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平成22年第6回教育委員会定例会会議録(6)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2010年11月19日 最終更新日:2010年11月19日

平成22年第6回教育委員会定例会(6)

日程第7 教育長報告

鈴木委員

 よろしいですか。
 市民センター周辺地区整備基本プランを内田担当課長から説明していただいて、私はこれは非常に大切なプロジェクトだと思っておりまして、これの持つ意味は21世紀の真ん中ぐらいまでを見越して、こういう施設をつくるくらいに考えていただいているんだろうなと思っております。
 それで、これ、ちらっと見ただけでお伺いするのは大変恐縮なんですけれども、例えばここの18ページに拠点整備の考え方というのがありますよね。ここに6つあるわけですけれども、具体的にこのスペースの中に6つを押し込むというか、それで例えば21世紀の中ごろを想定したときに、これじゃ、何もかも押し込んで、どういうイメージのエリアになるんだろうという疑問が、まず私、1つあるんです。
 それから、これはまだ早いんでしょうけれども、43ページに概算事業費として127億円とありまして、これでよろしいのかどうかなんですが、市の予算が80億円で地方債64億円、一般財源16億円という感じなんですけれども、これは運営においてどのくらい市の予算を毎年必要であるというふうに想定しているのか。あるいは必要ないと。受益者負担というか、利用者負担ということで維持できるのか。減価償却をずっと積み上げていくだけで、例えば2050年になったときに建てかえられるのかという議論もなさっているんでしょうか。

内田総合スポーツセンター建設準備室総合スポーツセンター建設準備担当課長

 今のご質問は3つほどあったかと思うんですけれども、まずいろいろなものが集まってくるということで、どういうゾーニングといいますか、これからまさに設計していきますけれども、お手元のプランの例えば28ページあたりをごらんいただきますと、先ほど6つの機能を、この全体の敷地と施設の大まかな東西の配置の中でのざっくりとした位置関係といいましょうか、関連性をお示ししつつ、今現在立ち上げました検討委員会や今後の設計の作業の中で、今ある施設で行われている空間的なところと事業面での関係性や連携性、その可能性、そういったところをちょっと洗い出しまして、今の事業の規模や実績は尊重しつつ、新しい場所にそれぞれが寄ってきたときに必要になる部分、まとめることで整理ができていく部分、それの見きわめをこれからやっていこうと思いまして、空間をどういうふうに最適化していくのかと。
 それが課題になりますので、おっしゃいましたようにぎゅっと押し込めるというよりは、そこら辺をうまく利用者にとっても、この目的で来たけれども、なるほど、こういう部分もあってと。じゃ、こっちにもちょっと寄ってみようかな、もしくは今度はこっちのプログラムにも参加してみようかなということが自然に感じられるような施設づくりを目指していきたいなと思っています。
 経費の部分につきましては、この資料の中でお示ししたものは説明にございますとおり、現時点での主に建築のコストを規模から類推したものを表示しています。このほかに実際には用地に係る経費等が、関係者とのなかなか厳しいいろいろな経過を経て決まってまいりますので、そういったものの差し引き。それから、プランの中にございますけれども、規模の大きいものでいえば、12年前に凍結した井口の総合スポーツセンターの建設予定用地についての適時の売却処分、それによる収益をこの事業の経費として充当するなど、いろいろ考えています。
 運営のコストの部分が現時点でなかなかクリアに答えられなくて申しわけございませんけれども、1つは施設の規模の特定をしなければいけないということ。それから、コストを抑制する要因としては、平成25年に西側で新しいごみ処理施設が、調布市、三鷹市の燃やせるごみを処理するために稼働します。そうしますと、そこでごみ発電が行われますので、通常の東京電力から常時買わせていただく電力単価よりも安く、ほぼこの新しい施設で必要とするすべての電力はそういう再生エネルギーで賄えるだろうと。温水についても熱交換をして、空調やその他の熱源として活用できると。そういうところでのコストの抑制。あとは運営面では、いろいろな工夫が指定管理者の制度を含めありますので、これから議論を重ねていきたいと思います。有料の機能、それから今は無料の施設、そういったものが集まりますので、全体としてどうするのかという議論もこれから必要だと思っています。

貝ノ瀬教育長

 鈴木委員のおっしゃっている21世紀を見据えた施設ということは、言外には、結局、そういう空間を整備したりしても機能として、また付加価値として、例えば健康スポーツの拠点としてどう機能がしっかりと果たされるか、今まで以上の付加価値がどういうふうについてくるのかという裏づけがないと、21世紀にふさわしい施設ということにはならないだろうと。多分そうおっしゃっているんだと思います。ですから、それは今までの機能についてはそのまま引き継ぐと同時に、担当はきょう時間がなかったものですから、お話しできませんでしたけれども、それ以上の価値をつけて、市民の皆さんが満足できるような施設にするというお約束になっていますので、それを目指していくということは間違いありません。
 頑張りますので、よろしくお願いいたします。

秋山委員長

 そのほかご質問、ご意見ありませんでしょうか。
 それでは、日程第7 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成22年第6回教育委員会定例会を閉会いたします。

午後 5時37分 閉会

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