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平成17年第2回教育委員会定例会会議録(4)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2005年8月10日 最終更新日:2019年12月27日

平成17年第2回教育委員会定例会

日程第6 三鷹市生涯学習計画素案(案)について(協議)

○秋山委員

 ネットワークのメーンのところに置いてあると。

○前田生涯学習担当部長

 そうです。生涯学習という視点からいえば、ネットワーク大学の設立によって今までやや足りなかった専門的な学びとか体系的な学びが実現できるということで、生涯学習の場の提供というところで、大きなところでここに入れたということでございます。

 

○寺木委員

 ネットワーク大学というのは、今ある社会教育会館とかいろんなところでやっているものはそのまま残って、それでなおかつ、もう少し専門的にやれることがあるのではないかということで、このネットワーク大学に協力してくださる機関からもっと専門的な人を招いて、何か新しく、今までとは少し違う形でできますよという、そういうふうな考え方で、今あるものはそのまま残っていくということでよろしいんでしょうか。

 

○前田生涯学習担当部長

 基本的な考え方としては、今あるものプラスこの新たなネットワークができるということですが、実際には、ネットワーク大学ができて、今後どういう展開がされるかというのはやや未確定な部分もありますけれども、当然、現在、例えば社会教育会館で行っている市民大学も、その内容等については、このネットワーク大学と連携できるものもあるかもしれませんし、あるいは役割分担をしなければならないものもあるかもしれませんので、従来のものも、今のままでいいということではなくて、お互いに手をつなぎながら、少し変えていかなければならないこともあるのではないかというふうに考えております。

○廣瀬委員長

 それは、今の2の(2)のところに明記されているのですか。

○内田生涯学習課児童青少年担当課長

 31ページです。

○廣瀬委員長

 それでは、よろしいですか。
 ほかにご質問、ご意見なければ、確認したいと思います。三鷹市生涯学習計画素案(案)についてご協議いただきましたが、ご承認いただけますでしょうか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

○廣瀬委員長

 それでは、本件については委員の皆様のご承認をいただいたものといたします。

日程第7 三鷹市子ども読書活動推進計画素案(案)について(協議)

○廣瀬委員長

 日程第7 三鷹市子ども読書活動推進計画素案(案)についてを議題といたします。
 説明をお願いいたします。

 

○前田生涯学習担当部長

 引き続きまして、お手元に三鷹市子ども読書活動推進計画素案の(案)をお送りしていたかと思います。先ほどの生涯学習計画につきましては、第3次基本計画の個別計画として策定するものでございますが、この子ども読書活動推進計画は、さらに子どもの読書活動に特化した個別計画というふうにご理解いただきたいと思います。こういう計画を三鷹市としてつくりますのは初めてでございます。これは、平成13年12月に子どもの読書活動の推進に関する法律が施行されまして、この中で、各市町村もこういう計画をつくるよう努めなければならないということでございます。また、三鷹市の場合には、市民の皆様方からの要望も強いという背景がございます。
 その内容につきまして、赤木駅前図書館担当課長よりご説明を申し上げます。

 

○赤木図書館三鷹駅前図書館担当課長

 それでは、ご説明させていただきます。
 この計画の対象、「子ども」という対象の年齢なんですが、0歳からおおむね18歳の子どもを対象としております。
 また、この計画の期間は平成17年から平成22年までの6年間としておりまして、この平成22年というのは、第3次三鷹市基本計画の目標年次と同じ年にしております。
 この計画の基本的な考え方は、三鷹市の子どもたちがさまざまな機会と場所で本と出会い読書に親しめるよう、読書環境の整備を推進し、子どもたちの自主的な読書活動を支援していくこと、それから市立図書館と関係施設等との連携、さらに市民との協働によって計画を推進していくということを基本的な考え方としております。
 本冊のほかに、1枚、ネットワーク図をお配りしておりますが、こちらをごらんください。ここに、図書館ほか、保育園、幼稚園、あるいは学校ですとか、あと、社会教育会館、学童保育所、子ども家庭支援センター(すくすくひろば、のびのびひろば)、総合保健センター、北野ハピネスセンター、あと、市民グループ、地域・家庭文庫ですとかボランティアグループ、語りの会、NPO法人などと書いておりますが、関連機関のネットワークのもとにこれを推進していきたいと考えております。このネットワーク図はきょう追加でお配りしましたが、こちらの本冊の現在の7ページの手前のところに差し込みたいと思っております。
 簡単に内容の概要をお話ししたいと思うのですが、7ページの前のA3の長い紙をごらんください。「第3 計画の体系図」となっておりますが、この計画の柱は一応三つに分けて考えております。
 まず一つ目に、読書環境の整備・充実ということで、この中を、家庭・地域と、それから市立図書館と、それから学校と、大きく三つに分けまして、それぞれにおきまして、どういう取り組みをしていくかというように考えております。
 それから、二つ目に関係施設等の連携及び市民との協働ということで、ここでは、関係施設等の連携と、それから市民団体、ボランティアの皆さんとの協働でこれを取り組んで進めていきますということですとか、それから、先ほどのネットワーク図にありましたような関連団体等の連絡会を設けまして、そこで、いろいろな推進のための話し合いですとか、そういうことを行って、これを推進していきますということを入れております。それから、職員ももちろんなのですが、ボランティア等も含めまして、人材の育成ということをここで盛り込んでおります。
 それから、三つ目で、読書活動への理解・促進ということで、「子ども読書の日」を中心として、子どもの読書活動についての啓発を図る取り組みを入れております。「子ども読書の日」は4月23日ということで、子どもの読書活動の推進に関する法律で定められましたけれども、この日を中心として普及活動を進めたいということで入れております。
 簡単ですけれども、体系図によりまして、内容の大まかな説明をさせていただきました。
 それから、3ページをごらんください。こちらに指標ということで二つ設けておりますけれども、一つは、本を読まない子どもたちの比率をこちらに出しているのですけれども、小・中一貫教育のアンケートによりますと、平成16年、教科書とかマンガ、雑誌を除きまして、本を1冊も読まないという子どもの比率が、小学生では17.2%、中学生では34.6%という数字が出ております。これを平成22年には0%に近づけたいと、目標として載せております。
 それから、指標の二つ目は、児童書の蔵書数ということで、一応18歳までの子どもが対象なんですけれども、小学生ぐらいまでの子どもの読む本が図書館でいいます絵本、紙芝居、児童書というような区分で分けている本なのですけれども、そちらの蔵書数を指標の数字に挙げております。市立図書館の蔵書数が、平成15年度、児童書の蔵書数が約19万冊ですけれども、こちらを22年には23万冊にということで挙げております。
 簡単ですが、以上で説明とさせていただきます。

○前田生涯学習担当部長

 ちょっと補足いたしますが、体系図のところで、一番右に二重丸のついているものが重点事業でございまして、先ほど生涯学習計画のところでご質問のありました絵本館につきましては、この子ども読書活動推進計画の重点事業の一つとして位置づけられていますので、ごらんいただければと思います。
 以上です。

○廣瀬委員長

 それでは、委員の皆様、ご質疑、ご意見をお願いします。

○磯谷委員

 3ページの本を読まない子どもたちの割合という数字ですけれども、これは1年間にということでしたでしょうか。

○赤木図書館三鷹駅前図書館担当課長

 こちらのアンケートの設問の仕方が「毎日の読書の平均時間」というふうにアンケートでとってあるんですけれども。

○磯谷委員

 要するに、毎日の読書の平均がゼロという子どもがこれだけという。

○赤木図書館三鷹駅前図書館担当課長

 そのように理解できるのではないかと思います。

○磯谷委員

 何かちょっと統計の読み方として誤解を招く余地はないでしょうか。16年に本を、これだと多分、1冊も読まなかった小学生が17.2%いるというふうに読めるのですね。今の話からするとそうかもしれないなという気もするけれども、直接そういう聞き方ではなくて、1日の平均、ならすと何時間という質問なんですよね。正直言って結構ショッキングな数字でもあるので、ちょっと誤解を招くと、独り歩きしちゃうと怖いかなという気はしますけれども。

○赤木図書館三鷹駅前図書館担当課長

 「ふだんの生活のことなどについて答えてください」というアンケートの大きい項目の中の一つに「読書(雑誌やマンガを除く)は平均して毎日どれくらいしますか」という設問で、1が「2時間以上」、2が「1時間から2時間より少ない」で、そういう形でいきまして、5に「しない」というのがありまして、多分この5の「しない」に丸をつけた数字がこれになっているんだと思われるんです。

○里吉指導室長

 小・中一貫のアンケートのほうは指導室がかかわっておりますので。

○廣瀬委員長

 はい、どうぞ。お願いします。

○里吉指導室長

 この一連の設問の中に1週間単位というふうな、子どもの学習時間ですとかテレビの視聴とか、そういった部分がございますので、1週間を平均してというふうなとらえ方で私どもはとらえております。

○磯谷委員

 人によっては、この1カ月ぐらい、1週間か1カ月ぐらいは本を読んでいないな、だからゼロだなといっても、でも、その前の月は結構読んだりとかということもあるかもしれませんね。
 これはぜひ伝えたいし、いいと思うんですけれども、ここの下の本文の説明のところで、こういう質問にこう答えた子どもが何%みたいな形のほうがいいかもしれませんね。

○赤木図書館三鷹駅前図書館担当課長

 もう少し詳しく記述するようにしたいと思います。

○磯谷委員

 はい。
 ほんとうに聞きたいのは実はその先なんですけれども、どうして子どもは本を読まなくなったのかという、そこをどう分析をされているんでしょうかね。

○赤木図書館三鷹駅前図書館担当課長

 なかなか難しいんですけれども、本文の1ページの最初のところに書いているんですけれども、3行目ですね。「近年、子どもの読書習慣の必要性の声が高まる一方で、テレビ、携帯電話、インターネットなどのさまざまな情報メディアの拡大に伴い、子どもの活字離れ、読書離れ、読解力の低下等が指摘されています」というふうに書いているのですが。正確にはわかりませんけれども、やはり子どもたちがとても今忙しくて、テレビとか携帯電話ですとか、ゲームですとか、そういう、読書とはもっと違う、受け身で簡単にできるようなものが非常に増えているというのも一つにはあるのではないかと思われます。
 それと、図書館では、今、ブックスタートというようなことを始めて、赤ちゃんのときから本に親しめるようなということを言っていますけれども、そういう小さいときから自然に本が身近にあって、それが楽しいから手が出したくなるような、そういう環境を進めていきたいというふうに思っているのですけれども、最初のその小さいときからの習慣とか周りの環境、家庭の親が本を読む環境であるとか、そういうようなものが必要なのではないかと、個人的には思っているのですけれども。

○廣瀬委員長

 あとは、学校の教科書が、字が少ないですよね。読ませる部分というのが。読書するという、本を読む習慣というのをつけなくてもいいような教科書づくりができているように思うので、ほんとうに日本の教科書はそうなっちゃったなと思っているんです。
 若干見た外国の小学校というのは、ものすごく読ませていますよ。文字が違うといえば文字が違う。アルファベットではあるけれども。小学校4年生でも、例えば歴史の教科書なんていうのがあって、カリフォルニア州ならカリフォルニア州の歴史みたいなことをやるんですけれども、厚みにして2センチ以上あるような本なんです。私それを読まなきゃいけない羽目になったんですけれどもね、子どものために。結構大変だったということを覚えているんですけれども、あちらの子どもがそれを4年生で読み、5年生、6年生でも、それぞれアメリカの歴史とか何かというのも読んでいるわけです。たまたまその科目がそうだった、それだけじゃなくて、ほかでもそうなんですね。
 だから、授業のときにももう読まざるを得ないような形があれば、ほかのところにも読む習慣というのができるんじゃないかという気がするんです。例えば三鷹の教育の中に副教材でうんと読ませるとかですね、考えてもいいかもしれないですね。

○貝ノ瀬教育長

 さっきも出ましたけれども、OECDなどの国際比較では、やはり日本の子どもたちが読書が一番最低になっているんですよね。読まない。それから、宿題をしないのも最低。いろいろ原因はあるんでしょうけれども、じゃあ、例えば宿題をいっぱい山ほど出して「やってこい」って言って、やってくるかとかね。それから、本を、ノルマを課してという。読む子は読むんですけれどもね。むしろ、平均してというふうになると最低になっちゃうんですけれども。そこが問題ですよね。
 だから、現場の教員もやっぱり悩んでいると思うんですよね。強制して、強要して読む気になるのかどうか。生活の全体の中からそういうものが相当失われつつあるということも原因なんじゃないか。学校教育だけで解決できないかもしれませんね。

○里吉指導室長

 教科書の件が出ましたので。教科書につきましては主たる教材ということでございまして、教科書を学ぶか教科書で学ぶかというところがございまして、教科書そのもの自体を学んでいくという方法ではなくて、先ほどのゆとりではございませんが、一斉学習的に同じ内容を同じ方法で子どもに注入していくということではなくて、教科書で、それを使って子どもたちが自由に考えたり課題を設定したりということでおりますので、そういう方向で学校では指導しているのが現状でございます。
 あとは、教科書会社の作成の方針等もあるかと思いますが。

○廣瀬委員長

 教科書はそれでしようがないとは思いますが、何とかして読書の日常化ということを図るためには学校も協力しなきゃならないかなと思うけれども、教育長もおっしゃるように、強制しちゃった途端にできなくなるということもあるだろうし、ほんとうに難しい部分だとは思いますね。

○貝ノ瀬教育長

 ほんとうにこれは深刻な問題で、さっき申し上げましたけれども、学力の学業問題と直結しているんですよね、これは。やっぱり読んでいる子は学業成績いいです。

○廣瀬委員長

 算数も数学も国語力が高くないとできないということが言われているし、外国語もそうだと、その相関というのは非常に高いということが言われているんですね。

○貝ノ瀬教育長

 そうなんですね。これも大きな課題ですね。

○廣瀬委員長

 これはぜひ推進していただきたいことだろうと思います。よろしくお願いします。
 ほかにいかがでしょうか。

○寺木委員

 本を読まない中学生の割合34.6%というこの数字の中におそらく、パソコンを通じていろんなことをしている子の数字が相当あるのではないかと、私の身の回りの子どもたちの話を聞いても思いまして、あまり詳しく読み込んでいないんですけれども、何とか子どもをパソコンから離すにはどうしたらいいかという。これは多分親にとっても同じことで、親の一部にもパソコンにはまっている人もいまして、それがいろんなところに影響しているように思いますが、でも、ITも推進しなければいけないと。多分これから、三鷹市に限らず、子どもを育てる上で、パソコンをどういうふうに上手に利用しながら子育てをしていくかという、そこがとても重要でして、この中でそのことは触れられてはいないですね。

○秋山委員

 日本小児科医会から、去年からメディアに対する提言を行っているんですね。2歳まではテレビを控えましょうとか。その中に、メディア・リテラシーといって、メディアを自分で選択していく能力というのを培いましょうという。そういう言葉を知っているお母さんなりはやっぱり子どもに対するテレビを見せる時間が減っているとか、今回、調査、今まとめているところなんですが、出ています。親が若ければ若いほどテレビを長く見ていて、そのお母さんたちが長ければ長いほど、やっぱり見ている子どもたちも長いという、ほんとうにまさに関係が出ているんですね。だから、メディア・リテラシー、やっぱりITを進めていくのと同時に、そういう能力もきちんと教えていくべきではないかと思います。

○廣瀬委員長

 大島所長、どうでしょうか。

○大島総務課教育センター担当課長

 今、子どもも大人も、最近では家庭の主婦等も、一番多くはまっているのはいわゆるチャットと言われているコミュニケーションツールなんですね。ですから、求めているものが、パソコンのゲームとかそういうものじゃなくて、パソコンの向こう側にある人間との会話、要するにメールみたいな感じのことを求めて、一晩中やっているとか、そういうものの弊害が出ているということは最近つとに言われていることなんです。
 ですから、やはり大事なのは、パソコンにはまっているんじゃないんだと。何かそういう対人関係じゃない人間関係にはまっているという、この辺のことをどうとらえていくのかということに整理していかないと。それのいい部分もあるでしょうし、そうじゃない部分もあると。その辺のことをしっかり教育として効果をはっきりさせて、これはいいんだ、これは悪いんだ、やるならこうなんだということをやってかなきゃいけないという時代に来ていて、最近では、ITを使った授業等の効果というのは何なんだろうということが盛んに言われてきているところなので、今後、できるだけわかりやすく回答ができるように、三鷹市でも、調査というか、考えてみたいと思っていますけれども。

○寺木委員

 よろしくお願いします。

○廣瀬委員長

 着実に別の面での新しい能力というのはついているんですよね。だから、それはそうなんだけれども。

○秋山委員

 子どもたちの視覚的な処理が、とても能力は上がっていると思います。

○廣瀬委員長

 そうですよね。そういう能力が高くなっていることは確かです。

○磯谷委員

 一つちょっと中身をお聞きしたいのですが、いわゆる図書館の司書の方の利用というところがありますけれども、学校にもいらっしゃいまして、あるいはここには、これは体系図のちょうど真ん中あたりの重点事業の二重丸がついているあたりですけれども、要するに、おもしろい本とか、あるいはその子の、あるいはその人のニーズに合った本を適切に紹介していくということを期待されているというふうに理解してよろしいんですかね。
 このあたりは、実際のところ、例えば学校の司書さん、いらっしゃいますよね、やっぱり、現場としてはかなり役に立っているという感じなんでしょうか。具体的にどのようなことを司書さんはされているのですか。

○里吉指導室長

 学校の司書の方たちは、購入図書の選定ですとか、今、小学生は、大体各学校週1時間ぐらいですが、読書の時間というのがございまして、そのときに、司書が読み聞かせをしたり、また、総合的な学習の時間等で一つのまとまった調べ学習をするようなときには、その調べ学習に必要な図書を一つのコーナーにセットしまして、子どもたちが使いやすいようにいたしましたり、さらに、子どもたちが個々に図書を自分で計画を立てて読んでいくときに、その学年に合った図書を紹介したりということで、大変子どもたちにとって有効に機能していただいております。

○磯谷委員

 そうすると、本と子どもたちとの橋渡しみたいなところで、すごくやっぱり重要な役割を果たされているということですね。

○里吉指導室長

 そうでございます。

○磯谷委員

 よくわかりました。

○廣瀬委員長

 ほかにいかがですか。
 図書館と、それからITのコンピュータのほうと、相互補完的に動くべきなんですよね。先ほどとちょっと向きの違った言い方になっちゃうかもしれないけれども、決して対立するものではなくて。それで、学校の図書室と、それからコンピュータルームとかと離れているところがあると思うんですけれども、あれはなるべくなら近いほうがいいんじゃないかなというふうに思ったんですね。調べ学習や何かのときにも、実は、本を使って、持っていって、それとコンピュータのインターネットとの接続があって、その両方を使ってやるということだってあり得るわけで、実際問題として私なんかそういうことをしているわけなんだけれども、それが近ければスムーズに行ってこられるわけです。今後の何か場所を設定する場合なんかでも、ちょっと考えていただけるといいかなと思います。
 図書室にノートパソコンを持っていけるわけですか。

○里吉指導室長

 無線LANで組んでおりますので、ノート型パソコンを各特別教室、あるいは図書館等に持ち込みまして、調べ学習で実際に子どもが学習活動を進めるという実態がございます。

○貝ノ瀬教育長

 三鷹の場合は、学校がありましたら、管理の職員室だとか校長室とか事務室とかというのは大体真ん中にありますね。そこに限りなく近いところに図書室・図書館が設定されているというのが三鷹の特徴ですね。つまり、情報センターというのはセンターですから、やはり学校の4階の隅のほうにあるとかという存在ではなくて、限りなくセンターのほうに近いところにあって、そして、パソコン室のほうとも連携がとりやすいように設置されているということで、うっかりすると、地方によっては倉庫になっちゃってるようなところがありますけれども、そんなことは一切ないという、非常に効果的な機能を果たしていますね。

○廣瀬委員長

 この件はよろしいでしょうか。
 ほかにご質問、ご意見なければ、確認いたします。三鷹市子ども読書活動推進計画素案(案)についてをご協議いただいたわけですが、ご承認いただけますでしょうか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

○廣瀬委員長

 それでは、本件については委員の皆様のご承認をいただいたものといたします。

平成17年第2回教育委員会定例会会議録(5)へ続く

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