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平成17年第2回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2005年8月10日 最終更新日:2019年12月27日

平成17年第2回教育委員会定例会

日程第5 三鷹市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について(協議)

○廣瀬委員長

 それでは、日程第5三鷹市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について、これを議題といたします。
 説明をお願いいたします。

○高部調整担当部長

 それでは、議案資料の29ページをごらんいただきたいと思います。平成17年1月26日付けで、このように、三鷹市長から三鷹市教育委員会委員長あてに「三鷹市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について」という協議文が出されております。
 その内容でございますけれども、三鷹市では、平成17年度、来年度から電子的に申請、届出等の行政手続を行うことができるよう準備を進めておりまして、そのための条例制定を年度内に行いたい。すなわち、3月議会に議案を提出したいとするものでございます。
 この条例(案)の中に規定されています条例の対象となる市の機関につきましては、基本的に市の全体の執行機関となっておりますので、この教育委員会につきましても実施主体として含まれているため、あらかじめこのような協議を市長から受けるものでございます。
 この間の経過を簡単に触れますと、この電子申請の手続につきましては、国民の利便性の向上、あるいは行政運営の簡素化・効率化を図るため、平成10年12月に国において法律の制定がされておりまして、「行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律」という名前でございますけれども、その中の第9条に、地方公共団体の責務規定、すなわち、地方公共団体は、申請、届出等の手続における情報通信の技術の利用の推進を図るため、必要な措置を講ずるよう努めなければならないというように規定されているところでございます。
 ちなみに、東京都におきましても、昨年の12月24日にこの趣旨の条例が制定されているということでございます。
 この間、三鷹市としましては、都内の55の区市町村と東京電子自治体共同運営協議会という組織を立ち上げまして、検討、整理を進めてまいりました。そして、17年度から段階的に利用を開始していくというものでございます。
 初年度予定しています業務ですけれども、申請等は3本ございまして、一つは健康診査ですとか各種がん検診ですとか健康講座の申し込み。それから、2本目が市の職員採用の申し込み。それから、3点目が自転車の駐輪場の申し込みと。この3本を、17年度、立ち上げていきたいというふうに考えているところでございます。具体的には、これが始まりますと、利用者登録を行った市民が家庭用のパソコンを利用することで、これらの手続が利用できるというものでございます。
 さて、協議のありました条例(案)でございますけれども、現段階ではまだ(検討案)になってございますけれども、30ページの別紙1に条例(案)が示されております。その概要が34ページ、別紙2ということで添付されておりますので、これに基づいて、簡単に説明したいと思います。
 まず、電子情報処理組織による申請等につきましては、現在、他の条例等の規定によりまして、書面等により申請を行うということとされているわけですが、それにつきましては、その条例等の規定にかかわらず、書面等ではなく、この条例に基づいて、電子情報処理組織を使用して行わせることができるという規定でございます。そして、これにより行われた申請等は、書面等により行われたものとみなして、それら申請等に係る条例等の規定を適用するというふうにされているわけでございます。これが3条です。
 次に、この申請等に対して行われる、今度は、市の機関の側からの処分通知等でございますけれども、これにつきましても、現行は他の条例で書面等により行うということになっているものにつきましては、それにかかわらず、この条例によって、電子情報処理組織を使用して行うことができ、このことにより行われた処分通知等は書面等により行われたものとみなして、それらの処分通知等に関する条例の規定を適用するという内容のものでございます。これが第4条でございます。
 そのほか、電磁的記録による縦覧等につきましても同様に、この条例で例外を認めまして、電磁的記録に記録されている事項の縦覧をもって書面により行われたものとみなして、従来の条例等の規定を適用すると、そういった構成になっているわけです。
 そのほかにも、手続に係る電子情報処理組織の使用に関する状況の公表に関する規定ですとか、手続等に係る情報システムの整備等の規定を設けるというのがこの内容でございます。
 こういった内容の文について、市長のほうで3月に条例として提案したいということで、事前に教育委員会に協議が来ているという内容でございますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

○廣瀬委員長

 以上で説明は終わりました。委員の皆様、ご質疑、ご意見をお願いいたします。
 テクニカルなことで、あまりよくわからないというのが本音なんですけれども。

○貝ノ瀬教育長

 もっと簡単に、かいつまんで説明してください。

○高部調整担当部長

 この条例の文言自体は技術的な整備規定です。従来書面で規定されたのが、これによって読み替えるという規定なんですが、具体的には、条例が通りますと、実際の事務処理の仕方が、今までは、市民の方が窓口に来ていただいて、市民課に来て住民票の写しの申し込みとか、そういったことを実際対面しながらやってきた。自動交付機が隣にありますけれども、一応役所に来るというのが前提になっておりました。ところが、こういう形で、今、通信技術が発達していますので、家庭のパソコンで、インターネットで自分が利用登録というのをあらかじめ市役所に届け出た形をとりますと、当面は先ほどの3業務というふうに言いましたけれども、将来的には、住民票の写しも含めて、50ぐらいの業務を想定しているんですけれども、家庭にいながらにして、パソコンを使って、操作して申請をすると、役所のほうも事務室でそれを受けて、それが申請だということになりますと、もう住民票をそのまま家庭用のパソコンを通じて送るというような、そういう電子的な生活といいますか、市民生活の利便性が図られると、そういうイメージが現実のものになってきつつあるという中身です。

○廣瀬委員長

 インターネットで本を買ったりするのと同じようなことですか。

○高部調整担当部長

 本来お金にかかわる部分については、まだペンディングされています。あるいは本人確認とかですね。そういった非常に技術的な部分については、いずれ今後、電子認証とか、そういった形でいかれると思うんですけれども。お金の部分についても、将来的には、マルチペイメントといいますか、そういう制度が整備されれば。今は最寄りの金融機関で納付書と一緒に払い込むというような、やっぱり足を運ぶような形になりますけれども、行く行くは、きちんとセキュリティー対策とかシステムの安定性が保たれれば、いずれ金銭面の部分についても電子決済・電子調達みたいな形で行われることも、検討はされているという状況です。

○廣瀬委員長

 市がなさることだから、セキュリティーなどは大丈夫ということで、そこは当然として、こういう方向にいくということですね。

○磯谷委員

 時代の流れですし、もちろん先ほどから出ている個人情報の問題であるとかというのは、完全に払しょくするのはなかなか難しいという現状もあるわけですけれども、その中で、先ほどの三つを進めていかれるというのも結構なことだし、何しろ非常に便利ですよね。自転車なんかも、一々窓口へ行って書類をとってとか、そういうようなことではなくて、ネットでできればいいなと。
 ただ、そうすると、ほんとうにパソコンを使ってこういったことができる人とできない人の格差というのがどんどん広がっていくことになっちゃうんだなというふうには思いますけれども、まあ、仕方のないところもあるのかもしれません。
 いずれにしても、私としては結構だと思っていますけれどもね。

○廣瀬委員長

 では、ほかにご質疑、ご意見等なければ、確認いたします。三鷹市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について、これをご審議いただいたんですが、特に異議はない旨、市長に回答するということで、ご了解いただけますでしょうか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

○廣瀬委員長

 それでは、本件については委員の皆様のご了解をいただいたものといたします。

日程第6 三鷹市生涯学習計画素案(案)について(協議)

○廣瀬委員長

 それでは、日程第6三鷹市生涯学習計画素案(案)についてを議題といたします。
 説明をお願いいたします。

○前田生涯学習担当部長

 それでは、お手元に、「三鷹市生涯学習計画素案(案)」ということで、資料を事前にお送りしていたかと思います。
 本協議は、平成7年8月に策定いたしました三鷹市生涯学習推進計画を、現在作業を進めております第3次三鷹市基本計画の改定にあわせ、この生涯学習計画につきましてもその内容を改定して、本日は素案の(案)としてご協議するものでございます。
 これまで、市民会議であります生涯学習会議、あるいは庁内関係部課によります生涯学習推進会議、そういうところでの検討、さらには市民意向調査の実施、そして関係行政機関からのご意見などをいただき、取りまとめたものでございます。
 内容につきまして、特に改定のポイントを中心に、内田児童青少年担当課長よりご説明を申し上げます。

○内田生涯学習課児童青少年担当課長

 それでは、ご説明させていただきます。
 部長からの話のように、平成7年に「みたか生涯学習プラン」が策定されておりまして、このたび改定するということになっております。
 基本的には、大きく変えたところはございません。それで、平成7年に生涯学習プランをつくるときに、それまでは「社会教育」と言っていましたが、「生涯学習」というような表現にしました。そこに大きな転換点がありまして、そのときになぜ生涯学習ということになったのかと申しますと、例えば、学習の主体が市民だと、それをまず押えておきましょうと。それで、生涯学習は学習の主体者の市民を支援する立場をとりましょう。それと、今まで、社会教育では、どちらかというとグループや団体の学習会とか講演会が中心だったんですが、生涯学習という範ちゅうの中では、一人ひとりの自分で勉強することも生涯学習に入れ込んであります。それから、それまで教育委員会の社会教育課で行っていた事業が社会教育と言われていましたけれども、もっと幅広い消費生活の学習とか環境の学習とか、学習自体が市全体のさまざまなセクションにかかわってきていますので、それを大きくまとめまして、市全体で取り組んでいく、それが生涯学習であると。大体そのような動きが平成7年にありました。
 今回、改定に伴いまして、何を入れ込んだかと申しますと、それこそ、児童・青少年の問題です。これまで、どちらかというと社会教育が成人教育というか、婦人の皆さん、主婦の皆さんと、あと退職された高齢者の皆さんの学習だった。今回は、児童・青少年、子どもたちのことを、この計画の中に入れ込んでいくと。それが大きな特色です。あと、前計画では入れ込んでありませんでしたけれども、五つの重点事業というのを置いて、具体的に、その事業を進めていきますというようなことで、述べています。
 お手元の資料の20ページに計画の体系図がございます。これまでの生涯学習計画ですと「参加型生涯学習の推進」という表現だったんですが、このたび、「協働による生涯学習の推進」と「協働の」というようなことを明確に出しております。これは、市と市民の皆さん、またNPO等、さまざまな機関と協働で行っていくということです。
 それで、大きく変えたところが、21ページの施策の第4の「生涯学習によるまちづくり」というところで、2の「家庭・学校・地域の教育力の向上」、3の「児童青少年の健全育成の推進」、ここを新しく、これまでの計画にプラスして入れ込みました。これは、大きなこととして、学びが一人ひとりに還元されるのは、それはまた大事ですけれども、その学んだことがやはり地域に返されて、まちが豊かになるとか、地域の教育力、皆さんが子どもの成長に関心を持っていただく。そういうような意味合いで、「家庭・学校・地域の教育力の向上」と書いてあります。それが生涯学習によるまちづくりなんですと、そういうことで考えております。それから、3の「児童青少年の健全育成の推進」、これには、「教育・子育てのまち三鷹憲章(仮称)」制定の検討、また「教育・子育て研究所(仮称)」の設置等がありますけれども、子どもの居場所づくりとか、子どもたちが学校以外の世界でいろんな人と交流できたり、人と触れ合ったり、また、さまざまな体験の場を持てると。そのようなことをこの中に入れまして、学校以外の場所での子どもの活動場所を広めていくんだと、そういうようなところで書いてございます。
 それから、具体的な五つの重点事業でございますが、8ページに書いてございます。1番目は、「『三鷹ネットワーク大学(仮称)』の設立」です。この三鷹ネットワーク大学は、現在、平成17年度の本格開講を目指して実施しているところですが、お手元に広報紙が配付されていると思いますが、三つの機能があると書いてありまして、教育・学習機能、研究・開発機能、窓口・ネットワーク機能を考えていますと。それで、生涯学習から見ますと、ネットワーク大学は、学習の高度化とか、資格の付与など、今まで生涯学習の中でなかなか取り組めなかった部門なんですけれども、専門性とか体系的な学習を行っていくというところで、すごく幅が広がるのではないかと考えています。今まであまり参加していなかった勤労者の方々とか学生さんとか、そういう方々がより広く参加していただけるのではないかと思っております。
 2番目は「ITを活用した生涯学習の推進」です。これは、現在、生涯学習情報システム、社会教育会館を中心に、施設の予約とか講座の予約、各種グループ、団体の紹介等、また人材リスト等を提供していますけれども、今後、スポーツ情報、またスポーツの施設、そういう予約も含めて、その中に入れ込むということを検討していきます。
 3番目は「エコミュージアム事業の推進」ですが、エコミュージアム、前計画ではあまり文化のことには大きくスペースを割いておりませんが、やはり地域の歴史なり文化を皆さんが親しむ中で、郷土に対する愛着心とか、また子どもエコミュージアムクラブとか、そういうことも考えまして、広く子どもたちにもそういうものを理解していただくという形を考えております。
 4番目の「『地域子どもクラブ』の設置」は、今、全小学校で設置して、地域子ども教室・地域子どもクラブとして全小学校で、活動が行われています。
 5番目に「総合型地域スポーツクラブの設置」ですが、これにつきましては、平成16年度に三鷹ウエストが西部地域で設置されまして、また今後、中部地域とか東部にスポーツクラブの設置を目指していくという方向でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

○前田生涯学習担当部長

 ちょっと補足をさせていただきますが、本日、教育委員会に素案の(案)という形で出させていただきました。先ほど申し上げましたように、直接関係のある行政委員の皆様方、あるいは関係ある部課、市役所の中、内部の部課については意見聴取を行っておりますけれども、今後、理事者の確認を経て、素案として確定をさせていただきたいと思っております。素案として確定した後に、広く一般の市民の皆様方の意見を聞くということで、意見を聞く会を催したり、あるいは、「広報みたか」、ホームページ等でお示しをしながら、ご意見を伺い、最終的には計画として取りまとめていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、ネットワーク大学でございますが、広報の「あすのまち・三鷹」特集号でネットワーク大学を取り上げておりましたので、配らせていただきました。
 具体的には、右側の真ん中に「『三鷹ネットワーク大学(仮称)』開設協議会参加教育・研究機関」というふうに書いてございますが、この開設協議会は、もう一つ新聞記事のコピーもお配りしておりますが、昨年の6月に既に発足をしております。現在、ここにありますように、合計で14の教育・研究機関が参加をされていると。先ほど担当課長がお話ししましたネットワーク大学の三つの機能の教育・学習機能、研究・開発機能、窓口・ネットワーク機能の個別具体的な内容については、その参加している14の教育・研究機関のほうから実務レベルの方がお出になって、具体的に詰めている状況でございます。
 ただ、それに先立ち、この下にあります「プレ開講講座」として四つのものが今進められているところですが、基本的には、この四つのうち、ICUの地域社会研究以外は、一定の受益者負担をしていただくということで、有料の講座でございます。考え方は、一定程度は負担をしていただくということで今後も進められるということでございます。本格的な開講は本年秋を予定しているということでございますが、特に機能のうち教育・学習機能が、今申し上げましたように、生涯学習とオーバーラップをする部分でございます。しかも、今まで生涯学習分野で足りなかった専門的な学びであるとか、あるいは社会人のための学び、企業人のための学び、そういうものをこのネットワーク大学でさらに広く具現化されていくのではないかというふうに考えております。
 例えばですけれども、この開設協議会の委員の1人であります貝ノ瀬教育長からは、市内の小・中学校の教員の研修などもこういうネットワーク大学で取り上げたらどうかというようなご提案も出されているということもございます。
 実際に推進主体は、今の予定では、NPO法人が望ましいというふうに考えられておりまして、仮称でございますが、推進機構をつくり、NPO取得をし、できればこの本格開講に間に合わせたいという考え方でございます。
 以上でございます。

○廣瀬委員長

 以上で説明は終わりました。委員の皆様のご質疑、ご意見を賜りたいと思います。

○磯谷委員

 このプランについて、ちょっと先なんですけれども、先ほど前田さんがおっしゃったように、これから素案にし、そして市民の方の意見なんかも聞きながらというお話で、しかし、最終的にはいつごろこれが、ほんとうに計画になるということになるんですかね。

○前田生涯学習担当部長

 できるだけ早くという気持ちでおりますが、具体的な作業の日程等がございますので、今考えておりますのは、3月の下旬に市民の意見を聞く会を開催したいというふうに考えております。それに基づき、素案を計画案にいたします。計画案をもって関係方面の確認をとりまして、4月中には計画の確定をしていきたいと。そしてさらに、その確定した計画を市民の皆様方にお知らせをしたいというふうに考えております。

○磯谷委員

 十分理解してないかもしれませんが、先ほど示していただいた20ページの計画の体系図というのがありまして、これは、第1から第4まで、いわゆる課題別といいますか、そういう形で分けて、さらにその中でもまた細かく課題で分けてありますが、一方で、8ページのほうは、むしろ実際の事業という、重点事業という形で五つありますよね。そうすると、この体系図の課題も、それぞれ重点事業が担うというかかわりになってくるでしょうか。

○内田生涯学習課児童青少年担当課長

 五つの重点事業は、この20、21ページの体系図の小項目の中に落とし込んであります。例えば「三鷹ネットワーク大学」は、第2の2の(1)で入っています。それぞれ、体系の中に落とし込んであります。

○磯谷委員

 例えば絵本館なんていうのは、この重点事業のところにはないのですか。

○内田生涯学習課児童青少年担当課長

 ええ、載せてはないです。

○磯谷委員

 でも、体系図にはあるんですよね。だから、簡単に言えば、体系図のほうがある意味目標であって、事業のほうが手段という、そういう位置づけになるんですね。

○廣瀬委員長

 よろしいですか。
 生涯学習ということで、小さい子どもからずっと高齢者までということで、学校教育もその視野の中に入るわけですよね。学校教育というのは学校で行われる教育だけれども、生涯学習ということではこの中に入ってくるわけで、そこが第4の2、あるいは3あたりとうまく連携して組み込まれているということで、この計画全体として、非常にいいものができているんじゃないかというふうに思いますけれども。
 教育委員会というとわりと学校教育のことばっかりを言いがちだったんだけれども、生涯学習のこともこう大きくちゃんととらえているということで、私たちの心構えも変わるところがあると思います。

○磯谷委員

 きょうは、ここでこれを教育委員会として承認をするかどうかということになるんですか。

○廣瀬委員長

 素案(案)を承認するということですよね。

○磯谷委員

 これからも意見を申し上げる機会というのはあるのでしょうか。

○前田生涯学習担当部長

 本日は素案の(案)という形でお示ししておりますが、できれば今月中に素案として確定をし、さらに広く一般の市民の皆様方からご意見をいただきたいというふうに考えておりますので、教育委員の皆様方にはまだ、ご意見をいただく場として、3月、また4月もございます。

○廣瀬委員長

 ほかにはいかがですか。

○秋山委員

 20ページ、第2の2に「三鷹ネットワーク大学」があって、以前のお話では、例えば教育・子育て研究所もこのネットワーク大学の中に入るんじゃないかというような形で、このネットワーク大学というのは、いろんな計画のいろんなところにかかわっていますよね。だから、このネットワーク大学の中でできるものがこの中にいっぱい入っていると思うんですけれども、それがパッと目の中に入ってこないというか、もう少しネットワーク大学の機能をわかりやすくできないでしょうか。

○前田生涯学習担当部長

 ご指摘のとおりでございまして、この体系図のところでは、そういう意味では、できる限りメーンの部分におさめたということでございまして、あとはこの体系を個別具体的に、この計画の体系の内容ということで、23ページ以降、取りまとめてございますけれども、そこで、例えばネットワーク大学であれば、関連することについては、ちょっとまだ足りないかもしれませんが、できる限り触れるように記述したつもりでございます。
 ご指摘の教育・子育て研究所の設置などについても、考え方としては、ネットワーク大学の機能の中に位置づけたほうがこの教育・子育て研究所として機能しやすいだろうという考え方ですから、その辺のところは、この内容のところで少し工夫をさらにしていきたいなと思っておりますが、体系のほうは、確かにネットワーク大学一つ取り上げても、実際にはさまざまな相談のところにもかかわりますし、ニーズの把握にもかかわりますけれども、メーンのところでおさめたというか、置いてあるという考え方でございます。

平成17年第2回教育委員会定例会会議録(4)へ続く

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