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平成25年第11回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年3月13日 最終更新日:2014年3月13日

平成25年第11回教育委員会定例会会議録

日程第5 教育長報告

古谷生涯学習課長

 生涯学習課、30ページ、31ページをお開きください。
 まず、30ページ、実績でございます。10月27日、第60回三鷹市市民文化祭開会式が開催されております。
 31ページの予定をごらんください。11月1日、本日、公立学校PTA連合会中学校部会、先ほどまでやっておりました。それに教育長初め私も参加してきたところでございます。
 また、明日、11月2日から4日にかけまして、水車の特別公開を実施する予定でございます。特に精米・製粉作業を公開する予定でございます。
 一番下をごらんください。11月29日から12月1日にかけて、三鷹市市民文化祭60周年・芸術文化協会40周年ということで、記念の周年事業を実施する予定でございます。約1カ月強かけた最後の日ということですけれども、12月1日には矢吹町とたつの市をお招きして記念公演等を実施する予定でございます。また、祝賀会等につきましては、別途教育委員さんにもお知らせしているところでございます。
 生涯学習課からは以上でございます。

中森スポーツ振興課長

 32ページ、33ページをごらんください。
 先に33ページ、11月24日、最終日になりますが、第22回三鷹市民駅伝大会が開催されます。これに伴って、10月には参加申し込みを受け付け、走路員の説明会等を行ったということがございます。
 この駅伝大会につきましては、出場は200チームでございますが、申し込みは237チームございました。最終的に招待が矢吹町から5チーム、そのほか一般男子が125チーム、一般女子が30チーム、シニアが10チーム、中学生の部が30チームという形での200チームの参加になるということでございます。当日、午前9時スタートになりますが、よろしくお願いいたします。
 つきましては、終了後、中学生の部におきましては、教育委員さんに賞状、市長から楯の贈呈等もお願いすることになっておりますので、追ってご協議させていただきたいと思っております。
 続きまして、33ページにお戻りください。11月8日、スポーツ推進審議会がございます。こちらはスポーツ推進計画2022の素案の修正の確認を審議委員の皆様にしていただくということがございます。
 スポーツ振興課は以上でございます。

向井総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長

 私からは資料に記載はございませんけれども、1点、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の整備に関連した報告をさせていただきます。
 前回の教育委員会におきまして、この防災公園に関連した工事の業者、主要な工事は鹿島建設に決定した旨のご報告をさせていただきましたが、その後、工事に係る各種手続等が行われまして、先月、10月21日の月曜日から工事に着手したところでございます。現在は準備工事に入っておりまして、敷地の整地工事や搬出入用のゲートの設置、さらに敷地の北西部分に現場の事務所を建設しているところであります。11月の半ばからはいよいよ具体的な整備工事に着手いたしまして、年末12月頃より掘削、土を掘る工事を開始する予定でございます。
 今後も節目節目で工事の進捗状況につきましては報告をさせていただきたいと思います。

荒川国体推進室長

 国体推進室の関係でございます。34、35ページになります。
 9月28日に開幕いたしましたスポーツ祭東京2013でございますけれども、10月8日に国体総合閉会式、12日に全国障害者スポーツ大会開会式、14日には同じく閉会式が、いずれも味の素スタジアムで行われ、17日間の会期を終えたところでございます。
 三鷹市におきましても、デモンストレーションスポーツを含めて5競技を無事開催することができました。競技結果につきまして、別の資料にまとめておりますので、そちらのほうをごらんいただけますでしょうか。A4縦4ページのものでございます。
 全体の総合成績でございます。国体の男女総合、また女子総合がございまして、1位のチームに天皇杯、皇后杯が授与されるというものでございますけれども、これはいずれも開催地の東京都が第1位となっております。
 それから、障害者スポーツ大会については、総合の表彰はございませんが、個人競技の選手のメダル数がございます。こちらにつきましても、東京都の選手の獲得数が一番多かったというような結果になってございます。
 それから、三鷹の開催競技でございます。サッカー、ソフトボール、アーチェリー、パドルテニス、障害者のアーチェリーについて、成績、参加者数等をまとめてございますので、後ほどごらんいただければと思います。
 参加者数につきましては、全体で約1万3,000人程度となっておりまして、当初予定していたよりも多くの方々にごらんいただけたのかなというふうに考えてございます。
 それから、一番最後のページをごらんいただきたいと思います。第7その他の1に学校観戦の実施がございますけれども、学校観戦、3日間で小学校10校、中学校4校、合計2,830人の児童・生徒に観戦いただきまして、各選手に応援を送っていただいたところでございます。
 それから、シャトルバス、売店につきましては、記載のとおりでございます。
 最後になりますけれども、障害者スポーツ大会につきまして、高円宮妃殿下、また典子殿下のお二方がお成りになりまして、選手の皆さんにご声援を送られるとともに、競技についてかなり真剣にごらんいただいたところでございます。
 私からの報告は以上でございます。

新名社会教育会館長

 社会教育会館は36ページ及び37ページでございます。
 実績については、記載のとおりということでございます。
 行事予定につきましても記載のとおりなのですが、1点、11月11日に公民館運営審議会で視察を行うということになりまして、江戸川区の江戸川人生総合大学というところでございますが、こちらは区営の生涯学習施設ということなのですが、幾つかの先進的な取り組みをされているということで、ここで委員の皆様ともども学んでいこうということでございます。
 社会教育会館は以上でございます。

宇山三鷹図書館長

 図書館は38、39ページです。
 まず、実績ですが、10月27日から11月9日まで、読書週間が行われております。中高生におススメ!POP大賞というものを夏に募集をしましたが、その受賞作品と本を併せて展示するというようなことをやっております。
 それから、10月は、11月に開館が迫った南部図書館の準備ということで、佳境に入っておりましたが、什器、機器等、搬入もほぼ完了して、大体の準備が整いつつあるというところです。
 予定ですけれども、11月23日、土曜日が南部図書館の開館記念式典となります。委員の皆様もぜひ式典にご参加をよろしくお願いいたします。
 先ほどご紹介しました愛称名についてご報告いたしますと、ことしの7月から8月にかけて公募をしたのですけれども、全国100人以上の方から応募がございました。その中から、先ほどの「みんなみ」を愛称名に決めたわけですが、これは「南」と「みんなで見る」を重ね合わせて、ひらがなで「みんなみ」という愛称名ということで、「南部図書館みんなみ」というような使い方になります。
 それから、併せて、特別賞を出すということになりまして、キャラクターをつくるということで、「なんと君」、南部図書館の「なんと」と、新しいことを知る喜びとか驚きをあらわすということで、「なんと君」というキャラクターの名前を設けました。
 それから、もう1つ、南部図書館の象徴的な部分にもなっているテラスがございますが、そちらのほうに「学びテラス」という名前をつけさせてもらうというようなことになっております。
 採用された方たちは、記念式典で表彰を予定しております。そのほか、現在、120人ほどの大勢のサポーターの方が開館に向けて準備に協力してくださっていて、テラスの花壇の植えつけですとか、おもてなし用のクッキーを焼いたりとか、近所へのチラシをポスティングするというような、さまざまなことに携わっていただくということになっております。
 そのほか、開館から翌年3月ぐらいまでにかけて、オープニングイベントをさまざまに予定しているところです。以上です。

貝ノ瀬委員長

 以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いします。

岡委員

 まず、スポーツ祭東京を無事終了、お疲れさまでした。ありがとうございました。
 次に、先ほど教育長から報告があった10月8日の三鷹台の事件に関してのことですけれども、対応の流れはわかりました。私も市からの安全安心メールの配信を受けていまして、あの件に関して2回、配信がありました。まず1回目は事件が起きた概要で、2回目は容疑者の身柄が確保されましたということで、どちらも情報は三鷹警察署によるというようなことが書かれていました。ただ、この定例会でもお話しさせていただいたこともありますけれども、今までこういう不審者の事件など、何か起きるたびに警察からの情報はなかなか来ないですよね、聞かないと教えてもらえないですよね、それなので対応が遅れますよねという話をしてきましたけれども、今回は警察からの情報というのはどういう形で入ってきたのでしょうか。問い合わせて情報を得られたのか、それとも向こうから情報提供があったのか、どういう流れで警察との連絡というのはあったのですか。

高部教育長

 安全安心課のほうでもいろいろな情報が事前に入ってきますから、それを受けて問い合わせは何回かしているわけですね。ですから、もともとこういう緊急時は相互に情報を共有しましょうという協定を結んでいますので、どちらかが働きかけて情報が伝わったと思われますが、今回の2回の配信についてこちらからコンタクトしたのか、警察から連絡が来たのかは、そこはちょっとまだ確認していませんけれども、三鷹市は独自で調査機能を持っていませんから、確たる情報源というのは警察の発表した情報で、それを素早く流すということです。
 ですから、今回についても、できるだけとっかかりの三鷹警察署と三鷹市の情報共有を素早くやりましょうということを確認しました。いずれにしても警察から情報が伝わるまで1時間ぐらいかかってしまいましたので、そこが遅れてしまうと、安全安心メールに登録されている一般市民の方にもまた遅れてしまいますので、そこは反省点の1つだと思っています。

貝ノ瀬委員長

 連絡を取ったのはどっちかわからないということですね。

岡委員

 自分の経験からお話ししますけれども、安全安心メールよりも先に、報道やほかの情報を耳にされた方が多いのですね。私の子どもが通っている学校からのメールも、その間にも入ってきますので、安全安心メールできちんとした情報が入る前に、混乱した人が随分いるみたいです。
 本当に身近で起きた事件ですし、通学路にもかかわってくるし、教育長もおっしゃったように、初めは通り魔かもしれないということもありますし、何度もお願いしていることですけれども、とにかく警察には、個々の子どもたちの安全にかかわることですから、本当に迅速に情報をいただきたいですね。それも、今までもお願いしていると思いますし、協定を締結もしているということなので、今回は本当に痛ましい事件で、被害者の方にはご冥福をお祈りするしかないですが、これを機に本当に強く申し入れをしていただいて、今まで以上に迅速な対応を三鷹警察署にもお願いしたいと思います。

高部教育長

 岡委員がおっしゃるように、正確な情報をいかに早く出すかですよね。情報はいろいろ飛び交うので、それがまたひとり歩きすると、不安、パニック状態になりますから、何層にも、トップのホットラインもそうですし、部長レベル、課長レベル、そういったものを重ね合いながら、漏れがないようにしていきたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 では、よろしくお願いします。ほかにいかがですか。

河野委員

 三鷹台の事件に関連して私のほうで思いましたのは、特に中学生ぐらいの生徒がフェイスブックなどいろいろなものとどうやってつき合っていくかということです。これは非常に難しいなと思いまして、フェイスブックを使うことによる危険性とか、今回のような犯罪に巻き込まれることとか、殺害とかそういう極端なことにならなくても、いろいろなトラブルに巻き込まれるということは、私も仕事柄いろいろ耳にするものですから、非常に危惧をしているのですね。自分の個人情報をインターネットで流すことについて、非常に危機感が少ないのではないかなと思っていまして、そこのところの教育については三鷹のほうで現状はどういうふうに取り組まれているのか、今後どういうふうに取り組まれる予定なのかをお伺いします。

川崎指導課長

 三鷹市のほうでは、これまでもセーフティー教室等はもちろんですけれども、三鷹の小・中一貫カリキュラムの中にICT教育というものがありまして、その中に情報モラル教育についての小学校1年生から中学3年生までの系統的なプログラムはあるのですね。ただ、いつも今日的な課題で向かい合っていかなければならないと思っております。各学校も、フェイスブックにしてもラインにしても、子どもたちのさまざまな課題というものを非常に重く受けとめておりますので、このような危険があるということを、情報企業の社会貢献の一つである出前授業を活用するなど、既にいろいろと取り組んでいます。併せて保護者のほうにも啓発は進めているところですけれども、今後、かなり力を入れて進めていかなければならない部分かと思っております。

河野委員

 中学生ではちょっと遅過ぎるのかもしれませんね。私たちが認識しているよりも、現実社会はもっと早く進んでいますし、実際にどういうトラブルがあるかについても、具体的な例として少なくとも小学校の高学年か、もうちょっと下ですかね、中学年ぐらいからある程度教えていかないと、自分の情報を流してしまうと、それを回収するということは現実的には非常に難しいことですので、そういうトラブルに巻き込まれる前の段階の教育というのはやはり大事なのではないかなと思うのですね。だから、今の対象者が遅れていないのか、例えば中学ぐらいになってからとか、そういうことでいいのかどうかも含めて、市のほうで見直しをする必要があるのではないかなと私個人としては思っています。

貝ノ瀬委員長

 現状として小学校はICT教育関係で情報モラルの指導とか、そういうことはしていないのですか。

川崎指導課長

 9年間のカリキュラム表がありまして、その中で、要するにどういうふうに個人情報を扱っていくのかとか、あるいはどのようなサイトに行くことが危険なのかとか、さまざまな、情報機器にかかわってどのような危険性があるのか、どのような形で対応していかなければならないのかというあたりを、発達段階に応じての指導ですけれども、9年間のスパンの中で進めております。
 ただ、ご指摘のように次々と新たな情報機器やツールが登場し、さまざまな問題が生じておりますので、今日的な課題にいつも視点を向けていかなければいけないと思います。つまり、ICT教育のカリキュラムをつくったときには、まだフェイスブックやラインといったものは全くなかった状態だったので、今日的なところも必ず視野に入れながら改良、改良という形で学校のほうで進めていかなければならないと思っております。

岡委員

 学校でセーフティー教室もありますよね。その中でそういうICT関係の危険性に対するお話をされる割合は随分増えてきていると思うのです。ただ、そういう公的なところでの情報提供と、それから例えば民間の情報分野にかかわっていらっしゃる方が講演でしてくださるお話では、随分差があるのですよね。公的なところで話をするというのは、少し前の話になりがちというか、提供する機材や、見せる映像も、ちょっと前のものになりがちです。民間の関係者のお話というのは今の今の話なので、実際にかかわっていらっしゃる方のお話を聞くと、ついていけないぐらいの新しい話、そういうひどいことになっているんだというショックを受けるような話も多々ありますよね。学校の対応は、後手後手に回りがちですが、進化していくものについていかなければいけないので、そこを対応されるのも随分難しいと思います。

川崎指導課長

 学校も結構アンテナは広げていて、NTTの担当の方に直接来てもらって、お話いただく場を設けるといった取り組みも行っています。

岡委員

 それはセーフティー教室とはまた別に、授業の中で行っているのですか。

川崎指導課長

 別個です。セーフティー教室だと年1回なので、それとは別個に、学年単位で集めて、NTTやグリーといった企業の方に、社会貢献の一環として、こういう危険性があるんだということを、子どもたちに話をしていただいているということもありますので、そういった機会をきちんと捉えていくことは必要かと思います。

岡委員

 お話を聞いた方が、聞いた人だけで納得するのではなくて、保護者や子どもたちに、こういうことで怖いんだということを情報提供する場というものがないといけないですね。子どもたちにダイレクトに話をしてもらうのが一番ですね。あとは保護者ですね。

貝ノ瀬委員長

 とにかくさように、今さまざまなツールによって外につながる、そのことによるリスキーな場面が非常に多くなっています。低学年からの指導が必要だということは教育委員は一致していると思うので、さらなる努力をしてもらいたいということと、同時に、これは生涯学習のほうですけど、親です。子どもが自分で情報機器を買えるわけではないですから、親が買って与えているわけですから、そこのところについて、さらなる強い警告と啓発が必要になってくると思うのですね。ですから、PTAの活動なり、いろいろな大人の集まりの中で、河野委員がおっしゃるように怖さというものを親のほうもちゃんと認識して、それなりのガードもできるものがあるわけなので、そういうことも含めて親のほうもさらなる努力をしてもらうということが必要になってくる。だから、子どもと大人と、両方必要になりますよね。

古谷生涯学習課

 生涯学習課では、家庭教育学級等を通じまして、親に対する啓発を進めていきたいと思っております。地域SNSを利用しました「かきしぶ」という事業をやっておりますが、その講座の中で、11月21日に「スマホと子どもの付き合い方」ということで講座を予定しております。講師の方は三鷹署の生活安全課の方にお願いする予定になっております。

高部教育長

 きょう開かれているPTAの中学校の連絡会の中の分科会のテーマも、まさにそこだったのですね。だから、保護者の関心も高いので、多層な機会を提供して、情報提供をして一緒に考えて対応してもらわないと、学校教育の中だけではなかなかコントロールできないわけですから、共にやっていく必要はありますね。

貝ノ瀬委員長

 あと、保護者会で先生方にぜひお伝えしてもらいたいです。今回はたまたま被害者が三鷹の小・中学校、公立学校の卒業生ではなかったけれども、誰がそういうことに巻き込まれるかわかりませんので、とにかく十分注意してまいりましょうね。
 ほかにどうですか。
 では、日程第5 教育長報告を終わります。
 委員の皆様にお諮りいたします。
 日程第6 議案第34号 については人事案件のため、秘密会で審議したいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 ご異議なしと認めます。よって、秘密会を開くことに決定いたしました。
 この際、議事の都合により、しばらく休憩いたします。

午後 5時27分 定例会休憩
午後 5時31分 秘密会開会
午後 5時32分 秘密会閉会
午後 5時32分 定例会再開

貝ノ瀬委員長

 以上をもちまして平成25年第11回教育委員会定例会を閉会いたします。

午後 5時32分 閉会

このページの作成・発信部署

教育委員会 総務課 総務係
〒181-8505 東京都三鷹市下連雀九丁目11番7号
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