ここから本文です

女性と疾病

作成・発信部署:子ども政策部 子ども家庭課

公開日:2022年9月1日 最終更新日:2023年5月18日

女性は一生を通じて女性ホルモンの影響を受けます。女性ホルモンの分泌の変化に

よってライフステージごとにかかりやすい病気が異なります。

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは

骨の量(骨密度)が減り、全身の骨がもろくなって、骨折しやすくなる病気です。

症状

 初期は特に目立った症状はありません。長い期間をかけて進行し、徐々に身長が縮む、腰や背中が痛むなどの症状が出現して、気づかないうちに骨折している場合もあります。

診断と治療

 骨量を測定して診断します。治療は薬物療法ですが、日常的にカルシウムやビタミンDの多い食品をとり適度な運動が大切です。

女性と骨粗しょう症

 骨は、常に古い骨が壊され(骨吸収)、新しい骨が作られています(骨形成)。女性ホルモン(エストロゲン)は、このバランスを保つために重要な働きをしています。閉経後に女性ホルモンの分泌量が低下すると、骨吸収が骨形成を上回り、骨がもろくなるため、女性は骨粗しょう症になりやすいと言われています。骨を丈夫にする食生活や運動などの生活習慣で、骨粗しょう症を予防しましょう。

骨粗しょう症健康診査

骨粗しょう症健康診査

脂質異常・高脂血症

脂質異常・高脂血症とは

 血液中のコレステロールや中性脂肪が増え、血液がねばねばになった状態が脂質異常症・高脂血症です。

症状

 自覚症状がないので、サイレントキラー(沈黙の殺人者)と言われています。ひどくなると狭心症、心筋梗塞、脳卒中を起こす危険が高くなります。

診断と治療

 基本は食生活の改善(和食中心)と適度な運動です。改善が見られない場合には、薬物療法を行います。

女性と脂質異常・高脂血症

 女性ホルモンのエストロゲンは悪玉コレステロールの増加を抑え、血管壁が硬く老化することを抑える働きもしています。閉経後は、こうした働きが失われるので、血液中のコレステロール値や中性脂肪が増え、血液がねばねばになりやすい状態が引き起こされます。

食事や生活のご相談をお受けしています

健康栄養歯科相談

甲状腺機能亢進症・低下症

甲状腺機能亢進症・低下症とは

 甲状腺とは首の前部の、のどぼとけの下の方にある、代謝にかかわるホルモンを分泌している臓器です。甲状腺の働きの異常により、ホルモン分泌が過剰になった状態を甲状腺機能亢進症、不足になった状態を甲状腺機能低下症といいます。いずれも中高年女性に多くみられます。

症状

 甲状腺機能亢進症はバセドウ病ともいわれ多汗、動悸、眼球突出、低下症は代謝が低下して寒く感じることが多く、疲労感、筋力低下などがみられます。いずれも月経異常を伴います。

診断と治療法

 診断は、主な症状とホルモンの血中濃度を測定する甲状腺機能検査を行い診断します。治療法は、甲状腺機能をコントロールする薬物療法です。

気になる症状があったら

まずはかかりつけ医に「甲状腺の病気が心配」と相談してみましょう。また、更年期

障害のような症状があったり、月経の異常がみられる場合は、産婦人科医にも相談す

ることができます。

子宮内膜症・子宮筋腫

女性と月経(生理)

定期的に健康診査を受けましょう

三鷹市では健康診査を実施しています。定期的に受けることで予防や早期発見につながります。

若年健康診査

特定健康診査

後期高齢者健康診査

気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

三鷹市医師会(外部リンク)

このページの作成・発信部署

子ども政策部 子ども家庭課 母子保健係
〒181-0004 東京都三鷹市新川六丁目37番1号
電話:0422-46-3254 
ファクス:0422-46-4827

子ども家庭課のページへ

ご意見・お問い合わせはこちらから

あなたが審査員!

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

  • 住所・電話番号などの個人情報は記入しないでください。
  • この記入欄からいただいたご意見には回答できません。
  • 回答が必要な内容はご意見・お問い合わせからお願いします。

集計結果を見る

ページトップに戻る