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平成21年第9回教育委員会定例会議録(4)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年12月8日 最終更新日:2009年12月10日

平成21年第9回教育委員会定例会(4)

日程第2 教育長報告 

寺木委員長

 ありがとうございます。
 以上で報告が終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

磯谷委員

 一つよろしいですか。
 先ほどのインフルエンザの対応のところで、基礎疾患を有する子どもについて感染予防の徹底を図るというお話がありました。たしか報道で伺ったところですと、ある自治体ではとても心配だと。実際、学校でも感染が見られるというところで、親御さんが欠席をさせる。そして、その欠席についてはいわゆる欠席ではなくて、何て言うんでしょうか公休じゃないですけれども何と言ったかな。そうする扱いをたしか北九州でやっていたと思うんですけれども、現段階でそこまではこれは含んでいないんでしょうか。もしそうだとすると、この感染予防の徹底を図るというのは、具体的にどういうことで、親御さんのほうとしてはとても不安だと思うんです。やはりぜんそくの子とか結構いらっしゃるので。このあたりどういうふうに考えていけばいいんでしょうか。

内野学務課長

 基礎疾患のある方は、重症化しやすいということで特に重点的に取り組むこととしています。いわゆる出席停止、公休じゃないんですけれども……。
 そういう内容の対応をとるところまでは、今のところは考えてはいません。
 それから対応なんですけれども、これについては保護者の方にもこれと同じような通知を別途出しておりまして、こういう基礎疾患のある方は重症化しやすいので早目にかかりつけのお医者さんと対応を検討しておいてくださいということです。これは、やはり医学的根拠に基づいて対応してもらわないと、なかなか学校の先生だけの判断ですと対応できない面がありますので、そういう基礎疾患のある方は、普段からかかりつけ医の方と相談しているとは思いますけれども、なおそれを徹底してもらって、万が一インフルエンザが流行している状況になりまして、少しでもおかしいなと思ったらお医者さんに受診していただいて指示に従ってくださいという案内を保護者にも別途出しているという対応をしています。

松永指導室統括指導主事

 補足させてください。今の出席停止の件なんですけれども、基本的にはお医者さんからインフルエンザの診断を受けた、そういう証明があった場合にはすべて出席停止になりますけれども、疑いのあるといったところで、果たしてまだ症状が出ていないというときにどうかということで、課長のほうからはそこまでの対応はどうか、という話があったということです。

寺木委員長

 ありがとうございます。ほかいかがでしょう。

秋山委員

 インフルエンザの対応の件なんですけれども、例えば、予防する方法になるべくマスをつくらないというか、集団の活動をなるべく避けていくという方法もあるかと思うんですけれども、その点は取り組みとしてどうなんでしょうか。

内野学務課長

 始業式を体育館で行わないで各部屋でテレビで行った学校もあります。特にここ2週間は、先ほどの対応のマニュアルといいますか第4版でもお示ししましたけれども、2週間は特に気を使ってくださいと先生にはお願いしているんです。
 それから、五小で残念ながら学級閉鎖になってしまいました。たまたまその日に防災訓練の引き渡し訓練があったんです。ですから、当該のクラスについては、ほかのクラスが全部終わってから、後で別に昇降口で保護者の方に来ていただきました。やはり私もその辺は気になりましたので、そういう患者さんが出ているクラスについては、できるだけほかのクラスとの特に接触ですとかそういうものは配慮してくださいとは、学校にこちらでもお願いしているところです。

秋山委員

 学校行事の中では、どうしても避けられない行事があるので、それはいたし方ないと思うんですけれども、避けられる行事に関しては、なるべく集団を避けていただきたい。というのは、近隣の保育園で集団発生したときに、保育園はお昼寝で3歳以上が全員一緒に寝ているんですけれども、今年は発生した年齢の子を別に寝かせたら、やっぱり早目に収束したんです。だから、接触させないようにしていくのが予防の一つとして大事かなと思いましたので、よろしくお願いします。

寺木委員長

 インフルエンザについて私から一つお伺いします。新型インフルエンザとA型と先ほどの文章を読みましても、そこがどうもはっきりしないんですけれども、それはどういうふうに理解したらよいのでしょうか。

秋山委員

 新型の発生当時はPCRできちんと検査をしていたんですけれども、患者数が増えてきて、この時期にはやるのは、もうほとんど新型だろうというので、今はA型と診断された場合は新型と考えていいということになっています。

寺木委員長

 わかりました。

内野学務課長

 ありがとうございます。

寺木委員長

 ほかいかがでしょう。

秋山委員

 一ついいですか。指導室からA3の「児童・生徒の問題行動等の実態について」が配付されましたが、こういう調査は私はとても大事じゃないかと思っているんですけれども、この不登校の数なんですが、数も大事なんですけれども、その子の不登校の期間もやっぱり大事じゃないかなと思うんです。以前に、小学校1年生のときに不登校になってずっと行けずに高校のときになって初めて相談に来られたケースがあって、ほんとにずっと行っていなかったんです。それも不登校の人数の1人としてだけ毎年数えられていくわけなんですけれども、やっぱり期間も大事に見ていただければいいかなと思います。

寺木委員長

 お願いいたします。
 ほかいかがですか。

鈴木委員

 一つだけなんですが、小・中一貫と中・高一貫とがありました。この中・高一貫というのは、具体的にどういうふうな協力というか活動をなさっているんでしょうか。

岩下教育部長

 三鷹高校の場合は、中学校が来年度から開校するということで、工事をして増築するらしいんですけれども、中・高一貫にも幾つか種類がありまして、小・中とつながっていて、中学校で入学試験をやってそのまま高校では入学試験をやらないというもの。中学校でも高校でもやるという連携型とか、3種類ぐらいあるんですけれども、三鷹高校の場合は、私が最初に言った中学校だけ募集をする、それで6年間ということなんです。そうしますと、議員さんが問題視していらっしゃるのは、三鷹市教育委員会は小・中一貫でやっていて、東京都は中・高一貫でやると。やっていることがちぐはぐじゃないかという視点からのご質問でありました。
 教育長のご答弁では、高校で後期課程でぜひ募集をしてもらうように、東京都教育委員会にお願いをしているという説明をしました。それから、中・高一貫教育校が設置をされる法律改正が行われたときに、地元の意向をよくくんで対応するようにという決議文が入っているわけです。三鷹高校は三鷹市の行政区域にありますので、三鷹市としてはぜひ地元の意向を東京都教育委員会に尊重してもらいたいという立場にいますということで答弁をいたしておりました。
 結局、小・中で頑張ってきた子どもたちが高校でいざ地元の高校に入ろうとしても、そこはもう閉められているということでは、その部分でやっぱり矛盾しているのではないか。ほかの中・高一貫教育校ですと、高校で募集するところもあるんですけれども、たまたまといいましょうか、三鷹高校の場合はそれがないということで問題意識を持っていらっしゃるということです。

寺木委員長

 ありがとうございます。ほかいかがですか。
 それでは、日程第2 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成21年第9回教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れさまです。ありがとうございます。

午後 3時07分 閉会

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