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平成24年第8回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年12月10日 最終更新日:2012年12月10日

平成24年第8回教育委員会定例会会議録

開催年月日

平成24年8月6日(月曜日)

出席者
委員長 秋山千枝子
委員 河野純子
委員 岡由美
教育長 貝ノ瀬滋

出席説明員
教育部長・調整担当部長 高部明夫
生涯学習担当部長 清水富美夫
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
学務課教育支援担当課長・指導課支援教育担当課長・総合教育相談室長 田中容子
指導課長 松野泰一
指導課教育施策担当課長 松永透
生涯学習課長 古谷一祐
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長 岡崎安隆
国体推進室長・スポーツ振興課国体推進担当課長 荒川浩一
総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長 向井研一
社会教育会館長 新名清人
三鷹図書館長 宇山陽子
指導課統括指導主事 栗原健

事務局職員
副参事 直川佳裕
主事 大塚俊介

議事日程

平成24年8月6日(月曜日)午後2時開議

  • 日程第1 議案第37号 平成25年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書の採択について
  • 日程第2 教育長報告

午後 2時 開会

秋山委員長

 ただいまから、平成24年第8回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、河野委員にお願いいたします。
 議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第37号 平成25年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書の採択について

秋山委員長

 日程第1 議案第37号を議題といたします。

( 書記朗読 )

秋山委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

松野指導課長

 議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。平成25年度に三鷹市立小学校、中学校及び教育支援学級において使用する教科用図書について、別紙のとおり採択するという議案でございます。別紙は4ページに小学校教科用図書、5ページに中学校教科用図書をお示ししています。これらは、小学校が平成23年度から、中学校が平成24年度から使用しているもので、法令により4年間同一の教科用図書を使用することになっております。
 続いて6ページをごらんください。小・中学校の教育支援学級用教科用図書に関する議決事項でございます。教育支援学級の教科用図書につきましては、文部科学省検定済み教科用図書を使用するか、または文部科学省著作教科用図書を使用することが適当でないとき、一般図書を教科用図書とし、使用できることになっておりますが、三鷹市立小・中学校教育支援学級用教科用図書選定資料作成委員会からは、すべての教科用図書について検定教科書を使用するという報告をいただいております。したがって、文部科学大臣の検定を経た教科用図書を使用する、つまり通常の学級と同じ教科用図書を使用するという議案になっております。
 7ページ以降につきましては、今年度使用の教科書の状況を参考資料としてつけさせていただいておりますが、今回の議案別紙との違いはございません。
 私からは以上です。

秋山委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

河野委員

 1つだけよろしいでしょうか。
 今年度から中学校の英語の教科書が、今までと大分変わったはずなのですけれども、評判というか、実際に使用されての、先生方や生徒の反応はいかがでしょうか。

松野指導課長

 まだ1学期でございますけれども、特に変更したことによって、教員から困ったという声は聞こえてきません。デジタル教科書を導入していただいたので、デジタル教科書を使って、音声教材として活用したり、プレゼンテーション的に絵を見せたり、文を見せたりということで、非常に効果的に活用されている実態がございます。ただ、まだ1学期でございますので、今後も引き続き、現在の教科書、あるいはデジタル教科書について、どのような実践が行われているかを見守ってまいりたいと思います。

河野委員

 ありがとうございます。

秋山委員長

 私から1点。
 支援学級の教科書も一般図書から検定用図書に変わったわけですけれども、先生方の使い勝手がこれまでと大分変わったのではないかと思いますが、その点は現在どうでしょうか。

松野指導課長

 子ども一人ひとりの実態に応じて、適切な教材として、先生方が今の教科書の中から少し抜き出したり、あるいは手持ちの教材を使ったりという実態はありますけれども、今回の選定資料作成委員の保護者からは、通常の子どもたちと同じ教科書が使えてよかった、交流授業のときにそれを持っているということで非常にありがたいという声も聞かれておりますし、個別の対応はもちろん必要になりますけれども、今年度からの一般図書を全く使用しなという状況で、問題はないと考えております。

秋山委員長

 よかったです。
 ほかに、ご質問、ご意見はありませんでしょうか。
 なければ、採決いたします。
 議案第37号 平成25年度使用小・中学校教科用図書及び小・中学校教育支援学級用教科用図書の採択については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

秋山委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 教育長報告

秋山委員長

 引き続き、日程第2教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 詳細は後ほどスポーツ振興課長から報告があると思いますが、ただいまロンドンでオリンピックが行われておりますけれども、その中で、女子バレーの日本代表のメンバーの中に本市出身の選手がいらっしゃいます。狩野舞子選手です。現在、決勝トーナメントのベスト8に進出しているということで、頑張っているわけですが、7月3日に市長に表敬訪問にお見えになりました。お母さんと関係者がお見えになりましたけれども、激励をして、市を挙げてお送りしたということです。次の日の7月4日は、男子サッカーの日本代表の徳永選手と権田選手が、ともにFC東京の所属なのですけれども、やはり表敬訪問にお見えになりました。このお二人を含む男子サッカーが現在ベスト4ということで、金メダルが視野に入った活躍をしております。両チームとも大変期待ができるということで、私どもの希望の星でございます。
 特に狩野選手は、ご承知だと思いますけれども、三鷹第四小学校の卒業生です。中学校は八王子の私学に行きましたけれども、小さいときから背が高くて、バレーボールで鍛えておりました。これからますます、ロンドンの次あたりもきっと期待できるのではないかと思っています。途中けがをして、両足のアキレス腱も切られたようですが、でも立ち直って頑張っているところでございますので、いい成績を残してもらえればと期待しています。
 私の報告は以上でございます。

伊藤総務課長

 総務課です。12ページ、13ページをお開きいただきたいと思います。
 初めに行事実績報告ですけれども、7月26日木曜日に東京都市教育長会の研修会が開催され、26市で208人の参加がありました。東京学芸大学の松田恵示先生の講演でした。
 今後の予定ですけれども、8月17日、金曜日、市議会文教委員会が開催されまして、点検評価報告書についてと、この後、指導課からご報告させていただきますけれども、いじめの実態把握のための緊急調査の実施と調査結果について等の行政報告を予定しております。8月19日、日曜日に「みたかの教育」を発行いたします。今回はスポーツ祭東京2013のリハーサル大会の関係の記事が1面でして、コラムにつきましては岡委員にお願いしております。その他は記載のとおりでございます。
 私からは以上です。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 施設関係です。それぞれ記載のとおりでございます。教育センター関係では、夏休みの教員向けの研修が続いております。
 1点、工事関係で、14ページのちょうど真ん中あたりになります。北野小学校でこの夏休みに予定していました給水管の改修工事は、残念ながら2回の入札不調がございまして、この夏休み中にはできないということになります。事業者さん側のご都合もあるようなのですけれども、原因も含めて、対策を練って、タイミングをもう一度見直しをして、実施したいと思います。
 以上でございます。

内野学務課長

 学務課、16ページ、17ページ。
 まず16ページの実績でございます。夏休みに入りまして、7月23日から25日で教職員の健康診断が、また27日から8月1日で消化器系などの検診が無事終了しました。前回、ご報告した件ですけれども、7月31日から8月3日まで通学路の緊急合同点検を実施しました。小学校の通学路11か所について点検いたしました。合同点検の合同というのは、メンバーとしては学校、保護者、三鷹警察、市の道路交通課の4者で行いました。教育委員会からも担当者が一緒に参加して、学校から緊急に点検要望のあったところについて見てまいりました。用地の取得などが必要なものもありますけれども、それはそれとして検討していくということですが、主に即効性のある対策について、警察や道路管理者からもいろいろアドバイスを受けました。例えば、歩道が少し途切れているところについては、カラー舗装をしてもらって明確になるようにする、ポストコーンといって、道路に簡単なコーンを立てることによって安全が図られるようにするなど、そのようなアドバイスを受けまして、これから学校と教育委員会で対策案をまとめて、今月中に東京都に提出する予定でいます。さらにその結果が、実施できたかどうかなどということについても、11月30日までにまた報告することになっています。
 17ページです。例年のとおりですが、8月21日に学校保健会総会、講演会が行われます。講演会は今年度は心臓検診について、杏林大学の赤木先生に講演をいただく予定になっています。
 学務課は以上でございます。

松野指導課長

 指導課は18ページ、19ページでございます。
 18ページの実績等報告でございますが、7月20日の金曜日に小学校、中学校で1学期の終業式を迎え、21日から夏休みに入りまして、現在、半ばに差しかかったところです。その間さまざまな研修があるのですけれども、先週の8月1日から3日については、初任者宿泊研修で川上郷自然の村に行ってまいりました。初任者は、昨年の期限付きから初任者になった者も含めて、今年は32名おります。充実した研修をして帰ってきたところでございます。
 19ページに行きます。行事予定等の報告でございます。記載のとおりでございますが、8月27日の月曜日から31日の金曜日までが例年と違うところでございまして、中学校のみ、夏季休業中に授業を5日間行うことになっております。法令等で夏季休業は8月31日までになっておりますので、実質は夏休みが短くなっているわけですけれども、規則上は夏季休業中に授業を行うという取り扱いで、授業日を5日間増やす取り組みが、今年度から校長会の要望により行われております。
 報告については以上でございますが、ここでいじめの実態把握のための緊急調査について資料をお配りしておりますので、これまでの取り組みと市内の状況について、この資料をもとにお話をさせていただきます。
 これまでも三鷹市教育委員会では、年3回のふれあい月間の機会に、各学校がアンケート等による実態調査を行って、いじめと問題行動の把握に努めてまいりました。それに加えて、年度末に行われる国の問題行動調査とあわせて、年4回の実態把握を行うとともに、各学校では把握した状況について、児童・生徒に対して、問題行動の早期発見、早期対応、未然防止につながる具体的な手だてを講じるようにということで、校長会、副校長会、生活指導主任会等を通じて、各学校に対して強く指導してきたところです。ふれあい月間には、アンケートをすることを目的とするのではなくて、その実態把握の後に、学校がどのように組織で対応していくか、いじめは存在するのだという認識に立って動くことが大切だということを、重ねて指導してきたところです。
 他県でのいじめによる自殺事件が報道される中で、三鷹市教育委員会では、これまでの調査とは別に、この資料にあるように7月13日付けで、いじめの実態把握のための緊急調査を発出いたしまして、全児童・生徒に対する具体的なアンケート等を行いました。各学校では1学期末の状況について、アンケートからわかった状況を聞き取り、事実確認をして、いじめが解消しているのか、継続しているとすれば、解決に向けた手だてに取り組んでいるところでございます。
 真ん中の調査結果の部分をごらんください。いじめと認知した件数については、小学校が29件、中学校が39件ございました。このうち既に解消しているものが、小学校18件、中学校16件ございますので、残りの小学校11件、中学校23件が、現在も教員が対応中の案件でございます。
 今回のアンケートでは、さらに網の目を細かくして、予兆が感じられるような小さな出来事も、疑わしい事例として件数を報告させました。小学校が20件、中学校が12件という結果となりました。これらについても、現在、教員が状況確認を含めて対応をしているところです。
 このアンケート調査では、担任だけでアンケートを見て、これはいじめではないと安易に判断することのないように、学年全体で確認する。あるいは校長、副校長が目を通すことで、組織としていじめに対応するように、感度を上げて、細かく見ていくように指導しています。さらに、教育委員会の事務局では、全児童・生徒の記入したアンケート用紙の原本をすべて学校から回収して、指導課を中心に複数の目で、すべてのアンケート、11,000枚を現在チェックしているところです。おそらくほかの教育委員会では、こうした取り組みはしていないと思いますが、本市では、すべてそのようにチェックすることにいたしました。さらに網の目を細かくするという意味ですけれども、先入観なく、学校が見逃しているような回答を、第三者の目でチェックするということに意味があると考えているところです。1回ぶたれた、悪口を言われたなどという事例も含めて、気になる児童・生徒については、すべて名前をリストアップしているところです。今後、そのアンケート用紙を学校に返却して、2学期以降の状況について、いじめが解消されたという事案、対応中の事案、疑いがあると思われる事案といったものも含めて、リストに挙がっている児童・生徒を継続的に、徹底的に追いかけていくということで、一層、注意深く、学校の状況を把握する予定でございます。学校ではスクールカウンセラー等を活用して、面談を実施する、あるいは追跡調査を行うなど、継続的、組織的にこの問題に取り組ませてまいりたいと考えております。
 説明は以上です。

古谷生涯学習課長

 生涯学習課は20ページ、21ページでございます。
 まず20ページの行事実績で、記載のとおりでございますけれども、7月10日に社会教育委員会議の定例会を実施しております。また7月23日につきましては、新任期がスタートしたということで、文化財保護審議会の定例会が実施されております。また各種夏休みの講座が実施されております。
 21ページ、行事予定でございますが、8月27日、来年1月に実施されます、成人を祝福するつどいの実行委員会の第1回目がスタートする予定でございます。
 生涯学習課からは以上でございます。

岡崎スポーツ振興課長

 22ページ、23ページになります。
 22ページ、先ほど教育長からもお話がありましたとおり、7月3日、4日の両日にわたりまして、ロンドンオリンピックの代表選手が表敬訪問しております。まず7月3日にお見えになりました女子バレーボールの狩野舞子さんですが、身長186センチありまして、非常に大きな方で、現在スタメンには起用されていないのですが、ところどころ、要所で守備固めということで出てきております。きのうの試合も勝ちまして、決勝トーナメントに進出しておりまして、今、ベスト8でございますので、これからどんどん上に勝ち進んでいけばと思っております。
 4日の男子サッカーですが、徳永悠平選手と権田修一選手。徳永選手はオーバーエイジ枠で代表に選ばれております。権田選手はゴールキーパーで、今まで5試合行われましたけれども、全部ゼロ点で抑えております。予選リーグ初戦でスペインに勝って勢いに乗りまして、今、ずっと勝ち進んでおりまして、金メダルが視野に入っておりますので、頑張っていただきたいと思います。
 7月17日から8月10日にかけまして、市民駅伝大会の参加申込みの受付が始まっております。往復はがきによるもので、現在、申込みをしておりますが、今週いっぱいが期限ということで、200チーム集まりまして、抽選になるかと思っております。
 23ページ、予定ですが、8月18日の土曜日から20日の月曜日にかけまして、第67回国民体育大会の関東ブロック大会、ソフトボール競技が行われます。国体のリハーサル大会とは別に行うものでありまして、今年、秋に岐阜で開かれます国体の関東ブロック地区で成人男子2チームを選出するという予選会を兼ねております。大沢総合グラウンドで3日間にわたりまして行われます。8月29日から9月4日まで、市民駅伝大会の参加本申込み受付期間ということで、先ほどの申込みで当選したチームが、本申込みをしていただく期間でございます。
 以上で終わります。

荒川国体推進室長

 国体推進室でございますけれども、24ページ、25ページでございます。
 実績でございますけれども、7月15日に大沢総合グラウンドで東京多摩CUPアーチェリー大会が、関東甲の8都県から36チームが参加して開催されました。国体のリハーサル大会という位置づけで行われておりますので、国体のルールや進行に順じた形で行われております。また、的までの距離や、的の大きさは先のオリンピックとも同じでございまして、70メートル先に設置した直径122センチの的を撃ち、その合計得点を競う形で行われます。午前中は個人戦、個人戦の成績をもとに午後に団体戦がトーナメントで行われました。当日は天気には恵まれたのですけれども、かなり風が強くて、コンディションとしては難しかったのですけれども、選手の皆さんは風を読みながら、日ごろの成果を見せておりまして、特に優勝するようなチームの皆さんは10点満点を連発している選手もいらっしゃいました。総合優勝の東京多摩CUP杯を獲得したのは、神奈川県チームで、成年女子、少年女子で優勝、成年男子、少年男子で準優勝という4部門すべてにおいて準優勝以上という成績で総合優勝になりました。大会の進行については、例えば信号機の不調があって、1時間程度遅れてしまいました。また、表彰式では競技団体との連携が少しうまくいかなかったことや、また受付のやり方で少し問題があったなど、幾つか反省点が出ておりますので、来年の本大会に向けて改善していきたいと考えております。
 このほか、7月28、29日に三鷹駅前の産業プラザで行われた「まるごと夏まつり」というイベントで、普及啓発活動を行いました。29日にはアーチェリーとソフトボールの体験コーナーを設けたところです。お子さまを中心に多くのご来場者がございまして、アーチェリーに350人、ソフトボールに250人の方々に競技の体験をしていただきました。
 予定でございますけれども、ここには記載がないのですが、9月15日に国体のイベントを予定しておりまして、ちょうど来年の国体の開始の1年前になりますので、1年前に当たって、周知、気運醸成を図るために、カウントダウンセレモニーを予定しております。また、あわせて秋の交通安全週間の期間と重なってくることから、交通安全パレードも同時に行いながらPRしていきたいと考えております。詳細については、現在検討しておりますので、また決まりましたらご案内したいと考えています。
 国体の関係は以上です。

平成24年第8回教育委員会定例会会議録(2)へ続く

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