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平成19年第4回教育委員会定例会会議録(2)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2007年11月23日 最終更新日:2009年10月2日
平成19年第4回教育委員会定例会
日程第5 議案第30号 平成19年度事業計画の承認について
山本生涯学習担当部長
続きまして、15ページの章2の生涯学習の説明をさせていただきます。左側の19年度(案)に沿いましてご説明させていただきます。
生涯学習につきましても、19年度の基本方針の見直し、それから生涯学習プラン2010を踏まえまして、文言の整理等、それから新規事業等について、主な点を説明させていただきたいと思います。
まず、(1)生涯学習につきましては前年度と同様になりますが、イの主要施策、ここでは(エ)になりますが、学校教育と同様、情報通信技術をICTに統一させていただいたものでございます。この(エ)の本文につきましては、18年度に生涯学習システムを再構築したことに伴いまして、文言を整理したものでございます。
続きまして、16ページに移らさせていただきます。16ページの(ク)地域文化財の調査・保存と活用になります。調査ということで、今年度から、この下のb、cにありますように、神社・仏閣等文化財資料の調査等、それから、大沢二丁目古民家につきまして、その基礎調査等も行うということで、調査について新たに加えたものでございます。cの大沢二丁目古民家につきましては、この3月に市民の方から寄贈を受けたものでございます。その施設及び内部にある民具等の調査をするものでございます。
同じくこの欄のiになりますが、民俗芸能の伝承文化の保存・育成となっていますが、18年度は郷土芸能となっていましたけれども、これは文化財保護条例に沿いまして文言を整理したものでございます。
(ケ)に移らさせていただきます。ここでの特徴点といたしましては、19年度から、まず地域コーディネーターを地域子どもクラブや学童保育所を中心として、子どもの居場所づくりや放課後対策を展開しているところですが、その連携等をより密にし、また、下支えをする意味からも、地域コーディネーターを各校に配置するという計画ですが、全校につきましては、年度ごとの計画の中で、希望のあったところから順次やっていきたいと思っております。19年度につきましては、4校ほどを前提にしております。
それから、新たな事業といたしましては、dにありますが、19年度から中学生の居場所づくりにも取り組む予定でございます。今のところ、第三中学校で予定しております。
17ページに移らさせていただきます。(サ)学童保育所等の整備に係るものでございますが、ここではaになりますが、19年度は六小と北野小学童保育所の移転建替えを計画しております。
それから、bになりますが、19年度から指定管理者の導入を行ったことに伴いまして、むらさき子どもひろばと四小学童保育所の一体的運営を行うというものでございます。
さらに、eになりますが、今後の学童保育所整備計画の検討ということでございますが、ここにつきましては、三鷹市社会福祉協議会が指定管理者となっております学童保育所は、指定管理者の指定の期間が20年度までとなっておりますので、21年度からの指定管理者の方向性について、19年度において検討するというものでございます。
それから、(2)社会教育会館(公民館)・児童館・子どもひろばのほうに移らさせていただきます。ここにおきまして、重点目標につきましては大きな変更はございませんが、生涯学習情報システムの再構築及び生涯学習相談の拡充が主な変更点でございます。
18ページに移らさせていただきます。18ページの真ん中ほどの(ウ)ですが、今ご説明いたしました生涯学習情報システムの再構築及び生涯学習相談の拡充による変更ということで、まず1点目、bになりますが、学習情報の提供につきまして、現在行っております社会教育会館のホームページについては、市のホームページに統合して、19年度からは内容の充実等を図っていくということでございます。
それから、cの生涯学習相談になりますが、生涯学習相談の充実ということで、生涯学習相談日を週2日から週4日に拡充するというものでございます。
19ページに移らさせていただきます。19ページにつきましては、下のほうの(ク)になりますが、子どもひろば事業の拡充ということでございます。四小学童保育所とむらさき子どもひろばにおいて、19年度から指定管理者による運営を行いますことから、むらさき子どもひろばの土曜開館を実施しまして、市民サービスの向上に努めるというものでございます。それとともに、四小学童保育所との一体的運営による事業等の充実も図っていきたいというふうに考えております。
20ページに移らさせていただきます。(3)図書館になります。図書館におきましては、まずイの主要施策のところから説明させていただきます。(ア)図書館資料の整備充実というところですが、ここにおきまして、アンダーラインを引いています「市民文庫を開設し市民の著作資料の整備に努める」ということで、19年度から、特に一般市民の方の著作を多く集めた配架コーナーを設けて、図書館利用者の利便性を高めていきたいというふうに思っております。
続きまして、(イ)図書館サービス活動の充実につきましてですが、「みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画」が18年8月に作成されまして、そのことに基づきまして、この「みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画」に基づいた事業の充実と乳幼児サービスの事業等の充実を行っていくというものでございます。
具体的に申しますと、まず児童サービスの充実ということで、子ども読書プラン2010にも基づくことになりますけれども、子ども向けの相談事業や、幅広い資料の利用促進を図るようなことを行っていきたいと思っています。さらに、外国語図書を利用する児童に対するサービスの充実も図っていきたいというふうに考えております。
21ページに移らさせていただきます。(カ)のc、IPネットワークの活用になりますが、これは、事業充実の取り組みになります。三鷹市ユビキタス・コミュニティ基本方針が今策定中でございますが、それに基づきまして、図書館における情報通信ネットワークの活用、IPネットワークを活用した研究というものを図っていきたいというふうに考えております。
22ページ、スポーツ振興ですが、スポーツ振興におきましては、主な点につきまして、23ページのcのスポーツ教室です。ここについては種目の変更をしまして、事業の充実を図っていくということで、19年度はストレッチ教室、それからバドミントン教室などを行っていく予定でございます。
続きまして、eの健康・体力づくり相談室の充実ということですが、18年度から第二体育館の2階で、健康・体力づくりの相談を行いましたが、19年度におきましては、さらにトレーニング方法などの指導も含めまして、健康・体力づくり相談の事業の充実を図っていきたいというふうに考えております。
24ページに移らさせていただきます。(ウ)の真ん中より下ですが、cの施設整備充実ということで、年度ごとの工事に係るものですが、19年度におきましては、(a)第一体育館の天井張替工事、さらに、(b)になりますが、大沢総合グラウンドの整備計画に伴いまして、実施設計と、さらに当該用地の遺跡調査を行う予定でございます。
最後になりますが、(エ)スポーツ情報予約管理システムの運用ということで、19年3月から稼働いたしましたこのスポーツ予約情報管理システムにつきまして、円滑な運用を図るために、さらに修正点があればシステムの修正等を行って、より市民の利便性を高めていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
廣瀬委員長
以上で提案理由の説明が終わりました。委員の皆様の質疑、コメントをお願いいたします。
磯谷委員
それでは、幾つかお尋ねしたいことがありますけれども、一つ一つお尋ねしたいと思います。
まず、新旧対照表でいきますと、1ページ目の一番下の「三鷹市子ども憲章(仮称)」の制定に当たっての児童・生徒の参加というところについてですけれども、先ほど子ども憲章の趣旨についてご説明いただきましたが、今後、大まかにどういうふうなスケジュールになるのか、決まっていれば教えていただきたいと思います。
後藤指導室長
こちらにつきましては、小学校、中学校の児童会、生徒会と連携を図って取り組む内容でございまして、中心となるところは市長部局の企画部でございまして、今日程調整を進めながら年間スケジュールをつくって進めていくというふうに伺っているところでございます。
磯谷委員
そうすると、いつごろこの憲章を制定予定だということはまだ未定ということになりますか。
後藤指導室長
それについては年度内というふうに伺っておりますので、詳しいことがわかり次第またお伝えさせていただきたいと思っています。
廣瀬委員長
ほかによろしいでしょうか。
磯谷委員
次は、2ページ目の(ウ)の冒頭部分の一番最後のところですけれども、ちょっと言葉がよくわからなかったんですが、指導と評価の一体化に努めるという表現がありますけれども、もうちょっと具体的に、だれに対するどういう指導、あるいはだれに対するどういう評価なのか、それから一体化ってどういうことなのかについてご説明をお願いしたいと思います。
後藤指導室長
指導等の一体化についてでございますが、指導につきましては、教員が児童・生徒に対して指導をし、その結果、子どもたちがどの程度学習の習熟度が身についたかということで評価いたします。ただ、その評価を、単に子どもたちの学習の習熟度を評価するだけではなくて、それを教員の指導そのものの評価としても生かし、その子どもの習熟度をより高めるために、自分の指導方法をどう工夫改善していったらいいだろうかという形で、みずからの指導にも生かすための評価であるというとらえ方から、指導と評価の一体化という形で文言を入れさせていただいております。
磯谷委員
わかりました。それから、次の3ページの3行目になりますけれども、中学校進路指導研究推進協議会というものが出てきますけれども、これはどういう方がメンバーで、どういうことをされているのか、簡単で結構ですので、教えていただきたいと思います。
後藤指導室長
中学校進路指導研究推進協議会のメンバーでございますが、中学校の担当校長を1名、そのほか、中学校の進路指導主任を7名、計8名で構成してございます。この委員会の目的につきましては、中学校の進路指導の充実を図るために、職場体験、あるいは学校の進路指導計画、そういったものの作成や体験活動を進めていくための資料収集、情報交換等を行っている会でございます。
磯谷委員
さらに、5ページの上のほうですけれども、iの(a)というところで、教職員の理数教育研修会の改善というのがありますけれども、やはり理数教育研修会というのはだれがメンバーでどういうことをしているのかということと、改善と書いてあるんですけれども、どういうふうな改善すべき課題があるのかという点について教えていただきたいと思います。
後藤指導室長
メンバーにつきましては、三鷹市立小・中学校の教員でございます。昨年度は14名でございます。また、改善点につきましては、昨年度からこの会は進めたわけでございますが、昨年度は実施回数が1回だったものですから、今年度につきましては実施回数を2回に増やし、なおかつ教員が体験的に学ぶことができるように内容を充実していきたいというところでございます。
磯谷委員
これは、つまり、先生方の教育手法、そういったものを高めるための自主的な研究会という位置づけになりますか。
後藤指導室長
これは市教委が立ち上げたものでございまして、学校事情に、さまざまな理由によりますが、各校1名ということで今年度お願いしてまいりたいと思っております。もちろん指導内容等、私たちが向上を図るものでございます。
磯谷委員
わかりました。それから、9ページのところで、自律した学校の(イ)の教員のキャリア支援と研修プログラムということでいろいろと事業が挙がっておりますけれども、やはり学校での授業、それから教育研究発表会等を見ていますと、やはり教員の先生方の授業の改善というのは非常に重要で、まさに取り組むべき非常に重要な課題の一つだというふうに思っているわけですけれども、特に、拝見していると、中学校などでややまだ十分に改善されていないといいますか、要するに昔ながらのやり方を続けていらっしゃるようなところも見ているわけです。そもそも、この研修プログラムといったものについて、参加している、取り組んでいる教員の先生方というのはどの程度の割合なのか。細かい数字というのはなかなか難しいかもしれませんけれども、まずそのあたりはどういうふうになっているのかというのを教えていただきたいんですが。
川崎指導室統括指導主事
この研修プログラムというのは、(a)から(d)までというのが基本的にはあるわけなので、基本的にはすべての先生が何らかの形でかかわってはいるんです。
磯谷委員
そういう形なんですか。わかりました。そうすると、すべての先生方が授業の改善に向けて何らかの研究なり研修なりはされているということになるわけですね。
川崎指導室統括指導主事
はい。
磯谷委員
その現状といいますか、成果といったものについてはどういうふうにお考えなんでしょうか。
川崎指導室統括指導主事
基本的に、その中に教員の意識差というものがあるということはまだまだ課題になっています。
磯谷委員
そうすると、いわゆる熱心に取り組んでおられる方もいらっしゃれば、なかなかそうでない方もいらっしゃるということですか。
川崎指導室統括指導主事
はい。
貝ノ瀬教育長
今、各学校のすべての教員一人一人に、ライフステージに応じた研修の計画を自分で作成をして、そして学校長、副校長がそれを指導するということで、具体的な自分の研修課題を明確にして、そしてその解決に向かって研修会にどういうものに参加したらいいのかとか、または授業改善はどういう点で改善したほうがいいのかということについて明確にしていただきます。そして、これは毎年設けられていますけれども、自己申告の制度がありまして、その中で教員がやはりもう一歩具体的に学習指導、生活指導、進路指導等について自分の目標設定をして、具体的な自分の取り組みについて、学校長と相談をしながら解決を図っていただいています。
そのときに、当然のことながら、校長、副校長を含めて授業観察を続けて、そしてその目標に向かって改善がなされたかどうかについて確認をして、そして指導がなされるわけです。されていない場合は、やはり、またその目標を設定し直して、そして再度チャレンジしてもらうというサイクルの中で行われていくわけですけれども、それがやはり十分になされたかなされないかということについては、業績評価という形でそれが評価されているわけです。その評価が、結局はその方の処遇に反映されていきます。ですから、人事異動、それから昇格する場合、昇任する場合もその業績評価が物を言うわけです。そういったことが一連全部関連づけられて、学校の中でサイクルとして実施されているというのが今のシステムなんです。その一環の中で、こういう一人一人のキャリア形成を図っているというところであります。
磯谷委員
大変よくわかりました。ありがとうございます。私事ながら、例えば法廷技術というのがありますね。法廷技術って、いかに教室でいろいろ言われてもなかなか身につかない。やっぱり実際に行って、ほかの弁護士がどういうふうにやっているのかというのを法廷で見るというのが非常に重要なわけですけれども、学校の先生方は、ほかの先生がやっている授業というのをどの程度見る機会があるのか、そのあたりはどうなっているんでしょうか。
後藤指導室長
教員の研修につきましては、授業をお互いに見合うことは非常に大切なことでございまして、校内で行う研修から、また、先ほど教育長が説明させていただきました、いわゆる教員のライフステージに応じた研修の中でも常に授業を見合い、授業をしたその者の自己評価と互いに見合う相互評価を織りまぜた形での研修の充実を図っているところです。
磯谷委員
そうすると、ほとんどの先生方は、例えば1年間あれば、ほかの先生の授業を見る機会はそれなりにはあるということですか。
川崎指導室統括指導主事
そうです。校内研修や市の教育研究会もありますから、見ようと思えばいくらでも機会としてはあります。
磯谷委員
見ようと思えばというのは、どの程度見ていらっしゃるのかというところですよね。
貝ノ瀬教育長
だから、これは、結局は校長次第なんです。学校によって温度差に大変違いがありまして、校内研修で、例えばお互いに授業を見合うような機会をたくさんつくる学校と、学期に1回やればいいほうという学校と、これは校長のリーダーシップにかかっていますよね。あと、教員のやる気といいますか、そういうものとの相関関係があります。しかし、教員がやる気がなければやる気を起こすのが校長の仕事でありまして、先生の実態については言いわけにならないわけで、校長のリーダーシップになるんです。対外的な研究会に参加したいということも、もちろん先ほど指導室長の話もありましたが、そういう機会を多くつくっている学校もあるし、また、それをできるだけそういう対外的なところに参加しやすいような学校運営、少し早めに授業をやり繰りして、ほかの先生がまとめて子どもたちの面倒を見るような形でもって、できるだけ多く教員を出してあげる、そういう工夫をしている学校もあれば、なかなかうまくいかない学校もあります。そんな現状がありますが、とにかくやはりいい授業、本物の授業を見て自分の授業を改善していくという、それはまさに大事なことです。自分の授業を見てもいいんです。自分の授業をビデオか何かで撮っておいて、そして後で見ると、大抵普通の人は恥ずかしくなるんですけど、そういうことは結構手間がかかりますので、ほとんどの人はやってないでしょうね。そういう方法もあります。
後藤指導室長
研修につきましては、先ほどライフステージに応じたということでご説明させていただきまして、初任者研修、2年次、3年次、4年次、また10年次研修ということで、確かに毎年ではないんですが、そういった研修の中で授業を見合うという機会は必ずライフステージの中であるというふうに補足してご説明させていただければと思います。
磯谷委員
それから、この間、教育研究発表会を拝見させていただきまして、そこでいろんな先生方が研究の発表をしているということになるわけですけれども、すべてかどうかは私はよくわかりませんけれども、外部の方もいらっしゃったことがあったんです。そうすると、なかなかいい面も確かにあると思うんです。外部の方も、あ、こういうふうなことをその先生方は考えてやっているんだなというのを見るという意味でいいこともあるんですけれども、一方で、やはりほんとうにいいものにしていくために、ある意味厳しい意見なんかも公表なり何なりという形で出るというのもまた重要なことだと思うんです。えてしていろんな方がいるところではなかなか恥をかかせられないとかいうことで、よくできましたという話になってしまいがちなのではないかなというふうな心配をしているんですけれども、そのあたり、発表会などを一般の方々にも公表する意味というのをどういうふうにお考えなのかなと思って、お聞かせいただければと思います。
後藤指導室長
まさに学校が地域や保護者に開かれているのと同じように、当然先生方が取り組んでいるさまざまな共同研究につきましても市民の方に広く知っていただくという意味では、非常に重要なことと思います。また、その研究費用も当然税金で賄われていますので、当然伝えていくことは大切なことだというふうにとらえております。
また、研究の発表会のときに厳しい面がなかなか言いづらいんじゃないかというご指摘でございますが、この研究発表会に向けましては、それまでの過程の中で、例えば私ども指導主事が入ったり、さまざまな講師を呼んだ中で、発表に向けて、非常に率直な意見を出し合っております。その結果を発表しておりますので、またそれを参考にして、各学校が今度はそれをベースにして取り組んで、オリジナリティーを発揮し、それぞれ学校の実情、実態に応じた指導が必要になってまいりますので、研究発表会そのものは、むしろこういった一つの年度をかけた研究の成果という形で市民の皆様を含めて広く公表させていただいているというところでございます。
寺木委員
昨年度、私も研究発表会に行かせていただきまして、まず、研究協力校及び研究奨励校というのは、具体的にはどういう形で今年度計画されているのかという、そこのあたりをまず教えてください。
川崎指導室統括指導主事
研究協力校というのは、2年間単位でこのような形で研究を続けていく学校で、研究奨励校というのは、1年間単位の研究を行う学校ですけれども、学校のほうに研究奨励校及び研究協力校の募集をかけまして、そちらのほうから上がってきたものの中でヒアリングを通して決めていくという形になっております。
寺木委員
今年度については、どこがどういうことをやるかということはまだ決まっていないのですか。
川崎指導室統括指導主事
決まっております。前年度中に決めております。
寺木委員
もしお差し支えなければそれを教えていただけますか。
川崎指導室統括指導主事
昨年から引き続き行われているのが、第五小学校と第三中学校のほうで、小・中一貫教育校における英語活動の展開という形でそれぞれの学校が予算をとってやっております。今年度、来年度引き続き2年間で行うのがにしみたか学園、第七中学校区のほうで、ここは要するに、三つの学校が二つの中学校区で小・中一貫教育に関する研究を進めます。小・中一貫教育の創造ということで進めていきます。
今年度、単年度で行う学校が、第一中学校区の4校、そして第一小学校、高山小学校です。第一小学校は総合的な学習の時間、IT機器を活用したものを行っていくところで、高山小学校のほうは、これまで三中と五小のほうが2年間の英語活動をやっていましたので、それに乗っかる形で高山小も英語活動を行っていくという形になります。ですから、基本的には、小・中一貫教育校の研究にはリンクしてくるという形になります。
寺木委員
小・中一貫の校内研究とか、グループ研究も同時に進められていくわけですね。
川崎指導室統括指導主事
そうです。小・中一貫教育の研究に乗せてしまうことも実際にはされております。
寺木委員
研究校で発表するということは、相当エネルギーが準備に要ることだと思います。そういう大変な中でやり遂げるということは、先生方の力がアップすることにつながっていくと思うんですが、それが少し大変感を先生に与える部分があるのかないのか、そこのあたりの実態をお聞きしたいのですが。
「平成19年第4回教育委員会定例会会議録(3)」へ続く
平成19年第4回教育委員会定例会会議録の目次
- 平成19年第4回教育委員会定例会会議録(2)
- 平成19年第4回教育委員会定例会会議録(3)
- 平成19年第4回教育委員会定例会会議録(4)
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