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平成24年第5回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2012年8月13日 最終更新日:2012年8月13日

平成24年第5回教育委員会定例会

日程第4 教育長報告

秋山委員長

 日程第4 教育報告に入ります。
 報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 私のほうで3点ばかり、資料をお手元にお配りしております。
 1点目は、4月27日、新年度、第1回目の三鷹市公共機関連絡協議会という会を開いております。もうたしか先代の市長からずっと続いている協議会でございまして、つまり三鷹市内の関係機関の長が、今年度は減らして年8回、前は議会月は外しまして毎月ありましたけれども、今回は8回ということで、今年度は4月27日に行われましたけれども、人事異動が2年ぐらいで変わるところは変わりますので、皆さん方も関係機関の長はこういう方たちが今、担っているというところで、一覧表にしましたので、ごらんいただいて、必要に応じて活用していただきたいと思いますし、また、このメンバーは、こういう機関の長がメンバーとして、情報交換をしているということでございます。ですから、皆さん方が情報交換をする中で、お互いに協力関係、信頼関係ができていきまして、いろいろなご自分の業務ももちろんそうですけれども、結果的に三鷹の市政の発展に役立っているという会でございます。こういうメンバーがこのメンバーになっているということで、ご承知おきをいただきたいということであります。
 2点目は、せんだってご理解をいただきましたが、創造的復興教育協会が主催をして、5月20日、日曜日に文科省の講堂で、創造的復興教育フォーラムを、第1回目ですけれども、始めるということで、ご案内を申し上げたいということでございます。この協会の活動も、資料のメンバーでは理事や顧問は目立っておりますけれども、ただ実際にいろいろ仕事をしていただくのは、全国のいろいろなNPOを含めて、大学や関係機関であり、みんな頑張ってもらって、被災地の復興の教育を担っていただくという、ある意味では司令塔ということで、この協会が設立されています。できるだけ日曜日や土曜日という、人が集まりやすいことろで会を開くということでありまして、もしどんなことをやっているかということで、具体的に知りたいということでありましたら、ご参加をいただいてのぞいてもらえればと思います。また、教育委員さんに、この協会の紹介をするリーフレットが新しくできましたので、お配りしておりますので、ご理解をさらにいただきたいと思っています。
 3点目は、私が会長を仰せつかっております、全国コミュニティ・スクール連絡協議会は、一昨年からスタートしているのですけれども、この協議会の会員ですが、1つ規約改正をいたしまして、会員の幅を拡大いたしました。今までは、コミュニティ・スクールが設置されている自治体の教育長が正会員ということで、限定的でやっておりました。文科省が、今現在1,000校のコミュニティ・スクールを5年間で3,000校にする数値目標を今年度から立てましたので、そのためには、もっと幅広く活動を展開している必要があるだろうという国の意向も受けながら、私どももタイアップして、協力関係にありますので、規約を改正いたしまして、コミュニティ・スクールを推進していく趣旨に賛同する方は、皆さん、もう会員になっていただこうということであります。正会員は教育長はもちろんですけれども、校長先生、元校長先生、教育委員さん、元教育委員さん、教員、PTA関係者、部課長の人、もうとにかく、教育関係者は、賛同する方はすべて正会員。教育関係者でない方は、いわゆる特別会員ということでご参加いただけるし、お金を払いたいという方、企業など、個人もそうですけれども、そういう方は賛助会員として、一口2万円の賛助金でご参加いただけます。皆さん方、趣旨に賛同する方は、いわゆる正会員ということでご参加いただけますので、三鷹はまさに市を挙げてのコミュニティ・スクール、小・中一貫教育ですので、ぜひ皆さん方、これにご加入をいただければありがたいと思っています。
 会長市のところが閑古鳥ということは、私も立場がございませんので、ぜひご理解をいただければと思います。全国のすべての自治体に、メールで全部ご案内していますので、近々集約されて膨大な数になってくるのだろうと思いますけれども、これは1つの運動というムーブメントとしてとらえて、拡大を図っていく、つまり、いいことは、とにかくできるだけ広めていきたいということでございまして、ぜひ、ご参加いただきたいと思います。これは会員になったら、会費は無料で、お金はとられませんので、ご安心して入っていただいて、特典は全国のいろいろなコミュニティ・スクールの動きについて、逐次、情報が入るということ、いろいろな会やフォーラムがあれば、そのご案内が来るということです。情報がいち早く入ってくるし、いろいろな会にも参加していただけるということで、それが特典といえば特典であります。無料ですので、ぜひごらんいただいて、部課長の皆さんもどうぞ、ご遠慮なくご参加いただければと思います。
 報告は以上です。

秋山委員長

 皆さん、ご検討のほどをお願いいたします。

伊藤総務課長

 引き続き、総務課です。19ページ、20ページをお開きいただきたいと思います。
 19ページ、初めに行事実績報告ですけれども、4月15日に「みたかの教育」を発行しました。ごらんになったかと思いますけれども、お手元にお配りしております。
 今後の予定ですけれども、5月16日、学校訪問、第五中学校です。今年度、学校訪問は10校を予定しているところでございます。5月24日、市町村教育委員会連合会の定期総会が自治会館で開催されます。5月27日、日曜日ですけれども、第40回の信州川上郷山菜まつりが開催されます。川上村を挙げての一大イベントでありまして、多くの来場者のある盛況なお祭りです。節目の40回ということで、今回、市長が出席する方向で調整しているところでございます。
 私からは以上です。

貝ノ瀬教育長

 もちろん、教育委員の皆さんもご参加いただける方はよろしいのでしょう?

伊藤総務課長

 はい。ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 資料としては21ページ、22ページとなります。
 報告、予定等については記載のとおりでございます。これに関連して、お手元に何点か資料をお配りしています。
 まず1つが、21ページの空中放射線測定の結果です。お手元に2枚組のものが行っています。小学校、中学校の分をまとめたものとなっています。2枚目が昨年の11月に行ったものになっています。こちらを比較していただけると、細かな数字が若干動いてはいるのですが、全体としては非常に落ちついた状態。昨年と比べると、ほんとうに非常に小さな値の範囲で、少し測定値としては減ってきている傾向が見られます。この表には間に合わなかったのですが、5月8日、昨日の朝、教育センターの前も測定しましたが、こちらも地上1メートルで0.07マイクロシーベルト程度ということで、市内と大体均等な状態となっています。
 2つ目の資料としては、5月26日から始まる、科学発明教室の全体の日程表をお手元にお配りしています。こんな形で、全部で12回の実施をする予定となっています。11日、今週末が申し込み締め切りなのですが、例年、2倍を超える倍率になっていて、なかなか申し込んだ子どもたち全員に参加してもらえないというジレンマとなっています。もしお時間がありましたら、こんな実験をやっていますので、のぞいてもらえるとありがたいかと思いまして、日程表をお配りしました。
 3つ目の資料が、その後ろに2枚ものでついていますが、学校のICT環境の再整備、昨年度、23年度に全体の方向の調整をいたしましたので、それをかいつまんでまとめたものとなっています。この先行として、4月から中学校の英語のデジタル教科書を使ってもらうようになっています。まだ機材が十分にそろっていませんので、少し使いにくいところもあるようなのですが、実際に使っていただいた先生方からのレポートを、またこの整備に生かす形で、実際の整備計画は今年度、来年度と2か年をかけて機材を入れていきますので、できるだけ子どもたちにいい環境になるように努めていきたいと思います。
 私からは以上となります。

内野学務課長

 学務課でございます。23ページ、24ページでございます。今日は資料もお配りしていますけれども、まずこちらの23ページ、24ページを説明させていただきます。
 まず実績報告、4月10日、学級編制都基準の学級数の報告。4月7日が学級編制の基準になりますので、前回、4月1日付けの人数などを報告させていただきましたけれども、この間に学級編制上で、南浦小学校で1学級増えました。ですから前回よりも、学級数が1学級増となっております。小学校の4月7日現在の全体の児童数は7,914人、これは固定級も含みますけれども、中学校では3,188人、小学校、中学校合計ですと、昨年の4月7日に比べて21人の減となっております。これは中学校が20人の減、小学校が1人の減という状況になっております。
 予定表でございます。24ページ。5月22日に幼・保・小の連携の推進委員会、これは全体会でございます。こちらも今年も行う予定で、23年度の実績の確認をしたり、24年度の事業の計画を確認したりということになっております。29日に就学支援の説明会。平成25年度に新たに就学するお子さんの保護者を対象とした説明会でして、就学相談の流れや、教育支援学級、都立の教育支援学校などの制度の説明など、教育センター3階の大研修室で行う予定になっております。
 こちらの説明は以上です。あと、資料を今日はお配りしております。右上に、丸囲みで国、一番下にA3判で丸囲みで都と書いてある資料でございます。国と東京都による給食食材の放射性物質の検査の動向についてと、三鷹市がそれに参加する意向を示したいと思っていますので、簡単に説明させていただきます。
 まず最初に、A3のほうをごらんになっていただきたいと思います。こちらは東京都が独自に行う検査でございまして、参加する市町村を募集しています。三鷹市も手を挙げているのですけれども、まず東京都の基本的な放射性物質検査の考え方なのですけれども、東京都が独自にやるほうは、給食提供前の食材を前日までに検査するものです。一通り説明していきますと、検査機器はヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメータによるスクリーニング検査で、東京都が23年度末に7台ほど機器を購入して行うものです。
 この機器のスクリーニングレベル、キログラム当たり50ベクレルが基準だそうです。この4月から、国の放射性物質のセシウムの基準値が、キログラム当たり100ベクレルになりましたけれども、それの2分の1ぐらいをスクリーニングレベルにするということです。この検査機器の測定は、キログラム当たり25ベクレルまでが検出できるということです。
 スクリーニング検査をやった結果、キログラム当たり50ベクレルを超えた場合には、都がさらに、これよりもう少し精度の高いゲルマニウム半導体による検査機器による検査を実施して、検査結果を確定するということだそうです。
 今回、1学期に、東京都は希望のあった学校すべて1回検査を行うということで、2学期以降はその検証をもってまた、反映させて行うということです。予定としては、各1学期に全学校1回ずつ行うということで予定しているということでございます。検査場所は、多摩地区については、立川にあります東京都の多摩教育センターに、検査機器3台を設置して行うそうです。
 (3)のところ、検査結果が基準値50ベクレルと手書きで書いてありますけれども、これを超えた場合には、検査機関および東京都から、市町村に速やかに連絡して、通常ですと50ベクレル以下でしたらば、そのままホームページなどに公表するのですけれども、この検査機器の精度が一定のものである程度の目安の数字だそうですので、さらに細かく厳密に検査するということで、先ほど言ったゲルマニウム半導体による検査の結果を待ってから、公表はするそうです。
 (4)の食材の選定及び搬入ですけれども、1つの学校当たり最大4検体、ただし、飲料水や牛乳などは除くということで行う予定になっております。
 右側、下の検査結果の公表についてとありますけれども、スクリーニング検査結果の50ベクレル以下の場合には、先ほどお話ししましたけれども、都のホームページで1週間分まとめて検査結果を公表するということで、市町村でももちろん公表したいと思っています。
 その下の一番下のところ、スクリーニング検査の結果が50ベクレルを超えた場合ということですけれども、先ほど説明させていただきましたけれども、ゲルマニウム半導体の検査結果が出るまでは公表はしないで、確定した段階で公表するということでございます。
 これが東京都が実施する内容ですが、一番最初に説明いたしました、前日に検査ということなのですけれども、東京都の市区町村は、ほとんど給食の食材は当日納品です。特に野菜などは登録業者が、その日の朝に市場に行って、食材を調達して、学校に納品しているので、検査できる食材はかなり限定されます。東京都はこれを承知でやるということですけれども、これについては、もう説明会でも、これは大変やりにくいというところも、たしかに意見としてかなりございましたので、1学期やってみて、2学期以降どう反映されるかわかりませんけれども、基本的には東京都は事前検査でやるということでございます。おそらく乾き物やお米などはできるかもしれませんが、これだけやるとかなり重複した検査になる可能性はあります。ちなみに、もし検出された場合には、東京都は事前検査の意味から言って、その食材を除いた給食にすることを考えているようでございます。
 最初に戻っていただきます。国と書いてあるほうでございます。表紙のところは通知ですので、めくっていただいて、その裏です。文部科学省が都道府県に委託をして行う事業です。東京都も文部科学省の委託を受けて行うということで、委託事業の内容ですけれども、でき上がった後の学校給食一食全体について、給食を提供した後に検査を行う。いわゆる、一食丸ごと検査といわれているものです。おそらく牛乳も御飯もおかずも、全部一緒にしてミキサーにかけて、検体を持っていくということです。
 実施方法なのですけれども、対象校は、東京都で2団体です。選ばれた2団体の中でも、1校を35回程度やるということだそうです。ただし、東京都で、一定期間で団体を変更してやるということはできるそうですけれども、そんなことも考えているのではないかと思っております。ですから、こちらは東京都の全市町村を対象にしてやるというものではないものです。
 大きな3番の(5)に検査方法がありますけれども、ゲルマニウム半導体検出器による高精度検査とするということで、イのところに、一食全体を数日分まとめて2リットル以上として検査するということだそうです。東京都が契約した検査機関に持ち込んで行う内容になっております。
 次のページ、国からの通知が来ておりますけれども、先ほど説明いたしました、一番下に書いてありますが、大きな2番の委託事業の内容等の(2)モニタリング対象及び検査回数ですけれども、福島県については全市町村を対象にしますけれども、福島県以外の都道府県については、1都道府県当たり2市区町村を対象として、1市区町村当たり35回程度とするということになっています。こちらも一応、申し込んで手を挙げているのですけれども、まだこちらは対象になるかどうかの結果は来ておりません。おそらく今月中には来るのではないかと思っております。
 先ほどの東京都の検査は、既にそちらは申し込んでおりますので、申し込んだところはすべてやってくれるということなのですが、三鷹はおそらく6月からの実施になるのではないかと思います。検査の日にちなどは東京都で指定してまいりますので、事前にホームページなどで案内して、また公表していきたいと思っております。
 学務課からは以上です。

平成24年第5回教育委員会定例会会議録(3)へ続く

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