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平成24年第1回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年5月28日 最終更新日:2012年8月13日

平成24年第1回教育委員会定例会

開催年月日

平成24年1月13日(金曜日)

出席者
委員長 秋山千枝子
委員 鈴木典比古
委員 河野純子
委員 岡由美
教育長 貝ノ瀬滋

出席説明員
教育部長・調整担当部長 藤川雅志
生涯学習担当部長 清水富美夫
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 松永透
生涯学習課長 久保田和則
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 岡崎安隆
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 荒川浩一
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長 向井研一
社会教育会館長 古谷一祐
社会教育会館東社会教育会館担当課長 中森邦夫
三鷹図書館長 大島克己
三鷹図書館南部図書館(仮称)開設準備担当課長 宇山陽子
学務課副主幹 田中容子
指導課統括指導主事 栗原健

事務局職員
副参事 大久保実
副参事 直川佳裕

議事日程

平成24年1月13日(金曜日)午後3時開議

  • 日程第1 議案第1号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認について
  • 日程第2 第4次三鷹市基本計画素案に係る意見について(協議)
  • 日程第3 教育長報告
  • 日程第4 議案第2号 平成24年度一般会計予算見積書について

午後3時02分 開会

秋山委員長

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 ただいまから、平成24年第1回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、河野委員にお願いいたします。
 議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第1号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認について

秋山委員長

 日程第1 議案第1号を議題といたします。

( 書記朗読 )

秋山委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

伊藤総務課長

 議案第1号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認について、ご説明いたします。
 本件につきましては、特に緊急を要し、教育委員会の会議を招集する時間的余裕がなかったことから、教育長の臨時代理によりまして決裁を行いましたので、ご報告をさせていただき、ご承認をいただければと思います。
 3ページをお開きください。平成23年12月31日付けで、東社会教育会館地区館長事務取扱の職にありました、西原勇治さんが退職されました。そこで後任といたしまして、平成24年1月1日付けで中森邦夫さんを東社会教育会館担当課長、東社会教育会館地区館長事務取扱とする発令をいたしましたので、ご承認をお願いいたします。
 説明は以上です。

秋山委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
 ご意見がなければ、採決いたします。
 議案第1号 職員人事の推薦に係る臨時代理の承認については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

秋山委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
 ここで中森東社会教育会館担当課長から、一言ごあいさつをいただきたいと思います。

中森東社会教育会館担当課長

 三鷹市東社会教育会館担当課長及び三鷹市東社会教育会館地区館長事務取扱を拝命いたしました、中森邦夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

秋山委員長

 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

日程第2 第4次三鷹市基本計画素案に係る意見について(協議)

秋山委員長

 次に、日程第2 第4次三鷹市基本計画素案に係る意見についてを議題といたします。
 初めに事務局から説明をお願いいたします。

藤川教育部長

 お手元の第4次三鷹市基本計画素案、冊子をごらんいただきたいと思います。ご案内のとおり、三鷹市におきましては、今年度、三鷹市基本計画の策定、各個別計画の見直しを進めているところでございます。年度末に向けて成案を得るべく、いろいろな作業を進めておりまして、ここで市長部局から教育委員会に対して、三鷹市基本計画素案について協議が来ておりますので、ご説明させていただくものでございます。
 まず、目次をごらんいただきたいと思います。全体の計画の構成といたしましては、第1編が総論、第2編が主要課題の展開、第3編が各論になってございまして、教育につきましては、第3編の各論のうち、第6部、第7部、教育・子育て支援のまちをつくると、それから生涯学習・文化のまちをつくるという、このあたりが教育に関連する事項でございます。
 本編に入る前に、若干、これまでの経過等が1ページ目から書いてございまして、1ページ目でございますけれども、第4次基本計画と個別計画との関係性でございまして、中ほどにありますように、今までは基本計画と各個別の教育ビジョンや教育支援プラン等々につきましては、必ずしも計画期間等も一致しておりませんでしたし、それぞれタイムラグがあるものですから、その時期、時期に合わせた修正を図ってきたわけでございますけれども、今回から、基本計画、個別計画を、あわせて同時期に改定しようということになっておりますので、特に基本計画と個別計画との関係が難しかったところでございます。
 そのうち基本計画では、三鷹市全体の立場から、施策の課題と取り組みの方向性、事業の体系、重点課題等を明らかにしていく。個別計画におきましては、そうした基本計画という市全体の計画に基づいて、各個別の事業等々をどういうふうに進めていくのかという、スケジュール調整等々を行ってまいりまして、教育委員会では、三鷹市全体の計画の流れのご報告とともに、教育ビジョン等、4つの個別計画については、詳しくご検討いただいてきたところでございます。
 ですから、教育ビジョン等々の計画の議論の中で、ご説明してきている内容のかなりの部分が、基本計画の中にも盛り込まれていますので、そういう意味で、あるところは説明を割愛しながら、簡略にご報告させていただきたいと思っております。
 3ページ目から、基本計画の計画策定についての流れが書いてございますけれども、21年度から始めまして、22年度と取り組んでまいりました。4ページ目に23年度の具体的な市民参加の取り組みということで、教育ビジョン等の個別計画と同様のステップを歩んでいるわけですけれども、討議要綱、第2ステップが骨格案、第3ステップとして素案で、現段階はこの第3ステップで、もうほとんど完成した計画の形をとった上で、各審議会等、市民の皆さんからの意見聴取を図っている段階にあると、ご理解いただければと思っております。教育ビジョンと全く同じ流れで展開しているところでございます。
 5ページに総論がございますけれども、基本計画の目標年次は平成34年、2022年で、その間を3期に分けまして、市長の選挙の実施時期に合わせて、ローリングをかけていく、修正をかけていく流れになっているところでございます。
 8ページ目からは第3次基本計画、今までの基本計画の達成状況が展開されてございまして、教育については、14ページ、15ページ、16ページに展開されております。前基本計画におきまして、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育が着実に進んできたこと、耐震の目標に対して90%程度の進捗、図書館活動でICタグシステムを使ったシステムづくりが進んだ等、これまで教育委員会においても具体的にご説明、ご報告してきた内容が、まとめられているところでございます。
 30ページ以降、主要課題の展開で、基本計画の中の最重点や重点のプロジェクトについて展開されてございますけれども、30ページにございますように、教育に関しましては6つの重点プロジェクトのうち、(1)いきいきと子どもが輝く「子ども・子育て支援」プロジェクトという形で、重点プロジェクトの1つとして位置づけられてございまして、35ページに6つの重点プロジェクトがもう少し具体的に書いてございます。ここには教育ビジョン等に基づいてきちっとやっていきますということが、書いてあるだけですので、非常にスローガン的な内容になっているところでございます。
 61ページから各論が始まっておりますけれども、全体をお目通しいただいてきていると思いますが、今回は特に教育のところをごらんいただこうと思いますので、196ページをお開きいただきたいと思います。
 第6部、第3、魅力ある教育の推進という項目になってございます。まず、教育ビジョン等々の内容とすり合わせはかなりできているわけですけれども、基本計画だけにあるものとして、2にまちづくり指標がございまして、それぞれの項目の中で、象徴的な意味を持つような数値目標を掲げている、基本計画独特の1つの指標になってございます。その中で今回は、ごらんになってわかりますとおり、市立小学校の卒業生の市立中学校への進学者数で、小・中一貫教育の成果を数字であらわしてみたいということで、統計年度の前の3年間の平均値を見ておりますが、三鷹市立中学校への進学者の数が平成22年に78.3%あったのを、目標としては81%まで、この12年間に高めていきたいということで、その間に、前期目標、中期目標を設定しているところでございます。学校支援ボランティアの参加者数につきましては、現在7,800人余ですけれども、それを1万人までもっていきたいという形で目標を掲げているところでございます。
 197、198ページにあるように、全体の主な施策の体系が書いてございます。このうち二重丸が主要事業で、予算等もかかわるものが多いわけですけれども、市全体から見て大事な事業で、それに準ずるものとして※印の推進事業をつけてございまして、この印のついていないものについては、この計画書の中ではあまり詳しくというか、表題として書いてあるだけで、触れてはいないとご理解をいただければと思っております。
 198ページから具体的な施策になりますけれども、主要事業を中心にごらんいただきたいと思います。計画のつくりとして、順番が上のほうが重点ということではなくて、重点事業はみんな同じように重点ですということでございますので、順番はそうご理解いただきたいと思います。まず教育ビジョンの策定と推進、教育支援プランの策定と推進という展開になっているところでございます。枠の中に、前期、中期、後期となってございまして、それぞれ具体的なところまで、ほんとうは書ければいいのでしょうけれども、教育ビジョンの推進は、非常にソフト的な計画ベースのお話ですので、ずっと矢印が最終年度まで、右の34年まで矢印がついているとごらんいただければと思っております。
 その下、コミュニティ・スクールの機能の充実で、現在取り組んでおります、コミュニティ・スクールの充実は今後も引き続き、取り組んでいく。199ページにございますように、特に2のスクール・コミュニティの創造を目指しまして、学校を核としたコミュニティづくりを推進するということで、学校支援ボランティアの組織化と、それが安定的に運用できるような支援体制の整備をしていくことを、今回は掲げているところでございます。
 3番目は、具体的な教育内容で、特に知・徳・体の調和のとれた教育内容の充実、学園運営ということで、小・中一貫校としての持続可能なシステムを先生方とも協力しながらつくっていく。それぞれ学園の中では一体感を持ちながらも、ある程度、学園長の権限のもとで、特色のある学園づくりをしていきたいという流れを書いているところでございます。
 200ページになりますけれども、教育支援の充実、個性や特性を最大限発揮できる教育方法の推進ということで、個性を踏まえた上での教育を展開する流れを書いているところでございます。真ん中になりますけれども、今までも取り組んでまいりましたけれども、幼・保・小、特に幼・保と小学校との連携の推進、教育・子育て研究所の機能の充実を展開しますと同時に、三鷹らしい教育、教員の養成ということで、教員の人財育成方針を策定していきたいということを書いているところでございます。
 201ページになりますけれども、ICT環境の整備で、予算もかかわってまいりますが、学校におけるICTの利活用ということで、来年度から予算をつけて、具体的な取り組みを進めてまいるところでございます。
 教育センターの耐震補強工事ということで、役所の庁舎の中で一番弱い、ウイークポイントが今、教育センターになっておりまして、前期の間は、多摩青果のあった暫定管理地の計画等もございますので、なかなか時間がかかる。学校の耐震も今、やっておりますので、設計等々を行いまして、中期には教育センターの耐震補強等を進めていきたいと考えているところでございます。
 推進事業につきましては、もう大体、タイトルを見ていただくだけで、これまでの流れの中でおわかりいただけるかと考えております。教育ビジョンの内容とほぼ同一の内容が書かれているところでございます。
 203ページ。安全で開かれた学校環境の整備では、まちづくり指標の下の地域子どもクラブ事業の参加者数については子ども政策部の所管ですけれども、上の学校施設の大規模改修工事の実施校数ということで、今までは耐震補強をやっとこなしてきたところでございますけれども、ここで耐震補強も一定のめどがつきますので、次の12年間をかけて、各学校が大分、老朽化しておりますので、トイレの改修をはじめ、非構造部材の耐震があまり強くないこと等もございますので、計画的に大規模改修に取り組んでいきたいということで、数値目標としているところでございます。
 204、205ページは、体系になってございまして、205ページ、学校の安全管理体制の充実ということで、これまでもスクールエンジェルス等の配置などを行ってきたわけですけれども、こういったシステムについて。後ほど、今日はこういう防災に絡んだ、電話の設置等の話もございますけれども、そういった安全管理体制を充実していく方向性を出しているところでございます。
 危機管理としての防災機能の確立で、災害時における学校の体制の問題、耐震補強だけではなくて、ソフトの部分をきちっと位置づけていきたいということでございます。
 206ページになりますと、今、申し上げました、非構造部材を含む学校施設の耐震化等の大規模改修工事が位置づけられておりまして、1校当たり1億円ぐらいはかかるだろうという積算をしているところでございます。今、鋭意取り組んでおります、小・中学校への空調設備については、24年度中には終わる予定でございます。真ん中より下になりますけれども、校庭の芝生化です。補助金を見ながら着実に、しかし少しずつ予算を見ながらやっていきたい。一番下、2-(2)の[3]ですけれども、学校版環境マネジメントシステムの導入ということで、市で取り上げているISOを簡略化しました、環境マネジメントシステムの導入を全校に図って、実践していきたいと考えております。
 学校を、生涯学習・文化・スポーツの拠点として、積極的に地域開放を推進していくということ。それから、学校給食の民間委託化について、計画期間中には、全校を目指して取り組んでまいりたいという方向性を出しているところでございます。
 推進事業については、ごらんいただければとわかるかと思いますけれども、あと何点か、他の部局に入っているところでございますので、見ていただきたいと思います。
 学校教育に関しまして、135ページをごらんいただきたいと思います。学校の耐震の関係でございます。こういう形で耐震工事が一応、完了する方向性ですけれども、第五中学校については、24年度中に終わるはずだったのが、財政が厳しいものですから、どうしても25年にはみ出すということで、素案をつくったのですが、その後、国の補助がとれそうだということになりましたので、もう一度、24年度に戻ってまいりまして、少し素案と内容が違って、24年度中に実施できそうだというご報告をさせていただきたいと思っております。
 137ページ、一番上です。学校活動に関する事業継続計画ということで、東北大震災を見ていただいてもわかると思いますけれども、地震が起きると学校が避難所になります。避難所になりながらも、学校として復帰しなければいけないということで、その復帰にどのようにつなげていくかという、いかに避難所、防災拠点としてやりながら、事業継続をやるのかという計画を、今、本庁から順次、進めておりまして、それを学校版として、定めるということをしていきたいと考えてございます。
 147ページです。これは空間放射線量等ということで、原発問題で三鷹市としましても、放射線量の測定や給食食材の把握等をこれまでしてきたところでございますけれども、状況を見ながら、小・中学校の校庭などの公共施設の放射線量の測定、これは市の事業でございますけれども、小・中学校の給食食材等の放射性物質の検査等についても、計画の上に一応乗せて、場合によっては実施していこうかという方向性でいるところでございます。
 学校教育関係については以上です。

平成24年第1回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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