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平成19年第4回教育委員会定例会会議録

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2007年11月23日 最終更新日:2009年10月2日

平成19年第4回教育委員会定例会

開催年月日

平成19年4月9日(月曜日)

出席者(5名)

委員長 廣瀬正宜
委員 寺木幸子
委員 磯谷文明
委員 秋山千枝子
教育長 貝ノ瀬滋
欠席者(0名)

出席説明員

教育部長・調整担当部長 柴田直樹
生涯学習担当部長・総合スポーツセンター建設準備室長 山本博章
総務課長 竹内冨士夫
総務課総務教育センター担当課長 大島克己
施設課長 吉岡則明
学務課長 石渡裕
指導室長 後藤彰
指導室教職員担当課長 工藤信行
生涯学習課長 深谷澄夫
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備担当課長 中田清
社会教育会館長 小田俊雄
社会教育会館調整担当課長 狩家雅昭
図書館長 若林寛
図書館三鷹駅前図書館担当課長 関幸子
指導室統括指導主事 川崎知已
三鷹市教育委員会事務局職員副参事 海老澤博行
主事 直川佳裕

議事日程

平成19年4月9日(月曜日)午後0時30分開議

  • 日程第1 議案第26号 三鷹市教育委員会事務局処務規則の一部改正について
  • 日程第2 議案第27号 三鷹市教育委員会職員出勤状況記録整理規程の一部改正について
  • 日程第3 議案第28号 三鷹市教育委員会職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部改正について
  • 日程第4 議案第29号 三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱について
  • 日程第5 議案第30号 平成19年度事業計画の承認について
  • 日程第6 教育長報告

午後0時29分開会

廣瀬委員長

 ただいまから平成19年第4回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は寺木委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。

日程第1 議案第26号から日程第3 議案第28号

  • 日程第1 議案第26号 三鷹市教育委員会事務局処務規則の一部改正について
  • 日程第2 議案第27号 三鷹市教育委員会職員出勤状況記録整理規程の一部改正について
  • 日程第3 議案第28号 三鷹市教育委員会職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部改正について

廣瀬委員長

 委員の皆様にお諮りいたします。日程第1議案第26号から日程第3議案第28号までの議案については、関連議案でございますので、一括して審議したいと思いますが、ご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めまして、議案第26号から議案第28号までを一括して議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 それでは、提案理由の説明をお願いいたします。

竹内総務課長

 それでは、議案第26号から議案第28号までの3件について、提案理由を説明いたします。
 この3件につきましては、職員の勤務状況等に関する事務処理を行う職員情報システムの入替えに伴いまして、市長部局において、三鷹市職員出勤状況記録整理規程等、関係規程の一部が改正され、本年4月1日から施行されたところでございます。これに合わせまして、教育委員会においても、関連する規則及び訓令について、市長部局と同様の改正を行うため、提案するものでございます。
 まず、議案第26号 三鷹市教育委員会事務局処務規則の一部改正ですが、4ページの新旧対照表をごらんいただきたいと思います。第20条の休暇の届出の規定です。現在も大部分はシステムによる電子申請を行っておりますが、まだ一部紙ベースの届出書による部分が残っておりました。
 ここで、システムの入替えに伴いまして、別に定める方法によることとし、議案第27号で改正します三鷹市教育委員会職員出勤状況整理規程に詳しく規定しておりますが、基本的には紙による申請をなくすということにしております。第24条の出張につきましても、別に定める方法によることとし、同様に、基本的に紙による申請をなくすこととしました。
 次に、議案第27号 三鷹市教育委員会職員出勤状況記録整理規程の一部改正ですが、9ページの新旧対照表をごらんください。第3条では、現行の規定は、休暇その他の届出書により届け出ることとし、大部分の申請は、今申し上げましたように、第2項に規定する電磁的方法により届け出る旨の規定をしておりました。これを、今回の改正によりまして、具体的に職員の勤務状況等に係る事務処理システム、職員情報システムというふうに言っておりますけれども、これにより届けることを明示したものでございます。
 ただし、第5条で、学校に勤務する職員については、あらかじめ校長に届け出た一定の印鑑をもって、出勤簿に押印する方法を継続することとしております。このあたりは、学校の実情に合わせた形で継続をすることとしております。
 その他、規定の整備を行いまして、様式については出勤簿以外の様式は削除することといたしました。
 議案第28号でございます。三鷹市教育委員会職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部改正ですが、16ページをごらんください。第5条で、交替制等勤務職員に係る週休日の指定について、これまで、週休日指定簿兼取得確認簿により所属長が指定をしておりましたが、これについても、職員情報システムにより所属長が行うものとするというふうに規定をします。ここでの交替制等の勤務職員は、図書館や児童館の職員、いわゆるローテーションを組んで勤務をしている職員が対象となっております。施行日は平成19年4月1日でございます。
 以上でございます。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆様の質疑、コメントはございますか。
 これは、システムが変更したことに合わせたわけですから、特にないと思います。
 それでは、一つずつ採決いたします。
 議案第26号 三鷹市教育委員会事務局処務規則の一部改正について、これを原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
 議案第27号 三鷹市教育委員会職員出勤状況記録整理規程の一部改正について、これを原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
 議案第28号 三鷹市教育委員会職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規程の一部改正については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第4 議案第29号 三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱について

廣瀬委員長

 日程第4 議案第29号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 それでは、提案理由の説明をお願いいたします。

山本生涯学習担当部長

 議案第29号三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱に係る提案理由についてご説明させていただきます。
 19ページをお開き願います。本議案につきましては、4月1日付の人事異動に伴いまして、三鷹公共職業安定所長が廣瀬誠人さんから西川尚孝さんにかわったことに伴うものでございます。4月1日付で西川尚孝さんが新所長となりました。生年月日等については記載のとおりでございます。任期は平成20年9月30日までとなっております。お手元に、参考までに一覧表をお配りしておりますので、お目通し願います。
 以上でございます。

廣瀬委員長

 提案理由の説明が終わりましたが、皆様の質疑をお願いいたします。
 特になければ採決いたします。
 議案第29号 三鷹市公民館運営審議会委員の委嘱については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第5 議案第30号 平成19年度事業計画の承認について

廣瀬委員長

 日程第5議案第30号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いします。

柴田教育部長

 平成19年度事業計画(案)新旧対照表というA3の資料をごらんいただきたいと思います。
 2月13日の第1回教育委員会臨時会におきまして、平成19年度の基本方針を承認いただいたところでございます。今回は、19年度の事業計画について案を取りまとめましたので、よろしくお願いいたします。
 1の学校教育についてを私のほうからご説明しまして、2の生涯学習のほうは山本担当部長のほうからご説明いたします。
 この学校教育の(1)教育指導の項目までは、基本方針に沿って整理をし直しました。基本方針の構成に基づいて、以下整理をしておりますが、今回は基本方針自体が三鷹市教育ビジョンに基づいての大幅な構成の変更をしておりますので、事業計画も大きく組みかえたところでございます。したがいまして、下線の数が非常に多いところですけれども、内容が多岐にわたるものですから、特徴点のみご説明させていただきます。
 イの主要施策ですが、安心と信頼のある学校の項目の中の(ア)人権教育の推進では、一番下のf「三鷹子ども憲章(仮称)」の制定にあたっての児童・生徒の参加という事項を新たに入れております。これは、平成19年度の三鷹市の市政方針に掲げられておりまして、三鷹市が進める子どもに関する施策の理念を明確にすることを目的として、憲章として定めるものでございます。これにつきまして、児童会、生徒会の代表者による意見を踏まえて策定をしていく考え方でございます。
 次に、2ページをごらんいただきたいと思います。(イ)児童・生徒の健全育成の推進です。ここでは、特にいじめにかかわる問題につきまして、その防止対策を講じるとともに、学校、家庭・地域、関係諸機関との連携を強化する旨をうたっております。
 hのところにありますように、いじめ問題対策会議から提言をいただいております。去る3月に提言をいただいておりますが、これを踏まえまして、三鷹市教育委員会として、いじめ根絶に向けた指針を策定いたしまして、さらに、これに基づいて各学校はいじめ問題への対応方針を作成していくということになります。
 次に、3ページをごらんいただきたいと思います。cの教育の情報化に対応するためのICT(情報通信技術)教育の充実の項ですが、(a)「学校・家庭・地域イントラネット」の再構築がうたわれております。これは、また後ほど教育センターのところで詳しく出てまいりますが、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫校を推進するに当たりましては、学校・家庭・地域の情報交流をより一層推進していく必要がございます。しかしながら、現在の仕組みでは、VPNという仮想専用線を使っておりまして、この方式は、利用者から、非常に使い勝手が悪くて、利用者の拡大が図りにくいという学校からの指摘もございます。そこで、個人情報の保護と利用者の使い勝手のよさを両立できるシステムの導入を図っていこうということで考えております。
 次に、4ページをごらんいただきたいと思います。dの児童・生徒の発達段階に応じた国際理解教育の充実の(a)でございます。小学校の英語活動と中学校での外国語教育にかかわる研修の充実というところでございまして、平成18年度から、にしみたか学園ほか、市内の幾つかの小学校で、1年生からの英語活動を実施しております。その小学校6年間、そして中学校の英語教育、そういったものを一貫してどのように指導していくのか、また、ALTの派遣の充実に伴って、それを生かした指導のあり方をどうするのか、そういった研究を進めてまいります。研究と研修です。後ほど研修も出てまいります。
 それから、5ページをごらんいただきたいと思います。一番上のhの学校、家庭・地域が連携した食育の推進でございます。ここでは、食育モデル校として、18年度から南浦小学校で取り組んでおりますが、さらに推進を進めていこうという一方で、学校給食調理業務の民間委託に伴いまして、学校栄養士の役割がこの食育の推進というところに重点を置いていきます。そういうことで、学校栄養士を中心とした食育指導の充実をうたっております。
 その下のiの科学技術の発展に対応した理数教育の充実、これも新しく基本方針の中に盛り込まれております。後ほど具体的な事業が教育センターのほうで出てまいります。
 jは、「三鷹市立中学校部活動検討委員会」の報告に基づいての部活動の充実でございまして、この委員会から、去る3月に報告書が提出されております。これに基づいた充実施策に取り組んでまいります。
 それから、(エ)様々な子どもの状況に応じた教育支援の項ですが、三鷹市教育支援プランを19年度、できるだけ早い時期に策定いたします。去る3月の教育委員会定例会で案を取りまとめて、現在パブリックコメント中ですが、早期の策定に取り組んでいるところでございます。
 ここでの特徴点は、具体的な事業として、c第六中学校に教育支援学級(通級制)の開設がございます。この4月に情緒障がい学級として開設をしております。14人が通う予定になっております。
 それから、第四中学校に教育支援学級の固定制を、20年4月開設に向けて、その準備に入ります。これは知的障がい学級でございますが、一中のふじみ学級の大規模化解消ということでの対応でございます。
 それから、この項の一番下のf乳幼児期からの発達段階を踏まえた、幼稚園、保育園、小学校等のネットワークの構築、それから、中学校、特別支援学校、その他、児童施設や保健・医療等の関係機関と連携する仕組み、これが今までなかなか取り組みが十分できなかったところでございますが、この教育支援プランに基づいて、より一層の推進を図るための検討を進めてまいります。
 それから、6ページでございます。(オ)幼稚園・保育園と小学校との連携でございます。ここでは、(a)にありますように、三鷹市における幼稚園・保育園と小学校との連携検討委員会が去る3月29日に発足しております。この委員会による連携方策の検討を進めてまいります。就学前のプレスクールの展開とか、未就学児の小学校体験の実施とか、幼稚園、保育園、小学校との交流の機会の設定など、具体的な方策を検討してまいります。
 それから、7ページをごらんいただきたいと思います。(カ)小・中一貫教育校の全市展開でございます。にしみたか学園の開園2年目ということで、その実践と検証に取り組みます。三鷹市立小・中一貫教育校検証委員会が昨年度から検証に取り組んでおります。現在、18年度の検証結果を取りまとめているところでございます。まとまり次第ご報告をしていきたいと思います。
 それで、20年度、21年度に小・中一貫教育校の開設に向けて準備をする学校が、残り全校がそうなんですが、20年度は、第一中学校区、第六中学校区、第七中学校区の三つの中学校区で開設に向けて取り組みます。21年度は、残る三つの中学校区での開設に向けて取り組んでまいります。そして、この小・中一貫教育校への学校運営協議会の設置とコミュニティ・スクール委員会の設置を推進してまいります。
 次に、8ページをごらんいただきたいと思います。(キ)安全安心の学校づくりでは、さまざまな取り組みを進めております。教育委員会としての取り組みのほか、市長部局での取り組みもございますが、(g)にありますように、防犯カメラを活用した学校安全管理の強化を推進していきますが、この3月から防犯カメラの運用を開始しております。
 それから、9ページをごらんいただきたいと思います。自律した学校の項でございます。(ア)校長の学校経営ビジョンに基づく特色ある学校づくりで、ここでは、aにあります学校自律経営支援予算の充実が大きな特徴点でございます。18年度、約3,200万円の予算であったものを、19年度は4,700万円にいたしまして、1,500万円増額をしております。一部予算の組みかえがございますので、実質的には800万円の増額を図って、それぞれの学校の特色ある教育活動に配分したところでございます。
 それから、(イ)教員のキャリア支援と研修プログラムのところですが、ここでは、c三鷹ネットワーク大学との連携による研修の充実の(a)でございます。校長、副校長、主幹等を対象とした学校組織マネジメント能力の向上を目指す研修ということの一環といたしまして、「みたか教師力錬成講座」スクールリーダーコースを開設いたします。あわせまして、(b)にありますように、「みたか教師力錬成講座」の特別支援教育コースの実施も予定しております。
 それから、d三鷹にふさわしい教員の配置では、(a)にありますように、みたか教師力養成講座の充実ということで、18年度に実施いたしました実践コースに加えまして、19年度は大学一、二年生も対象にいたしまして、基礎コースを秋から開設する予定でございます。
 次に、10ページをごらんいただきたいと思います。地域と共につくる学校の項でございます。(ア)学校運営協議会制度の導入、大変申しわけございません、ここを訂正させていただきたいと思います。「制度の導入」を「の設置の推進」に変えていただきたいと思います。「学校運営協議会の設置の推進」でございます。この制度自体は、平成18年度に既に導入しておりますので、さらに設置を推進していくという内容に、本文の項目のほうではそういう内容になっておりますので、そのように訂正をいただきたいと思います。申しわけございません。内容は省略いたします。
 それから、(ウ)NPO・企業・大学・研究期間などとの連携のところで、eでございます。三鷹ネットワーク大学と連携いたしまして、学校の教育活動を支援するための取り組みとしまして、ここで2007年問題と言われるように、団塊の世代が地域に帰ってまいります。教育ボランティアを養成する「みたか学校支援者養成講座」の実施を予定しております。
 それから、11ページをごらんいただきたいと思います。(2)教育環境でございます。アの重点目標の中に、大きな特徴点といたしまして、にしみたか学園第二中学校の体育館の建替工事と、学校施設の環境改善に向けた調査・研究を追加しております。
 イの主要施策のところでは、(ア)施設、設備の改善充実といたしまして、耐震補強工事を南浦小学校で、それから、耐震補強の設計を第七小学校、大沢台小学校、東台小学校の3校で実施いたします。
 次に、12ページをごらんいただきたいと思います。(エ)学校給食の充実と運営の効率化でございます。eのところにありますように、本年度から4校で給食調理業務の民間委託を開始しております。南浦小学校、第一中学校、東台小学校、第五中学校、いずれも食育を推進するということで選定をしております。学校給食調理業務民間委託検証委員会を設置いたしまして、適正に業務が遂行されているかどうか検証をしてまいります。
 それから、(カ)にしみたか学園第二中学校体育館建替工事でございますが、ここでは、現在の体育館が老朽化して、耐震上問題があるということで建替えを行いますが、現在の722平米を1,519平米と、2倍以上に拡大して移転設置を行います。来年3月の卒業式に間に合うように建設したいと考えております。
 (キ)学校施設の環境改善へ向けた調査・研究ですが、ヒートアイランド対策、緑化推進、環境学習、地域コミュニティの形成など、いろんな目的を持って学校の校庭の芝生化、あるいは壁面緑化を東京都の補助制度を活用して推進していくことを検討してまいりたいと思っております。
 それから、次の13ページですが、(サ)校外学習施設「三鷹市川上郷自然の村」の利用者拡大と効率的運営ということで、指定管理者制度を昨年度導入いたしまして、2年目を今年度迎えるわけですが、サービスの向上と経営努力を促して、利用者拡大に結びつけていきたいと思っております。なお、昨年度の実績ですが、前年度に比べまして、約1,000人の一般利用者の利用の増加がございました。まだ2月末までの集計で、1カ月、3月分が入っておりませんが、一般利用者が1,000人、14.4%増をしております。特に、市外利用者は1,360人の増ということで、市内の利用者の減を補って、市外利用者が大きく増加しております。
 次に、(3)教育センターですが、ここでのイの主要施策で、(ア)研究・研修機能の強化です。「実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究」という非常に長いタイトルですが、科学技術振興機構の助成制度を活用いたしまして、科学教育の充実の一環として取り組むものでございます。教育センターと三鷹ネットワーク大学、国立天文台が連携しての研究の推進でございます。
 次に、14ページをごらんいただきたいと思います。ここでは、(カ)教育ネットワークセンター機能の充実、これは先ほどご説明しました学校・家庭・地域イントラネットがもう6年を経過しておりまして、使い勝手の面でいろいろ課題がございましたので、ここで「学校(学園)ポータルサイト」を導入いたしまして、情報交流の充実を図ってまいります。
 (キ)教育用コンピュータ機器の整備と適正管理でございます。昨年度、18年度は、全小学校のデスクトップ型パソコンを入れ替えておりますが、今年度、19年度はノート型パソコンを全小・中学校で入れ替えます。これによって、教育用のパソコンの入替えは完了します。加えまして、教員用ノートパソコン、プリンターの整備を実施してまいります。これは予定より1年前倒しで実施をいたします。
 にしみかた学園の検証をする中で、教員間、あるいは学校間の情報連絡の円滑化、校務の効率化が非常に重要だということを認識しております。そこで、現在、にしみたか学園3校には既に各校10台ずつ教員用パソコンが入っておりますが、残る19校に各校10台ずつ教員用パソコンを配置していきたいと考えております。2学期以降、順次配置してまいります。
 私のほうは以上です。

「平成19年第4回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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