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平成22年第1回教育委員会定例会会議録(4)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2010年7月23日 最終更新日:2010年7月26日
平成22年第1回教育委員会定例会(4)
日程第6 教育長報告
柳川スポーツ振興課長
昨年までは百六十何チームだったと思うんですが、それをやはり応募数が多いということで200チームまで持ち上げたんです。警察としては警備の問題もそうですけれども、道路事情、信号をとめる時間の長さとか、そういうものをいろいろ加味すると、限界は200チームだなということで、今年の7月の段階から言われておりまして、私も市内を警察の人たちと一緒にコースを見て、走るわけではないですが歩いて通って、やはりいろいろな交通規制を考えると、時間的な制約というのでしょうか、とめてしまう時間帯を考えますと限界なのかなと。チームが増えれば増えるほど、やはり長い間とめなければならない。皆さんがみんなトップアスリートで10分ぐらいの間にどんどん通ってしまうのでしたらいいのですけれども、どうしてもチーム数が増えてくると、我も我もと、幅広いレベルのランナーが出場することになりますので、なおのこと30分が40分になり、40分が50分になりということで、判断されたのが200チームかなというところです。
磯谷委員長
なるほど。つまり人数が増えると、遅い人たちがその分たくさん入ってくるという趣旨ですか。
柳川スポーツ振興課長
そのようにご理解いただければ。去年がまさにそのケースだったんです。200チームになってしまったがために。
貝ノ瀬教育長
これも悩ましいところでして、駅伝は結局マラソンでしょう。そうすると3日前ぐらいから準備してもだめなんです。ですから相当前から準備して練習してね。人によっては1年がかりでなんていう人もいますから。それが抽選で落っこちてしまって、ほんとうにもう、がっくり来てしまうのは、すごくよくわかるので、落ちたチームには申しわけないと思いつつも、ただ去年、市長と私と体協の会長で、警察署長のところに200チームを何とかということでお願いに行ったんです。しかし、やはり実際の現場の課長たちのレベルからすると、もう200チームだって困る、限界だという話だったんです。けれども署長の政治判断というか、市長がお願いに来ているのにということで結局200チームで頑張りましょうとなった。今年もまたお願いに上がって、新署長も現場を押さえてくれて、何とかやりましょうと。
そういう状況で、警察自体も柳川課長がおっしゃるように相当苦しんでいるんですよね。ですからその中での、ほんとうに悩ましいところで、私ども主催者もつらいし、警備もつらいところがあるし、みんな、走る人もつらい、落ちた人はもっとつらいこともあるんだけれども、結局どこかで切らざるを得ないところで、200チームで切っているんです。この200チーム自体も、相当にオーバーしての200チームということです。ですから何とか200チームで、ぎりぎり200チームならオーケーというのではなくて、本来なら180チームぐらいでだめなんだけれども、無理にさせてもらっているという200チームなんです。申しわけないんですけれどもね。
寺木委員
去年、私はゴールに立っていまして、全員が入るのに何分ぐらいかかりましたでしょうか。
柳川スポーツ振興課長
トップから最終ランナーで、離れてしまうのが40分ぐらいだと思うんです。
寺木委員
だから交通事情を考えると、その間、延々と警備していただくのは、とても大変なことなのかもしれませんね。
秋山委員
やはりここまで人気があると、ある程度タイムというのでしょうか、これくらいまでで走ってもらうチーム、走れるチームということをある程度提示していかないと、参加すれば抽選でやれる。だけれども、ほんとうに1年間準備してきた人と、2週間前にした人と区別がどこでつくのかがわからないんですが、やはり競技なので、そこら辺の一定の線をこれから引いていくのも、一つのやり方だと思います。
磯谷委員長
最初から選ぶのではなくて、例えば1人目のランナーについて一定の時間内に到達しなければ、見切りで2番目がスタートする。
秋山委員
箱根駅伝みたいな感じですか。
磯谷委員長
そうすると大幅なおくれは解消できるのかなと思います。
秋山委員
大体今まで駅伝をやっていて何分ぐらいで一応走ってくれるというのがあるのであれば、募集するときに全体で大まかに何分ぐらいで走れるチームというのをある程度明示しておけば、だれでもがというわけには行かなくなるのではないでしょうか。
貝ノ瀬教育長
ただこの市民駅伝は、障がいのある人たちも参加しているというのも意味があるんです。だからスピードを競っているんだけれども、スピードだけではないんですね。みんなが参加して楽しみながらというのもあるから、そうやって枠を作ってしまうと、セミプロ集団ばかり集まってしまってということになるんですね。そうすると若い人しか入らなくなってしまいますね。
秋山委員
去年までのタイムであれば200チーム行くわけですね。
貝ノ瀬教育長
ある程度、もちろん線をすれば、幾らでも可能です。50チームぐらいにもできるし。
柳川スポーツ振興課長
昨年もそうでしたけれども、やはり今、秋山委員がおっしゃいましたように、長い時間、道路閉鎖するわけにもいきませんので、今年もやはり第3区で、最終区のところは繰り上げスタートということで、それを超えた場合はもうずっと歩道を走って、それ以前にもそういう人は歩道を走ってもらうこともあるんですが、いずれにしてもある一定の時間を過ぎたら、箱根駅伝と同じように繰り上げですみませんということにはなっています。まして東八道路は交通渋滞がすごいので、あそこも10時30分を過ぎたら、申しわけございませんけれども歩道側を走ってくださいということで、そういうお願いはこれからも監督会議で説明するんですけれども、昨年から、そうさせてもらっています。それで200チームは何とかということでお願いしているのが現状です。
貝ノ瀬教育長
あと、駅伝に相当の人数の警察官を割かなければいけないことになると、ほかで事件が起きたり、ほかのことについての対処も考えたりすると、ずっとそこに張りつけておくのも、80人と言っていましたか。
柳川スポーツ振興課長
80人ぐらいです。
貝ノ瀬教育長
80人ぐらいの警察官をずっと張りつけておくことについても、警察としては心配な面もあるという。そういうときに、何か例えば事故がほかのところで起きたとき警察官がすぐ対処できなかったということになると、また違う問題が発生する。いろいろな心配があって、ほんとうに悩ましいところで、何とかこの200チームでバランスを保っているのが現状です。
磯谷委員長
わかりました。
秋山委員
人気があるからつらいところなんですね。
磯谷委員長
ありがとうございます。
ほかはいかがでしょうか。
秋山委員
1点だけ。
磯谷委員長
秋山委員、どうぞ。
秋山委員
指導室におうかがいします。44ページに小中一貫教育プレゼンテーション研修というのがあるんですけれども、これは何でしょうか。
川崎指導室小中一貫教育推進担当課長
学園長以外で、かつ三鷹に来て2年目までの校長先生方に、三鷹の行っている小中一貫教育というものが、自分なりにどういう教育効果があるのかとか、教育的な意義があるのかということ、それを踏まえて自分の学校、学園ではどのような教育活動を展開しているかというあたりを、20分のプレゼンテーション、10分の質疑応答という形で、研修を2日間かけて行ったものでございます。
秋山委員
小中一貫が始まって、もう随分たつのに、今さらプレゼンテーションとは何だろうなと思ったものですから。ありがとうございます。よくわかりました。
磯谷委員長
プレゼンテーションをすることによって、むしろ自覚をするといいますか、また工夫をするといいますか、そういうことなわけですね。
貝ノ瀬教育長
そうです。もう二、三カ月前から予告してありましたから、そのプレゼンの対象は私にするんです。ですから準備しますから、準備しているだけでも相当違います。正直なところ、今さらとおっしゃいましたが、僕に言わせると、2年たっても温度差が随分あったり、意識の差が校長先生にもありますから、ただ指導する側の人がそのようでは困るので、しっかりやってもらいたいという意味で、プレゼンをやってもらって、必要なときには指導するという研修会です。
秋山委員
これは名称はやはりプレゼンテーション研修というのがいいのですか。
貝ノ瀬教育長
いや、一番いいのはテストなんですけれども。
秋山委員
わかりました。
寺木委員
これは大変ですけれども、教育長にぜひ引き続き頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
磯谷委員長
ありがとうございました。
ほかに特にございませんでしょうか。なければ、日程第6 教育長報告を終わります。
委員の皆様にお諮りいたします。この際、日程第9として、議題第8号 職員の懲戒処分についてを追加し、日程第7から日程第9までを、人事案件のため秘密会で審議したいと思いますが、これにご異議はございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
磯谷委員長
ご異議なしと認めます。それでは、そのように決定されました。この際、議事の都合により、しばらく休憩をいたします。秘密会につきましては、4時から議事室でお願いいたします。
( 休 憩 )
午後 4時 秘密会開会
午後 5時25分 秘密会閉会
午後 5時25分 定例会再開
磯谷委員長
以上をもちまして、平成22年第1回教育委員会定例会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。
午後 5時25分 閉会
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