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平成20年第1回教育委員会定例会会議録(3) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2008年9月20日 最終更新日:2009年10月2日

平成20年第1回教育委員会定例会会議録

日程第2 第3次三鷹市基本計画(第2次改定)素案に係る意見について(協議)

寺木委員長

 貴重なご意見ありがとうございます。
 最後に、私ちょっと言わせていただきたいんですけれども、暮れにこれをいただきまして読ませていただいて、非常に大切なこれからのことがたくさん書かれていました。
 私自身のことなんですけれども、これを読みまして、では実際に行われている学校、あるいは保育園とかそういう三鷹市内の現実の状況をあまりにもいろいろな学校からご案内していただいて、ほとんど全部は回っているんですけれども、実際に自分の足で歩いていなかったものですから、じゃあ今年の冬休みは少し歩いて市内の学校と、それを取り巻く環境を見てみようというので歩きました。一番気になりましたのが、例えば、きょうは何小学校と何中学校を見ようと思って歩いていきますと標識がないんです。そこの近辺にいるんですけれども、何小学校に行くにはどこから入ればいいかというのがほとんど見られなかった。この一中学区の市内の中心部に関してはわかりやすかったように思いますが、東西のちょっと離れているところはほとんどわかりませんでした。
 あと、学校を外から見たときに、学校の前面側に何中学校とか小学校という看板は上がっているんですけれども、遠くから見たときとか、後ろ側から見たときに、どの建物が学校なのか、ほとんど後ろ側には看板が上がっていなかったということがありました。
 それと、私、今回見ましたのが、学校公園化構想の中で、緑化ということが出ていまして、少し理解ができなかったので後でご説明お願いします。壁面緑化というのは、一体どこの壁面を緑化するのかということがちょっとわからない。
 それと学校の緑化という意味でいきますと、あまりにも学校の校庭の中にも、学校の周りにも緑が少ないということを感じたのですが、そのあたりはいかがでしょう。
 以上です、よろしくお願いいたします。

若林施設課長

 今ご質問のありました壁面緑化ですけれども、実際的に学校の場合にそういう壁面があるかという話になりますけれども、最近多いのは、緑のカーテンという形で、つる性のものを斜めにはわせるという形もありますので、そういうものも含めて壁面緑化という形。あとは、屋上から垂れ下がるタイプのものなどもありますけれども、どうしても南側は窓が多いので、それもなかなか難しいのかなと思いますけれども、可能なところについてはやっていきたいと考えています。
 あと、緑が少ないというのは、これは相反することなんでございますけれども、確かに植木と樹木がありますと結構苦情が多くて、切ってくださいという話も結構あります。実際にその辺で切っているところもあります。私どもとしては緑を増やしたほうがいいだろうと考えておりますけれども、なかなかその辺で調整がつかないところがありまして、現段階ではちょっとまだ進んでいかないところがありますけれども、新たにリニューアルした一小、今後の東台小もそうなんですけれども、逆に学校のスペースと歩道との間、そちら側に緑の系統のものを多くつくってやっていこうという形で緑の部分を増やそうと考えております。

寺木委員長

 わかりました。よろしくお願いします。
 壁面化構想の緑についてですけれども、それは地球温暖化とか、夏の気温を下げるとかそういう目標からでもあるわけですね。

若林施設課長

 はい、そうです。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 ほかにいかがでしょうか。

磯谷委員

 中身の話ですけれども、224ページのまちづくり指標の中の、市の芸術文化施設で実施される事業の入場者率が、計画策定時は92%あったのが、平成15年は85%、中期の平成18年が78%ということで、ある意味どんどん下がってきている状況にあるようなんですけれども、このままですと目標値達成はかなり困難じゃないかと思います。この点については、どういう方針を考えておられるんでしょうか。

山本生涯学習担当部長

 ここの指標につきましては、芸術文化財団等の数の指標になりまして、申しわけございませんが、教育委員会で今、把握していないんです。

寺木委員長

 調べて、よろしくお願いいたします。

磯谷委員

 もう一つよろしいでしょうか。
 最近、実は体力づくりも含めましてプールに行くようになっていて、武蔵野市のプールを利用しているんです。武蔵野市のプールは、お年寄りがたくさん泳いでおられるんですけれども、そのお年寄りの方々とお話をすると、三鷹のプールよりは武蔵野のプールのほうがいいんだよねという話をされまして、私は実は三鷹のプールには行ったことがないので、あまりこういうことを申し上げるのはあれなんですけれども、どうもホームページで確認するところ、あいている時間なんかも武蔵野は9時から多分夜の9時ぐらいまであいているのかなと思うんですけれども、月に1回15日だけ休みなんです。三鷹は、曜日によってかなりまちまちですけれども、11時半ぐらいに朝始まったりとか、夕方終わってしまったりとか、要するに自由に使える時間がどうもかなり少ないように感じたんですが、スポーツ施設をもっと使いやすくする必要があるんじゃないかなと思いますけれども、このあたりはいかがですか。

中田スポーツ振興課長

 現状としてご指摘のとおりだと思います。三鷹市の屋内プールが始まりましたのが、昭和48年にできまして、多摩では一番早い段階だったものですから、その当時は閑古鳥が鳴いていたということで、団体開放をある程度優先しております。その歴史の中で現在も、団体の部分と個人によるものが分かれて使っているということで、コース貸し等もしていない関係で、団体のときは団体、個人開放の時間は個人開放というようなことがございます。おっしゃるように、その辺をもう少し三鷹としての現状に合わせた形で改善していく必要があるんじゃないかと感じていますが、現状は団体と個人とどちらかというと団体開放を重視した形の利用をいただいているという現状になっています。

磯谷委員

 わかりました。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 ほかにはいかがでしょう。
 それでは、数々貴重なご意見やご説明をいただきましてありがとうございます。
 ここで確認させていただきます。第3次三鷹市基本計画(第2次改定)素案に係る意見について をご審議いただきましたが、本件については、いただいたご意見を踏まえ、一部文言を調整した上でご了解をいただくということでよろしいでしょうか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

 それでは、本件については、委員の皆様のご意見を踏まえてご了解をいただいたものといたします。

日程第3 教育長報告

寺木委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 私のほうからは、前回の定例教育委員会で東台小学校の校舎建替えにつきましてご報告させていただきましたけれども、建替えにかかわって、保護者対象の説明会、周辺住民に対象の説明会を実施しましたので、そこの中で、幾つかのご質問が出て、それにお答えしたことについてご報告をしたいと思います。
 まず、保護者対象の説明会は、昨年12月2日の午前と、12月9日の午後ということで2回実施いたしました。1回目は79名の方、2回目は40名の方ということでありますが、新入学児童の保護者も含んでおりましたけれども、そのような人数で説明をさせていただきました。
 周辺住民の方は、12月9日の午後に、参加者24名でございましたけれども、ご説明をさせていただきました。いずれも、市長も出ていただいて、市長みずからもごあいさつ、そして説明もなさって、おおむねご理解をいただいたと受けとめております。
 主なご質問でございますけれども、例えばですが、仮設校舎の各教室などの広さは現状と比べてどうなのかということで、非常に狭くなるんじゃないか、詰め込みの部屋になるんじゃないかというご心配があったようですが、普通教室も特別教室も広さは現状と変わらない。それから、ランチルーム、学校図書館等については、若干狭くなるということでございます。浴室以外の機能はすべて維持するということを考えているということをお答えしました。
 それから、仮設校舎からプール、体育館への移動があって、危険を伴う、つまり離れておりますので、行き来すれば交通安全の面で心配があるのではないかということで、安全確保を検討してほしいということでございます。これは当然のご心配でありまして、体育館やプールへの仮設校舎からの移動につきましては、子どもの安全を第一に考えて、人的な配置を含めてこれから学校と教育委員会が連携を図って対策を講じていくとお答えしました。
 特にスクールエンジェルスが一定の成果を上げている現状がございますので、スクールエンジェルスの活用も含めて優先順位を決めて工夫をしていくとお答えしているところでございます。
 それから、仮設校舎におきまして、放課後や休日の校庭での地域行事の実施はできるのかどうかです。これは、当然地域の活動等に支障のないように配慮して、いろいろな団体の方との協議を持ちながら、またご意向を伺いながら進めていくということです。
 新校舎は現在と同じ場所に建つのかどうか。建物の形はどうなるのかということです。新校舎の設計については、現在と同様の位置に、同様の形態を考えているということです。
 中については、これからいろいろ協議をしながらやっていくことになりますが、最初の市長のあいさつの中でも触れておりますけれども、限りなくユニバーサルデザインの考え方を取り入れた、そして、地域防災の拠点として十分な機能を果たせるような校舎にしていきたいということをお話ししております。
 工事による騒音、振動、粉じんの心配はどうか、工事の時間帯はどんな計画になっているかということです。これは環境の基準などが都で定められておりますので、この条例に従ってしっかりやっていくということでありますし、使う重機の配慮も十分に行っていく。今は昔と違って、音も出ないような重機もあるようでございますので、そういうものを使ってもらうということであります。
 工事実施事前事後に家屋調査を行う予定でございます。工事する時間帯も決めまして、就寝時や朝は避けておりますし、日曜日は原則として行わないという予定で行きたいとお答えいたしました。
 新校舎の建築の工期は2年ほどかかるようだが、少しでも短くならないかということでありますが、第三中学校、高山小学校も過去に建てているわけでありますが、やはり2年以上かかっているということでありまして、設備の設置も考えなければいけませんので、どうしてもやはり2年は要るだろうということであります。最短の工期の計画にしたいと考えておりますけれども、それ以上短くするということは難しいということでございます。
 それから、この12月の保護者説明会の後に、新たに変更したことがございます。これは、説明会のときには、給食調理室は仮設のほうにつくらないで、ほかの学校から運んでくる親子方式で対応するという説明をしたんですが、やはり、保護者の要望や経費等も考えますと、現在と同じように自校方式によって、仮設校舎の敷地内に給食調理室を設置して給食の提供を行うこととしたいということでございます。
 東台保育園が、学校の敷地の中にありまして、校舎の建替えという工事になりますと、当然さまざまな騒音とか粉じんも予想され、安全の問題もありますので、保育園につきましても、東台小学校と同じ期間、仮設校舎の敷地内に保育園も移転するということにしたいということでございます。
 そんなことで、最初想定したよりも校庭の広さが若干狭くなってきますけれども、これはこういう緊急の状況でございますので、皆さん、少しずつ我慢をしていただくということでお願いしたいと思っています。
 そんなことで、ご質問、もっとたくさん出ましたけれども、主なご質問にはそんなふうにお答えしています。おおむねご理解を得たというところでございます。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございました。

竹内総務課長

 それでは、一般行政報告に移らせていただきます。
 総務課です。6ページ、7ページをごらんください。6ページの行事実績等報告については、記載のとおりでございます。
 7ページ、行事予定等報告でございます。12月25日に特別表彰式が開かれまして、市長から前教育委員長の廣瀬正宜氏に対し特別感謝状が授与されたところでございます。
 来週の18日、金曜日ですが、教育委員と市立小・中学校保護者代表、PTAの会長さん方になりますが、懇談会を予定しているところでございます。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございました。

新藤総務課総務・教育センター担当課長

 教育センターです。8ページ、9ページにあります。教育センターに関しては、記載のとおりでございます。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございました。
 施設課、お願いいたします。

若林施設課長

 施設課でございます。10ページ、11ページ、行事実績報告と予定等につきましては、こちらに記載のとおりでございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 学務課、お願いいたします。

石渡学務課長

 学務課です。12ページ、行事実績等の報告でございます。17日に、幼・保・小の連携事業推進南浦小の地区委員会と三小の地区委員会を実施しました。それぞれモデル事業ということで、南浦小につきましては、就学に向けたアドバイザーを幼稚園、保育園に派遣する事業についての説明。三小につきましては、1日学校体験、幼稚園や保育園の子どもが学校に来て、学校とはどういうものかを体験する事業等がモデルになっておりますので、それを含めて、幼稚園の先生、保育園の先生、そして学校の教員、学校長等が集まりまして、具体的に実施についての検討をしました。
 13ページ、行事予定等報告につきましては、記載のとおりでございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 指導室、お願いいたします。

後藤指導室長

 14ページの行事実績等報告等につきましては、記載のとおりでございます。
 また、15ページの行事予定等報告でございますが、こちらの中で記載されてございます幾つかの研究発表会等についてでございますが、教育委員の皆様にはご出席及びごあいさつをいただくことのお願いを既にさせていただいたところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、本日、その一覧表を委員の皆様の机上に配付させていただきましたので、ご確認の上、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。なお、ごあいさつの関係の資料につきましては、近々にお届けをさせていただきたいと思っております。
 また、あわせまして、小・中一貫教育の新たな開園の記念式典等の日程についても、4月以降でございますが、そちらに示させていただいているところでございます。
 次に、そこに記載はされてはございませんが、平成19年度三鷹市中学生海外派遣事業の報告書ができ上がりましたので、配付させていただきました。ごらんいただきましてご意見、ご感想等いただければと思います。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、生涯学習課、お願いいたします。

深谷生涯学習課長

 生涯学習課です。16ページになります。行事実績等報告については記載のとおりでございます。
 続きまして、17ページ、行事予定等報告でございますが、2点報告させていただきます。1点目は、1月14日、祝日、月曜日ですが、三鷹市成人を祝福するつどいが例年のとおり実施されます。今のところ、日本人の方1,965人、外国人の方98人、合わせまして2,063人の方に招待状をお送りしているところでございます。毎年の事例ですと、48%ぐらいの方のご出席ですので、1,000人近い方がお見えになると思います。寺木委員長には、壇上に上がっていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

寺木委員長

 はい、わかりました。

深谷生涯学習課長

 もう1点目でございます。1月25日から27日にかけまして、多摩郷土誌フェアが行われます。これはお手元にチラシを配付させていただきました。これは、20回目になりますけれども、多摩地域の各市町村の教育委員会等が発行しました郷土誌関係の出版物を一堂に展示・販売するもので、1,000点ぐらいのものがそのような形で販売されます。立川のオリオン書房のご協力をいただきまして、毎年実施しているものでございます。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、スポーツ振興課、お願いいたします。

中田スポーツ振興課長

 スポーツ振興課でございます。18ページ、19ページの実績、予定等も記載のとおりでございます。
 なお、ここにはございませんが、都立三鷹高校が、年末年始に開催されました全国高校サッカー大会に出場いたしまして、ベスト8で活躍をしたところでございます。三鷹市と三鷹市教育委員会におきましては、大会出場の助成金を交付させていただきますとともに、応援の懸垂幕と広報等でも激励をさせていただきまして、1月5日に行われた試合には、市のふれあい号バス、それからスポーツバス、教育委員会バスを提供させていただきまして、あわせて職員も派遣したところでございます。
 以上であります。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 社会教育会館、お願いいたします。

小田社会教育会館長

 20ページ、21ページですけれども、両ページとも記載のとおりでございます。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、図書館、お願いいたします。

若林図書館長

 図書館でございます。22ページ、行事実績等は記載のとおりでございます。
 23ページ、12月26日と1月8日に、三鷹市地域家庭教育支援推進協議会事業といたしまして、「図書館の使い方〜子どもと本をつなぐには〜」の連続講座2回を行いました。1回目の12月26日は、学校図書館の役割についてということで、児童文学評論家の赤木かん子さんをお招きしました。参加者は53人です。2回目の1月8日は、新刊・調べ学習の本についてというテーマで、子ども向け百科事典編集長の飯田建さんをお招きしました。参加者は49人でございました。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

秋山委員

 学務課に2点ほどご質問させてください。
 この幼・保・小連携事業の南浦小地区の委員会で、アドバイザーの派遣がモデルになっていますが、実際にどのような内容になっているのか教えていただきたい。

石渡学務課長

 就学に向けたアドバイザーは、幼稚園、保育園の年長さんの保護者の方の多くが、第1子がこれから学校に上がっていく方が多いものですから、小学校へ向けて、学校生活とはどういうものなのかという不安を抱えているところがあると思いますので、そのような不安についてご相談を承って、それについてお答えするということです。
 具体的には、小学校の校長経験者の方を考えておりまして、地区委員会にも参加していただいているところでございます。

秋山委員

 では、これは保護者の方の相談を受けるという形ですか。それとも全体の保護者の方に説明をしていくということですか。

石渡学務課長

 幼稚園や保育園にそういう相談日をつくりまして、幼稚園、保育園の園長先生、園からご案内をさせていただきますので、その相談日に来ていただいて、それについていろいろ相談を受けるということを考えています。

秋山委員

 では、個別ということでいいですか。

石渡学務課長

 はい。

秋山委員

 わかりました。
 それからもう1つの質問ですが、今年、就学相談で就学先がまだ決まっていない方が多いんじゃないかという話を聞いたんですが、実際はどうなんでしょうか。

石渡学務課長

 例年、就学先が遅いと3月の下旬にならないと決まらない方もいらっしゃいます。やはり、保護者の方の思いと、それから、実際にお子さんの行動観察等をさせていただいております就学支援委員会の判断と異なるところがあります。そこで保護者の方と、いろいろ丁寧に話をしながら就学先について決めていくわけですけれども、今年につきましても、やはり保護者の方のお考え、例えば、通常の学級での就学を望むということと、それから、就学支援委員会のほうで、固定級もしくは養護学校が適切ではないかということなど、判断の違いがありまして、その辺相談員が丁寧にお話をしながら、保護者の方に説明をしているというところでございまして、もう少し時間がかかるところがあるかなとは思っています。例年に比べて若干遅いということは、私もつかんでいるところでございますけれども、急いで決めることではございませんので、十分時間をかけていきたいと考えています。

秋山委員

 課長からご説明していただいたとおりに、お子さんの様子と、そのお子さんを取り巻く環境は、すぐには決めかねるところがあるので、できれば丁寧に急がずに時間をかけてやっていただきたいと思っています。
 これは三鷹の話ではありませんけれども、早目に通常学級ではなくて、固定級を選んだり、通級を利用したときに、早目に学習の力だとか、適応の力がついて通常学級に戻っていくお子さんもいるということで、そういう利点もあるということです。
 もう一つ、その反対に、就学まで一生懸命に通常学級に行きたいと頑張ってきたことが、固定級や通級を利用することによって頑張りが抜けた、力が抜けてしまう方もおられるということで、非常に環境といいますか、そこら辺を大切にしていく必要があるかと最近考えています。その点も含めてよろしくお願いします。

石渡学務課長

 丁寧な対応ということは心がけておりまして、今、先生のお話にありましたように、固定級の体験とか、通常の学級での体験等もご案内しながら進めているところでございます。
 その中で、通常の学級ですと、教員1名に対して最大40名の児童がいる。固定級ですと教員1名に対して8名ということで、個別での対応が必要なお子様に対しては、固定級のほうが、そのお子様の持っている能力が伸びていくこともありますので、そういうことも含めましてご説明をしながら、ご理解いただき話し合いを進めているというところでございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 ほかはいかがでしょうか。

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