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平成27年第4回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2015年7月29日 最終更新日:2015年7月31日

平成27年第4回教育委員会定例会会議録

日程第1 議案第15号 平成27年度事業計画の承認について

角田委員長

 要望ということで、ありがとうございます。
 池田委員、どうぞ。

池田委員

 どこに入れ込めばいいのかというのが、いい案があるわけではないのですが、子どもの芸術への参加というところが、何か盛り込めればいいなと思っていまして、35ページの左上の囲みの[2]の「豊かな心の育成」というところかなと思ったのですが、最初の基本方針との関係では、多分道徳の徳の部分に、知・徳・体の徳の部分に当たるのかなというので、ちょっとしっくりこないかなというところがあって、他方、36ページの左上の囲みの[3]あたりで、ジブリ美術館ですとか、プロの演奏家による音楽室での訪問演奏とか、このあたりはちょっと芸術が触れられているかなと思うのですが、芸術という視点は、先ほどの貝ノ瀬委員のお話にあったように、人生を長く楽しむ、豊かに過ごしていくという意味では、底流を流れていくべきものなんだろうなと思いますので、何かそこを外出しにするような形で、芸術活動への取り組みとか、そういったことが込めればいいなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

山口教育部長

 学校教育の中で、例えば美術の時間であったり、そういったところで基本的な知識というのは授業でやりますけれども、今の池田委員のご意見の内容は、どちらかというともっと幅広い、生涯学習的なところでしょうか。

池田委員

 そうですね。あるいは、視点の持ち方の違いということかもしれません。図工とか音楽とかというよりも、それは芸術なんだよという、芸術に参加しているんだよという、視点の持ち方の違いかもしれません。でも逆にそういう視点を持つことで、広がりが出てくるのではないかなとも思います。

高部教育長

 両方あるかもしれない。教科的な捉え方の中で音楽だとか美術だとか図工の中で、芸術的な感性を育むというのも、一つあるかもしれないし、生涯学習の中で捉えれば、例えば芸文財団の事業で交響楽団が派遣で全小学校に回って生の音楽を子どもたちに伝えるとか、それからクラブ活動の中でも、今芸文財団の人も次世代への継承ということで、ジュニア俳句だとか短歌だとか生け花だとか、相当かかわって、文化祭でも子どもたちが発表するような機会があるじゃないですか。ああいう活動は現にやっている活動なので、今おっしゃったような視点で、確かにこの事業計画の中では特化して入れていないんですよね。そういう活動もやっているんだということで、生涯学習のどこか位置づけておいてもいいかもしれません。

貝ノ瀬委員

 36ページの左上の[3]の、「プロの演奏家による小学校音楽室での訪問演奏」とあるので、ここを膨らませればいいよ。だから要するに、情操教育ということでね。音楽室での訪問演奏など、芸術的・文化的な活動のさらなる充実とか。

角田委員長

 池田委員のおっしゃっていることは、文言よりむしろそういった広い視点で、当初から芸術に親しむ心というものを育てたいという意見ですよね。

池田委員

 はい、ありがとうございます。

貝ノ瀬委員

 位置づければ、ちゃんと市民との約束になるから。
 でも、七小あたりでは子ども歌舞伎などを行っていますよね。そういうのが部分的にはあるんだけれど、さらなる充実が必要ではないかということですよね。

高部教育長

 伝統文化などの芸術的なものも含めて、考えてみます。

角田委員長

 よろしいですか。意識しながら検討するということで、ありがとうございます。
 ほかにご質問、ご意見等がなければ採決したいと思います。
 議案第15号 平成27年度事業計画の承認について、ただいまご審議いただいた点を踏まえて若干の手直し等を含むということで、可決することにご異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

角田委員長

 それでは、本件は若干の見直しを含めて原案のとおり可決されました。

日程第2 議案第16号 三鷹市市民体育施設条例施行規則の一部改正について

角田委員長

 続きまして、日程第2 議案第16号を議題といたします。

(書記朗読)

角田委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

高階生涯学習担当部長

 それでは、三鷹市市民体育施設条例施行規則の一部を改正する規則ですが、3ページにその改正の部分がございますので、ご説明させていただきたいと思います。
 先日の教育委員会でもお諮りさせていただきましたけれども、北野高架下スポーツ広場の開放の終了にかかりまして、三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例が、去る3月5日に市議会定例会で即決、議決されまして、3月10日に公布されたところでございますけれど、それに伴いまして、同条例の施行規則の一部を改正するものでございます。
 内容といたしましては、7ページをお開きいただきたいと思いますが、この別表第1の中から、右側の網かけの部分ですけれども、三鷹市北野高架下スポーツ広場の名称及び開場時間を削除するとともに、9ページの同表備考の1の部分を削除するものでございます。また同様に10ページ、これは別表第2でございますけれども、別表第2から同スポーツ広場の名称及び休場日を削除するとともに、別表の注書きを削除するものでございます。
 なお、4ページに戻っていただきまして、施行日につきましては条例の改正に合わせまして、平成27年7月1日にするものでございます。
 私からは以上でございます。

角田委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。よろしいでしょうか。
 質問、ご意見がなければ採決いたします。
 議案第16号 三鷹市市民体育施設条例施行規則の一部改正については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

角田委員長

 異議なしと認めます。本件は、原案のとおり可決されました。

日程第3 教育長報告

角田委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。
 どうぞ、秋山課長。

秋山総務課長

 それでは、報告をさせていただきます総務課でございます。
 総務課は、まず庶務係関係ですけれども、12ページ、13ページでございます。初めに12ページですけれども、これは3月4日から4月5日までの行事実績でございます。年度がわりの時期でございまして、3月31日に職員の退職発令、そして4月1日に人事異動等の発令を行ったところでございます。なお、本日資料としまして、教育委員会関係の人事異動の概要一覧表を席にお配りしておりますので、後ほどご参照いただければと思います。
 次に13ページ、行事予定でございますけれども、4月8日水曜日、都市教育長会庶務課長会定例会が三鷹市において開催されます。この庶務課長会は26市の持ち回りで会場を設定しておりますけれども、今回は三鷹市が会場市となり、開催するものでございます。
 翌9日木曜日に東京都庁におきまして、平成27年度の教育施策連絡協議会が開催されるところでございます。
 それから10日金曜日には、東京都市町村教育委員会連合会の会計監査ということで、貝ノ瀬委員に会計監査としてご出席いただく予定となってございます。
 それから12日には、今年度最初の「みたかの教育」を発行いたします。まだでき上がってございませんけれども、本日お手元にゲラをお配りさせていただいております。内容は、1面で平成27年度の教育委員会の基本方針、2面でいじめ防止推進関係の記事を掲載しております。なお、教育委員のコラムは貝ノ瀬委員にお願いしているところでございます。その他については記載のとおりでございます。
 ページをおめくりいただきまして、14ページ、15ページですけれども、教育センター及び施設係関係の予定と実績でございます。基本的に記載のとおりでございますけれども、平成26年度に予定しておりました設計及び工事関係につきましては、全て年度内に完了しているところでございます。
 それから右側15ページには、平成27年度の当初予算に計上しております主な学校施設関係の工事の概要を掲載しております。それから、下ですけれども、教育センターでは今年度も科学発明教室を開催いたしますが、今年度から三鷹ネットワーク大学と共同でこの事業を実施することにいたしまして、クラス数を増やすことで、定員をこれまでの120人から160人と、40人程度増やした上で、参加者の募集を始めるところでございます。例年倍率が2倍程度になることから、今回1人でも多くの子どもたちに参加いただけるよう工夫してまいります。
 総務課については以上でございます。

角田委員長

 学務課、どうぞ。

高松学務課長

 学務課です。
 まず、16ページの実績等報告です。一番下の行になりますが、例年同様4月3日に、新年度の学級編制関係の報告を東京都に行っております。これは4月1日付けの児童・生徒数についての調査になります。学級編制につきましては、今後4月7日付けの児童・生徒数により確定してまいります。
 現在、途中経過の数字、速報となりますので、口頭ですけれどもご報告させていただきたいと思います。小学校では全体の児童数が8,099人、学級数が、通常級ですけれども、256学級となっております。昨年の4月1日と比べまして、児童数が97人の増、学級数につきましては5学級の増となっております。
 続きまして中学校ですけれども、全体の生徒数が3,232人、学級数が、こちらも同じく通常級ですけれども、90学級となっております。昨年の4月1日と比べまして、生徒数が21人の増、学級数につきましてはプラス・マイナス・ゼロ、増減なしとなっております。小学校、中学校の合計では、児童・生徒数全体で1万1,331人、昨年4月1日と比べまして、118人の増となってございます。
 今後、正式な学級編制につきましては、右側17ページの予定等報告に記載しておりますけれども、一番上、4月9日に、4月7日付けの児童・生徒数と都基準学級数の報告を東京都に行いまして、最終的な学級編制の届け出を4月13日までに行うという流れになっております。その他につきましては記載のとおりです。
 学務課からは以上でございます。

角田委員長

 ありがとうございました。
 指導課、お願いします。

宮崎指導課長

 18ページ、19ページで報告をさせていただきます。まず18ページですけれども、年度末でしたので、中学校、小学校の卒業式がございました。卒業式については適正に実施されたと報告を受けております。また、年度末の人事にかかわる伝達式等も記載のとおりでございます。
 そして、19ページですけれども、本日、小学校の入学式、全ての学校で適正に行われたという報告が来ております。明日が中学校の入学式ということになります。14日から初任者研修等が次々とスタートしてまいります。
 21日ですけれども、火曜日、全国学力・学習状況調査。これは小学校6年生、中学校3年生で、小学校においては国語と算数と理科、今年度は3年に1回ということで、理科が追加になっております。中学校におきましては国語、数学、理科という形になってございます。
 その他、記載のとおりですけれども、情報教育の保護者向けのリーフレットについて、宮城統括指導主事より説明させていただきます。

宮城指導課統括指導主事

 先ほども触れていただいたのですけれども、情報教育の保護者向けのリーフレットを、この4月から各小・中学校で配付するということで、既に学校には通知しております。色刷りのものをお配りしてございますけれども、内側を開いていただくと、大体子どもたちの発達段階に応じて、家庭でどのような家庭教育の視点を持って取り組んでいくべきなのかということを、おおよそ示しています。
 あとはそれに合わせて、先ほどの子どもたち向けのカリキュラムの改訂のための委員会を昨年設置した際に実施したアンケートの中から、子どもたちの実態というものが幾つか見えてきていますので、そういったデータをそちらの見開きの中に一部入れてあります。それから、それぞれの項目に含めて共通しているのが、家庭でのルールづくりをしっかりしていただきたいということで、最終ページには家庭のルールづくりのポイントと、あとはその実例ですね。ポイントと例という形でお示ししております。
 先ほども触れましたけれども、この扱いとしては、家庭に配付して、それで終わりとするつもりはございません。必ず保護者が集まる機会に、直接学校の教員から説明を加えた上で手渡しをして、その場で保護者同士の協議をしていただいた上で、持って帰っていただく。当然参加されない保護者もいますので、そういう皆様向けには、その協議の中で出てきたご意見等を学校のホームページですとか、学校便りなどでも紹介しながら対応するといった手だてをとる予定でおります。各小・中学校とも1学期末までに、これを全家庭に配付する予定でおります。
 以上です。

宮崎指導課長

 すいません、追加です。先ほどの18ページの報告の中の3月19日をごらんください。19日木曜日に、第1回いじめ問題対策協議会を実施いたしました。これは全市的な取り組みということで進めているものでございます。その第1回ですので報告させていただきます。帝京大学教授の和田孝先生を会長といたしまして、14名の委員さん、それから市側から15名の出席がございまして、第1回の会議を行ったところでございます。今後また年間を通して継続してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

角田委員長

 ありがとうございました。
 生涯学習課、お願いします。

古谷生涯学習課長

 生涯学習課は20ページ、21ページをお開きください。20ページ、実績でございます。3月8日日曜日に、第105回親子音楽会「音楽でめぐる世界一周の旅」と称しまして、公会堂光のホールで実施したものでございます。定員630名のところ、参加者は611名ということで、多くの方にご参加いただきました。バグパイプやフラメンコ、二胡などの演奏をやっていただいたものでございます。
 また、15日と28日でございますけれども、エコミュージアム入門講座「古文書寺子屋みたか村 読み書き入門」ということで、駒澤大学教授で文化財保護審議会委員の中野先生にお越しいただきまして、三鷹の郷土資料としまして箕輪家文書という古文書がございますけれども、そのうちの御鷹場の古文書や水車の古文書を題材に学んでいただいた講座を実施したものでございます。
 予定につきましては21ページでございますが、記載のとおりでございます。
 以上です。

角田委員長

 ありがとうございました。
 スポーツ振興課、お願いします。

高階生涯学習担当部長

 それでは、私から説明させていただきます。
 22ページでございますけれども、3月14日、地域スポーツクラブの周知と活性化を図るために、連携事業ということで初の試みで、親子体操を行いました。3回シリーズの3回目だったのですけれども、各クラブから10名の協力を得ながら、未就学児童とその親を対象として、27組54名の参加を得て実施したところでございます。
 27日はスポーツ推進審議会を開催いたしまして、新しい委員もいらっしゃったものですから、基本計画、施設の概要説明をしたことと、今後進めていこうと思っておりますスポーツボランティアについてのご講演を、ボランティア協会の方に来ていただいてお話を伺ったところでございます。
 それから、29日は市民歩こう会実施をいたしまして、市民の方の参加が58名あり、スポーツ推進委員の方16名の協力をいただきながら、実施したところでございます。16歳以上の募集だったのですが、大体参加者は50代から80代ということで、平均が70代という参加者の状況でございました。
 それから今後ですが、23ページ、4月23日でございますが、平成27年度の三鷹市体育協会の評議員会が開催されるものでございます。
 以上でございます。

平成27年第4回教育委員会定例会会議録(4)へ続く

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