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平成24年度点検・評価 個別評価表(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2013年8月12日 最終更新日:2013年8月19日

1 コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展(指導課)

(平成24年度事業計画) 第1部 目標1-1,2,3 2-1

事業の背景・目的

 平成21 年度に小・中一貫教育校として全市展開をした7学園が、三鷹市教育ビジョン2022 を踏まえ、一貫カリキュラムに基づき、義務教育9年間の連続性と系統性のある指導の充実を図る中、児童・生徒の人間力、社会力及び確かな学力を育む教育の充実と発展を目指す。また、保護者や地域住民が積極的に学校運営に参画し、学校教育を支援する「コミュニティ・スクール」を基盤とした学校づくりの充実・発展を図り、学園としての教育力の向上を図る。

平成24 年度の目標

  1. 学園・学校での教育活動の成果を検証し、改善を絶えず行えるよう、コミュニティ・スクール委員会及び学校運営協議会による学校関係者評価の充実を図る。
  2. 地域ぐるみで学校を支援し、子どもたちを育む活動を推進するため、コミュニティ・スクール委員会及び学校運営協議会の広報活動の充実など、積極的な情報発信により地域の理解を深める。
  3. 学校支援が組織的かつ継続的に可能となるよう、支援体制の充実を図る。また、コミュニティ・スクールとしての学校支援の事務的な役割を担い地域をコーディネートする人財の育成と配置について検討する。
  4. 「学校支援者養成講座」など、三鷹ネットワーク大学と連携した研修機能の充実を図るとともに、市民や保護者が参加しやすい企画や活動を通して、意図的・計画的な学校支援者の人財発掘と育成を推進する。
  5. 各学園の組織体制や運営体制を改善し、学園運営や教育活動が、一層効果的かつ持続可能に運営できるシステムを構築する。そのために、平成17 年度に策定した小・中一貫教育校の開設に関する実施方策を見直し、全市展開したコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育のさらなる質的向上と地域のニーズを活かした学校運営の推進を図る。
  6. 「三鷹市立学校人財育成方針」の策定に取り組み、優れた指導力と教育者としての愛情あふれる教員の育成を推進する。そして、学園内、校内におけるOJTを推進し、若手教員と経験豊かな教員がともに学び合い、指導力の向上を目指す研修体制の強化を図る。

指標

  • コミュニティ・スクール委員会の学校運営への参画の活性化
  • 各コミュニティ・スクール委員会の広報活動の充実
  • コミュニティ・スクールの啓発のためのリーフレットの作成
  • 学校支援体制の整備と強化に向けた検討
  • 三鷹ネットワーク大学と連携した「学校支援者養成講座」の実施
  • 効果的かつ持続可能な学園システムの構築に向けた小・中一貫実施方策の見直し
  • これまでの実践と新学習指導要領を踏まえた小・中一貫実施方策の改訂
  • 学園・学校内における授業力及び組織貢献力等を向上させるためのOJTの推進

平成24 年度の取組状況

  • コミュニティ・スクール委員会では、学園評価を実施し、その結果を分析、公表することで、学校経営の透明化と地域ニーズを学校に結びつけることができた。
  • コミュニティ・スクールの啓発のためのリーフレットを作成・配布するとともに、文部科学省の委託事業である「学校運営支援等の推進事業」を活用し、コミュニティ・スクール委員会会長、学校長等をメンバーとして設置した「三鷹コミュニティ・スクール推進会議」において、コミュニティ・スクール委員会における広報活動の充実を図ったことで、学校支援ボランティアの参加数が、5,692 人増え、15,762 人となった。
  • 平成25 年度がコミュニティ・スクール委員会委員の改選期に当たるため、学校運営に参画するコミュニティ・スクール委員会の役割についての基本的な考え方や具体的な活動内容についての理解を深めることを目的とした「学校支援者養成講座」を開催した。
  • 三鷹市教育ビジョン2022の策定、学習指導要領の改訂を踏まえ、三鷹市における小・中一貫教育推進の新たな基本方針となる「三鷹市立学校小・中一貫教育の推進に係る実施方策」を平成24 年12 月に策定した。新実施方策に基づき、各学校が学園としての一体感のある教育課程を編成することで、学園運営の充実が図られた。
  • 平成25 年3月に、「三鷹市立学校人財育成方針」を策定し、三鷹市のコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校の教員として期待される役割や求められる能力、キャリア・パスを明示し、三鷹の教育にふさわしい教員像を明確にした。

平成24 年度の事業の評価(A~Cの3段階評価)

進捗状況に対する評価

A 計画通り(計画以上の進捗を含む。)

成果に対する評価

A 目標が達成できた

今後の取組・課題

 三鷹市教育ビジョン2022に基づき、平成24 年12 月に策定した「三鷹市立学校小・中一貫教育の推進に係る実施方策」を踏まえ、各学園の組織体制や運営体制を改善し、積極的な学園内の連携・指導交流の推進を図る。
 コミュニティ・スクールについては、地域ぐるみで学校を支援し、子どもたちを育む活動を推進するため、積極的な情報発信により市民の理解を深めるとともに、「三鷹コミュニティ・スクール推進会議」で、三鷹らしいコミュニティ・スクールの在り方を検討し、現在の学校支援体制の継続、発展を図る。

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