井口特設グラウンドの南側用地への医療事業者の公募

公募型プロポーザルを実施します

現在の井口特設グラウンドの南側用地（以下「井口一丁目8番用地」という）へ誘致する医療事業者の選定にあたり、公募型プロポーザルを実施します。　

※期間中に質疑が寄せられましたので、回答書を掲載します。

公募の趣旨

市では、令和3年3月に「防災都市づくり方針」を策定し、「感染症に対するリスクの低減と災害時においても医療機能の確保が図られている」ことを施策の一つに掲げています。その実現に向け、これらの両面から市内医療体制の充実を図っていく取組を推進していくとともに、公有地の活用についても方向性を示してきたところです。

そして、井口特設グラウンドについては、売却から防災・減災のまちづくりを目的とした土地の利活用へ方針を見直し、令和4年12月に利活用のあり方を示す井口特設グラウンド土地利用構想（以下「土地利用構想」という）を策定しました。

また、「新型コロナウイルス感染症に係る対応検証報告書（令和5年1月）」においても、「今回の市内病院のコロナ患者病床への転換は一定の成果がある一方で、施設や設備などでの課題がある市内病院も存在したことから、市民の安全を守るため、市として、感染症対策と災害時医療に対応できるよう市内病院を支援していく必要がある」と総括しています。

そこで、井口一丁目8番用地の活用について、公募型プロポーザルにより、本市と優先的に交渉する者（以下「優先交渉権者」という）を選定し、土地利用構想に基づき、市内医療体制の充実強化を図ります。

病院誘致予定地

概要

• 名称：井口一丁目8番用地
• 所在地（地番）：井口一丁目8番2（住居表示：井口一丁目6番）
• 用途地域：第2種住居地域
• 指定建蔽率：60パーセント
• 指定容積率：200パーセント
• 高度地区：25メートル第二種高度地区
• 道路の状況：東側一方が道路（都道）に接面

主な貸付条件について

• 借地契約の種類：借地借家法第22条の規定に基づく定期借地権設定契約
• 貸付期間：定期借地権設定契約後の本物件の引渡しから50年間
• 貸付面積：5,500.01平方メートル
• 貸付料：最低貸付価格以上を条件に、事業者が提案する貸付料とします。

主な参加資格及び公募条件について

公募の実施に当たっては、参加資格を満たす事業者に対して、公募条件に基づいた提案を求めます。

主な参加資格

• 現在、市内で病院を運営する事業者であること
• 応募者自ら本件土地を賃借し、病院を運営することなど

病院とは

医療法第1条の5第1項の規定による病床20床以上を有する施設

主な公募条件

• 医療機能に関すること
  災害時の地域の医療機能の確保、感染症への対応、地域の医療連携の維持・向上、健康づくり拠点としての機能など
• 施設整備に関すること
  緑化の推進、景観及び周辺住民への配慮、ユニバーサルデザインなど
• 建設及び運営に関すること
  関係法令等を遵守した建設、安定した医療の提供、十分な診療体制など
• その他
  地域貢献や地域のまちづくりに資する提案、市への協力など

審査について

「井口一丁目8番用地の医療事業者誘致における選定委員会」において、公募要項及び審査基準等に基づき、資格審査や書類審査、プレゼンテーション等の実施により審査を行います。

資格審査

貸付料（最低貸付価格以上を提案）と参加資格に係る条件を満たした事業者を資格審査合格とします。

書類審査

希望貸付価格及び財務状況について、評価を行います。

プレゼンテーション及び質疑による審査

資格審査合格者は、提案書による提案内容を中心としたプレゼンテーション及び質疑による審査を実施します。