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平成21年第9回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年12月8日 最終更新日:2009年12月10日

平成21年第9回教育委員会定例会(3)

日程第2 教育長報告 

寺木委員長

 指導室、後藤室長、お願いします。

後藤指導室長

 22ページの実績等の報告につきましては、記載のとおりでございます。
 23ページの行事予定等の報告でございますが、9月1日、火曜日、就学旅行、一中でございますが、インフルエンザ等のことが心配されておりましたが、無事戻ってきております。
 続きまして、9月2日、水曜日、同じく修学旅行、四中が今行っておりまして、今日帰ってくるんですが、特段何かあったということは情報が入ってございません。
 次に、9月19日、土曜日でございますが、鷹南学園の開園式でございますので、ぜひとも出席をよろしくお願いしたいと思います。なお、ごあいさついただく関係の資料につきましては、後ほど担当からお届けさせていただきます。
 なお、大変恐縮ですが、そちらに記載していないことで3点ほどご報告をさせていただきたいと思います。
 1点目は、文部科学省が例年行っております問題行動調査等につきまして、お手元のA3判の資料を作成させていただきました。不登校、いじめ、暴力行為の3点についての状況でございます。三鷹市におきましては、不登校の状況につきましては、そちらの表にございますように、小学校で11名、中学校で51名、計62名でございます。こちらは30日以上休んだ者。なおかつ病気、経済的な理由で休んだ者は除いた数でございます。昨年度と比べますと、人数が若干増えているわけですが、特に中学校のほうが増えているわけですが、その理由につきましては、海外、国内から不登校の状況で転校してきた子が3名ほどおります。それ以外には、中学校2年生から3年生にかけて退学傾向、あるいは無気力、そういった理由で30日以上休んだ者がおります。その関係で数が増えてございます。
 なお、三鷹市が進めております小・中一貫教育の視点から見た表が中ほどにございますが、中学校1年生での不登校の出現率につきましては、小・中一貫教育の中で、このような形で円滑な接続の中で、不登校の出現率が年々減少しているところでございます。なお、東京都との比較をいたしましても、三鷹市の出現率が低いことがおわかりいただけるかと思います。
 次に、いじめの状況でございますが、ご存じのとおり平成18年度からいじめのとらえ方の定義が変更になりました。いわゆる発生件数から認知件数へということで、平成18年度は数が増えているわけでございますが、以後は数が少なくなってきております。平成20年度につきましては認知数11件でございます。
 なお、発見のきっかけにつきましては、表にございますように、保護者からの訴えが中学校では特に多ございます。
 また、いじめの態様につきましては、小・中学校とも「冷やかし」「悪口」、また中学校では遊んだ振りをしてたたくなどのいじめの行為。それから近年心配されております携帯電話等での誹謗中傷については、平成20年度につきましてはゼロという形で報告をいただいているところでございます。
 次に暴力行為の状況でございますが、小学校はゼロでございます。中学校につきましては、発生件数が4件、関係者が6名という結果になってございます。なお、対教師暴力が2件、生徒間暴力が1件、器物破損が1件でございます。
 2点目の報告でございますが、こちらも文部科学省が実施しております「全国学力・学習状況調査」の結果でございます。お手元に速報値ということで、調査の概要、調査問題、また調査結果の概況ということで平均正答率、平成21年度のもの、平成20年度のものを載せさせていただいたものを参考資料として配付させていただきました。結果につきましては、このような形でございます。
 なお、4番に、調査結果の公表内容(案)とございますが、こちらは例年、国、都及び三鷹市の平均正答率、また三鷹市全体の調査結果の分析・考察。その結果、実施した各教科の指導改善のポイントを示したものをまとめてホームページに載せたり、また印刷したものを各学校等へ配付しているところでございます。今年度につきましても、同様のことをしていきたいと考えているところでございます。
 なお、「全国学力・学習状況調査」の調査結果につきましては、教育委員の皆様にはお手元に平成20年度の結果の取り扱いに関する通知の文書を参考資料で配付させていただいているところでございます。平成21年度のものは、まだ都教委からこちらに来ておりませんので、平成20年度のものでご説明させていただきますが、内容につきましては、特に変更がないと都教委に確認をしているところでございます。
 そちらの通知の1枚目をめくっていただいた2枚目でございますが、そちらに調査結果公表について具体的に配慮すべき点が1から4まで示されてございます。
 1につきましては、都道府県の教育委員会におきましては、当然、域内の市町村、あるいは学校のそれぞれの平均正答率は公表しないこと。したがいまして、東京都が23区、26市、あるいは学校別を公表しない。
 次に2番でございますが、市町村教育委員会は、その市内の学校名を明らかにした公表をしない。ですから、学校ごとの平均正答率は公表しないようにということです。
 3番でございますが、市の教育委員会が保護者や地域住民に対して、説明責任のために学校の結果を公表する場合の注意点が書いてあるんですが、特にそれぞれの学校が、自分の学校の結果を公表することについては、それぞれの判断に委ねますと書いてはございますが、その下の4のところです。当然、数値の公表に当たりましては、この調査結果が学力の特定の一部分であることを明示するということ。さらには、その数値の見方についてもきちんと説明文を載せることが書かれております。
 その下、「さらに」とございますが、学校の教育活動の取り組みや、調査結果の分析、今後の改善方策等をあわせて示し、序列化につながらないようにしてくださいということがありますので、この旨を学校長あてに通知し、安易に平均正答率を公表しないようにということで通知したところでございます。
 なお、三鷹市におきましては、3番にございますように、三鷹市公立学校全体の結果の公表を、先ほどの案のように例年どおり行っていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
 なお、3点目につきましては、統括指導主事の松永から説明させていただきます。

松永指導室統括指導主事

 「TOKYO 2016」という資料をごらんください。9月18日、金曜日に北野小学校におきまして、「みんなのオリンピック」~ぼくらの街にオリンピックがやってくる!~という東京オリンピック、パラリンピック招致委員会、東京都、JOC等が主催をするイベントがございます。
 先ほど新藤課長からもご報告がありましたけれども、校庭全面に芝生が張られたということも踏まえまして、そのオープニングセレモニーということも含めて実施したいということで北野小学校からも話がございまして、芝生にふさわしいということでオリンピック競技の中でもサッカーの松木安太郎さん、女子サッカーの澤穂希さんに来ていただいて、その中で子どもたちにオリンピックについてのお話等を含めてオリンピック教育について進めていく形でございます。
 こちらは、1時半から2時40分ということで時間がございますけれども、後ほど教育委員さんでお時間がございましたら、お話をさせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。

内野学務課長

 すみません。学務課から、1点インフルエンザ関連で、先ほど第4版の対応のことだけをお話ししましたが、三鷹の今の状況を報告させていただきます。
 新学期が9月1日から始まりましたけれども、三鷹の状況なんですけれども、第五小学校の2年2組について、8月31日の段階で児童5人、担任がA型の陽性反応が出まして、9月1日から今日4日まで学級閉鎖をしております。同じく五小で、1日、始業式の当日ですけれども、さらに2年のもう一つのクラスの2年1組、こちらは30人クラスですけれども、こちらでも3名のA型の陽性と、1人が熱が出て、言ってみればインフルエンザ様症状で休んでいる。合わせて4人の欠席者が出ました。それからもう一クラス、1年2組、こちらが38人クラスなんですが、こちらも同じく3名のA型の陽性と、発熱してインフルエンザ様症状の子が1人、合計4人欠席が出ました。早目の対応がいいでしょうということで、こちらの2年のもう一つもクラスも学級閉鎖しまして、結果的に2年生は学年閉鎖、それから1年生が学級閉鎖ということで、今日まで対応をとっております。
 昨日、学校に状況の確認をしましたら、違う学年で1人出ていますけれども、それ以外は落ち着いていて、早目の対応をとったおかげで、今のところ感染の拡大はそれ以上見られていないということでした。
 それから、学級閉鎖にはなりませんでしたけれども、井口小学校でも、やはり9月2日の時点で3名のA型の陽性がいるという連絡がありました。それから、1名のインフルエンザの様症状、熱が出ているということで、4名の欠席がありました。
 ただ、このA型の3名のうち、2名は夏休み中に発症したということで、既に3日から登校していいですよという登校許可書が出ておりましたので、保健所とも相談しまして、学級閉鎖まではしなくていいのではないかということになりました。こちらは健康管理を徹底していただいているところでございます。
 それから、ちなみに都内の最新の状況ですけれどもお知らせしておきます。まず、多摩地区ですけれども、学級閉鎖が出ている市区町村なんですけれども、三鷹のほかに八王子市、昭島市、清瀬市、青梅市、小平市、西東京市、瑞穂町で出ています。東京都全体の今日現在の、2学期が始まってからの学級閉鎖、学年閉鎖等の状況なんですけれども、中学校では休校が1校、学年閉鎖が10校、学級閉鎖が13校。学年閉鎖と学級閉鎖が重複しているところがありますので、学校数の累計でいきますと中学校では23校、小学校では休校が1校、学年閉鎖が18校、学級閉鎖が59校、こちらも学校の数で言いますと71校ということで、東京都全体ですと、今日現在ではそのような状況になっています。
 なお、三鷹市では、8月31日の時点で、感染予防としまして、各学校にマスクを500個ずつ配付いたしまして、学校に来ていた子どもが急に発熱のような症状が出て保健室で手当を受けるときのためにマスクをする。それから、クラスにインフルエンザのような症状の子が多く出て、集団下校させようというときのために、マスクを各校に500ずつ配備いたしました。それから、来校者用にアルコールの手の消毒液も2本ずつ配備しているところです。こちらは、これで足りてくれれば一番いいんですけれども、今後の感染状況によって、もし足りなくなるようなことがあれば、随時補充していきたいと思っています。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 生涯学習課、大倉課長、お願いいたします。

大倉生涯学習課長

 それでは24ページ、25ページでございます。
 24ページでございますが、委員の皆様のお手元に機械遺産の小さい小冊子を配付させていただきましたが、8月7日に三鷹市の大沢の水車、新車が日本機械学会の機械遺産ということで認定を受けました。この日本機械学会というのは、110年以上の歴史がございまして、主に大学の工学系の先生であるとか、あるいは企業の専門家であるとか、そういった方が加盟をしているわけですけれども、歴史に残る機械技術関連の遺産を保存し、文化的な遺産として次世代に伝えようといったことを目的に日本国内で機械技術面でほんとに歴史的意義のあるものについて機械遺産の称号を与えようということで運営しているものでございます。この年度は、そちらのチラシにもございますが、2ページに札幌市の時計台の時計装置。これは時計台そのものではなく時計を回すための内部の仕組みのことを言います。
 それとともに次ページの3ページにございます旧峰岸水車場。これは私どもでは新車と呼んでいるわけですが、機械学的には水車及び水車の周辺の装置そのものは水車場といった呼称があるようでございまして、こういった名称で我々の呼称とは違いますが、機械遺産として認定をされているところでございます。
 なお、この新車につきましては、来年度、動態保存ということで水力で水車を回すために、現在古い水輪を取り外しまして機械の装置の部分だけが残った形になっております。この認定後は、現地のボランティアの皆様にもそういった水輪がございませんので、その分、機械遺産に認定された機械部分のすばらしさについて解説を行っていただいているところでございます。
 24ページの8日から9日にかけて、青少年委員さんが企画をしますサマースクールキャンプが行われまして、今年は第一小学校の校庭で一泊二日でテントを張りました。一小の4年生72名が参加をし、それを支える青少年委員さんだけではなく、地域の皆さん、PTAの皆さん、一小のおやじの会の皆さん、そして教職員の皆さんなど、大人も70名近く参加をいたしまして無事に終了をしたところでございます。
 25ページ。7日ですが、いよいよ来年の1月の成人式に向けた実行委員会がスタートいたしまして、成人式の企画・準備をしていくところでございます。現在、各中学校出身者10数名が名を連ねておりますが、昨年もそうでしたが、当初は20名弱ぐらいですが徐々に人数が増えてきています。そんな中で、これから約3か月、4か月をかけて準備をしてまいりたいと思っているところでございます。
 そのほかのことにつきましては、記載のとおりでございます。
 つぎに1点だけこちらの報告に記載のないものについて、報告をさせていただきます。お手元にホチキスどめの冊子でございます「三鷹市六小学童保育所及び南浦小学童保育所指定管理者募集要項(案)」がございます。ご案内のとおり、学童保育所の事務につきましては、市長の補助執行ということで行っているわけですけれども、来年度からの南浦小学童及び六小学童、それぞれ2学童ずつ計4学童の指定管理者を公募により募集をして、プロポーザルという形で選定をしていくことになりました。
 ごく簡単にですが、ご説明をしたいと思います。こちらの要項案の2ページをお開きいただきたいと思います。2ページの上に過去5年間の入所児童数が載ってございますが、六小学童、それから南浦小学童とも、それぞれA、Bがございますので2学童でございますが、平成17年当時に比べますと、平成21年度は約1.5倍。六小学童が71人から109人、南浦小学童が66人から98人。加えて、六小には教育支援学級の固定級がございますので、障がいを持ったお子さんの入所も増えております。また、六小に通う障がいを持ったお子さんも南浦小学童にも入所しているという関係で、南浦小学童も障がい児の入所が増えております。
 こういった環境の中で公募をしていくということになるわけですが、2ページの一番下、公募を行うに当たり、指定管理者が行う管理、運営の基本的な考え方を記載しております。これは、平成19年度から3年間で、四小学童及びむらさき子どもひろばを一体的に管理をするという意味で、指定管理者の公募を行ったときに、この基本的な考え方を定めたものでございます。そこから3年経過している中で、3ページの5番、特に今回は、二つの小学校の学童、計4学童をあわせて募集いたしますので、そういった意味では六小と南浦の両学童の一体的な運営、それから幼・保・小の連携が今行われつつある中で、6番、特に小1プロブレムの解消に向けた学童としての努力。それから、障がい児の受け入れの積極的な取り組み。8番の学園単位、特に学園単位での学童保育所間、小・中学校、地域子どもクラブ、あるいは地域のさまざまな団体との連携、こういったものを学童保育所の指定管理者には、より一層強く求めていくことにしております。
 今後のスケジュールは9月16日から募集要項の配付を始めまして、10月9日あたりまで最終的な申請の受け付けをいたします。それ以降、一次審査、二次審査、現地調査という形で進めて行きたいと思っております。一次審査は書類審査でございまして、二次審査で各法人にプレゼンテーションを行っていただいてプロポーザルでさまざまな学童保育に対する提案を行っていただき、その提案がきちんとそれに準ずるものか、その法人が実施している他の学童保育所で実践されているのかということを現地調査という形で確認をした上で、指定管理者の候補者を決めていきたいと考えております。
 なお、一次審査、二次審査、現地調査につきましては、教育委員会で組織をいたします指定管理者候補者の選定委員会の分科会で作業を行いまして、最終的に市全体の選定委員会に持ち上げまして、10月末以降11月上旬までには選定委員会で最終的に候補者を決定していただくということになります。
 なお、あくまでも私どものほうで決定をいたしますのは、候補者のレベルまででございまして、その候補者をもとに12月の市議会にお諮りをいたしまして、指定管理者として決定をいただくという手順で進めていきたいと思っております。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、スポーツ振興課、柳川課長、お願いします。

柳川スポーツ振興課長

 スポーツ振興課です。ページでいきますと26ページ、27ページでございます。
 26ページの報告でございますが、8月1日から第五小学校プール開放と書いてございますが、これは、井の頭コミュニティ・センターにプールがないものですから、第五小学校のプールをお借りしまして、この期間だけ開放しております。例年500人前後の地域の方が利用されています。管理は、ほとんどコミュニティ・センターの方にやっていただいているんですが、今年は前年に比べると、7日に天気が悪かった関係がありまして、少な目でしたけれども、大体500人ぐらいの地域の方が利用されているということでございます。
 27ページの事業の予定でございますが、8月27日から第59回の市民体育祭がスタートしました。市内で32種目の競技が行われます。来年の2月ぐらいまで各会場でそれぞれ開催されていくことになっています。
 あとは、記載のとおりでございます。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 次は社会教育会館、小田館長、お願いいたします。

小田社会教育会館長

 28ページ、29ページですけれども、29ページ、既にもう実施されましたけれども、8月26日、27日にかけまして、児童館の夏休みの最後のイベントとなる子ども夏まつりが実施されたところでございます。26日の前夜祭につきましては、市長、教育長にもお見えいただいてごあいさついただきました。来館者数は、両日で1,750人余の方がお見えになっております。
 私のほうからは、以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 図書館、八代館長お願いいたします。

八代図書館担当部長

 それでは、最後に図書館よりご報告申し上げます。ページは31、32ページになります。31ページ、32ページともに図書館からの報告につきましては、記載のとおりでございますが、この間、夏休みがございまして、ごらんのように子ども向けのイベントが非常に多かったところでございますけれども、すべて予定どおり無事に消化したことを申しつけ加えさせていただきたいと思います。
 以上でございます。

「平成21年第9回教育委員会定例会会議録(4)」へ続く

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