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平成20年第1回教育委員会定例会会議録(2) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2008年9月20日 最終更新日:2009年10月2日

平成20年第1回教育委員会定例会会議録

日程第2 第3次三鷹市基本計画(第2次改定)素案に係る意見について(協議)

山本生涯学習担当部長

 それでは、212ページの第7部−第1生涯学習の推進からご説明させていただきます。
 まず1の生涯学習活動で、1の基本的な考え方になりますが、ここでは、ネットワーク大学が平成17年10月に設立されたことに伴いまして、文言の整理をさせていただいたものでございます。
 2のまちづくり指標につきましては、協働指標の22年の目標値が改訂版では28万人となっていましたが、8万人減の20万人となっております。
 次の行政指標における生涯学習システムのアクセス件数については、変更ございません。
 3の施策・主な事業の体系に入らせていただきますが、213ページの4の総合的な生涯学習環境の整備の中で、先ほど申し上げましたネットワーク大学が、平成17年10月に設置されたことに伴って、(1)のネットワーク大学との協働の推進という部分と(4)の芸術文化振興財団等との連携が加えられたところが主な変更点でございます。
 215ページに移らせていただきます。第7部−第1、2図書館活動です。1の基本的な考え方の変更点としましては、ちょうど真ん中の「また」以下になりますが、南部図書館(仮称)を公立図書館として整備する検討を進めるなど、「こうした」以下が、以前は「下連雀図書館を廃止し、南部図書館の建設に伴い、移動図書館を廃止します」となっておりましたのが、「図書館サービス網の強化の視点から移動図書館の活用を図り下連雀図書館については廃止します」と変更になったところでございます。
 さらにその下の2行目になりますが、「三鷹にゆかりのある文化人関係の図書や地域資料の整備を進めます」ということが加えられたものでございます。
 それ以下の、ICTの活用についても、新たに加えられています。個々の部分で、後ほど説明させていただきます。
 216ページに移らせていただきます。3の施策・主な事業体系の中の、2の図書館施設の整備。先ほど申し上げました、2の(2)になりますが、移動図書館の「廃止」が「活用」と変更になった部分です。
 まる3の下連雀図書館の廃止については、従来どおりでございます。
 さらに、下に移りまして、5市民サービスの向上の(2)のまる1になりますが、図書配達制の導入。これは新規に加えられたものでございます。
 さらに(5)の、図書館の情報拠点化と資料情報管理システムの充実につきまして、まる1ですが、図書館の情報拠点化とICタグの活用についても新たに加えられたものでございます。
 さらに(6)のビジネス支援、子育て支援等の推進も加えられたものでございます。
 6の図書館ネットワークの形成、絵本館プロジェクトとの連携ですが、ここにつきましては、「絵本館との連携」が、「絵本館プロジェクトとの連携」と変更になりました。
 それでは、主要事業について説明させていただきます。217ページの4になりますが、ここでは、まず先ほど申し上げました、2−(1)−まる1になりますが、南部図書館(仮称)の整備が、従来は、「新川・中原地区に南部図書館を建設します」となっておりましたが、ここに書いてありますように、「市内の公益法人が有する施設を活用する方向で公立図書館として計画期間内の整備に向けた検討を進めます」ということで、南部図書館は、平成22年度まで検討・整備ということで進めることになりました。
 次に3−(1)−まる2です。真ん中よりちょっと下になりますが、三鷹ゆかりの文化人関係図書及び地域(郷土)資料の整備ということで、ここは新規に第2次改定で加えられたもので、平成20年度から資料の整備事業を始めるものでございます。
 218ページに移らせていただきます。上の5−(5)−まる1図書館の情報拠点化とICタグの活用ですが、平成20年度中に、図書館のICタグ網の全館を対象とした整備を進めるということで、新規に加えられたものでございます。
 次に6−(3)−まる1とまる2ですが、コミュニティ・センター図書室との連携、学校図書館との連携ですが、これは現在進めておりまして、平成19年度以降も連携を推進してまいります。
 次に、一番下2−(2)−まる3になりますが、先ほど申し上げました下連雀図書館の廃止自体は変更ございませんが、下の本文になりますが、「南部図書館の整備や、各コミュニティ・センター図書室、学校図書館とのネットワーク化の確立などの取り組みを進め、その強化の視点から移動図書館を活用するとともに下連雀図書館を廃止します」ということで、移動図書館の活用が加えられたものでございます。
 次の219ページに移らせていただきます。5−(2)−まる1ですが、図書の配達制の導入ということで新規に加えられたものでございます。
 220ページの市民スポーツ活動の推進の基本的な考え方、まちづくり指標については変更ございません。222ページで、一番上の4−(1)−まる1で、総合スポーツセンター(仮称)の建設の検討・見直しですが、以前は、総合スポーツセンターの建設・運営における民間活力の導入ということで、「PFIの導入等を視野に入れ、第2体育館を廃止します」となっていましたのが、建設の検討を見直しということで、19年度以降、調査・研究を行うということで変更となりました。
 さらに、中ほどの4−(2)−まる1、大沢総合グラウンドの整備ですが、ここにつきましては、大沢スポーツ公園の整備の促進ということで従来からありましたけれども、平成20年度から具体的な整備を進めるということで、大沢総合グラウンドの整備ということに変更になりました。具体的な事業費も7億9,000万円ということで、事業経費も加えられた上に整備を20年、21年度で行うことになりました。
 さらに222ページの一番下ですが、2−(4)−まる1、東京国体開催に向けての準備体制の確立。平成25年に開催される東京国体の開催に向けた準備委員会、また準備室等の設置をうたったものでございます。
 224ページに移らせていただきます。第7部−第3 芸術・文化のまちづくりの推進ですが、基本的な考えた方、まちづくり指標等については、大きな変更はございません。226ページの2−(2)−まる1ですが、直接教育委員会で所管するものではございませんけれども、絵本館プロジェクトの推進ということで、従来は絵本館の整備でしたが、絵本館プロジェクトの推進ということで、この中で「星と森と絵本の家」の整備がうたわれております。これが新規にうたわれまして、この中の一番下になりますけれども、国立天文台1号宿舎の保存・活用という文におきまして、三鷹市の登録文化財として保存・活用を図りながら、絵本館機能も含めた多機能の交流の場とする方向性で今後を検討を進めていくことでございます。
 次に227ページに移らせていただきます。227ページの下になります。4−(3)−まる1、コアミュージアム(地域博物館)の整備の検討ですが、従来は、コアミュージアムの整備・検討ということで、地域博物館という文言が入っておりませんでしたが、地域博物館を項目の表題として入れた上に、新たに本文の中ほどにございますが、水車経営農家及び大沢二丁目古民家(仮称)についての整備も加えられました。さらに、三鷹ゆかりの文学者の資料収集・展示(仮称)、太宰治の旧居等の整備の検討も行いますということです。この太宰治等については、教育委員会の所管ではございません。
 続きまして、228ページに移らせていただきます。ここでは、先ほどちょっとご説明しましたけれども、一番上の四角の下のほうになりますけれども、大沢二丁目古民家の整備事業の実施ということで、19年度に寄贈を受けました古民家の保存・活用に向けた取り組みをするということで、平成20年度から調査を始めまして、平成21年度設計、平成22年度に復元工事という計画が新たに加えられたものでございます。
 私のほうからは、以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございました。
 以上で説明は終わりました。皆様の質疑、ご意見をお願いいたします。

磯谷委員

 形式的なところを一つお尋ねしたいんですが、例えば190ページで、それぞれ四角の中で「充実」や「拡充」という言葉が出てくるんですけれども、この「充実」と「拡充」は何か使い分けておられるんでしょうか。それから、「推進」と「継続」。これはややニュアンス的にはわかるかなとは思うんですけれども、このあたり言葉の使い方として何かお考えなのかどうか。

岩下教育部長

 「推進」と使っておりますほうは、具体的に教育相談員が増員を図るとした場合、上のほうでは(1)のまる1とまる2を比べますと、「充実」と「拡充」ということで違っておりまして、下のほうは、具体的には増員を図るということで明確にしておりますので「拡充」とさせていただいている。「充実」のほうは、事業を日々、あるいは年々実施する中で工夫などを加えて充実していこうと判断しております。
 それから、「推進」と「継続」ですけれども、これは、「継続」につきましては、既に始まっているものについて継続をしていくということで出ております。防犯ブザーなどの場合は、平成18年度末で実施をする。それをさらに進めていくということで考えているようでありますが、若干はっきりはしていないところもあるかと思います。一応そういう使い分けだと思います。ちょっと明確でなくて申しわけないです。

磯谷委員

 もう一ついいですか。同様にですけれども、218ページの一番上のところで、図書館の開館時間の延長とか開館日の拡大のところですけれども、ここについては、平成18年度末のところを見ますと、時間延長・祝日開館がありまして、その後、後期はずっと拡大が続いていて、平成22年度の計画期間の目標では、開館時間延長の実施、全館祝日開館の実施とあって、どういうステップを踏んでいくのかがややわかりにくいと思うんです。平成18年度末ではどこが時間延長だとか、どこが祝日開館なのか、全部なのか、あるいは後期についても拡大ですけれども、じゃあどこを拡大していくとか、そういう細かくは特には定める予定はないですか。

若林図書館長

 平成18年度末現在の、祝日開館は、現行実施しているという意味合いで、下連雀図書館を除いては、祝日開館を実施しています。時間延長については、平成18年度に本館の夜間開館を1時間延長いたしまして、午後8時までにしたということでございます。平成19年度以降22年度までの拡大というのは、段階的に開館日、あるいは開館時間の延長について取り組むという計画で示しております。

磯谷委員

 すると、開館時間の延長のゴールは、どういうことになるんですか。最終的にはどこまで。

山本生涯学習担当部長

 先ほど、下のほうのICタグの導入との絡みがございますけれども、要するに、具体的なICタグの導入と合わせて、窓口のサービスのあり方も含めた拡充を図っていこうということで、具体的には、平成20年度でICタグの導入をある程度全面的に取り入れることになりましたので、おそらく21年度、22年度までには、一定の図書館の、例えば本館であれば、開館日数を増やせる、休館日数を減らせる。例えば、蔵書点検休館日は現在のところ9日間を2日とか3日にできる。そういうようなことを、まず平成21年度でやっていって、22年度に向けてまた開館時間を少し増やしたり、具体的には、また今後のICタグの導入により、どの程度効率化できるか、また、市民サービスがどの程度ニーズがあるかというところを把握しながら、21、22年度で具体的に進めていくようになるかと思います。

磯谷委員

 現段階で細かくどこを何時間という目標ではなくて、少しある意味幅を持ったといいますか、そういう趣旨なんですね。

山本生涯学習担当部長

 そのとおりでございます。

磯谷委員

 わかりました。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 よろしいですか。ほかに。秋山委員。

秋山委員

 10ページなんですけれども、教育相談事業の統合のところに、総合教育相談窓口のことが書いてありますが、その中に、子どもの医療相談があります。もしこれが、前回教育委員会でパンフレット等で医療行為のことで誤解される文言と同じような意味合いで使っているとすれば、ここもちょっと整理していただければと思います。

石渡学務課長

 前回の教育委員会で秋山委員からご指摘いただきましたのと同様の問題でございますので、こちらのほうで十分注意いたしまして、医療関係者の誤解を招かない形で文言の訂正をさせていただきたいと思っています。

寺木委員長

 わかりました。
 ほかには。はい、どうぞ。

磯谷委員

 203ページの一番下に、コミュニティ・スクールとしての学校運営協議会設置の推進。これは、平成18年度の達成状況も推進、その後もずっと推進があり、目標も推進ということになっているんですけれども、これはどこかの段階で、例えば目標としては、全部設置だとか、そういうふうにはならないんですか。あくまでも全部推進でよろしいんでしょうか。

後藤指導室長

 このコミュニティ・スクールにつきましては、終始一貫して全市展開と考えまして、平成21年度に全市展開ということで考えておりますので、当然平成21年度にコミュニティ・スクールがすべて設置されると考えております。ただ当然、例えば、東台小の建替え等もございますので、ある意味弾力的な幅を多少持つことも必要な場合もあるかと思いまして平成22年まで延ばしているということであります。

磯谷委員

 そうすると、平成22年は推進ではなくて、全部設置ということですか。

後藤指導室長

 平成22年に全部設置を当然進めていく考えです。

磯谷委員

 すると、平成22年の目標のところには、全部設置と書かなくていいんですか。推進でいいんですか。

後藤指導室長

 そうですね。先ほど申し上げた、まださまざまな学校で建替えとかいろいろな事情が出てきた場合に、その設置がおくれる可能性もありますので、一応22年度までの推進にしています。

磯谷委員

 ただ、目標は必ずしも達成できないかもしれないわけです。いろいろな事情があって。だけれども、行政としての目標をどう考えるかというと、やっぱりこの平成22年には全部設置というのが目標で、いろいろな事情で達成できなければ、それはそれでやむを得ないという理解じゃないかなと思うんです。

岩下教育部長

 この辺は、平成22年までには、確かに磯谷委員が言われるように目標が設置でもいいと考えることもできると思いますので、また精査する中で調整をさせていただきます。これですべて終わりではありませんので、先ほど「拡充」と「充実」と「継続」と「推進」といろいろご指摘いただきましたので、この部分も含めて表記の仕方を、ご意見をいただいたところは検討させていただきます。

寺木委員長

 よろしくお願いします。
 ほかにはいかがでしょうか。

鈴木委員

 何というか言葉の解釈、定義の問題かもしれませんが、「ビジョン」とか「憲章」とか、いろいろ非常に大原則的なものが幾つかあって、それは一つ一つ意味があると思うんですが、それらの連携というか、どういう全体的なフレームワークの中で、「憲章」やら「ビジョン」やらがあるのか。「ビジョン」といっても、子育て、それから教育もあるわけで、これらの全体的な連携を、どこでだれがどういうふうに構想しているのか、教育委員会ももちろんやらなきゃいけないんでしょうけれども、私も勉強のためなんですが、どんな経緯で出てきたものなんでしょう。

岩下教育部長

 「ビジョン」も教育委員会で掲げたので「教育ビジョン」というのもあります。「憲章」ですと、古い言葉でいくと「市民憲章」とか、「高齢者憲章」ですとか、「憲章」も幾つか三鷹市にはございます。
 当然、「ビジョン」と「憲章」というのは、位置づけが違いますよね。「市民憲章」でしたら、もうはっきりしているわけです。あるいは「高齢者憲章」ですと、みんなが目指す一つの到達点みたいな形で書いているのが「憲章」です。「ビジョン」というのは、どちらかというと、一つのビジョン目標があるんだけれども、それに向けて市民と一緒につくり出していくという要素が結構あるものが僕は「ビジョン」じゃないかと思うんですけれども、はっきりその辺の使い分けは、庁内でも議論したことはありませんが、基本的には、幾つかの前の事例から言ってそういう判断をしていると思います。
 例えば、「ビジョン」と「憲章」をどういうふうに統合的にまとめていくかということになりますと、教育委員会で「教育ビジョン」をつくっておりますけれども、それは一つにはそれぞれの施策に生かすということがあります。それから、基本目標にも当然「ビジョン」を踏まえて基本目標をつくっていくと。年度ごとの基本計画をもってつくっていくことがありますので、それは、子どもとか教育とか高齢者といったところのものが多いんですけれども、具体的にどう調整していくかとなると、やっぱり基本計画の位置づけの中で、それぞれ位置づけをはっきりさせて、それぞれの事業で取り組む以外はないんじゃないかなと思います。「憲章」と「ビジョン」を特に調整するというのはありませんで、「憲章」は、都市チャーターみたいなものですから、どちらかというと掲げる、どちらかというと啓発に近いものなのかなという感覚を僕は持っています。

貝ノ瀬教育長

 「教育ビジョン」は、教育委員会が策定したんです。当然なんですけれども、三鷹市の前の第3次三鷹市基本計画には載せていなかった。私が教育長に就任して、教育委員さんにお諮りしてつくらせてもらったということで、小・中一貫教育の推進もありましたし、やはり、そういう具体的なものを進めるに当たって、やっぱりきちんと旗を立ててやる必要があるということで、学校教育中心のビジョンということで、「教育ビジョン」を策定したという経緯があるんです。必ずしも過去の基本計画どおりではなくて、その時の社会、市民の要請に基づいてつくられてきたという経緯があるんです。
 ですから、おっしゃるように初めから計画的に、「ビジョン」や「憲章」を年度を追ってつくってきたというわけではありませんので、おっしゃるようなすべての「ビジョン」や「憲章」のある程度の策定が終わった段階で、それに整合性と統一性を考えなければならないことは当然のご指摘だと思います。
 ですから、これは結論から申し上げると、今後の課題だと思っています。
 「子育てビジョン」などは、これからつくられていきますので、既にできている「教育ビジョン」等と、整合性を考えながら統一性のあるものをつくっていくということにしたいと思っています。

鈴木委員

 いや、私もそうだろうなと思います。うちの学校からしてそういう問題がいっぱいあって、横文字がいっぱいあるんです。それが日本的に解釈されているものだから、こちらでも「憲章」と「ビジョン」というと、やっぱり何か違うんじゃないかというものがあります。

岩下教育部長

 補足をさせていただきます。「憲章」の場合は、議会の議決をいただいております。「ビジョン」をつくる場合は、これは市長の権限の範囲内ということで。

鈴木委員

 報告ですね。

岩下教育部長

 報告で済ませております。
 ですから、例えば「市民憲章」とありますのは、議会も認知したものですから、市民がそれぞれ目指すものは、三鷹市民としてはこういうものを目指すんだよというのがはっきり出ているのが「憲章」ということになります。

貝ノ瀬教育長

 どちらにしても、みんな理念的な内容ですので、理念的なものが幾つもばらばらにあるというのは、やはりそれはそれで意味があるかもしれませんが、統一的に、それを統括するような考え方なり、それをまとめるビジョンなり、何か理念なりのものがあったほうが、精神衛生上よろしい。

鈴木委員

 そうそう。だけど事は教育ですから、そうしゃくし定規に簡単に一つの文章でなんていうわけにいかないのは当然である。教育長がおっしゃるように、そのときそのときの必要性によってできてきたものであるから、だけど拡散しちゃう感があります。
 私、最初これ、任期が浅いという面もありますけれども、すごい総花的で、しかし教育からすると、これも必要、あれも必要だというのはよくわかるんだけれども、収れんしていったところが、どういうところを目指しているのか。それが、「ビジョン」として描かれているならば、あるいは「憲章」として描かれていれば、その「憲章」「ビジョン」等々の関係点はどうなっているのだろうなと。そんな感じだけなんですけれども。

貝ノ瀬教育長

 でも、おっしゃるとおりです。これは前に秋山委員からもご指摘いただいているんですけれども、これからの教育をよりよく進めていくということになると、このまちの福祉ということで見ていくという視点も大変重要になってきますので、そこを考えたときには、やはりいろいろなものを総合的に考えた考え方なり理念が求められてくるだろうと思います。
 これは率直に申し上げて、これからの私どもの仕事になると思います。

鈴木委員

 私も幾つか、例えばきのうまで北海道にいたんですが、中高一貫なんていうのとか、小・中の先生がおっしゃっていただいたわけです。そこで三鷹のことを当然視しちゃいけないと思いましたね。三鷹は本当に進んでいるという印象を持って帰ってきたんです。でもこれを見てみると、もちろん進んでいるからこうなるわけですけれども、すごく総花的な面もあるなという印象を持つんですけれども、その事情はわかります。
 以上でございます。

秋山委員

 では、もっと進んでいるところを言っていいでしょうか。

寺木委員長

 どうぞ。

秋山委員

 実は204ページに幼・保・小連携のことが書いてありますが、私は昨年11月に三鷹市の公立保育園の保健部会の講演をさせていただいたんですけれども、そのときに、園長先生も何人かいらっしゃいましたが、教育の「教育ビジョン」それから、「教育支援プラン」の幼・保・小連携は非常に興味を持っておられました。それで、その中でも、幼・保・小連携のモデル事業をされている保育園は、もう既に小・中一貫の校区といいますか、学園を意識され始めているということで、今回、「教育ビジョン」や幼・保・小連携のモデル事業から意識ができつつあると思いました。「子育てビジョン」がこれから策定されますけれども、ぜひ流れが途切れないような形で進んでいけばいいと思います。
 以上です。

「平成20年第1回教育委員会定例会会議録(3)」へ続く

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