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戦後80年平和事業「中学生長崎市平和交流派遣事業」長崎市へ行ってきました!
作成・発信部署:企画部 企画経営課
公開日:2025年8月15日 最終更新日:2025年8月15日
中学生長崎市平和交流派遣事業を実施しました!
令和7年7月29日(火曜日)~31日(木曜日)に市内の中学2年生16人を長崎市へ派遣しました。派遣先では、原爆資料館の見学や被爆体験講話、現地の中学生との意見交換を通じて、平和の意義を深く学び、自分たちが後世に伝えていく大切さについて考えました。
派遣に先立ち、事前学習会を開催しました
派遣に先立ち、事前学習会を実施し、自分たちが住む三鷹での戦争の歴史や長崎での原爆被害について学んだほか、グループワークを通じて、本事業における自分たちの「役割」を考えました。
日程
事前学習会1【7月6日(日曜日)】
この日、初めて顔を合わせ、自己紹介を行い、本事業への参加理由や意気込みなどを発表しました。また、講師を招き、「三鷹と戦争」の講義を受け、かつて三鷹市で起きた出来事や、三鷹市と長崎市のつながりについて学びました。
- 講義「三鷹と戦争」
- 講師:牛田守彦先生(法政大学中学高等学校教諭・「武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会」代表)
事前学習会2【7月12日(土曜日)】
この日は、長崎の原爆に関するDVDを視聴し、原爆被害の実情やその悲惨さについて学びました。続いて、グループワークを行い、事前学習会1の講義やDVD視聴を通して得た知見や感じたこと、戦争が起こる要因、自分たちの「役割」について話し合い、グループの意見を発表しました。
派遣本番【7月29日(火曜日)~31日(木曜日)】
1日目【7月29日(火曜日)】
被爆の実相と平和の尊さを次世代に伝えていくために活動しているボランティア「平和案内人」の案内のもと、原爆落下中心地や浦上天主堂、平和公園などを巡りました。
訪問先
- 原爆落下中心地
- 浦上天主堂
- 如己堂・永井隆記念館
- 山里小学校(旧・山里国民学校)
- 平和公園

山里中学校との交流の様子
2日目【7月30日(水曜日)】
原爆落下中心地から約900メートルのところにあり、多くの命が犠牲となった悲劇の地に建つ山里中学校を訪問し、平和部の皆さんと共同学習・交流会を実施しました。山里中学校の平和への取組の発表を聞き、三鷹市からは「三鷹と戦争」と題し、事前学習会で学んだ三鷹の戦争の歴史について発表しました。また、グループワークを通じ、「平和のために自分たちにできること」をテーマに活発な意見交換を行いました。午後は、長崎原爆資料館を訪れ、現地でしか見ることの出来ない貴重な資料を通じて原爆の悲惨さを学び、平和の尊さについて考える機会となりました。
訪問先
- 山里中学校生徒との交流
- 長崎歴史文化博物館
- 眼鏡橋
- 長崎原爆資料館
3日目【7月31日(木曜日)】
被爆体験講話では、当時11歳で被爆したかたから、被爆体験談を直接伺いました。被爆者ご本人による生の証言を聞き、参加者は当時の状況や思いに触れ、改めて、平和の尊さについて考える機会となりました。
訪問先
- 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館(被爆体験講話)
- 大浦天主堂
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