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平成24年第5回教育委員会定例会会議録(3)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2012年8月13日 最終更新日:2012年8月13日
平成24年第5回教育委員会定例会
日程第4 教育長報告
松野指導課長
指導課は25ページ、26ページでございます。
25ページ、実績等報告は記載のとおりです。小学校の入学式、中学校の入学式につきましては、すべての学校で適正に実施されました。教育委員会告辞をお願いした教育委員の皆様には、ほんとうに感謝しております。ありがとうございました。
右側の予定等の報告でございます。こちらも記載のとおりでございますが、小学校の自然教室、中学校の修学旅行という、宿泊、外に出ていく行事が始まります。こちらに載せていませんけれども、土曜日に運動会がこれから入ってまいります。一番早いのが5月19日の中原小学校、5月26日に第二中学校と第六中学校と第五小学校。こういった予定が入っております。お手元に、予定表を入れさせていただきましたので、後ほどごらんいただければと思います。運動会は中学校が春にすべての学校が、小学校が3分の1程度の学校が行うという状況でございます。残りは秋になります。
予定については以上でございますが、本日はこのほかに、各学校から届け出がありました教育課程の概要について、説明させていただきます。栗原統括指導主事よりお話をいたします。
栗原指導課統括指導主事
私から平成24年度の、各学校の教育課程について、ご説明をさせていただきます。今、委員の皆様の机上に、学園ごとになっております、実際に届けられた教育課程を、資料として配らせていただいております。教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、学習指導要領に基づき、教育の内容を児童・生徒の心身の発達に応じて、授業時数との関連において、総合的に組織した学校の教育計画になります。平成24年度の教育課程編成においては、新しい教育ビジョンを踏まえ、また中学校の新学習指導要領完全実施を踏まえつつ、学園の課題や、学園の教育計画に基づいて、3校ないしは4校で一層、一貫した教育課程を編成するように、指導課として指導してまいりました。
今、お配りさせていただきました教育課程届でありますけれども、教育目標や教育目標を達成するための基本方針、指導の重点、また学年別の授業日数や授業時数、学校行事を記載しています。これらが第1表から第4表までということで、前にあります。また、この1表から4表までの届に加えまして、補助資料として、後ろについておりますけれども、各学校の教育活動の詳細について添付させています。具体的には、週の時間、時程表や各教科、人権教育、道徳、総合的な学習の時間、特別活動、進路指導や性教育、避難訓練、安全指導、読書活動、食に関する指導などの全体計画や年間指導計画などを添付させています。
今日、委員の皆様のお手元に配付させていただきました資料といたしまして、A4の縦で、平成24年度三鷹市立小・中学校教育課程についてという資料がございます。この資料は、この教育課程届の第2表、第3表の主な内容を整理したものであります。小学校につきましては、始業式、入学式は既に実施済みですけれども、修了式は3月22日、卒業式は3月25日に全校で実施いたします。道徳につきましては、学習指導要領に示される標準授業時数に基づき、第1学年が34時間、第2学年以上が35時間で届けられています。学級活動につきましても同様に、1学年が34時間、第2学年以上が35時間で届けられております。資料の右側になりますけれども、安全指導や避難訓練については、これまでも月に1回以上は実施するようにと指導してまいりました。24年度については、東京都全体での避難訓練を年間11回以上は実施するようにということで、東京都教育委員会からの通知も来たところです。本市におきましては、安全指導につきましては、年間11回が全校であります。避難訓練につきましては、年間11回が13校、12回が2校となっております。
年間の授業日数でありますけれども、199日から206日まであります。基準となる学年は、小学校の場合、第5、第6学年になります。4年生以下につきましては、卒業式に出席しないために、1日少なくなっています。学校によっては、振りかえの休業日を設定しない土曜日の学校公開を実施したり、また、開校記念日を授業日とするということによって、学校によって授業日数が異なっている状況です。
クラブ活動ですけれども、学習指導要領では、標準授業日数が示されておりませんけれども、年間、学期ごと、また月ごとに適切な授業日数を当てるものとすると、学習指導要領では規定されています。指導課では、継続的にできるということで、年間14回程度実施するようにということで、各学校を指導したところです。通常の授業は45分間を1単位時間としておりますけれども、学校によって、50分枠や60分枠を行っているところもあります。年間の回数ですけれども、13回から多いところで19回ということであります。
次に、下の中学校についてです。始業式、入学式、また修了式、卒業式については、小学校と同様に、全校で同一日に実施いたします。卒業式が3月19日、修了式が3月25日になります。道徳、学級活動につきましては、それぞれ標準授業時数である、35時間を各学年、確保しております。
右側の安全指導、避難訓練についてですけれども、安全指導は11回が7校、全校です。避難訓練につきましては、年間11回が5校、12回が2校となっております。
最後に年間授業日数です。中学校の場合、第2学年が基準になります。第3学年につきましては、卒業式が修了式より早いために、3日間、少なくなっています。ただし1校につきましては、第3学年で土、日に実施する宿泊行事の振りかえ休業日を2日間ではなく、1日としているために、第3学年の授業日が第2学年と比べて2日間だけ少なくなっている学校もあります。基本的には3日間、3年生のほうが少ないということであります。第1学年につきましては、入学式が始業式より遅いために、第2学年を基準としたときには、1日少なくなっています。平成24年度については、中学校が新学習指導要領完全実施にあわせて、十分な授業日数を確保するために、各校長先生方からの依頼によって、夏季休業日中の5日間、8月27日から31日までですが、この5日間の夏季休業日を7校全校が授業日と設定しているために、授業日数が小学校と比べて多くなっております。
あと、お手元に4表について、委員の皆様用ということで、資料をお配りしましたので、各学校の行事日程を確認する際にご活用いただければと思います。
教育課程についての説明は以上でございます。
あわせて、教育課程と関連のある小・中一貫カリキュラムということで、もう一つ資料をご用意いたしましたので、ごらんいただければと思います。A4の横判になったものであります。小・中一貫カリキュラムにつきましては、3月の定例教育委員会でご質問がございましたので、今日、改めて資料を提出させていただきました。
三鷹市の小・中一貫カリキュラムですけれども、平成17年に策定された三鷹市立小・中一貫教育校実施方策に基づいて、最初の小・中一貫カリキュラムが作成されまして、平成18年4月に開園したにしみたか学園において、実際にそのカリキュラムに基づいた、教育課程が編成されました。その後、平成20年3月に告示された、新しい学習指導要領に基づいて、学識経験者をアドバイザーとして、市内の教員で改訂作業を行い、新しい小・中一貫カリキュラムを平成21年3月に完成させ、その後、全市展開した、小・中一貫教育校としての学園において活用してまいりました。そのものが今、こちらにあるのですが、このような冊子として、各教科等ごとに作成されたものです。さらに、このカリキュラムを教科書の採択がえにあわせまして、一部改訂を行ってまいりました。平成22年度に小学校の教科書採択がえにあわせて、市内の小学校教員による改訂作業部会を設置して、改訂を行いました。昨年度は小学校と同様に、中学校の教科書採択がえにあわせて、一部、改訂作業を行いました。
今日、お配りしたA4判の横の資料ですけれども、改訂作業が終了した資料の中から、算数・数学のカリキュラムの1ページ分を抜粋したものであります。初めに、単元系統配列一覧表をごらんください。矢印がたくさん出ているものであります。各教科の内容ごとに、9年間の指導内容がどのように関連しているのかを示しています。例えば、中学校第1学年の、枠の正の数・負の数をごらんください。この学習は矢印をたどってみますと、第5学年の整数と小数の学習、またさらに第5学年の下のほうにあります、小数の数直線の表示の学習がもとになっていて、さらには右側に矢印を見ますと、中学校第3学年の学習につながっていくことになっています。まずこのような系統を教員が理解することによって、単元の指導計画を立てるに当たって、小・中学校の教員それぞれが9年間の学習の流れを踏まえて、指導の手だてを考えることができます。また、さらには具体的に単元の導入に当たって、どのような学習を行ったらいいか、どのような振り返りを行ったらいいか、また生徒の学習につまずきがあった場合に、どこまで立ち戻ればいいかなどを確認することもできます。
各学年の具体的な指導計画については、資料の裏になります。年間カリキュラムになります。これは中学校1年生の数学の、正負の数などの部分のページです。ここでは下学年の既習事項、また上の学年での学習事項を整理して、重点化を図ったり、精選したりする内容についての情報を載せています。また、右側では、新学習指導要領で特に求められている思考力、判断力、表現力等をはぐくむ学習の例も掲載しております。このように9年間を見通して、一貫した教育を実践するための、いわば肝となるものが、この小・中一貫カリキュラムです。各学園においては、三鷹市立小・中一貫教育校小・中一貫カリキュラムをもとに、各学園ごとに9年間を見通したカリキュラムを作成して、実際に教育課程を実施しているところであります。
以上でございます。
古谷生涯学習課長
生涯学習課、27ページ、28ページでございます。
27ページの実績でございますが、4月、5月、芸術文化協会、PTA連合会、文化財保護審議会、社会教育委員会議等の実施をしております。
予定でございます。28ページをごらんください。5月10日に公立学校PTA連合会常務理事会といたしまして、24年度の第1回の常務理事会を実施する予定でございます。また、18日にはPTA連合会の理事総会がございます。また、5月28、31日と、市民文化祭の一貫といたしまして、花季さつき展を実施する予定でございます。
生涯学習課からは以上でございます。
岡崎スポーツ振興課長
29、30ページです。
まず29ページの実績ですが、4月19日の木曜日、三鷹市体育協会評議員会が開催されまして、ここで体育協会の会長の交代が承認されました。今まで清水紘子会長、女性の会長でしたが、今度、前副会長でありました吉田武さんが会長になられたということです。
次の30ページ、予定ですが、5月18日の金曜日、スポーツ推進審議会の委嘱式、先ほどご承認いただきました委員の方々の委嘱式を行います。一番最後、31日の木曜日に第21回三鷹市民駅伝大会の実行委員会が開催されます。11月4日に市民駅伝大会が開催されますので、それに伴う実行委員会を設置するものでございます。
以上でございます。
荒川国体推進室長
国体の関係は31ページ、32ページになります。
左側の4月18日に、スポーツ祭東京2013三鷹市実行委員会の常任委員会及び総会を開催いたしました。当日は秋山委員長にご出席いただきまして、ありがとうございました。三鷹市開催総合実施計画書ほか、全体で5つの議案を提案したのですけれども、いずれも原案どおり、議決をいただきました。当日の出席者は委員81名中、出席者63名、欠席18名だったのですけれども、委任状の提出が14名ありましたので、ほぼ出席いただいた形になっております。
予定でございますけれども、今年度は、国体の関係は広報啓発活動に重点的に取り組んでいきたいと考えているところなのですけれども、5月12日に、三鷹の駅前で、三鷹市長をはじめ、広報の関係の専門委員会の委員さんにもご出席いただきまして、チラシやグッズの配布を行いたいと考えております。12日、土曜日の午前中に駅前でやりまして、当日また、憲法を記念する市民の集いがございますので、そちらに場所を移して、そちらでも同様の活動をしたいと考えております。また来週になりますけれども、市庁舎の1階のホールにブースを設けまして、1週間程度、そういったチラシ配り等を行おうと考えております。
国体の関係は以上です。
新名社会教育会館長
社会教育会館は、33ページ及び34ページでございます。
まず実績でございますが、16日から22日の間、平成24年度の市民大学講座の受講生募集を行いました。内容については、「みたかの教育」の4月15日号に掲載されているとおりなのですが、この実績としまして、合計、本館、東西館を合わせまして、15本の講座の募集を行ったわけですが、その定数が525名のところ、申し込みが855名なので、平均した倍率は1.63倍で、例年通りの関心と人気を得ているということだと思います。申し込み状況を見て、とりわけ総合コース等で、歴史あるいは経済問題、国際政治問題というところに関心が高かったと感じたところでございます。あと、社会教育会館として自主グループさんに講習派遣の事業を行っておりますが、これについても募集をして、かつ新年度の講習派遣について、事業説明会を各団体様に行ったところです。
予定になるのですが、実績から流れておりますけれども、最初に申し上げました市民大学講座が順次、開講になっておりまして、開講式ないし開苑式を展開しております。5月8日から始まりまして、今後、予定としまして14日以降、順次、開講していくということでございます。あと、5月21日に公民館運営審議会定例会を行います。今期といいますか、期では第9回になのですが、年度としては初回でございますので、今回は先日確定しました、生涯学習プラン2022の説明や、社会教育会館の23年度の実績を報告させていただくほか、あわせて24年度の主な事業について、ご説明をさせていただく機会にしていきたいと思っております。
社会教育会館は以上でございます。
宇山三鷹図書館長
図書館は35ページ、36ページです。
まず実績ですけれども、4月23日の子ども読書の日を中心にということで、11日から29日までの間、みたか子ども読書フェアを本館、分館で開催いたしました。推薦図書リストの展示や、おはなし会、人形劇などを行ったところです。特に中心の本館で行った、25日の子ども人形劇「たんじょうびをさがせ」は、親子合わせて120人ぐらいのお客様がおいでになって、大変盛況でした。たまたま、原作が神沢利子さんという市内在住の児童文学作家の方だったのですが、広報に掲載したところ、原作の使用許可をした後、この劇を見ていないのでということで、ご本人から申し込みがありまして、原作者を会場で紹介させていただくということもしました。
予定ですが、36ページに記載のとおりです。
図書館からは以上です。
岡崎スポーツ振興課長
ひとつ報告漏れがありました。
お手元に、みたかスポーツインフォメーション2012、毎年発行しているのですが、スポーツ振興課が行う事業の一覧表です。簡単に説明します。1ページ目、2ページ目、3ページ目に、それぞれスポーツ振興課が行うスポーツ教室などの紹介が載っておりまして、4ページ目は団体の説明です。5ページ目以降は、市民体育施設の利用案内がずっと載っております。最後の10ページ目、それからその裏の11ページに、スポーツ祭東京2013の内容のPRが載っておりますので、ごらんください。
以上です。
平成24年第5回教育委員会定例会会議録(1)の目次
- 平成24年第5回教育委員会定例会会議録(2)
- 平成24年第5回教育委員会定例会会議録(3)
- 平成24年第5回教育委員会定例会会議録(4)
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