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平成19年第2回教育委員会定例会会議録(4)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2007年9月11日 最終更新日:2009年10月2日
平成19年第2回教育委員会定例会
日程第9 教育長報告
寺木委員
少し今の磯谷先生の話とつながっているかもしれませんが、社会教育会館で子ども洋裁講座というのを開いてくださるということで、20名ぐらいのご参加があるということですが、私の知っている方で、三鷹市にお住まいの方なんですけれども、東京都和裁講師会の会長という方がいらっしゃいまして、中学生か小学校高学年のお子さんに浴衣の縫い方を無料で教えたいんだけれどもということで、一昨年でしたか、声かけをいただきまして、市内の中学校の先生にどうでしょうとお聞きしましたら、とても忙しくて、そういう別のことはできない状況だということで、あきらめていたんです。この子ども洋裁講座みたいな、そういうところに浴衣を縫いましょう講座みたいなものをもし入れていただけましたら、その先生がおっしゃるには、市内にも和裁講師会に入っている方が何人かいらっしゃって、講師会のほうでは、子どもたちに縫うということを広めたいということで、今はないかもしれませんが、講師も無料で派遣します、補助もしますみたいな時期があったらしいんです。ぜひ、もしそういうことをお考えでしたら、またよろしくお願いいたします。
貝ノ瀬教育長
地域子どもクラブでも活用できそうですね。
寺木委員
そうですね。また何か具体的にありましたらおっしゃってください。
廣瀬委員長
今の92ページの青少年体験学習講座事業全3回というのは、この事業が全3回なんですね。
狩家社会教育会館調整担当課長
この洋裁講座が3回で、これからやります。
寺木委員
男の子もいらっしゃいますか。
狩家社会教育会館調整担当課長
2名参加の予定です。
廣瀬委員長
ほかにはいかがでしょうか。
秋山委員
では、3点ほど。
まず一つは、昨年から足立区とか葛飾区にはしかが発生して、今年度に入ったら国立市でもはしかの発生があって、国立市では、医師会のほうには学級閉鎖が出ているということで、学年閉鎖と先ほどお聞きしたんですけれども、そういうふうにはしかの感染はかなりほかのお子さんたちにも影響してきますので、昨年から、学校に入るまで、新1年生になるお子さんたちに二種混合ワクチンを公費で受けられるようになったので、ぜひ100%に近いお子さんが受けて入学していただくように、保健センターと協力してやっていただきたいと思います。おそらく三鷹市の場合は50%超しているのではないかと思うんですけれども、ある自治体によりますと20%ぐらいしか受けていないということです。3月31日を過ぎますと公費ではなくなっていきますので、ぜひよろしくお願いします。
それから、もう一つは、小・中一貫の研究だとか、それから学校訪問に行ったときに、先生方の交流が非常に時間をとるのが難しいという話を聞きましたけれども、これだけコンピュータが入っている地域ですので、この小・中一貫の中にコンピュータを活用して連携ができるような方法がとれればいいかなと思いました。例えば、いつかシンガポールと一緒に授業をやったような風景も見たことがあるので、ああいうこともできたらいいなと思いました。
最後の三つ目は、この教育委員会の事業である児童館とか学童の施設、地域子どもクラブを含めて、視察というか、訪問を、委員の方々のスケジュールもありますけれども、どこかに組み入れていただけたらいいなと思います。
以上です。
石渡学務課長
はしかの件は、申しわけございません、何%が受けたかというのは、今手元に資料がないものですからわからないんですけれども、現在、ちょうど新1年生の学校説明会を行っておりますので、この会議が終わりましたら、各学校あてに麻疹についての二種混合ワクチンを接種するように説明会の中でもご案内してくださいという形で対応させていただきたいと思います。
秋山委員
よろしくお願いします。
中田スポーツ振興課長
学童保育所、児童館の件ですが、ほとんどの学童保育所は学校の敷地内に入っておりますので、ぜひ学校へ行かれたときにごらんになっていただきたいと思います。児童館も、東西2箇所ございますが、第二小学校、北野小学校に比較的近いところにございますので、ぜひ寄ってごらんになっていただきたいと考えております。また、地域子どもクラブにつきましても、曜日によっては早目に展開をしている学校もありますので、調整をさせていただきたいと思いますので、ぜひごらんになっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
大島総務課総務教育センター担当課長
教員の交流にもっとコンピュータをというお話ですけれども、先ほどICTの話をして、コミュニケーションのテクノロジーを今後どう使うかというのがこれからの教育の大きな課題の一つでもございますので、やはり重要なテーマだろうと思っております。
具体的には、今、三鷹市では地上デジタル放送の活用というのをやっているんです。これはテレビをネットワークで使うというやり方なんですけれども、そこに例えば授業をライブで流すとか、そういうことができるようにする仕組みを今やっているところで、実はこの2月ごろにそれができるようになります。ということは、今やっている授業を、行かなくても、ハイビジョンで、学校のコンピュータを使って見ることができる。そういうことから、身近なところから始めていって、その交流をどうするかというところに結びつけられればいいなと思って取り組んでいるところです。黄色いプリントの教育研究発表会のプログラムの中に、5年生オープンスペースという中で、これはデジタルコンテンツの活用ということですけれども、こういういわゆる新しい仕組みの中でそのことも取り組もうとしているところですので、ぜひその辺もご紹介申し上げたいと思います。
ただ、現在は古い仕組みのイントラネットというか、はっきり言えば、実際に古いんです。それについても、今は、イントラネットに入るために、インターネットから特別なソフトウエアを使って、ワンステップあるんです。その中でまたIDパスワードを打ってという、そこでまたツーステップ目が入って、さらに、個別の部屋に入るとまたIDパスワードを打つという、非常に敷居が高いということで、これを、ワンストップサービスではないですけれども、セキュリティーをきちんととった上で、その人が本人だとわかったらすっと入れるような仕組みにしようと、そこも今考えているところです。そうすると、ワンストップサービスでインターネット上から保護者が自分の子どもの学級の会議室みたいなところにすぽっと入れるような、そういうことも実施しようと考えているところです。
秋山委員
楽しみにしていますので、よろしくお願いします。
廣瀬委員長
インターネットを使った会議システムというか、カメラで離れたところでもあたかも1箇所にいるような感じで会議ができるようなシステムというのは、今は各学校にあるわけですか。
大島総務課総務教育センター担当課長
教育センターに一つその仕組みを持っておりまして、そこにつなげれば、世界中から受けることができます。
廣瀬委員長
世界中というか、二中学区なり一中学区の学校間で。今秋山先生がおっしゃったのは、なかなか先生方が会うのは大変だということなんだけれども、コンピュータを使って会議などをできないかというお話だったと思うんです。
大島総務課総務教育センター担当課長
やろうとすれば、もちろんできます。
廣瀬委員長
もう設備は各学校にあるわけですか。やれるんですね。つまり、二中学区の場合は、にしみたか学園をつくるために、先生方、小学校、中学校で時間割を調整して、開始時刻を一緒にしたり、同じ教科の先生たちが会議を持てるような調整をなさってやっていらっしゃるわけだけれども、二中と二小は近いから何とかできるけれども、井口小は500メートルぐらい自転車で来なければいけないということがあるけれども、それがその場所でできればかなり楽ですよね。
大島総務課総務教育センター担当課長
できるのとやるのとでは大違いなんですね。実は平成8年から、そのようなことは、できることはできるんです。ところが、現実問題として、やはり対面でないとどうしてもできないということが多くて、結果としてそこにつながっていかないんです。まして、距離の問題というのがございまして、北海道と沖縄とか、シンガポールとか、そういうところですと、物理的に行けないので、どうしてもだめだとわかるんですけれども、行ける距離ですと、行って話さないと無理だということをおっしゃる先生がほとんどなんです。ですから、仕組み上はできても、実際にやるかどうかというところにつながらないというのは、そういうことなんですね。仕組み上はできます。
廣瀬委員長
ほかにはいかがでしょうか。
ほかになければ、これで日程第9 教育長報告を終わります。
以上をもちまして、平成19年第2回教育委員会定例会を閉会いたします。どうも皆様ありがとうございました。
午後3時55分 閉会
平成19年第2回教育委員会定例会会議録の目次
- 平成19年第2回教育委員会定例会会議録(2)
- 平成19年第2回教育委員会定例会会議録(3)
- 平成19年第2回教育委員会定例会会議録(4)
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