三鷹市教育ビジョン2022　（第2次改定）

三鷹市教育ビジョン2022（第2次改定）を策定しました

　令和2年3月に三鷹市教育ビジョン2022の第2次改定を行いました。この計画は、教育振興基本計画としての位置付けをもち、第4次三鷹市基本計画の第2次改定に合わせて見直しを行いました。
　また、本計画は三鷹市教育委員会が年度毎に策定する「基本方針と事業計画」の基礎となるものです。
　なお、計画の全文は、下記添付ファイルをご覧ください。

施策の方向性

　「コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の推進」を基本とし、その内容の一層の充実を図るとともに、地域をつなぐ拠点となる学校づくりを進め、学校を核としたコミュニティづくり（スクール・コミュニティの創造）を目指します。

目指す子ども像　「人間力」と「社会力」を兼ね備えた子どもの育成

　三鷹市では、社会の中で通用する「ヒューマンスキル」といえる、「人間力」と「社会力」を兼ね備えた子どもを育成することを目指した教育を推進することが必要であると考えています。
　なお、本計画において、「人間力」とは、基礎的な素養を身につけ、自立した一人の人間として考え判断し、豊かに力強く生きていくための総合的な力とし、「社会力」とは、社会とのかかわりをもち、社会の一員としての役割を果たしつつ、適切な人間関係を結び、生きていく力として定義しています。

目指す子ども像

• 自分を愛し、他人を愛し、三鷹を愛する人
• 確かな学力と健康でたくましい心身を備え、自ら学び続ける人
• 規範意識を備え、社会の一員として自ら責任のある行動がとれる人
• 自分の考えをもち、他者と豊かなコミュニケーションがとれる人
• 国際的な視野とチャレンジする心をもち、積極的に社会や地域に貢献できる人

計画期間

　平成23（2011）年度から令和4（2022）年度までの12年間とします。
　なお、第2次改定計画の対象期間は、令和元年度から令和4年度までとし、第4次三鷹市基本計画の改定時期と整合を図りながら、必要な見直しを行います。

計画の体系

　本計画では、5つの施策目標と、その目標を達成するための20の重点施策を掲げています。
　なお、施策目標と今後、4年間で重点的に推進する最重点施策は以下のとおりです。

目標1　地域とともに、協働する教育を進めます

• コミュニティ・スクールの機能の充実

目標2　小・中一貫した質の高い学校教育を推進します

• 小・中一貫教育の充実と発展

目標3　学校の経営力と教員の力量を高め、特色ある学校・学園づくりを進めます

• 学園長・校長の学校経営ビジョンに基づく特色ある学園・学校づくりの推進

目標4　安全で快適な、充実した教育環境を整えます

• 子どもの安全・安心の確保
• 防災都市づくりに向けた安全で快適な学校環境の整備

目標5　地域をつなぐ拠点となる学校をつくります

• 地域社会の拠点としての学校づくりの推進