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平成23年第3回教育委員会定例会会議録(3)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2011年10月11日 最終更新日:2011年10月11日
平成23年第3回教育委員会定例会
日程第2 教育長報告
河野委員
よろしいでしょうか。
秋山委員長
河野委員。
河野委員
先ほど、教育長から報告がありました、鍵盤ハーモニカのうた口をかえて再利用する件は、やはり物を大事にする点からもとてもいいことだと思うんです。それで、小学校のときに使うけれども、もう小学校のときにしか使わないものは結構あるような気もしまして、鍵盤ハーモニカだけではなくてもう一度再利用できるものがないのかどうか。例えば、卒業の段階で要らなくなったものを、寄附してもらって再利用するようなことはできないのかどうかを、さっき考えていたんですけれども、自分の子どものことを考えても、卒業してしまうと使わなくなるものが結構ありまして、捨ててしまえば単なるごみになるし、もう一度使えるものはかなりあるのではないかと思いますので、単に経済的な点だけではなくて、物を大切にしたりとか、ごみをなるべく出さないという点からも、もう少し見直すことができないのかなと思いました。
貝ノ瀬教育長
そうですよね。何でも新しいものというのではなくて、やはり使えるものは末永く使ったほうがいいですよね。制服というか、服なんかもそうですよね。傷んでしまったりすれば、しかたがないけれども。
河野委員
私立なんかでも結構、制服の再利用とか、お古を再度利用してもらうことはやっていますけれども、公立の場合はどうなんでしょうか。制服とかは中学校なんかで再利用とかされていますでしょうか。
秋山委員長
寺木先生。
寺木委員
鍵盤ハーモニカの件で。実は、何年前になるのか、私の下の子が五小にいましたときに、鍵盤ハーモニカのリサイクルシステムを、私はそのころPTAの役員をやりましてつくったんです。卒業生の方に出していただいてという。2年ぐらいかかりまして、今はそれがどうなっているのか、ちょっとわかりませんし、学校に鍵盤ハーモニカは今備えつけられているのか、そこのあたりの現状もお聞きしたいなと思います。
秋山委員長
松野課長。
松野指導課長
今おっしゃられたリサイクルについては、五小がそうなんですけれども、PTAが中心となって、使わなくなったものを1年生にあっせんする形で、今でも続いています。
寺木委員
やってくださっているんですね。うれしいです。
松野指導課長
それから学校の台数ですけれども、これは学校によって違うんですが、1年生の教室だったり、音楽室だったりに、子どもがうた口だけを購入して使うための鍵盤ハーモニカを、学校としてある程度の数は置いています。
寺木委員
ありがとうございます。
貝ノ瀬教育長
そういうのは五小だけではなくて、やれればいいですね。
寺木委員
ええ、そうですね。
貝ノ瀬教育長
だからそれは教育委員会がやれということではなくて、啓発しながら、PTAが中心になって、ほんとうにそういう必要だなと思っていただければ、自主的にやっていただければありがたいなと思っています。ですからそれは鍵盤だけではなくて、さっきおっしゃった、いろいろなものをね。
河野委員
制服はやられていないですかね。
寺木委員
やっていますね。制服もやっています。
松永指導課統括指導主事
六中はやっています。基本的にはやはり制服は使い回しでという形もありますので、特に急に伸びたりする子が、時期ですので、そういうことはやっています。
寺木委員
多分いろいろな学校でPTAが主催になって、きれいにして次の方に渡しているシステムがあるはずだと思います。
貝ノ瀬教育長
やっているところと、やっていないところがあるんですね。そういうところもあるんだからということで、問題提起をしたらいいかもしれないですね。
秋山委員長
ほかにありませんでしょうか。
寺木委員
もう一つ。
秋山委員長
寺木委員。
寺木委員
給食のことについてお尋ねしたいのですが、つい最近、私は、有名なコックさんが出前で学校に来て、小さいときからぜいたくなものではなく正しいものを食べるということを行っている学校に行きまして、既に京都のほうでは行われているらしいですが、そういう視点から、ぜいたくなものではなく正しい食事、伝統的ないい食事をという視点で、給食ではどのようにお考えでいらっしゃるのでしょうか。
秋山委員長
学務課長。
内野学務課長
食育の分野になるのではないかと思いますけれども、学校給食は、今現在でも昔の食事ということで、毎年必ずそういうものを取り入れていまして、古代米などを取り入れたり、昔はこんなものを食べていたということで、そのときには栄養士も教員と一緒に児童・生徒に説明しながらやっており、大体そういう取り組みは三鷹では必ず毎年やっている状況です。
寺木委員
ありがとうございました。
貝ノ瀬教育長
でも多分、寺木委員がおっしゃっているのは、例えば、だしをつくるのに、調味料などを使っているところ、確かにそれは味が出るんだけれども、昆布だしからとか、あごだしからということが可能であれば、まさにだしの本物の味がわかるだろうと。ほんとうに子どものときから、そういう本物の味がわかってしまうと、にせものはすぐわかるんです。そういう本物の味をわからせたほうがいいのではないか。
寺木委員
それが子どもの成長にとても役に立っているというお話もあるらしいので、もし可能でしたら、ぜひ。
貝ノ瀬教育長
そういうコックさんとか、そういうことを指導したいという方がいらっしゃれば、情報提供してもらって、学校にそういう方がいらっしゃいますよということで、お話ができると思いますので、もう少し情報をいただければ。
寺木委員
ありがとうございます。
秋山委員長
ほかにはいかがでしょうか。
それでは、私から一つ。12ページの学務課の3月11日に市スクールカウンセラー研修・連絡会がありますけれども、スクールカウンセラーの役割も、最初設置されたときから、随分学校の内情も変わってきて、役割も変化してきているのではないかと思うんですが、最近のスクールカウンセラーに求められているものは、どんなものがあるでしょうか。
内野学務課長
ここに書いてありますのは、市のスクールカウンセラー、主に今、小学校に配置していますけれども、やはり学校での心理的なカウンセラーというだけではなくて、今言われている、子どもの周囲に原因があるようなことで、例えば支援が必要な、いわゆる教育支援的な視野も取り入れて、校長先生と連携した上で、学校だけではなくて、スクールカウンセラーがアンテナは一番身近ですので、場合によっては校長先生などと、それから総合教育相談室と連携しながら、外部につなげるような役目も必要になってきています。市のスクールカウンセラーでは大分そういうことを研修でやっていまして、そんな方向にしていきたいなとは思っています。
秋山委員長
大分、スクールソーシャルワーカーが活躍をしていると耳にします。ぜひスクールカウンセラーと連携してやっていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。
ほかにありませんでしょうか。それでは日程第2 教育長報告を終わります。
日程第3 議案第9号 校長人事の内申について
日程第4 議案第10号 副校長人事の内申について
秋山委員長
委員の皆様にお諮りいたします。
日程第3 議案第9号及び日程第4 議案第10号については、人事案件のため秘密会で審議したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
秋山委員長
ご異議なしと認めます。よって秘密会を開くことに決定いたしました。
午後 3時02分 定例会休憩
午後 3時08分 秘密会開会
午後 3時46分 秘密会閉会
午後 3時46分 定例会再開
秋山委員長
以上をもちまして、平成23年第3回教育委員会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
午後 3時46分 閉会
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