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平成24年第1回教育委員会定例会会議録(4)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年5月28日 最終更新日:2012年5月29日

平成24年第1回教育委員会定例会

日程第3 教育長報告

久保田生涯学習課長

 生涯学習課です。13ページ、14ページになります。まず、13ページ、行事実績でございますけれども、先ほど、教育長の説明にもございましたとおり、1月9日、成人を祝福するつどいでございますが、今年は芸術文化センターで、会場が2つに分かれてしまったということで、一体感という点では、やはりかなり例年とは違ったのですけれども、大きなトラブルや事故もなかったので、その点はよかったと考えております。当日の成人該当者は1,890人いまして、参加者が約900人。参加率は47.5%という数字でございました。
 1月10日、次の日ですけれども、武蔵野プレイスに社会教育委員会議で視察をいたしました。新しい図書館機能を持った生涯学習施設というイメージで、これからの図書館はあのような形で、今後進んでいくのかという、また斬新な形の施設だったので、皆さんもぜひ見ていただければと考えております。
 続きまして14ページ、行事予定ですけれども、1月19日、午前中にPTAと教育委員の皆さんとの間で懇談会が行われますが、午後に、PTA連合会で研修会を開く予定でございまして、内容は「3.11から学ぶ、災害時に備える勉強会」で、研修会を開く予定でいます。当日は、指導課、総務課、防災課の課長に出席していただいて、3.11のときの学校の対応や市の対応などについて、お話をしていただく予定でございます。最後ですけれども1月27日、生涯学習計画推進会議が教育センターで開かれますが、生涯学習プランを策定するための庁内会議でございまして、企画、福祉、教育、生活環境の、それぞれの各生涯学習に関する事業を持った、担当課長が出席しまして、庁内で一応、生涯学習プランについての検討を重ねる会議でございます。
 生涯学習課は以上でございます。

岡崎スポーツ振興課長

 スポーツ振興課、15ページ、16ページでございます。
 まず15ページ、行事実績報告ですが、こちらは記載のとおりでございます。
 16ページ、行事予定ですが、1月20日、金曜日、第20回三鷹市民駅伝大会の第3回の実行委員会。昨年11月27日に行われました、駅伝大会の反省会として行うものでございます。翌日21日、土曜日、第13回小学生ソフトバレーボール交流大会代表者会議。引き続き、指導者講習会を行います。来月2月12日になりますが、この大会を行いますので、事前の打ち合わせ会として行うものでございます。
 私からは以上でございます。

荒川国体推進室長

 国体の関係でございます。
 右側16ページの一番下、1月25日に第3回総務広報専門委員会を開催いたします。今回の専門委員会では、部門別基本計画をさらに詳細にした、各種要項、要領をご審議いただきます。ほかに予算委員会がございますけれども、こちらについても2月以降に委員会を開催していく予定です。その後4月ごろ、実行委員会の総会を開催する予定でございますので、そちらで決定になります。
 このほか情報提供でございますけれども、別紙でお配りしています、カラーコピーの資料をごらんください。スポーツ祭東京のPRについて、マスコットキャラクターのゆりーとの活用の中心を行っているところですけれども、今回はマスコットダンスとして、「ゆりーとダンス ニッコリ・ファイト!」が作成されました。子どもたちに人気の「マル・マル・モリ・モリ!」などの振りつけを行っている濱田Peco美和子さんという方が、作詞、作曲、振りつけをしております。またイメージビデオでは、4歳から6歳の子どもたちから成るゆりーとキッズが、ゆりーととともに歌って、踊っております。三鷹市でも、今後このゆりーとダンスを活用した、スポーツ祭のPRを進めていきたいと考えております。なお今年度については、2月19日の青梅マラソン、26日東京マラソンで、ゆりーとと、ゆりーとキッズがダンスを行うということです。このほか、東京都の実行委員会のホームページでもイメージビデオが見られますので、もしお時間がありましたらごらんいただければと思います。
 国体の関係は以上です。

古谷社会教育会館長

 社会教育会館、17ページ、18ページでございます。
 まずは17ページ、実績でございますけれども、昨年、12月3日、4日と社会教育会館のつどい、年1回のお祭りでございますけれども、実施したところでございます。来館者、5,643人ということで、ご報告させていただきます。また、5日から市民講師エントリー講座で、市民の方が今まで個人的に培ってきたいろいろな能力を、講師として発揮していただこうという講座を実施したところでございます。また、ボランティア講座で学んだ市民の方が、学校で生徒さんたちに教えていただく仕掛けの青少年体験学習講座・学校連携で、折り紙講座を実施したところでございます。また最後、26日でございますけれども、公民館運営審議会定例会で生涯学習プランの報告をさせていただきました。また、昨年12月20日なのですけれども、社会教育会館の施設内に下連雀図書館がございますけれども、そちらで80歳の男性が突然倒れまして、心肺停止状態という状況がございました。その中で、職員のほうでAEDと心臓マッサージを施しまして、人命救助につながったことがございまして、仕事納めの12月28日に三鷹消防署におきまして、消防総監から社会教育会館と下連雀図書館に対しまして、表彰状をいただきましたという報告がございました。実績については以上でございます。
 18ページ、行事の予定でございますが、今日、1月13日から市民大学コースのそれぞれの年間コース3期ということで、スタートしております。
 社会教育会館は以上でございます。

大島三鷹図書館長

 図書館でございます。19ページ、20ページでございます。
 19ページの実績等報告でございますが、下3分の1ぐらいに、1月4日、「おめでとう88歳 文も絵も 神沢利子展」がございますが、お手元にピンク色のものがあると思うのですけれども、これにつきましては、後ほど担当からご説明させていただきます。
 20ージに移らせていただいて予定報告ですが、1月26日、図書館協議会の視察で、先ほど教育長からもお話がありました武蔵野プレイスに、我々も行ってくるということでございます。この後、南部図書館の基本プランについてご報告申し上げますけれども、発想的には今の図書館を突き詰めていくと、ちょうど武蔵野プレイスのような形になってくるのです。あれほど大きくはありません。武蔵野プレイスは1万平米ありまして、今度できる南部図書館は750平米ですから、でもミニ版ということで、これから担当からご説明させていただきたいと思います。
 以上です。

宇山三鷹図書館南部図書館(仮称)開設準備担当課長

 まず神沢利子展ですけれども、1月4日から2月26日までの会期ということで、三鷹図書館の2階にある展示コーナーで行っております。「文も絵も 神沢利子展」となっていますが、神沢利子さんはもともと文章の作家でいらっしゃるのですけれども、『くまの子ウーフ』など、教科書でも長いこと取り上げられている本を書かれている方ですが、ご自分でも絵をときどきかかれていたり、自分の絵で出版されている本もあったり、今もいろいろ絵をかいていらっしゃるということで、88歳を迎えられるお祝いもあって、『TOSHIKOらくがき帳』という、今までの絵をまとめた本をこのほど出版され、そのときの絵を中心に、今回、展示をさせていただいています。
 お手元のものは、その出品目録のような、会場で見ていただくものになっていますけれども、2ページ目のところに、開いたところに写真もございます。2階の展示コーナー、あるいは階段のところに神沢さんの言葉をつけたり、児童のテーマ図書を神沢利子さんの本ということで、今回、設定していますので、児童のコーナーも一緒に合わさった形で行っています。下連雀、東部、西部、三鷹駅前の図書館でも、児童コーナーに神沢さんの本を置き、あるいは言葉の展示はそちらでもやる形で、全体としての取り組みになっています。出品されているのは、『くまの子ウーフ』の手書きの原稿、あるいは作品の構想メモ、自分のスケッチブックなど、いろいろ描いたものや、今まで雑誌掲載されたイラストの原画などもあります。そんな形で、あとオリジナル、今回初めて出るものや、今回の展示のために描いてくださったものなどもありますので、ぜひ一度ごらんいただければと思います。
 続きまして基本プランですが、南部図書館の基本プランは2月5日から25日まで、パブリックコメントをする予定でおりまして、これはそのときに公表するものですが、まだ案の段階で、若干の手直しがある可能性もあります。内容について少しだけ説明をさせていただきますが、乳幼児から高齢者までに親しまれるような、市民のいろいろ知的な探求や創造的な活動を支える情報拠点を目指して、整備をしていきたいと考えているものです。
 2ページ目に建物内の施設構成がありますけれども、1階の約660平米が主に市民の方に利用していただく図書館のフロアになります。2階に若干、保存庫や事務スペースの部分がありまして、同じく2階にアジア・アフリカ図書館が入ることになっています。こちらとの協働が、大きな特色になる図書館になります。
 3ページ目から基本コンセプトで、3つの柱で整備をしていこうと考えております。1つはアジア・アフリカ文化財団との協働で、蔵書の収集に当たってもいろいろな協力をしていただいたり、一緒に催し物や事業をやったり、アジア・アフリカ図書館の貯蔵している郭沫若文庫をはじめとする貴重な資料を、1階の展示コーナーで市民向けにも公開させてもらいながら、特色ある活動をしていくことが1つの大きな柱になります。
 2番目としては、本来の図書館としての、あるいはこれからの生涯学習機能を持った施設としての、地域の多様なニーズにこたえる情報拠点としての図書館という部分です。この中では、アジア・アフリカ語学院の教室の活用も考えていこうとしています。
 3番目に、魅力ある場所としての図書館とありますけれども、これもほんとうに、すべての世代がゆったりと過ごしていただけるような空間づくりを考えていますし、またそういうコミュニケーションの場にもなるような、くつろげるスペースということも考えていきたいと思っています。
 5ページ真ん中辺に規模がありますけれども、収容冊数としては7万冊ぐらい。閲覧の席も90席程度で、かなり滞在型の、じっくり本を読んでいただけるようなスペースを確保した施設を考えています。
 次の、資料の収集方針や運営に関することも掲げながら、8ページから施設整備の考え方と、全体のゾーニング、レイアウトなどについて説明をしております。ここについて、先月もご説明をいたしました、市民会議からの提言のレイアウト案をほぼそのままの形で、基本コンセプトを具体化して、あるいは課題の解決を図るという意味で、レイアウトを考えております。最終ページの図は、提言のときの図がそのままになっておりまして、実際のパブリックコメントのときは、もう少しこれをわかりやすく簡略化したものをつけて公表することを考えております。パブリックコメントを2月25日までして、3月中にはプランとしての確定をしていきたいと考えております。
 以上です。

秋山委員長

 報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

岡委員

 9ページ、学務課の報告なのですけれども、この結核対策委員会は、どういうことをやる委員会なのでしょうか。

内野学務課長

 毎年行っておりますけれども、学校のお子さんの定期の健康診断で、レントゲン撮影をしまして、それを医師会に委託しておりまして、疑わしい子について、専門的な要素がありますので、武蔵野市と一緒になって、またさらに、もう1回判定するような、この子はもう一度、接種が必要だろうかという判定をするようなところなのです。また、海外の蔓延国から帰国していらした方なども、そういうものに当てはまるような方をそこの専門の先生方で、もう一回見立てをしてもらうという年4回、6月ごろが定期健康診断をしますので、そちらで3回ぐらい集中的にやっております。今回開いたのは、また来年度などの方向を決めるということで、そんな話し合いを毎年やっている会議になります。

岡委員

 結核だけなのですか。

内野学務課長

 結核だけのためのものです。

秋山委員長

 ほかにありませんか。

鈴木委員

 南部図書館のパブリックコメントは、大切なことだと思うのですが、基本プランがここに少し出ていて、案となっていますけれども、パブリックコメントで何を聞き、何を目的にということがありますか。

宇山三鷹図書館南部図書館(仮称)開設準備担当課長

 この案に対して、いろいろなご要望、具体的にもっと冊数があったほうがいいということを含めた、いろいろなご意見をいただくということでございます。

鈴木委員

 三鷹市立の図書館全体の貸し出し冊数は年間170万冊、入館者数は約100万人ということで、やはりすごく機能的に図書館は利用されていると思うのですが、ここで貸し出し冊数40%増、予約の冊数は3倍増という急成長ぶりだというのですが、基本的に、こういうことも受けて、南部図書館をつくることになったのですか。

大島三鷹図書館長

 南部図書館につきましては、たしか平成8年ぐらいからプランの案は出てきていたのです。もともとの図書館整備の一環としてあった案なのですけれども、それがなかなかいろいろな情勢下によってできなかったということで、ここのところに来て、それができるようになったということで、整備をするというところになっております。これが南部図書館なのです。ですから、貸し出し冊数が多くなって、手狭になったから増やしたということではないです。

清水生涯学習担当部長

 地区館という分館が、東部があって、西部があって、南部になかったのです。やはり、その地域の方々からの強い要望もあったということも1つなのです。

鈴木委員

 もう一つよろしいですか。
 指導課のご報告の中で11ページですけれども、小・中一貫カリキュラム改訂作業部会が行われたということなのですけれども、これもまた非常に重要なことをなさっているのだと思うのですが、どんな様子なのでしょう。

松野指導課長

 この間の夏に、中学校の新しい教科書の選定をしていただきました。これまで、小・中一貫のカリキュラムが、ずっと今までの教科書に基づいてつくられておりましたので、教科書が変わったことによって、扱う内容も、順序等が変わってきますので、それにあわせて今までの小・中一貫カリキュラムの中身を改訂する。そういう内容です。

鈴木委員

 かなり、小学校の先生、中学校の先生の間の、特にカリキュラムをめぐっての交流は、活発に行われているのでしょうか。

松野指導課長

 そうですね。その中でも、例えば中学校も当然、小学校でどんなことを学んできたかということを踏まえた上の中学校のカリキュラムですし、逆に小学校の側から言えば、この時期にこういうことを学ぶからということで、カリキュラムを組み立てております。そういう点では、三鷹は全くそこが分断されていませんので、ほかの区市に比べては、そういうところでお互いに理解をし合っている部分が比較的強いかと思います。

秋山委員長

 ほかにご質問等なければ、これで日程第3 教育長報告を終わります。

日程第4 議案第2号 平成24年度一般会計予算見積書について

秋山委員長

 委員の皆様にお諮りいたします。
 日程第4 議案第2号については、市政運営上の意思形成過程における案件のため、秘密会で審議したいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

秋山委員長

 ご異議なしと認めます。よって秘密会を開くことに決定いたしました。
 大変、恐縮ですが、傍聴の方は退室をお願いします。

午後4時53分 秘密会開会
午後5時20分 秘密会閉会

午後5時20分 定例会再開

秋山委員長

 以上をもちまして、平成24年第1回教育委員会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。

午後5時21分 閉会

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