特別補佐・教授)

1.総括的評価

○ 三鷹市教育委員会が平成25年度に行った主要な事務・事業について、関係資料や担当者からのヒアリングをもとに評価を行った。
○ 三鷹市教育委員会が行う教育行政は、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の推進を軸に、学校と地域コミュニティとの相互信頼と協働により多様な教育施策を展開し教育成果を得ようとする、明確な政策意思に基づくものと認められる。こうした試みは、全国的に見ても、先駆的であり、しかも、現在、国の学校教育・教育行政の制度改革の動きの中で重要なテーマの一つになっているところからも、今後の教育改革の動向全体の検討指針となり得るものと位置づけられる。それだけに三鷹市での実践の経緯とその成果に関して、客観的な評価・分析などを基にした情報発信が求められていると思われる。
○ 学校教育に関しては、そうした基本的な政策のもと、知・徳・体に応じたきめ細かな施策が学校の独自性も活かす形で展開されている。学校施設・設備の建設整備のほか、ICT環境の再整備、いじめ防止対応、児童生徒の安全・安心の対応など、ハード・ソフト両面にわたって、必要な対応が取られているものと認められる。
○ 生涯学習に関しても、生涯学習の大型の拠点施設の整備、特色ある図書館の整備、また図書館における中高生など若い層の読書推進活動の展開など注目される事業を展開している。「生涯学習プラン」においては「学びの循環」「コミュニティの創生」など革新的な理念を謳って、多様な事業・活動が計画されるが、具体的にどのような特色ある施策が展開され、市民がどのような活動を行っているのか、より詳しく示しアピールしていただきたい。その上で、三鷹市で歴史的に培われてきた市民の自律的コミュニティ活動の伝統・成果を背景に、もっと端的に、「市民性・シティズンシップを育み、地域コミュニティを創る生涯学習行政」というような、三鷹市ならではの打ち出しを検討してもよいのではないか考えるがいかがであろうか。
○ ところで、本評価の対象となる事業は、各年度の事業計画に即してあらかじめ設定されることとなっているが、今回、いじめ防止や防犯・安全への対応など、緊急対応がクローズアップされたテーマに対しても、特別に追加的に対象とされている。このことは、事業評価に対する三鷹市教育委員会の積極的で柔軟な行政姿勢が現れたものであり、高く評価されるところである。
○ また、今回の評価では、成果に対する評価スケールが、昨年度のものから変更されている。市全体での評価枠組みの変更に伴ったことでやむを得ないことと思われるが、事業の継続的な理解・評価の観点からは、好ましいことと思えない。評価枠組み自体の変更については、評価の安定性確保の観点から、慎重に対応されることを希望したい。

2.個別事業評価

(学校教育の充実)

1.「コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展」

○ 平成24年度に策定した「小・中一貫教育の推進に関する実施方策」に即して、学園ごとの教育計画の策定や学園ガバナンス体制の整備に向けて、学校訪問等による指導・助言、学園評価の実施・その結果の公表が行われている。教育課程の編成・実施にかかわっても、小学校高学年での一部教科担任制、小中学校教員の相互連携・交流などが推進されている。
○ コミュニティ・スクールの運営に関しては、体制整備の段階から、活動の充実・発展の段階に入っているものと考えられる。こうした中、各学園のコミュニティ・スクール委員会の会長などからなる「三鷹コミュニティ・スクール推進会議」が、年4回開催されるほか、文部科学省からの受託研究の成果として「永続的なコミュニティ・スクールの在り方と活性化に向けた取り組みについて」(報告書)を作成している。これは、コミュニティ・スクール運営の実際に即して、組織運営の課題や方策を具体的に示し、これまでの活動を自ら整理・評価するもので、貴重な成果物となっている。また、教育委員会の方でも、「コミュニティ・スクール委員会 委員の皆さんの手引き<第3版>」を作成しているが、市民の学校参画を促し、支えるための基本資料として有益なものである。必要な施策が着実に実施されていると評価される。これらにあわせ、三鷹ネットワーク大学と連携した学校支援者養成講座の拡充実施も、1万6千人を超す学校支援ボランティアの確保に寄与しているものと考えられる。
○ 教育委員会が作成した「三鷹『学び』のスタンダード(家庭版)」は、学力調査の結果分析から明らかになったことを根拠に示しながら、家庭で心がけるべきことを8項目に提示したもので、子どもの生活習慣形成の必要性が、学力向上の観点からも支持されるものであり、家庭にとっては大変説得力のある優れた資料となっているものと思われる。今後の取り組みとして、学園ごとのスタンダードを作り、活用を奨励するとしているが、大いに期待したいところである。なお、現在課題になっている、学力調査結果の適切な分析・活用という面でも、意義のある試みと評価される。
○ なお、昨年も指摘したことであるが、この事業のアウトカム(社会的な成果)レベルでの評価がなされるように、多面的な分析を期待したい。これまでも、コミュニティ・スクールの導入・実施により、学力テストの平均点の上昇、不登校児童生徒の出現率の低減などが示されたことがあったが、これらのほかにも、定性的なものも含め、成果と考えられていることなどを提示されるように望みたい。

2.「知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実」

○ 「確かな学力の育成」にかかわっては、学習指導要領の標準時数を上回る「授業の実施」が目標として掲げられ、10時間を上回る授業実施の実績を挙げている。教育委員会の学力調査分析をもとにして、各学校が独自に、学力状況、学習課題の把握を行い、「授業改善推進プラン」を作成していることは、優れた取り組みと評価される。
○ 「豊かな心の育成」にかかわって、道徳教育について、小中学校全校で、全体計画・指導計画の見直し・改善が図られるほか、教育委員会では訪問指導を行い、全教員参加での授業参観・研究協議を実施したのは、意欲的な取り組みと評価される。
国の全国学力調査で、三鷹の子どもは、地域や社会への関心、貢献への意欲などが高いという結果は、これまで三鷹市の培ってきた教育の成果とかかわっているものとも考えられる。
○ 「健やかな体の育成」についても、都の体力・運動能力調査の結果を、それぞれの学校が分析したうえで、「一校一取組」「一学級一実践」の取り組みを行っているのは、優れた活動と認められる。なお、三鷹市の児童生徒全体の結果は、国や都の平均と比べてやや下回る結果が続いているということからすると、この面での取組みの強化が求められるところ。

3.「いじめ防止対策推進法に基づくいじめ防止等の対応の推進」

○ 「いじめ防止対策推進法」にかかわって、全学校において、「学校いじめ防止等基本方針の暫定版」を作成したこと、また、いじめ防止対策組織を設置したことは、的確な対応と評価される。また、いじめの調査にあたり、いじめ問題の「指導記録」の作成・活用を図ることは、いじめに対する組織的で継続的な対応の確保という点で、工夫された施策の実施と認められる。
○ 今後の課題として、いじめ防止等条例、いじめ防止等基本方針の策定が挙げられているが、早急な対応が期待される。

4.「教育支援プラン2022の推進と総合教育相談室事業の充実」

○ 「学校におけるより的確な個別指導計画・教育支援計画の作成」を年度目標に掲げている。教育支援のために、全小中学校での校内研修会の実施、スクール・ソーシャルワーカーの3名体制の確保、「個別指導計画・個別の教育支援計画作成のガイドライン」の改訂、簡易版の全教員配布などが行われている。意欲的な取り組みと認められるが、的確な計画の作成ができたのかどうかについての記述がない。的確な個別指導計画・教育支援計画の作成・活用は、特別支援教育の推進・充実にとって、特に重要と考えられるところから、施策実施による目的達成に対する一定の自己評価が求められるものと思う。

5.「三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人財育成」

○ 将来の管理職人財には「学校マネジメント講座」、若手教員には三鷹ネットワーク大学との合同による「みたか教師力錬成講座」(三鷹での教員としての基礎となる外部折衝力向上をねらいに)を実施するなど、三鷹らしい特色ある講座が工夫されている。
○ 体罰防止をテーマに、中学校全校を指導主事等が訪問し、体罰防止研修を実施、さらに体罰防止の組織的な取組みに関する事例集を作成し、学校に周知するなどしていることは、緊急な課題への機敏な対応と評価される。

(児童生徒の安全・安心)

6.「児童・生徒の安全を見守る体制の整備」

○ 児童生徒の安全確保にかかわって、学校安全推進員のための業務マニュアルの改訂、その周知、および学校における防犯カメラの点検、修繕等を確実に行っているものと認められる。

7.「学校給食の安全と安心の確保」

○ 学校給食用食材に対する放射性物質検査を実施し、問題のないことを確認するとともに、学校における食物アレルギー対応委員会の設置、緊急時の対応体制の確立、「エピペン」使用の訓練など、食物アレルギーへの確実な対応に努めている。

(学校環境の整備関連事業)

8.「三鷹中央学園第三小学校の建替え」

○ 2月の大雪の影響により、年度内での竣工だったものの、一部に遅れが生じたとして、進捗状況についてB判定としているが、校庭の芝生化整備も含め、計画通りに建て替えを完了している。

9.「学校体育館の耐震性の確保」

○ 当初計画通り、対象とする2校の学校体育館の耐震改修工事の実施設計を完了させた。

10.「学校給食の充実と効率的運営」

○ 平成26年度に学校給食の委託を予定する2校について、保護者説明会、業者選定など委託開始に伴う諸準備を計画通りに行っている。また、学校給食を委託実施する10の学校において、「学校給食運営協議会」の開催、協議により、各校での給食がおおむね順調に運営されていることが確認されている。

11.「学校ICT環境の再整備と最適化」

○ 学校で児童生徒・教員が使用するパソコンなど機器の更新、学校図書館システム・学校用CMS(ホームページ作成ソフト)の更新が予定通り行われた。平成25年度に完了させるとしていた校務支援システムの更新については、事業者の辞退により更新を見送ったとのことであるが、次年度においては、確実に事業を実施されたい。

12.「学級数増への適切な対応と学校規模の適正化に向けた取り組み」

○ 事業目的は、地域特性を考慮した年少人口の将来予測シミュレーションの実施とその結果による学校規模の適正化対応ということにあるが、平成25年度の目標としては、シミュレーションによる検討、その結果の報告書作成および2校での普通教室の確保が掲げられた。人口予測シミュレーションには、不確定要素も少なくなく、困難な作業を伴うものと考えられるが、今後の教育行政にとって極めて重要な事業となる。中長期に継続的な検証・検討が必要とされるが、関係機関とも連携を図り、信頼性の高い予測・対応が可能となるように、検討の推進を期待したい。なお、2校での教室改修整備は完了している。

13.「川上郷自然の村の効率的な運営の推進」

○ 平成24年度のプロジェクトチームの報告に基づいて、施設の利用者拡大、効率的な運営を目標としたが、おおむね計画に即した利用者実績を得るとともに、指定管理料の削減を実現するなど、ほぼ計画通りの成果を挙げているものと認められる。なお、今後の取組・課題にあるように、自然教室プログラムや校外学習施設のあり方についての検証・検討は、今後の引き続きの課題として残る。

(生涯学習の推進)

14.「健康・スポーツ及び生涯学習の拠点整備の推進(新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の整備に向けた取り組み)」

○ この施設は、総合スポーツセンターの機能、集約化された生涯学習の機能、防災公園、福祉・保健センター機能および市民の諸活動の拠点機能を有する画期的なものであり、事業の着実な推進が期待されるところ。平成25年度は、計画通りに、関係機関との連携のもと、施設建設の工事着手、管理運営計画の検討、施設予約システムなど情報通信システム構築についての検討が行われている。

15.「生涯学習プラン2002の推進」

○ 庁内各課等が所管する生涯学習事業に関して調査を実施し、自己評価を行っている。この結果では、ほとんどの事業が計画通り実施され、目的が達成されたとされている。ただし、学習の成果が地域活動の参加に結び付いたかどうかについては、平成26年度への課題となっている。また、生涯学習のまちづくり人財の育成・支援では、「市民大学ボランティア養成講座」「市民講師入門講座」「市民講師デビュー講座」「手話講座」「ファミリー・サポート・センター援助会員養成講座」など、学習後の地域活動を想定した、工夫された講座が意欲的に展開されていると認められる。

16.「南部図書館(仮称)の整備の推進」

○ 民間の財団等との連携・協働によるユニークな図書館の整備事業であるが、計画通りに整備を完了し、市民サポーターとの共同で、開館・オープニングイベントを成功裏に実施している。年度内の来館者数は、目標に及ばなかったこともあり、今後、特色ある活動の展開、市民サポーターの確保、図書館としての積極的なアピール活動など一層の展開が望まれる。

17.「図書館サービスの充実」

○ 子どもの読書環境整備の観点から「こどもカウンター」「でまえとしょかん『にこにこ』」の継続、「絵本パック」の場所の拡充、「図書館システム」の現状分析などを行っている。この中では、特に、中高校生世代をターゲットにしたPOPコンテストが注目される。POP描き方講座とあわせてのコンテスト実施というやり方もよい。中高生の読書離れへの有効な対応策と思われる。さらに、今後、中高生から若人までを対象に「みたかとしょかん図書部!」創設も計画されているが、大いに期待される。

18.「スポーツ祭東京2013(東京国体)の推進」

○ 正式種目3競技(サッカー・ソフトボール・アーチェリー)、デモンストレーションとしてのスポーツ行事1種目(パドルテニス)、障害者スポーツ1競技(アーチェリー)が、多くの関係団体や市民ボランティアの協力で円滑に実施された。こうした市民との協働での取り組み経験が、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、共有化され生かされていくことに格段の配慮が望まれる。

吉澤 良保氏(東京純心女子大学 副学長・教授)

 三鷹市教育委員会が所管する平成25年度に実施した主要な事務事業について、点検・評価した結果について報告いたします。

総評

【第1部学校教育】について
 三鷹市教育委員会は「三鷹市教育ビジョン2022」に基づいて「人間力」と「社会力」を兼ね備えた子どもの育成を目指して「自分・他人・三鷹」を愛する人、「知徳体」を求め続ける人、「規範意識をもち・責任ある行動」がとれる人、「自立し・コミュニケーション」がとれる人、「国際的視野とチャレンジ」をもって地域社会に貢献できる人、という子ども像を明確にし、学校教育関連の5つの目標(基本方針)を設定する中で、各目標での事業計画(目標1・12、目標2・27、目標3・10、目標4・20、目標5・10)による取組がなされ成果を得ている。
【第2部生涯学習】について
 生涯学習においては「いつでも、どこでも、だれでも、そしていつまでも」学ぶことが可能な循環を目指して、「人と人とのつながりの創出」と「コミュニティの創生」を実現するための「三鷹市生涯学習プラン2022」による4つの目標(基本方針)を置き、各目標での事業計画(目標1・4、目標2・12、目標3・13、目標4・23)による取組がなされ成果を得ている。
 三鷹市教育委員会はその教育行政の推進に際し、平成25年度当初に設定した15事業とその後社会的に強い関心が寄せられた3事業を加えた計18事業を通して、「いきいきと子どもが輝く教育・子育て支援のまちづくり」と「創造性と豊かさをひろげる生涯学習・文化のまちづくり」を目指すとともに、ともに学び、学びを生かし、学びの成果と絆を豊かにする生涯学習の基盤整備と様々な施策の着実な実施とその事務の管理がなされている。

※以下、個別事業の評価とそれに対応する点検・評価対象事業No.を〈 〉に示す。

学校教育:目標ごとの評価

基本方針 目標1 地域とともに、協働する教育を進めます

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・最重点施策である7学園に設置したコミュニティ・スクールの永続的な在り方と活性化に向けた協議を具体的な事例を基に検討する推進会議(委員13名、事務局3名)で課題を洗い出し、モデルケースについて7学園で共有化していく方向性を確認している。また、事務局職員が定期的に7学園のコミュニティ・スクール委員会及び学校運営協議会を巡回し、運営状況の把握に努めている。今後、より発展を期するには学校と地域の関係者が尊敬と感謝の気持ちを強く持ち、相互に子どもの育ちにかかわっていくという態度が必要となる。〈点検・評価事業No.1〉
・三鷹ネットワーク大学と連携した「学校支援者養成講座」の推進を図るとともに、地域における協力者による中学校部活動への支援が積極的に行われている。〈点検・評価事業No.1〉

基本方針 目標2 小・中一貫した質の高い学校教育を推進します

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・学力向上に資するために、「三鷹市学習到達度調査」と「全国学力・学習状況調査」の結果から「学校で身に付ける6つの学習習慣とその指導アイディア例」を盛り込んだ「三鷹『学び』のスタンダード(学校版)」リーフレットを作成している。また、家庭、地域においても「人間力」と「社会力」を身に付けていけるように「家庭でできる8つの実践」としてリーフレットを配布している。〈点検・評価事業No.2〉
・小学校での確かな学力を身に付けるために「平成25年度 学力向上を図るための全体計画」が「前年度授業改善推進プランの検証・学習状況の現状と課題・指導方法の課題と授業改善策」という構造で明示されており、授業の質の向上に資する内容である。〈点検・評価事業No.2〉
・「教育支援プラン2022」に基づいて、通常の学級および教育支援学級の中で個別に教育支援が必要になる児童・生徒を対象とする「個別指導計画・個別の教育支援計画作成のガイドライン」を改訂し、その簡易版に手順が整理整頓されており、着実な指導と支援ができる。〈点検・評価事業No.4〉
・いじめ防止対策推進法に基づいた、各学校の「いじめ防止基本方針(暫定版)」が作成されているが、より丁寧な表記を工夫する必要がある。〈点検・評価事業No.3〉
・三鷹市の事業所等における職場体験等の実施やキャリア・アントレプレナーシップ教育を積極的に推進している。

基本方針 目標3 学校の経営力と教員の力量を高め、特色ある学園・学校づくりを進めます

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・「三鷹市立学校人財育成方針」に基づくキャリアパスを広く教員に示し、指導力と熱意ある人材育成を目指すことに前向きである。〈点検・評価事業No.5〉
・三鷹ネットワーク大学との連携による「みたか教師力錬成講座」が実施されている。〈点検・評価事業No.5〉

基本方針 目標4 安全で快適な、充実した教育環境を整えます

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・学校給食の安全・安心確保のための対策(食物アレルギー疾患、放射性物質への対策)が講じられている。〈点検・評価事業No.7〉
・「みたかスクールエンジェルス(学校安全推進員)」が児童の登校日には校内に配置され校舎周辺等の巡回、施錠の確認、周辺の安全確認を実施している。〈点検・評価事業No.6〉
・三鷹中央学園第三小学校の建替え、学校体育館の耐震補強、給食業務の民間委託等への取組がなされている。〈点検・評価事業No.8・9・10〉
・学校校庭の芝生化が実施されている。〈点検・評価事業No.8〉
・学校・学童保育所の規模の適正化検討チームによる報告書の作成に向けた取組が行われている。〈点検・評価事業No.12〉
・ICT教育の充実への取組と、学園、学校ホームページの充実が図られている。〈点検・評価事業No.11〉
・「三鷹市川上郷自然の村」の効果的な運営を図るために指定管理者との連携強化がなされ、集客力を増すための検討が鋭意なされている。〈点検・評価事業No.13〉

基本方針 目標5 地域をつなぐ拠点となる学校をつくります

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・学校と地域子どもクラブ、学童保育所等との連携、児童館、社会教育会館、図書館等との連携がなされている。
・「地域SNS」を活用し、学校と家庭・地域社会とが一体となって子どもを育むための意見交換・情報共有がなされている。

生涯学習:目標ごとの評価

基本方針 目標1 生涯学習社会の実現に向けた学習環境の整備を推進します

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・地域の文化財に限定せず、様々な地域の資源をネットワーク化する三鷹型エコミュージアムのモデル事業「大沢二丁目古民家(仮称)」の推進を積極的に展開している。
・コミュニティ・センターや市民協働センターを会場とする地域コミュニティ活動を、市長部局、三鷹ネットワーク大学、市内にある大学と連携し支援している。
・三鷹市民がともに学び、学びを活かし、学びの成果や絆を地域で受け継ぎ心豊かな社会を目指す学習に必要な「生涯学習事業情報」が定期的に年間4回発刊されている。

基本方針 目標2 市民の多様な学習活動の支援と生涯学習によるまちづくりを推進します

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・市長部局と連携し、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備事業に参画し、新たな生涯学習の拠点づくり(元気創造拠点)を展開している。〈点検・評価事業No.14〉
・「市民文化祭60周年・芸術文化協会40周年記念事業」における芸術文化協会への支援を実施した。
・高齢者、障がい者自主グループへの講師派遣や、テープ図書、デイジー図書の作成にあたるボランティアの育成を実施している。
・市民大学ボランティア養成、市民講師エントリー講座、水車解説員養成講座などの人材養成講座を実施している。〈点検・評価事業No.15〉

基本方針 目標3 地域の情報拠点としての図書館活動を推進します

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・地域住民の支援を大切にした市立図書館「南部図書館みんなみ」が開館し、読書の楽しみを広げる情報交流拠点が確保されている。〈点検・評価事業No.16〉

基本方針 目標4 生涯にわたり親しむことができる豊かなスポーツライフを推進します

成果を確認できる。その【理由】は次である。
・新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の整備事業の中で、保健・健康、福祉との連携を図り、スポーツを取り入れた健康づくりなど、多彩なスポーツ施策が展開できるよう取り組みつつ、スポーツに親しむことができる市民スポーツ活動推進のための「スポーツ推進計画(仮称)」の策定に向けた取組を行っている。
・スポーツ祭東京2013三鷹市開催分(国体正式種目3競技、デモンストレーションとしてのスポーツ行事1種目、障がい者スポーツ1競技)を実施した。〈点検・評価事業No.18〉

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