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平成24年第4回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年8月15日 最終更新日:2012年8月15日

平成24年第4回教育委員会定例会

日程第4 議案第24号 平成24年度事業計画の承認について

秋山委員長

 日程第4 議案第24号を議題といたします。

( 書記朗読 )

秋山委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

高部教育部長

 第2回の教育委員会の定例会で承認されました、平成24年度の基本方針、3月の市議会定例会におきまして承認を受けました、24年度の予算の内容を踏まえまして、事業計画として具体的に作成しましたので、説明させていただきます。
 お手元に別紙になってございますけれども、平成24年度基本方針と事業計画ということで、今回の事業計画は従来の書き方、スタイルを見直しまして、基本方針の目標との関連性を明確にして、昨年度までの事業計画につきましても、このように再編整理するとともに、当該年度、特に、重点的に取り組む事業を選択して、わかりやすく表現することに努めております。また、この事業計画におきましては、地教行法に基づきます点検評価を行うため、その対象事業それぞれの枠の中に、明記しているものでございます。
 内容の説明に入らせていただきます。2ページをごらんいただきたいと思います。
 学校教育の基本方針としまして、5つの目標を定め、それぞれの項目ごとに事業計画を落とし込んでおります。なお、事業計画全体は、継続して行っている事業も含めまして数多くございますので、さらに要点を絞って説明させていただきます。
 目標1 地域とともに、協働する教育を進めます。その中の1 コミュニティ・スクールの機能の充実ということでございまして、3ページの上の囲みの中に、事業計画として5項目掲げてございます。[1]コミュニティ・スクール委員会の学校運営への参画の活性化、保護者や地域の学校運営参画のための熟議の推進ということで、こういったことによりまして、コミュニティ・スクール委員会の協議機関としての議論を活性化していただき、保護者や地域の意向が学校に反映されるようにいたします。[2]の、地域の学校支援活動への参加促進を通した教育活動への参画の活性化ということで、学校支援ボランティアの拡充と組織化による持続可能な学校支援の推進によりまして、学校支援機関としての機能の充実を図ってまいります。[3]と[4]でございますけれども、各コミュニティ・スクール委員会の広報活動の充実、コミュニティ・スクールの啓発のためのリーフレットの作成によりまして、その活動の周知を図りまして、学校支援者を拡大してまいります。[5]のコミュニティ・スクール委員会による学校関係者評価の充実に向けた研修の推進を行ってまいります。
 2の地域人財の育成と協働の推進でございますけれども、事業計画として4項目掲げてございます。[1]の三鷹ネットワーク大学と連携しました「学校支援者養成講座」の実施など、これまでも取り組んできた内容でございますけれども、学校支援者の人財発掘と育成をより充実してまいります。
 3のコミュニティ・スクールの充実に向けた支援体制の整備でございますけれども、事業計画として3項目を掲げてございます。[1]学校支援体制の整備と強化に向けた検討、[2]組織的かつ持続可能な学校を支援する人財の組織化への支援、[3]大学、NPO、企業等と連携した学校支援の推進ということで、学校支援が組織的、継続的にされるよう、体制の整備を図っていくものでございます。
 4ページ、目標2 小・中一貫した質の高い学校教育を推進しますということで、下に事業計画として9点掲げてございます。これは昨年度まで小・中一貫教育校の推進、充実や、多様な学習機会の提供、自律した学校という項目にそれぞれまたがっておりましたものを、再編、整理、強化したものでございますが、特に[1]の効果的かつ持続可能な学園システムの構築に向けた実施方策の見直しということで、現行、平成17年度に定めました実施方策を、これまでの実践と新学習指導要領を踏まえた小・中一貫実施方策に改訂するものでございます。[2]の小・中一貫教育コーディネーター研修の充実によりまして、学園内の連携を一層、緊密に図りまして、円滑に行うものでございます。
 飛びまして、5ページの2でございます。知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実でございますけれども、これも昨年度まで多様な学習機会の提供や、児童・生徒の健全育成の推進に位置づけられておりました教育の中身、教育内容の充実に関する項目を、知・徳・体と関連させながら、3項目にまとめたものでございます。[1]確かな学力の育成としまして、基礎的・基本的な内容を確実に習得させ、活用させる指導方法のさらなる工夫・改善、学力向上を図るための十分な授業時数等の確保などを行うものでございます。[2]の豊かな心の育成としまして、3つ目になりますけれども、人権教育プログラム、平成24年3月に東京都教育委員会が策定したものでございますけれども、こういったプログラムを活用しました人権教育の推進などを行うものでございます。[3]の健やかな体の育成ということでございまして、体力調査をもとにした、各校の課題に応じた取り組みの推進ということで、特に三鷹が力を入れていく教育内容でございます。
 3の三鷹らしい特色ある教育活動の推進と多様な学習機会の提供でございます。6ページに、事業計画として大きく4項目掲げてございます。[1]の生き方・キャリア・アントレプレナーシップ教育、進路指導と体験交流活動の充実ということで、望ましい勤労観・職業観を育む生き方・キャリア教育、進路指導の推進などを実施するものでございます。[2]の児童・生徒の発達段階に応じた国際理解教育の充実でございますが、1つ目の小・中学校での外国人指導者、ネーティブを活用した英語教育の充実ということで、今年度は今までの委託方式から派遣方式に切りかえまして、一層、教員の教育指導とのつながりを密にしながら、効果的な学習を図るものでございます。[4]の科学教育の推進でございます。これは三鷹の知的資源ともいえます、国立天文台との連携によります、天文に関する授業での研究者による専門的な指導の実施と、小学校の自然教室に同行いたしまして、星空解説の実施などを行うものでございます。
 4の生活指導の充実でございます。事業計画として7ページに4項目掲げてございます。子どもたちの生活指導あるいはいじめ、不登校への対応につきましては、[1]、[2]にありますように、小・中一貫教育校の強みでもございます、学園としての対応、情報の蓄積・共有と引き継ぎの推進を明確に位置づけるとともに、[3]、[4]にありますように、スクールソーシャルワーカーの拡充など、教育相談体制を改善・充実するとともに、警察、児童相談所等、関係機関と積極的な連携によりまして、健全育成を推進してまいります。
 5の多様な教育的ニーズに対応した教育の推進でございます。事業計画として2項目掲げてございますが、三鷹市教育支援プラン2022を3月に定めましたので、その推進と教育支援の充実を行っていくものでございます。教育支援コーディネーター、教育支援学級教員研修及び通常の学級における指導と支援等についての教員研修体制を整備してまいります。個別指導計画・個別の教育支援計画ガイドラインに基づきまして、個別の計画の作成と実施の充実を図ってまいります。
 8ページ、6でございます。幼稚園・保育園と小学校の連携教育と支援の推進ということで、事業計画を6項目掲げてございます。特に小学校区ごとに設置されました連携地区連絡会、あるいは[2]の三鷹市におきます、幼稚園・保育園と小学校との連携推進委員会の活動によりまして、幼・保・小の連携強化を図ってまいります。
 目標3 学校の経営力と教員の力量を高め、特色ある学園・学校づくりを進めますという中の、1の学園長・校長の学校経営ビジョンに基づく特色ある学園・学校づくりの推進でございまして、9ページに事業計画を4項目掲げてございます。これも従来、安全・安心と信頼のある学校、あるいは自律した学校、モニタリングシステムなど、バラバラになっておりましたものを、学校経営、評価に関することで取りまとめたものでございます。特に[1]コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育についての評価・検証を充実するとともに、[2]学校評価・学園評価の充実ということで、学校の自己評価及び学校関係者評価の結果の公表と、継続的かつ持続的な学校改善を推進するモニタリングシステムの実施を行ってまいります。[3]の組織的な学校運営の充実と自律的・主体的な学校経営支援の充実ということで、5つ目、最後にございますが、学校が本来業務に集中するための、いわゆるイレギュラーな事態に対応するよう、危機管理等を支援する仕組みの検討を図ってまいります。
 続きまして、2の三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人財育成でございまして、10ページに事業計画として4項目定めております。ここでは新たに[1]としまして、三鷹市立学校人財育成方針の策定に向けた検討を推進してまいります。[2]の三鷹にふさわしい教員の育成と人財の配置ということで、従来どおり、三鷹ネットワーク大学と連携しました、三鷹教師力養成講座の充実を図ってまいります。
 飛びまして3ですが、三鷹教育・子育て研究所の活用で、これまでの研究・成果やすぐれた実践がより一層、各学校でも活用されるよう、教員用のコンピューターから利用できます、カリキュラムライブラリーの設置に向けました、研究と開発及び事例収集を図ってまいります。
 11ページ、目標4でございます。安全で快適な、充実した教育環境を整えますということで、3項目の事業計画を掲げてございます。やはり東日本大震災を踏まえまして、安全教育、防災教育に力を入れていくということでございまして、[1]にありますように、非常時に、安全確保のためにみずから主体的に判断できる能力の育成としまして、安全教育、防災教育の充実によります危険回避と、安全を確保する力の育成と推進を図ってまいります。一番最後の[3]でございますけれども、学校給食食材の放射性物質検査の実施ということで、放射性物質による影響、不安の解消に向けまして、東京都の検査体制もかんがみながら、事態の推移を見ながら対応していくものでございます。
 2の安全で快適な学校施設づくりの推進ということで、12ページに移りまして、7項目掲げてございます。いずれも新規でございますが、ご案内のように、三鷹中央学園第三小学校の建替えにつきましては、引き続き24年12月の新校舎完成を目指して、工事を進めるものでございます。学校耐震補強工事の実施につきましては、ここに掲げました3校によりまして、すべて終了するものでございます。[3]の学校体育館の耐震診断につきましては、平成7年度から12年度に診断実施しておりますけれども、その後の老朽化や耐震基準の改定が行われたことから、再調査業務を行うものでございます。[4]の小・中学校空調設備整備の実施でございますけれども、こちらに掲げました8校をもちまして、完了するものでございます。学校給食の委託につきましては、24年度4月から1校、第四小学校で開始しております。また25年4月からの準備に向けて、第二中学校で準備を行っていくものでございます。
 3の環境に配慮した学校施設の整備と環境教育への活用でございます。事業計画の[1]学校版環境マネジメントシステムということで、23年度はモデル校3校で実施しましたが、その検証を踏まえて、全校導入を図るものでございます。学校校庭の芝生化につきましては、今年度、大沢台小学校で新たに実施するものでございます。
 4のICTを活用した魅力ある教育環境の整備と利活用でございまして、[1]の教育の情報化に対応するためのICT教育の充実ということで、特に4つ目の、指導用デジタル教科書をはじめとした教材であるデジタルコンテンツの各小・中学校での利活用の推進を図ってまいります。[2]の教育用コンピューター機器の利活用と運用管理体制の整備でございまして、小・中学校ICT環境の再整備を計画的に実施してまいります。
 14ページになりますけれども、最後の目標5 地域をつなぐ拠点となる学校をつくりますという中の、1の地域社会の拠点としての学校づくりの推進で、やはり災害時の避難場所としての機能確保ということで事業計画に掲げてございますように、危機管理マニュアルの改善と安全教育・防災教育の充実。市や地域の防災訓練への参加や保護者への引き渡し訓練などを通じました、家庭・地域と連携した防災・減災の取り組みを推進していくものでございます。
 3の家庭や地域の教育力の向上ということで、従来も行っておりますけれども、家庭教育学級の充実に向けた支援と、[3]にありますようにコミュニティ・スクールとして発信します、学校・家庭・地域の目指す教育理念や、それぞれの役割の検討を進めてまいるものでございます。
 学校教育につきましては、以上でございます。

清水生涯学習担当部長

 続きまして、生涯学習でございます。17ページでございますけれども、目標1の1 市民ニーズの把握と生涯学習情報の提供に関する事業計画でございますが、生涯学習プラン2022が策定されました。今後は策定の中心になりました社会教育委員会議での推進方策を検討するわけでございますが、具体的には、概要版リーフレット等で、まずは市民の方に周知する必要があるだろう。その後、事業の検証・評価のあり方検討なども踏まえながら、着実に推進させていきたいと考えているところでございます。[2]、[3]につきましては、引き続き、充実を図ってまいりたいと思っております。
 2のライフステージ別の多様な学習内容の提供ですが、各種事業の推進で、生涯学習プランにもライフステージ別各種事業を載せておりますが、ここでは特に年4回、現在、発行しております生涯学習事業情報がございます。この新計画策定を契機に、ライフステージ別の事業一覧を作成させていただきまして、参加希望者がわかりやすく、入り口に入りやすいような形に、この情報を追加させていただきました。[2]の三鷹型のエコミュージアムモデル事業の推進でございます。大沢の里の周辺地区を一つのモデル事業として取り組むということでございますが、ご案内のように大沢の里は野川、水車あるいは横穴墓といった地域文化財のほかに、天文台や絵本の家、中近東文化センター、ICUの湯浅記念館もございますので、そういった意味では地域資源がすごく集中している地域でもございます。そこを一つのモデルとしまして、今後、大沢のゾーン内のエコミュージアムを、展開するための仕組みづくり、例えば施設の選定やルートづくりといったものを調査・研究して、モデル事業としてやっていきたいと思っております。
 飛びますが、4の生涯学習にかかわる新たな拠点の整備。ここは2つ、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の整備と南部図書館(仮称)の整備がございます。若干ハードな部分を中心に、後ほどソフトはご説明させていただきます。新川防災公園・多機能複合施設の整備につきましては、ご案内のように、暫定管理地の部分に、防災公園部分の整備と多機能複合施設部分の整備で、敷地面積、約2ヘクタール、整備費で220億という形で、今、検討しているところでございますが、今年度、来年度の2か年をかけまして、実施設計に取り組むということでございます。また、南部図書館(仮称)の整備でございますが、基本プランが確定しました。そこでは施設整備の基本的な考え方といたしまして、当然、バリアフリーやユニバーサルデザイン、安全対策や省エネ対策といったことを踏まえながら、内装工事の実施設計を、今年度、仕上げる予定でございます。
 19ページになります。ここでは生涯学習の拠点整備のうち、[2]の生涯学習拠点施設としての多機能複合施設の中に生涯学習センターを整備しますが、整備に向けまして、いわゆる管理運営計画を24年度に検討します。23年度は運営方針ということで、基本的に利用時間や開館時間あるいは施設の貸し出し等々を検討してきております。また、あわせて、利用料金制を導入するといった基本的な事項の考え方を、運営方針でまとめる予定ございますので、24年度はさらなる具体的な計画を検討するということでございます。
 2の生涯学習の支援の事業計画につきましては、引き続き、充実に取り組むということでございます。
 20ページの3でございます。生涯学習のまちづくりに資する人財の育成及び活用の推進でございますが、事業計画[1]、[2]では、社会教育会館や生涯学習課が、引き続き、人財の育成や活用を推進していく予定でございます。[3]におきましては、今回の生涯学習計画の中でも、ある意味メーンテーマでもございます、「学びの循環」の仕組みづくりに取り組む予定でございます。生涯学習の場づくり、あるいは人づくり、あるいは学びづくりといった視点に立って、仕組みづくりについて取り組んでまいりたいと思っております。
 4の学校・家庭・地域との連携による生涯学習の推進のうちの、事業計画の[2]でございますが、地域による家庭教育支援体制の充実のうち、特にPTA等による家庭教育学級の一層の推進でございます。ご案内のとおり、家庭教育学級につきましては、これまで学校単位で行っていたものでございますけれども、学園化も軌道に乗り、PTA間の連携や交流も出てきたところでございますので、学園単位での開催もできるということで、自由選択という形で開催を予定しているところでございます。そういうことで、場合によってはCSのすそ野を広げることにつながればいいかと思っているところでございます。
 21ページでございます。特に目標3の1 南部図書館(仮称)の整備の[2]と[3]、ソフトな部分でございますのでご説明しますが、現在、アジア・アフリカ文化財団といろいろ協議をしております。特に協働事業に関する検討をしているところでございますが、今年度は協定締結ということで考えておりますけれども、具体的にはAA図書館の一般開放、あるいはAA学院の空き教室、土曜日や休みの日を活用した生涯学習事業が展開できないかということで、その辺を中心とした協働事業の展開を検討していきたいと思っております。[3]の貴重資料の調査と展示準備でございますが、これまでもご説明しているように、郭沫若文庫が大体、蔵書で1,350冊、そのほか貴重資料がございます。これにつきましては、財団から無償で貸与を受ける。市民の方に施設内で公開できるような準備をしていく。あわせて、アジア・アフリカに関する原書等も2万冊ございます。それも有効活用できるように、AA財団といろいろ取り組んでまいりたいと思っております。
 みたか子ども読書プラン2022の関係でございますけれども、(2)のはじめての絵本(ブックスタート)事業でございます。これまでもご説明しているとおり、1つは[2]にありますブックスタート事業を、子ども政策部が実施する「こんにちは赤ちゃん事業」と連携して、民生児童委員さんが直接、自宅に届ける方式に変更したところでございます。あわせて子ども家庭支援センターすくすくひろばで出張図書館サービスをしていく、絵本との出会いを身近に手軽にできるようにということで、出前の図書館サービスを今年度はしていきたいと思っております。またあわせまして、子育て支援施設などで、おおむね20冊程度でございますが、絵本パックの貸出制度を開始する予定でございます。また、[1]に戻りますが、従来、子どもカウンターの開設日数を従来週1日であったものを、週3日に増やしております。そういうところで、本の紹介や相談などをしているところでございますけれども、その下にありますように、保護者や読み聞かせのボランティアといった、いわゆるレファレンスの援助のサービスをさらに強化していきたいと思っております。
 3の図書館のサービスの向上のための取り組みのところで、23ページに事業計画の[2]の行政資料・地域資料のデジタル化がございます。今、いわゆるハイブリッド型の図書館というものが、図書館の望ましいあり方の一つとして挙げられております。そういった意味で、今後、著作権の絡みもございますけれども、地域資料のデジタル化に向けて、取り組んでまいります。今年度は特に第4次の基本計画が策定されておりますので、そのデジタル化について取り組んでまいりたいと思っております。また、[3]の図書館コンピューターシステムの更新に関する基本方針の策定でございます。平成26年度が更新の時期でございます。実際は27年以降のシステム更新になろうかと思いますが、先ほどご説明したとおり、デジタル化に対応したシステムの再構築をしていく。そういった形の方針を策定していく予定でございます。
 4の図書館ネットワークの強化に向けた取り組みでございますが、[1]の移動図書館サービスの充実に向けた方針策定と準備。ご案内のとおり、南部図書館(仮称)が平成25年度を開設予定にしておりますので、現在、13か所で週3日行っております、いわゆる移動図書館のサービス体制について、方針をまた見直さなさければなりませんので、それに着手をしていく予定でございます。
 目標4の生涯スポーツの関係でございますけれども、事業計画の[2]健康・スポーツの拠点施設としての管理運営計画を定めるというもので、先ほど、生涯学習施設と同様に、施設の休館、開館時間、施設の貸し出しといった基本的事項の考え方、運営方針が定まりつつありますので、その具体的なあり方について、運営計画で定めていく。特に、ここではいわゆる、体の体調を見直すという、リコンディショニングという概念や、スポーツを取り入れた健康づくりを、この施設の中心的な事業の柱になろうかと思っておりますので、そういったものも含めた計画を検討するところでございます。
 2の「スポーツ推進計画(仮称)」の策定に向けた取り組みでございます。これまで三鷹市には、特にスポーツに関する施策の推進のあり方を示すような計画がございませんでした。新施設もできますし、スポーツ基本法もできたことでもございますので、この平成26年度の策定に向けて、スポーツ推進審議会を中心に調査・研究をし、策定をしていきたいと思います。
 最後になりますが、25ページのスポーツ祭東京2013(東京国体)の推進でございます。今年度は特に、リハーサル大会がございますので、25年度の本国体に向けた実施計画書を策定するほか、この3競技のリハーサル大会を開催いたします。それにつきましては、[3]以降、いわゆる、広報啓発あるいはボランティアを中心とした市民運動や、あるいは協賛制度といった形で、24年度については取り組んでまいりたいと思っております。
 私からは以上でございます。

平成24年第4回教育委員会定例会会議録(3)へ続く

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