ここから本文です

平成27年第3回教育委員会臨時会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2016年1月19日 最終更新日:2016年1月20日

平成27年第3回教育委員会臨時会会議録

日程第1 平成28年度使用中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書の採択について

岡委員

 まず、帝国書院ですけれども、ハザードマップ、写真、コラムなど防災の面で詳しいと思いました。東京書籍では、津波について詳しく取り上げていますが、三鷹市としては、津波よりも防災に関する記述が充実しているほうが地域に合っていると思います。
 それから、日本の領土に関する記述は、教科書会社によって差があると思いました。ページ数としては、東京書籍が4ページで一番多いようですが、本文中の記述は客観的な事実にとどめている印象です。帝国書院は、ページ数は2ページですけれども、内容的には領土問題に踏み込んで記述していると思います。

角田委員長

 確かに帝国書院や日本文教出版、これは日本の領海を侵犯する中国船の写真を掲載していますね。また、教育出版や帝国書院は、2012年の尖閣諸島国有化についても記述しています。領土問題として踏み込んで取り上げている印象です。この点についてはいかがですか。はい、池田委員、どうぞ。

池田委員

 私は、学校でするべきことというのは、何か一定の方向性を持った考え方を子どもに根づかせるというよりも、子どもが学校で学んだことをもとに価値判断していけるような力をつけるということかなというふうに思っております。子どもが冷静に考える、知的な部分を育てていきたいなというふうに思っております。そういう意味では、今ご指摘のあった領土問題ですとか、あとはエネルギー問題も今ございますけれども、そういった点について、子どもたちが知的に考えていくような工夫がされているという点では、東京書籍がいろいろな考え方、選択肢の提示があって、考えさせる題材としていいかなというふうに思っています。

角田委員長

 はい、貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 私は、地理の教科書ですから、ここは領土については歴史的な視点ということよりも、地理の問題として取り上げている教科書がいいのではないかというふうに思います。そうしますと、東京書籍の領土の扱いというのは冷静でバランスがとれているというふうに思います。
 以上です。

角田委員長

 いかがでしょうか。教育長、どうぞ。

高部教育長

 私も、東京書籍は領土に関する記述量は多いのですけれども、今言われたように、取り上げ方は係争内容だということとともに、地形とか天候とか資源とか、いわゆる地理的な説明が多くなっているということで、バランスがとれているのかなというふうに思います。
 それから、領土以外の点でいいますと、東京書籍は学習方法、調査の進め方について、ほかの教科書の倍近いボリュームを割いていまして、フローチャート等を使って非常にわかりやすく示しているなというふうに思います。子どもたちが主体的な学習の仕方を進める上では、非常に丁寧に説明をされていて、学び方を学ぶという点でも非常にすぐれているなというふうに思います。
 一方、日本文教出版については、見開きごとに、学習課題とあわせて、そのページの重要なキーワードが示されていまして、振り返りの際にポイントを押さえることができるようになっているというのが一つの工夫だなというふうに思いました。

角田委員長

 学び方という点では、社会科の教科書は各社とも、1時間の学習内容を見開き2ページにまとめてあります。紙面の見やすさや学習のしやすさという点ではどうでしょうか。私は、東京書籍、帝国書院は写真が非常にきれいだと思いますが、いかがでしょうか。貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 帝国書院ですけれども、ここは伝統があって、紙面のカラーがとてもきれいに仕上がっているというふうに思います。地図や図表が見やすい教科書だなというふうにも、私は一定の評価もしています。

角田委員長

 池田委員、どうぞ。

池田委員

 より多くの人に見やすいカラーユニバーサルデザインというものについては、各社、配慮をしているように思いました。
 それから、地理の学習ということからは少しずれてしまいますけれども、教育出版の教科書は巻頭のところで点字を実際につけていたりして、実際に子どもたちが触れることができるというところで、障がいに対する理解を促す工夫があるなというふうに思いました。

角田委員長

 ほかにご意見をいただければと思います。いかがでしょうか。ほかにございませんか。
 各社それぞれの工夫はあります。しかし、ここまでの協議を統合してみますと、領土に関する冷静でバランスのとれた記述、また、調べ学習など主体的、協働的な学習の充実という点からは東京書籍ということになるかと思いますが、いかがですか。よろしいですか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

角田委員長

 それでは、地理の教科書は東京書籍といたします。
 続きまして、社会科の歴史的分野について協議を進めます。それでは、ご意見をお願いいたします。はい、貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 各社いろいろ工夫されている中で、一つの観点として、私は南京事件の記述の違いに着目して、比べてみました。教科書によって、随分スタンスが違っているという印象ですが、清水書院や学び舎は非常に踏み込んで記述していますが、自由社、育鵬社は、本文ではほとんど触れていないというふうに感じます。教育出版は触れているのだけれども、主体がはっきりしないという感じを受けました。こうした問題については、冷静に直視して、そして、子どもたちにしっかり考えさせるということが大切じゃないかというふうに思います。
 そうした点から考えますと、東京書籍や日本文教出版などは比較的バランスがとれた記述になっていると私は思います。

角田委員長

 池田委員、どうぞ。

池田委員

 今ご指摘があった東京書籍ですが、世界史とのつながりが比較的よく検討されておりまして、世界史の流れの中で日本を捉えさせようという工夫が見られると思います。
 それから、貝ノ瀬委員もおっしゃったように、南京事件に関する記述についても、主体が明確にされているという点で、いいなと思いました。
 全般的にですが、歴史の学習というのは、やはり歴史を直視する姿勢が大切だと思いますので、私としては東京書籍がいいと思います。

角田委員長

 高部教育長、どうぞ。

高部教育長

 今までのお話の中のように、一つの事象について、検定済みの教科書であっても、やはり取り扱われ方、表現がかなり違って、幅があるというふうには感じています。教科書によってさまざまな表現の違いがあるわけですけれども、中学生段階の学習という点から捉えると、やはり教材として効果的な学習に活用できるかというのが一つの重要な視点だというふうに思います。
 そこで、私は、教材としての取り扱いやすさということを比較してみたのですけれども、例えば東京書籍は章末のまとめが見開きになっていまして、次の章の予習にもつながるような工夫がされております。ただ、章のまとめとして取り上げているのは事件のみで、その背景までは踏み込んではいないというものです。それから、清水書院については、章のまとめが非常に簡潔で、やはり事件だけを取り上げたまとめになっています。それに比較して、教育出版については、章末のまとめは、その事件だけを捉えているのではなくて、その背景にあるような流れとか要因といったものについても、簡単ではありますけれども、触れています。
 やはり歴史学習においては、その歴史の移り変わりを理解するための背景とか流れに目を向ける必要があると思いますので、その点ではすぐれているなというふうに思いました。

角田委員長

 ありがとうございます。ほかに。岡委員、どうぞ。

岡委員

 私は、教育出版の各節の「見出し」は独特でおもしろいと思いました。例えばですが、「このごろ都にはやるもの」とか「ザン切り頭をたたいてみれば」といった見出しの言葉は、読み物として子どもたちの興味を引くのではないでしょうか。
 それから、巻末の年表を比べてみましたけれども、教育出版や清水書院は、年表が1枚つづりになっていて、とても見やすい工夫がされています。東京書籍は、年表で見るつくりにはなっていますけれども、裏表で見るようになっていまして、それがちょっと残念です。私は、総合的に見て、歴史の教科書は東京書籍がよいと思うのですが、この年表のつくりはちょっと残念に思いました。

角田委員長

 ほかの教科書についてはいかがでしょうか。はい、貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 今まで話題になっていないところで、例えば自由社ですけれども、自由社の教科書は人物の写真が大変多くて、人物に焦点を当てているという印象の教科書です。それから、各章の最初に、絵などの資料から考えさせる学習を設定していて、子どもがみずから課題に気づくように工夫しているというふうに思いました。
 それから、帝国書院ですけれども、「タイムトラベル」というようなページがありまして、イラストを活用した導入ですとか、振り返りの活動を行うというふうな工夫がなされているというふうに思いました。

角田委員長

 はい、岡委員、どうぞ。

岡委員

 工夫という点では、育鵬社も「人物クローズアップ」や「なでしこ日本史」というコーナーがあって、歴史上の人物にスポットライトを当てることで、その時代の特色を押さえる工夫があります。育鵬社に限らず、どの教科書も歴史上の人物についてはコラムなどで取り上げてはいますが、事実を淡々と述べるだけということが多く、その時代の息遣いのようなものを感じることができる教科書であれば、生徒の興味や関心を引き出すことも望めるのではないでしょうか。

角田委員長

 池田委員、どうぞ。

池田委員

 学び舎の教科書ですが、非常に斬新でおもしろい教科書だなと思いました。見出しがおもしろいです。例えば「村に入ってきた秀吉 検地と刀狩り」といって、検地帳の写真が載せてあったり、「赤紙が来た 戦地からの国民生活」といって、赤紙の写真が載ってあったりとか、非常に工夫がされてあって、それぞれの時代の息吹が伝わってくるような気がして、読み物として、非常に子どもたちに興味を持たせるような内容だなというふうに思いました。
 ただ、そうやって工夫を凝らしている分、若干、練られていない部分もあるのかなというところで、今後に期待したいなというふうに思っております。

角田委員長

 はい、岡委員、どうぞ。

岡委員

 どの会社の教科書も、インターネットを活用して調べる、調べ学習というもの、そういう活動を取り上げていて、今の時代の教科書という感じがします。特に東京書籍と帝国書院は、プレゼンテーションソフトの活用について触れていたり、日本文教出版は電子黒板の活用について取り上げていたりして、この3社については、ICTを活用して調べることを発表する具体的な方法まで紹介しているのがよいと思いました。

角田委員長

 教育長、どうぞ。

高部教育長

 学習方法という点では、各社とも、資料の読み取り方ですとか、あるいは調査、発表などの学習活動が提示されておりまして、また、単に歴史的な知識を得るというだけにはとどまらない工夫がされているというふうに思います。
 例えば東京書籍は、第1章でテーマ設定から発表までの調べ学習の流れを示していまして、各章のまとめで活用できるようにしていましたり、あるいは清水書院では、時代の特色をまとめて表現する「Yチャート」という方法を示していましたり、あるいは、日本文教出版においては、重要キーワードを使って、学習したことを言語化する課題を見開きごとに設定したり、それぞれ学習内容を理解したり、深めたりする工夫がされているというふうに思います。
 やはり教科書としては、バランスのとれた記述、内容であることは当然ですけれども、やはり中学生にとって、学習のためのツールとして使いやすいかどうかという点も非常に重要な視点だというふうに思います。

角田委員長

 はい、ありがとうございます。ほかにご意見はありますでしょうか。
 歴史の学習を通して思考力、判断力、表現力を育てることを考えますと、歴史的な事象についてはバランスよく記述し、学び方、考え方を導くような教科書が望ましいと思います。
 近代史については、各社の評価は分かれるところですけれども、ここまでの協議から総合的に判断すると、東京書籍の評価が最も高いように思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

角田委員長

 それでは、歴史の教科書は東京書籍といたします。
 続きまして、社会の公民分野に参ります。これにつきまして、ご発言をお願いいたします。はい、池田委員、どうぞ。

池田委員

 東京書籍で、「X市の市長選挙に立候補」という題材があって、これはおもしろいなというふうに思いました。現代的な課題を取り上げていますし、これを用いて子どもが議論をするというのはいいことだなというふうに思いました。
 それから、憲法に関する記述を比較してみましたが、やはり正確さにばらつきがあるように思いました。最も正確に記述されているのは教育出版かと思いました。政治権力を憲法によって制限するという中心的なところ、それから、民主主義でも奪えない権利があるということなど、専門的な見地から見ても正確に書かれているなというふうに考えました。
 私は、総合的に見て教育出版がいいなというふうに考えています。

角田委員長

 ほかにいかがでしょうか。はい、貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 今お話の教育出版ですけれども、6、7ページに掲載されています新聞の活用ですが、これは今求められているクリティカルな、いわゆる建設的な批判的な思考力というような力を育てるという点では、よいのではないかというふうに思います。
 それから、憲法とは何かということをずばり書いているのは教育出版です。公民は憲法をどう扱うかが重要だと思いますけれども、どの社も巻末には諸法令ということで、たくさん法律を載せていますが、教育出版は諸法令等枠の別格として憲法を独立して掲載しています。これはやはり大事なものだというふうに扱おうとしているスタンスがよく見えるというふうに思います。

角田委員長

 はい、岡委員、どうぞ。

岡委員

 私も、憲法とは何か、憲法とはどういうものかというものをきちんと教えたいと思っています。そう考えたときに、わかりやすく伝えているのは教育出版だと思いました。清水書院や東京書籍もさまざまな工夫があって、考えながら学習を進めていくことができますが、教育出版は「読んで深く考えよう」とか、「言葉で伝え合おう」といった課題の設定が適切だと思います。

角田委員長

 教育長、どうぞ。

高部教育長

 私は地方自治の取り上げ方について比較してみたのですけれども、東京書籍は冒頭に、その章の見出しは「地方自治と私たち」というものでしたが、清水書院は「住民が築く地方自治」という見出しで、それに対して教育出版は、「住民参加で地域をつくる」という見出しになっていまして、より主体的な社会参画という視点を打ち出しているなというふうに思いました。
 内容的にも、裁判員制度などを取り上げて、ルールを守るだけではなく、自分たちも参加するのだという視点があって、まちづくりのアイデアが特集されていたりするなど、市民の参加と協働を進めている三鷹市にふさわしい教科書だなというふうに思ったところです。

角田委員長

 他社の教科書については、いかがでしょうか。はい、貝ノ瀬委員。

貝ノ瀬委員

 各社はさすがにいろいろな工夫がなされておりまして、日本文教出版などは、ディベートの手法を取り入れて、非常に現代的な事例問題については、子どもたちに考えさせるという課題を設定しているという点などの工夫がよく見られるというふうに思いました。

角田委員長

 はい、池田委員、どうぞ。

池田委員

 育鵬社ですが、一つのテーマとして、私は内閣総理大臣ということで、総理大臣になったという設定で、持続可能な社会の形成についてプレゼンテーションや議論をするという項目があって、そういったテーマの取り上げ方自体はいいのかなというふうに思いました。
 他方で、民主主義のところの記述を見てみますと、多数決原理ということが書いてあって、そのときに、少数意見でも採用できるものは取り入れるという柔軟な姿勢が大切ですということも書いてあります。そこも、もう少し踏み込んだ、今の内閣総理大臣というテーマを取り上げるのであれば、民主主義さえ制限される人権というものについての記述も、もう少し厚く書かれていればいいなというふうに思いました。

角田委員長

 岡委員、どうぞ。

岡委員

 自由社や清水書院も、最後の章に「卒業論文」を作成する課題がありまして、なかなか工夫されていると思いました。どの教科書も、生徒の思考力や判断力を育むという点には力を入れている印象を持ちました。

角田委員長

 私は、社会保障の仕組みについて、記述を比較してみました。東京書籍、教育出版、これはかなり十分なボリュームを割いて、しっかりと説明しているという印象でした。また、特に教育出版は国のあり方、税金の使い方、これらにも触れていまして、表現もわかりやすく書いていると思いました。清水書院や日本文教出版は、記述がわりとあっさりしているなという印象を受けております。
 ほかにご意見はいかがでしょうか。教育長、どうぞ。

高部教育長

 ほかの教科書では、帝国書院はマンションの紛争問題というものを題材としまして、合意形成ですとか紛争解決などを取り上げていて、より主体的な問題解決能力、子どもたちに求められる一つの能力ですけれども、そういったものを育むようなテーマ設定をしていて、ユニークだなというふうに思いました。
 やはり各社とも、社会のさまざまな課題について生徒に考えさせる工夫がされておりますけれども、教育出版は、先ほどの地方自治の仕組みだけではなくて、社会保障と税の一体改革ですとか、あるいは地方分権改革に触れていたり、あるいは今後の社会保障のあり方ですとか、給付と負担なども取り上げているというところで、今後の主権者教育、さらには市民教育につながるような視点がかなり意識されていて、その点、非常にすぐれているなというふうに思いました。

角田委員長

 はい、貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 私も、公民科の教科書ですので、社会に参画する公民を育てるという点を考えますと、三鷹市が教育ビジョンとして持っております、子どもたちの「人間力」、「社会力」を育てるということと重なるものですので、生徒がより主体的に学習することができる教科書ということで、三鷹市にふさわしいというふうに考えますと、私も教育出版がいいのではないかというふうに思います。

角田委員長

 ありがとうございます。ほかにご意見はありますでしょうか。よろしいですか。
 それでは、ここまでのご意見から総合的に判断して、教育出版ということではいかがでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

角田委員長

 それでは、公民の教科書は教育出版といたします。
 次に、社会科の地図について協議を始めます。それでは、ご発言をお願いいたします。はい、貝ノ瀬委員、どうぞ。

貝ノ瀬委員

 東京書籍ですが、色調が非常に目に優しいという印象です。それから、資料にお国自慢などが取り上げられていまして、大変ユニークだなというふうに思います。領土についての記述は、ちょっと曖昧さが残る感じがいたしましたけれども、帝国書院の色調のシャープさは少し目にきついような感じもしましたけれども、領土に関する資料というのは明快な表現をしているのではないかなというふうにも感じました。

角田委員長

 はい、池田委員、どうぞ。

池田委員

 私は、帝国書院の地図の色合いですとか字体になじみがあるせいかもしれませんけれども、地図らしい感じがしていていいなと思っています。

角田委員長

 はい、岡委員、どうぞ。

岡委員

 巻末の資料を見比べてみたのですが、東京書籍のほうが色がはっきりしていて見やすいと、巻末資料に関しては思いました。ただ、全体としては、帝国書院の色調にはやはりなじみがあって、見やすく感じます。それから、帝国書院は防災に関する資料も充実していると思いました。総合的に比較すると、私は帝国書院のほうがよいと思います。

角田委員長

 教育長、どうぞ。

高部教育長

 帝国書院、東京書籍、それぞれ作成上の工夫があると思うのですけれども、帝国書院の特色の一つとして、地球儀の中ではどの位置なのかということを示しています。その範囲を限定して地図に落としているという、よりイメージがつかみやすいような工夫がされているというふうに思います。また、ところどころに「やってみよう」というコーナーを設けまして、その中で地図の読み方のポイントを示しているというのも、学習を進める上では非常に有効かなというふうに思いました。

角田委員長

 東京書籍のソフトな色合いとか、帝国書院の非常にシャープな色調、これはそれぞれ甲乙がつけがたいと感じました。ただ、帝国書院には、対極から見た日本地図、単純に北を上にしたのではないような地図が掲載されている。これは非常に斬新でおもしろいなというふうに思いました。
 ほかに何かご意見ありますでしょうか。よろしいですか。
 ここまでの各委員からのご発言を統合しますと、地図は帝国書院ということで、いかがでしょうか。よろしいですか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

角田委員長

 それでは、地図については帝国書院というようにいたします。
 次に、数学について協議を始めたいと思います。それでは、ご発言をお願いいたします。はい、池田委員、どうぞ。

平成27年第3回教育委員会臨時会会議録(3)へ続く

このページの作成・発信部署

教育委員会 総務課 総務係
〒181-8505 東京都三鷹市下連雀九丁目11番7号
電話:0422-29-9811 
ファクス:0422-43-0320

総務課のページへ

ご意見・お問い合わせはこちらから

あなたが審査員!

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

  • 住所・電話番号などの個人情報は記入しないでください。
  • この記入欄からいただいたご意見には回答できません。
  • 回答が必要な内容はご意見・お問い合わせからお願いします。

集計結果を見る

ページトップに戻る