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平成19年第4回教育委員会定例会会議録(3)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2007年11月23日 最終更新日:2009年10月2日
平成19年第4回教育委員会定例会
日程第5 議案第30号 平成19年度事業計画の承認について
貝ノ瀬教育長
全体的なお話をしますと、まず、研修をするということについては、教員は教育公務員特例法で義務になってます。ですから、どの学校も校内研修というものは、すべての学校がテーマを決めて毎年やっています。それはもちろんですが、その上に教育委員会が一定の予算を組んでということで、手を挙げてもらうのが協力校とか、奨励校というのがまた別にあって、それはそれで2年ものと1年ものがあって、やる学校とやらない学校があります。手を挙げれば必ずしもそうなるんじゃなくて、教育委員会のほうでテーマ等を考えて、今日的な課題に対応するようなところにそれをやっていただくことになります。
原則は、予算を伴っての研究協力とか、研究奨励ですので、研究の報告というか、発表というか、そういうものは義務づけています。ですから、それが小規模になろうが大規模になろうが、それは学校の判断ですけれども、一定の報告をしていただきます。それが大々的な大きなイベントのような発表会というところを含むところもあれば、日常的なほんとうの学習報告会のような、そういう小ぢんまりしたそういったところもありますし、これは学校の判断です。
大変かどうかというのは、これは判断がわかれるところですが、私個人としては、これはむしろ発表会をやるということは、先生方の研究意欲とか、実践意欲に非常に大きく寄与するというふうに考えています。確かに、物理的には時間的にも作業もそれなりに要しますので、大変か大変じゃないかと言えば大変です。だけれども、先生方でやる気のある先生、向上したいという先生は大変だという人はまずいないです。そうじゃない人は大変だといいます。
ですから、これはみんな校長のリーダーシップですけれども、何のために研究報告を発表するのか、子どもに力をつけていこうと、こういう力をつけていこう、子どもをこういうふうに変容させていこうという、そういう共通教習でみんなでもってそれを確認し合って、いろんな方法を工夫して、そして事業の改善を図りながらそれを評価して、その結果について発表するということは、むしろ先生方にとっては、誇りというか、自分たちの全力投球でやってきたあかしみたいなものですから、それについて大変だと考える人は、率直にいいますけど、教育者としては向いていないというふうに考えます。ですから、やはりそれをむしろ喜びとするというような、そのぐらいの先生になってもらいたいなというふうに考えています。
寺木委員
学校が積極的に取り組むことで地域や保護者の皆様に理解をしていただいて、それが信頼をしていただくということになるようにぜひ祈っております。
磯谷委員
学校教育関係はあと一つですけれども、12ページのところで、(エ)のbですけれども、給食食器の改善について、本年度は第一小学校で実施して、これで22校の食器改善が完了するということで大変よかったと思いますけれども、これから先、給食の関係で何か改善することを考えられておられるものがあるかどうかをちょっとお尋ねしたいと思います。
石渡学務課長
22校で改善が終了しますので、この予算を使いまして、次年度以降、今年度からもう始まっているんですけれども、各学校の調理機器の改善、かなり老朽化しているものもありますから、釜とか、焼き物機等含めてその辺の諸備品を整備していきたいと思っています。また、給食調理委託が始まっておりますので、来年度以降ですけれども、その費用効果を用いた施設の改修も実施していきたいと考えてございます。
秋山委員
5ページの(エ)で三鷹市教育支援プランの策定のところなんですけれども、三鷹市教育支援プランは、パブリックコメントでこれから検討していくとのことですが、今回の教育支援プランは、非常に三鷹市の特徴がでていて、非常にいいものができているのではないかと個人的には思っています。その特徴の一つとして、校区を中心とした支援ができるということで、おそらく第六中や第四中にも校区を考えて設置されていくのではないかと思っております。今回、ここに書かれている教育支援プランの中に、そういう特徴も少し入れて書いていただければ、わかりやすくなるのではないかと思っております。
石渡学務課長
具体的にcの第六中学校、第四中学校の開設準備というところに、いわゆる中学校区での支援を見据えたみたいな形での文言を付記したいと思います。
秋山委員
あと、総合教育相談窓口の活動自体もそんな形でしょうか。
石渡学務課長
これは、総合教育相談窓口が教育支援を担っていくというようになっていますので、その辺のところは意味合いとして入ってくるかと思いますけれども、もうちょっと明確にしたいと思います。
秋山委員
よろしくお願いします。
貝ノ瀬教育長
つまり、小・中一貫教育校の中学校区単位でもって、教育支援をやっていくということについてわかるような表現がいいということですね。
秋山委員
それから、6ページですけれども、幼稚園・保育園と小学校との連携で、連携検討委員会というのができるとのことですが、どのようなメンバーがいらっしゃるのかということと、もう一つ、現在までに高山小中心に連携の動きがあったと思うんですけれども、その仕事との関係というのは、今後どうなるんでしょうか。
石渡学務課長
後ほど教育長報告の中でご報告したいと思っていたんですけれども、お手元に、三鷹市における幼稚園・保育園と小学校との連携検討委員会の設置要綱という資料を配付させていただいておりますので、こちらでご説明いたします。
本検討委員会は、三鷹市の教育ビジョンに基づきまして、小学校の入学前後の移行期が児童にとって円滑で実りの多いものになるよう、幼稚園・保育園と小学校の相互連携と交流のあり方について検討するために設置しているところであります。
資料の3ページ目を開いていただきますと、本検討委員会の名簿があります。1番目に、森上史朗先生を学識経験者としてお迎えしております。森上先生につきましては、現在子どもと保育総合研究所の代表でございまして、青山学院大学や昭和女子大学の元教授ということで、幼児教育の専門家というところでご就任をいただいているところでございます。
2番目以下、元小学校長、公立幼稚園の園長を経験された方や小学校、中学校の校長代表等、私立幼稚園、保育園の代表、市長部局の福祉部門の子育て関係職員、そして教育委員会のメンバーで構成されているところでございます。
高山小学校と子育て支援室のほうでの実施の事業でございますけれども、今後も子育て支援室のほうとして実施していくということは聞いておりますけれども、本検討委員会の中でも、高山小学校での実践についての報告をいただいておりますので、その報告も踏まえまして、また他の小学校でそれぞれ幼稚園や保育園との連携ということを少しずつ行っておりますので、そういう経験等も踏まえまして、今後、この検討委員会の中で幼稚園、保育園と小学校との連携についての推進を検討していきたいと考えているところでございます。
秋山委員
子育て支援室でも同時に進んでいくし、教育委員会のこの委員会も同時に進んでいくということですか。
石渡学務課長
子育て支援室のほうは、あくまでも高山小学校と平成15年から進めている部分を引き続き行っていきますということで、子育て支援室が一定の報告書というものをまとめましたけれども、それで終わるんじゃなくて、今後も引き続き行っていきますというふうに聞いているところでございます。
教育委員会の中はモデル校を2校程度決めまして、それぞれどのような形でやるかどうかこれから検討なんですけれども、例えば幼稚園、保育園のほうでも学校に来ていただいて、プレスクール的に学校を体験していただくとか、学校の中をぐるっと回って校舎の探検をするとか、このようないろんなことを経験させたり、それから保護者の方に集まっていただいて、小学校に上がるに当たっての心構えみたいなもののお話をさせていただくとか、いろんな形での事業を実施したいと考えているところでございます。
秋山委員
委員会の報告を待ちたいと思います。よろしくお願いします。
寺木委員
幾つか質問させていただきます。まず5ページのj、三鷹市立中学校部活動検討委員会の報告というのがありまして、その報告は私どもはいただきましたでしょうか。これはもう出ているものですか。もしおわかりでしたら、少しその内容をお聞きしたいと思います。
石渡学務課長
3月に報告書ができております。
寺木委員
それは後ほどいただきたいと思います。
それから、8ページ、安全安心の学校づくりの中で、(b)地域と関係諸機関との連携による防犯訓練、「セーフティ教室」、防災訓練、避難訓練とありますが、自転車での事故がとても多いと思いますので、小学校における自転車教室をできればここに挙げていただけないでしょうか。
柴田教育部長
一番、自転車事故が多いのはそのとおりでして、各学校で自転車の安全講習会をやっています。これが安全安心の学校づくりというくくりの中でいいのかというのはちょっと難しいところがあると思います。
貝ノ瀬教育長
実態としては、すべての小学校で自転車の教室は実施されているんです。ですから、それを文言としてここに入れるかどうか、それは検討させていただくことにします。実態としてはすべての学校で実施されています。
寺木委員
それから、11ページ、(2)教育環境です。それのア(ク)に小・中学校アスベスト対策の実施というのがありますが、これは昨年度、アスベストはすべて完了したというご報告をいただいたように思うんですが、また違う対策でしょうか。
吉岡施設課長
昨年の9月にアスベスト関連の法律が一部改正になりまして、まだ調査を継続してやっていくということと、それから、囲い込み、封じ込めをしてある学校も、施設もまだございますので、そちらのほうについては、環境測定等を継続してやりますので、期間も含めましてこの項目に載せさせていただいているということでご理解をいただきたいと思います。
柴田教育部長
具体的には、13ページです。規制対象が強化されて、アスベスト含有率1%から0.1%に規制の対象が引き下げられました。だから、今までは1%を超えるものを吹きつけアスベストとして、それを対象に除去してきたんですけれども、改正後は0.1%とさらに強化されたもので、また継続して調査をやらなくてはいけなくなったんです。
秋山委員
先生方の研修が非常に多いというのはわかりました。学校の中で行われる研修プログラムとネットワーク大学などを使う研修と何か違いというか、特徴というのはあるのでしょうか。
貝ノ瀬教育長
ネットワーク大学を使うというのは、ネットワーク大学が主体となって、もちろん教育委員会もタイアップしますけれども、つまりネットワーク大学にある14の大学研究機関が主体となってやるというものです。その力も借りて教員を研修するチャンスを与えようということで、教育委員会単独で主催してやるよりも、もっと効果的ではないのかということで、ネットワーク大学が中心になって、教育委員会ももちろん一緒になって研修を組んでいくということです。
今までは教育委員会がすべて単独で研修計画を立てて、先生方の研修の機会をつくってきたのですが、せっかくネットワーク大学もできましたので、そういう機能も生かしながらということで、今までやっていたものを一部ネットワーク大学でやってもらうというプランも出てきたわけです。ですから、今までどおりの教育委員会の研修ももちろん継続してやりますので、量的にはむしろ増えるということになるかもしれません。ただ、それは別にすべての悉皆でというわけではありませんので、希望というものも数多くありますので、先生方のまさにご自分たちのライフステージに応じて選んでもらうということになります。
秋山委員
そうすると、先生方の自主的な勉強の機会が、ネットワーク大学を使うとさらに選択が増えてくると考えればいいんですか。
貝ノ瀬教育長
ネットワーク大学の研修は自主的な研修ではありません。これは公的な研修の機会ということになっていますので。自主的な研修はネットワーク大学は使いません。
寺木委員
17ページ、一番最初の(コ)のところですが、この中に青少年補導連絡会とか、いろんな委員会が書いてあります。その中に、青少年対策地区委員会、通称青少対といっているところだと思いますが、それが出ていまして、先ほど、自転車教室のことをお聞きしたかったのは、交通安全対策地区委員会、通称交通対の扱いがどこの管轄になるのか。地域によっては、交通対と青少対が一本化して活動しているところもあって、それは現状はどうなのかお聞きしたいと思います。
深谷生涯学習課長
交通安全対策地区委員会につきましては、市長部局のほうで担当しておりますが、委員がおっしゃるように、北野地区など、全部の地区ではありませんが、PTAや地域の方などいろいろな方が地域に集まって地区委員会みたいな形で、一つの活動をされているというのが、幾つかございます。
寺木委員
実は、ここのところ卒業式、入学式でいろんな学校に行くことが多くて、その来賓の中に青少対、交通対の方が必ずどこの学校にもいらっしゃって、2校ぐらいの学校のそういう方々から、同じ子どものことを交通対は、特に自転車のことでとても大切なことをやっていただいているんだけど、子どものことを考える教育委員会の管轄でないのはどうなのかというご質問がありまして、子どもに関することなので、窓口を一本化してほしいみたいなそういうお話も聞かれましたということを、ここでお伝えしておくにとどめておきたいと思います。
柴田教育部長
そのとおりだと思います。行政の縦割りがまさにそこにあらわれておりまして、交通安全対策地区委員会というのは、市のほうの都市整備部の管轄でして、交通安全という視点での部署になります。でも対象は子どもという、これは健全育成の中に安全というものは入っているわけで、子どもを対象にすれば一本化しなければいけない。今ご指摘をいただいたところにつきまして、研究をさせていただきたいと思います。
寺木委員
よろしくご検討お願いいたします。
貝ノ瀬教育長
例えば、青少年問題協議会がありますでしょう。これは会長は市長なんです。教育長ではないんです。ですから、市長部局の組織というものがあって、もちろんこれは子どもの健全育成をダイレクトに扱うわけですけど、そういうものが幾つもあるんです。例えば、そう考えますと、保育園なども子どもを健全育成やっている。そうすると、これは飛躍しますけど、子どもに関係することはみんな教育委員会ということになっていくんです。だから、そういうことで、教育委員会というのは、子どものことすべてやっていいのではないかとそういう考え方もあるんです。
しかし、それでいいのかとそういう考え方もあるわけです。つまり、教育委員会の業務は大変に肥大していくわけです。そうすると、結局、市長部局との関係の中で、そういうことが果たしてどこまでいいのか、理論的にはそうなんだけれども、独立した委員会の中で、そういうものをあらゆる子どもについて扱うということについて、それが適切かどうかというふうなことです。
例えば職員の業務の量の問題とか、そういう問題にもかかわってきますし、人員の配置の問題とかさまざま関連してきますので、これはいろんな研究議論が必要だと思います。
寺木委員
よろしくお願いします。
秋山委員
今の教育長のお話を聞いたのでこの案はどうかと思いますが、児童館の事業ですけれども、児童館はもう既にゼロ歳から15歳、あるいは18歳までのお子さんたちとかかわっておられます。これはまさに今回教育ビジョンができた内容そのものを扱っておられると思うので、せっかく教育ビジョンができましたので、児童館の事業についても教育ビジョンを踏まえて、もう一度、教育ビジョンにのっとって事業をしていますよというような形の内容に変えていただければいいかなと思うんですけど。
小田社会教育会館長
そういう趣旨でいろんな体験型の事業を児童館でも実施しておりますし、今までの待ちの姿勢ではなくて、やはり東西館という中でカバーでき得ないところもありますので、移動児童館というような形で、小学校において土曜日開催の移動児童館、またコミュニティ・センターとの連携による移動児童館等、多方面にわたって鋭意努力をしておりますので、引き続き、ご指摘の点は今後も拡充していきたいと思っております。
秋山委員
やられている、そのものが教育ビジョンにのっとっていると思いますので、せっかく教育ビジョンができたので、これまでの文言そのままではなくて、それにのっとって書いていただければわかりやすくなると思います。
貝ノ瀬教育長
つまり、実質やっているので、教育ビジョンで表現されているような文言を活用したほうが、よりわかりやすいのではないかと。一貫性があるのではないかとそういうご指摘ですよね。
磯谷委員
ちょっと読み落としたかもしれませんが、生涯学習全般を見ていて、ほかの市との連携というところがあまりなかったのではないかと思うんです。一方で、生涯学習を考えると、特に近接した市などとは連携してやることによって、いっそう充実してかつ利便性の高い学習の機会が提供できるのではないかなとふうにも思いまして、そのあたりはなかなかデリケートな問題もあるのかなと思いますけれども、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
山本生涯学習担当部長
生涯学習分野における他自治体との連携ということですが、まず行政レベルでいいますと、当然、ほかの部署でもそうですけれども、主管課長会とかそういうようないろんな課長会が、具体的には社会教育課長会議とか、児童館担当課長会議、図書館長会議等、そういう中での情報交換や、連携、そういう行政職員の研修などというのは行っています。あと、市民レベルで申し上げますと、社会教育委員や、体育指導員など、そのような方々の研修やいろいろな協議の場を設けたり、あるいは講座を設けたりと、そういうようなことは行っております。
もっと広く市民を対象にした連携という面においては、図書館では古くから行われていますけれども、そのほかの講座等につきましては、一例としては昨年、調布市と野川流域のフォーラムということで、明大等で出た遺跡の調査報告について、調布市民と三鷹市民、両方対象に調布市と共催ということで行った例はあります。けれども、確かに言われてみますと、講座とかでは比較的少ないかと思います。大体、講座関係は在住、在勤というようなことが中心になっていますが、他市の方が来ることも結構ありますので、もう少し連携することによって講座の内容が深まるようなことがあれば、その辺も検討していきたいと思います。
磯谷委員
ありがとうございます。もちろん今回何かをしていただきたいということではありませんけれども、ただ、ほかの市の人も受け入れる、あるいは三鷹市の人もほかに行けるというだけではなくて、講座をいろいろ開設するに当たって連携すると、例えば似たようなものがどこにもあるというかそういうふうなことにもならないでしょうし、そのあたりは一つ工夫ができるのかなと思いました。これはまたご検討いただければと思います。
それから、もう一つは、18ページの主要施策のところの(ウ)cのところで生涯学習相談の拡充というのがあるんですけれども、これはちょっとイメージがよくわからなくて、生涯学習相談というのは、どういうふうな相談が実際には来ているのでしょうか。
小田社会教育会館長
現行では、3月末までは、相談日の日数が火曜日と金曜日でしたけれども、新年度を迎えまして、休館日以外は毎日相談員の配置をしまして、特に最近いろいろご指摘のある2007年問題も含めて、来館者でいろいろご相談をお持ちの方が多いですので、瞬時にご相談に対応できるようにということです。
具体的なご相談の中身なんですけれども、一番多いのはサークル紹介です。特に芸術文化活動、例えば絵をやりたいとか、書道をやりたいとか、必ずしもこれは社会教育会館でグループがある場合もありますし、ない場合もあります。それからもう一つ、健康づくりの視点から、例えばヨガ教室だとか、太極拳だとか、そういうもののご紹介を求めてくる方が多いです。それから、もう一つは私ども自体のいろんな市民大学等の学級、講座についての中身の問題、コンセプトの問題とか、それらもいろいろありますけれども、年齢的にはやはり60代の方が、ご相談に来る機会としては一番多いです。
私ども所管のもの以外のいろんなご相談も受け入れられるように、いろんな情報を持っていませんと、ご提供もできないということですので、日ごろからいろんな情報収集をしながら相談員さんのほうで考慮しております。
以上です。
寺木委員
絵本館のことについてお尋ねしたいのですが、絵本館の今の現状を教えていただけましたら、よろしくお願いします。
若林図書館長
絵本館構想の所管は、市のコミュニティ文化室でございます。事前の庁内の検討チームを立ち上げたときに、図書館からもメンバーが入っておりまして、その後、庁内の検討チームは解散いたしまして、新たに市民会議の絵本館構想会議というものが立ち上がりまして、その一つが、先ほど山本生涯学習担当部長より説明のありました「みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画」、これも絵本館の先行事業の一環としての計画でございます。
それで、図書館といたしましては、具体的な絵本館の計画そのものの情報は入手しておりません。ただ、図書館といたしましては、今後の絵本館の建設に当たっての連携をどうしていったらいいかというようなことは、内容的には今検討しているところでございますが、はっきりと絵本館の具現化されたイメージがまだ出ておりませんので、非常にファジーな現状でございます。
柴田教育部長
「みたか・子どもと絵本プロジェクト推進計画」に基づき、市民との協働による各種先行事業を引き続き実施し、これが図書館で先行事業をやっていますが、絵本館にかかわる人材育成と地域での絵本活動を一体的に展開することによって効果的な事業展開を図ります。また、「絵本館(仮称)基本計画」の策定に取り組みます。19年度は絵本館基本計画の策定に取り組むということですから、まだ中身が確定していないということです。
寺木委員
わかりました。ありがとうございます。
廣瀬委員長
ほかにご質問、ご意見等なければ採決したいと思います。
議案第30号 平成19年度事業計画の承認については、ただいまご審議いただいた点を踏まえて若干の手直しを含むことで、可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
廣瀬委員長
ご異議なしと認めます。本件は、若干の見直しを含めて原案のとおり可決されました。
「平成19年第4回教育委員会定例会会議録(4)」へ続く
平成19年第4回教育委員会定例会会議録の目次
- 平成19年第4回教育委員会定例会会議録(2)
- 平成19年第4回教育委員会定例会会議録(3)
- 平成19年第4回教育委員会定例会会議録(4)
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