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平成27年第7回教育委員会定例会会議録(4)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2015年11月18日 最終更新日:2015年11月19日

平成27年第7回教育委員会定例会会議録

日程第3 教育長報告

角田委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。教育長、お願いします。

高部教育長

 私のほうから、一般質問通告ということでお手元に配付してございますけれども、6月の市議会で教育長に対して質問されたものについて概略をご報告いたします。今回、19人中9人の方から、一般質問が教育長にございました。
 まず2番目、渥美典尚議員ですけれども、質問は樹木についてです。一番最後の(2)のイ、通学路における特別な指導ということで、具体的には通学路における樹木の繁茂への対応ということでございました。これは毎年度学校側が実態調査をしておりますので、繁茂については道路交通課を通じて、土地所有者等への要請を行って、改善を行っているというふうにお答えしました。
 次に、飛びまして8番目、大倉あき子議員です。質問は大きく二つありまして、一つは消費者教育ということで、インターネットの利用による消費者トラブルへの対応ということでございましたので、これは消費者活動センターとも連携しながら、現代的な課題に対応する実践力を身に着けるため、リーフレット等を活用しながら推進していくというふうにお答えしました。
 それから、大きな2番目の特別支援教室の展開ということですが、これは東京都がガイドラインで示しましたけれども、平成30年度までに情緒障がい等の通級指導学級を廃止して、全ての小学校に特別支援教室を設置するという構想についてでございます。これは既に先行して2市2区でモデル校が試行を行いましたので、その検証も踏まえながら、教員の巡回体制ですとか入退級判断の仕組み、あるいは学校での教室環境の整備等々、今、部内のプロジェクトチームで検討しておりますので、28年度以降、準備に向けて取り組んでいくというふうにお答えをしました。
 それから、次の9番目の寺井均議員です。一番最後の質問(4)の自転車の交通ルール・マナーの向上の取り組みについてということで、質問は、特に小学校で行っている自転車講習会への保護者の同伴ということでございました。小学校では全校で自転車講習会を行っておりますけれども、より多くの保護者に参加していただくよう、案内をしていくというふうにお答えしました。
 次に10番目、石原恒議員です。主な質問は、一番最後の社会教育会館の保育事業ということでございまして、新しい施設における生涯学習センターにおいても子育て中の市民の学習活動の支援を継続していくということで、保育事業は継続していきますというふうにお答えをしました。
 次に11番目の谷口敏也議員です。質問は四つございまして、一つ目は小・中学校における実践的な防災訓練・防災教育ということでございまして、これは自助・共助の視点からも主体的な判断を養うよう、実践的な防災教育を進めていくというふうにお答えしました。
 2点目が、スクールゾーンの指定や登下校の見守りということでございまして、これは道路管理者や交通管理者に協議しながら、学校・保護者・地域のご意見もいただきながら十分な安全確保を図っていきたいというふうにお答えしました。
 3点目は、道交法の改正を受けた自転車の乗り方、安全講習についての取り組み状況ということでございました。これは全小学校で、先ほど言いましたように講習会を実施していますし、中学校でも年間の計画の中でスケアード・ストレートなどを実施しながら、警視庁の最新のリーフレットを通して、年間指導計画の中で対応していくというふうにお答えをしました。
 それから、最後のスポーツグラウンドの確保ということで、屋外スポーツ施設が十分ではないわけですけれども、今後も東京都や大学、民間スポーツ施設の開放、借用拡大を要請していくというふうにお答えをしました。
 次に、飛びまして14番目、森徹議員です。主な中身は、2番目の道徳教育の教科化ということでございまして、ことし学習指導要領が改定されまして、今後の道徳教育をどうやって進めていくのかということでございますけれども、一層実践的で実社会とのつながりを意識した学習活動が展開されるよう、考え、議論し、問題解決型の学習を取り入れながら指導を充実していくというふうにお答えをしました。
 次に15番目の嶋崎英治議員です。2番目の特定規模電気事業者(PPS)の入札結果と効果ということでございますけれども、これは全ての小・中学校と教育センター、図書館に導入しておりまして、一定の経費節減の効果があったというふうにお答えをしました。
 次に16番目の野村羊子議員です。質問は(1)のウ、市民がつくる「市民財政白書」ということで、市民大学事業の中でより積極的な支援をということでございましたけれども、市民が主体的に市の財政について学習し、まとめていくということであれば、講師派遣などの支援をしていくというふうにお答えしました。
 そして、最後17番目、半田伸明議員でございます。2番目の主権者教育ということでございまして、これは公職選挙法の改正を受けて、選挙年齢が引き下げられたわけですけれども、中学校段階でも主権者教育を充実させるべきではないかというご質問でございました。現在、社会科、公民的分野の中でも政治的リテラシーなどを学んでおりますので、より主体的な参加意識、態度を土台にしながら、そういった実践的・体験的な学習についても検討していくというふうにお答えをしたところです。
 以上でございます。

角田委員長

 それでは、総務課お願いします。

秋山総務課長

 総務課の報告でございます。
 8ページ、9ページ、まず総務課、庶務係関係でございますけれども、8ページの行事実績につきましては、記載のとおりでございます。
 それから右側9ページ、7月2日から31日までの予定となりますけれども、7月17日金曜日に、三鷹市といたしまして第1回目となります総合教育会議を開催する予定としております。
 また、その下ですが、7月23日から30日の予定で平成26年度の決算監査が予定をされているところでございます。
 次、ページをおめくりいただきまして、10ページ、それから11ページ、教育センター及び施設係関係の行事と実績と予定となります。実績予定、とも記載のとおりでございますけれども、工事関係につきましては、本日、第七中学校の給食室床等改修工事の入札が行われまして、無事に落札をいたしましたので、こちら記載の工事につきましては、この後、夏休み中の工事に向けまして、全て準備を進めていくという状況となっているところでございます。
 総務課は以上でございます。

角田委員長

 続いて、学務課、お願いします。

高松学務課長

 学務課です。
 まず、12ページの実績等報告でございます。一番最後の行になります。7月1日、昨日ですけれども、本年度から学校給食調理業務の委託を開始いたしました第一小学校におきまして、第1回目の学校給食運営協議会を開催いたしました。この協議会ですけれども、委託校ごとに設置をしておりまして、学校また保護者の方、委託事業者、教育委員会の職員で構成しております。給食の試食も行いながら、1学期の給食の運営につきまして、給食もおいしくできており、順調に運営されているというご意見、ご評価をいただいたところでございます。
 次に、13ページの予定等報告です。上から2行目になります。7月6日から13日にかけまして本年度の学校給食の放射性物質検査を行います。前年と同様の方法となりますけれども、児童・生徒に提供した学校給食一色丸ごと検査機関に依頼して検査をするもので、1学期と2学期に分けて実施をいたします。1学期には全部で13校、残りの9校につきましては2学期に行う予定となっております。
 その他は記載のとおりでございます。学務課からは以上です。

角田委員長

 指導課、お願いします。

宮崎指導課長

 指導課長、宮崎です。指導課、14ページ、15ページになります。
 まず、14ページのほうですけれども、中学校の教科書採択にかかわるさまざまな会議が進んでいるところでございます。6月24日には第2回のコミュニティ・スクール連絡会を実施したところでございます。
 15ページのほうですけれども、本日、二つございまして、一つは東京都の学力向上を図るための調査がございました。各学校、適正に実施ができたという報告が来ているところでございます。
 その下ですけれども、教科書採択にかかる選定資料作成委員から、教育委員への皆様への報告及び協議会が行われたところでございます。
 そして、7月21日ですけれども、成績一覧表の予備調査委員会、いわゆる中学校の成績一覧表ということで、今回から、今年度の都立高校の入試から若干変わる部分がありますので、そこのところでより一層適切な評価というところが必要になってまいりますので、しっかりとやっていきたいところでございます。
 また23日ですけれども、いじめ問題対策協議会、昨年度末に、3月に1回実施しておりますけれども、本年度初めての実施ということになります。今回は各学校におけるいじめ対策についての情報提供を差し上げて、皆さんからご意見をいただくということが中心になろうかというふうに思っております。
 以上です。

角田委員長

 ありがとうございました。生涯学習課、お願いします。

古谷生涯学習課長

 生涯学習課は16ページ、17ページでございます。
 16ページの実績でございますが、21日に歴史・文化財連続講座、全3回の第1回目の玉川上水の講座を実施したものでございます。予定していた定員50名に対して当日の参加者89名ということで、結構関心があるというふうに受けとめました。きょう、お手元にお配りしていますが、文化財の1年間を通じた講座のリーフレットを今年度つくってみましたので、ご参考にごらんください。
 また、17ページの予定でございます。7月5日、今度の日曜日でございますけれども、第43回三鷹市市民コンサート、芸術文化センターのほうで実施する予定でございます。お手元にもチラシをお配りしております。サン・サーンスやブラームスの作品をソリストを迎えて演奏するという内容となっております。
 また、7日からは家庭教育学級が、今年度の第1回目がスタートいたします。夏休み前ということで、あまり数はないのですけれども、まずは二小と中原小がスタートいたします。
 また、9日には公立学校PTA連合会の学園訪問ということで、今年度は連雀学園南浦小と一中のほうに行くということで進める予定でございます。
 生涯学習課からは以上でございます。

角田委員長

 ありがとうございました。続きまして、スポーツ振興課、総合スポーツセンター、お願いします。

高階生涯学習担当部長

 まず、実績でございますけれども、18ページでございます。大きなイベントが今後予定されておりまして、実行委員会が三つございました。6月1日が、10月11日に予定しておりますスポーツフェスティバルの実行委員会立ち上げでございました。それから2日が、これは2回目になりますが、わんぱくサッカーフェスティバルの実行委員会、これは今度の日曜日、7月5日に予定しているものでございます。それから6月18日、これは11月22日に予定しております市民駅伝大会の実行委員会が行われました。
 6月20日と21日に市民ハイキング、川上村に泊まりがけで行ってまいりました。24名、平均年齢が70歳を超える方々の参加で実施をしておりました。
 それから、19ページで今後の予定でございますけれども、先ほど申し上げました7月5日にみたかわんぱくサッカーフェスティバルがございます。味の素スタジアムのほうで実施をするものでございまして、サッカークリニック、ミニサッカーゲームなど、100名近い小・中学生の参加で実施をするところでございます。
 それから、7月11日でございますが、スポーツ推進委員協議会、3市のスポーツ委員の交流会がございまして、これは三鷹市と武蔵野市と調布市の交流会でございまして、武蔵野市のほうで開催される予定でございます。
 それから12日でございますが、「東大の馬に会おう!三鷹愛馬の日」ということで、東大馬術部、それからNPO法人のみんなのみたかのご協力を得て開催をするところでございまして、募集10家族のところへ14家族、50人ほど申込みがあるということで、今後人数について精査をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 私からは以上です。

角田委員長

 ありがとうございました。社会教育会館、お願いします。

新名社会教育会館長

 社会教育会館は20ページ、21ページでございます。
 実績につきましては、20ページ記載のとおりでございます。
 予定でございます。21ページの一番目、7月3日金曜日、市民大学総合コース分野検討委員会を開催いたします。これは来年度の市民大学総合コースの学習分野を、公募市民の方にお集まりいただきまして検討するものでございまして、その委員の皆さんのご提案をもとに、委員間でご協議をいただき、その結果を踏まえまして、会館のほうで分野、テーマを決定させていただくという取り組みでございます。
 ほかの予定につきましては、記載のとおりでございます。以上です。

角田委員長

 ありがとうございました。次、図書館、お願いします。

宇山図書館担当部長

 図書館担当部長の宇山です。22ページと23ページになります。
 実績ですけれども、6月18日に図書館協議会がございまして、これは17期、2年間やってきました協議会の最終回ということで提言をいただきました。これについて後ほどご紹介いたします。
 それから30日には、「三鷹図書館サポーター」に興味のある方に説明会ということで、ことし2年目になる三鷹図書館のサポーターにつきまして、説明会を開催しましたところ、約30人の方がお見えになりまして、7月が体験期間ということになっておりますので、今、いろいろなことに参加をされているという状況です。
 23ページ、予定ですけれども、7月16日に図書館協議会がございまして、新しい委員の方へ委嘱を行うという予定になっております。
 それでは、別紙になっております図書館協議会の17期提言についても若干ご説明をさせていただきます。17期の委員は大変活発に議論を重ねまして、特に平成26年度は50周年ということもありまして、50周年の事業にもいろいろ、事業自体にも提案していただきましたし、実際に図書館フェスタや図書館未来会議などにも自発的に参加をしてくださった中で、協議を重ねて、「三鷹市立図書館が目指す姿とその道筋-基本的運営方針の策定にむけて-」というご提案をいただきました。
 1ページ目、「はじめに」の一番下のほうですけれども、図書館がこれから目指す姿の全体像をみずから決め、そこに至る道筋を基本的運営方針として作成することが必要であるということが全体の提案の内容になっています。
 2ページを見ていただきまして、下のほうに引用部分があるのですけれども、これは図書館法で文部科学大臣が定めることになっております図書館の設置及び運営上の望ましい基準というものです。この中で図書館は基本的な運営の方針を定めて、それに基づく事業計画あるいは点検・評価を行うということが望ましいというようなことがその中に書かれているわけですけれども、三鷹市立図書館ではまだこういう取り組みはできていないということで、近隣の市区でも定められているところが多々出てきていますので、長期的な視野や運営に関する情報の公開ということも考えて、こうしたものを作成すべきであるという内容になっております。
 3ページの下のほうになりますけれども、市の計画や個別計画ですと、どうしてもトピック的な事業、新規事業等を中心にしたものが定められていますので、もう少し日常的な全体を包含する基本的運営方針を定めて、そしてその評価の仕方についても、定性的な質的な変化の評価も加えながら評価していくことが望ましいと考えるというふうに書かれています。
 そして4ページ以降は、図書館協議会の委員が2年間を通じて協議していく中で、これからの図書館の進むべき方向というのはこういうものではないかというようなことを協議されて、最後のほうは本当に熟議のような形でワークショップ形式で討論しながら、4本の柱でまとめていったものです。これは、4ページ上にありますように、方針の策定の参考にするためにということで提案をされているものです。
 四つの柱で特徴的なところでは、(2)の市民の自己学習・教育を支援する三鷹市立図書館、全ての人に読書環境の提供をというようなことで、特に情報リテラシーですとか情報バリアフリー化を一層進める、そして利用困難者に対応するサービスということがこれからは重要であるということで、特に子どもの貧困の連鎖防止などのためにも、子どもの読書活動の推進というのをそういう目で見直す必要があるというようなこと、あるいはアウトリーチの重要性というようなことについても触れられています。
 それから、6ページの(4)では、図書館未来会議などで特に活動空間としての図書館ということ、カフェをつくってほしいというような、そういう市民のニーズというものが強く出されましたので、そういうことについても盛り込んで提言が出されたところです。
 こうした提言もされましたので、図書館としても今後、この基本方針の策定に向けて取り組んでいきたいというふうに考えているところです。以上です。

角田委員長

 ありがとうございました。
 以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。
 それでは、日程第3 教育長報告を終わります。
 では、以上をもちまして、平成27年第7回教育委員会定例会を閉会いたします。長時間お疲れさまでございました。

午後 7時24分 閉会

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