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平成21年第2回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年7月27日 最終更新日:2009年7月27日

平成21年第2回教育委員会定例会(3)

日程第3 教育長報告

寺木委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 私のほうからは、2点報告いたします。
 1点目は、2月4日でございますが、国立天文台と三鷹市が相互協力に関する協定の調印式を行いました。これは新聞にも報道されましたので、ご承知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今までも天文台と三鷹市はさまざま相互協力をしてきたわけですが、ここできちんと協定を結んで、しっかりとした関係を築いていきましょうということで調印式が行われました。
 内容的には、教育及び文化の発展並びに天文学の普及・啓発のための連携。人材の育成及び地域の発展のための連携。国立天文台及びその周辺の自然・歴史・文化資源の保存活用及び地域開放に関する連携等をやっていきましょうということで、教育にかかわっては、理科教育や科学教育が叫ばれている時期ですので、天文台の資源を活用して、子どもたちの教育に生かしていければいいなと思って具体的な協議をこれから始めていくということになるということでございます。
 それから、もう1点は、これはつい最近、2月に三鷹警察の署長さんが交代になりまして、新しく西口英世さんという方が着任されました。前の方は1年ちょっとでございましたでしょうかね、大窪署長さんという方ですけれども、今度は大阪府警の捜査第2課長で転出されました。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、総務課お願いします。

竹内総務課長

 それでは、24ページ、25ページをお開きください。総務課の報告でございます。
 24ページの行事実績等報告でございますが、1月14日に教育長会の定例会の後、東京都教育委員会との連絡会、懇談会が開催されまして、大原教育長以下、東京都の担当職員等との懇談ということで、教育長が出席をされました。
 16日は、教育委員会連合会理事会、理事研修会ということで、委員長にご出席をいただいたところです。
 25ページですが、2月3日、これも教育委員会連合会の研修会で、お茶の水女子大学名誉教授の森隆夫さんの「心の教育は感動と感化」というご講演で委員長にご出席をいただいたところでございます。
 今後の予定ですが、来週12日に、市議会文教委員会。13日に教育委員会の臨時会。17日に東京都教育委員と三鷹市教育委員との懇談会を予定しております。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、教育センター、新藤課長、お願いいたします。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 26ページ、27ページになります。
 ここにあります工事設計に関連しまして、別刷りでお手元に第三小学校、第五中学校に関する資料があると思います。こちらをご確認いただければと思います。
 第三小学校の校舎ですが、今年度当初から平成21年度からの耐震補強工事に向けて設計を行ってきました。それに伴って耐震度についてのより詳しい診断などの調査を行ったところ、耐震化に向けた対応が非常に大規模、かつ長期化ということが予想される。また、ライフサイクルコストなどの観点から、総合的に検討した結果、建てかえをするということが望ましいということになりまして、第三小学校の校舎を現在の校地、敷地の中で建てかえを行うということに至りました。同じ敷地内にあります体育館、それからちどりこども園、こちらは屋上に三小のプールもあるんですが、耐震性が確保されていますので、このまま使うということになりました。
 新校舎の建築までということなんですが、同じ敷地内に建てることになります。東台小では隣接した畑に地主の方のご協力を得られまして建てることができましたが、この上連雀の地域内に好適地がないということもありまして、同じ敷地内に建てるということになりました。これに伴って校庭の使用の制限がかかりますので、隣接する同じ学園になります四中のご協力をいただくということをお願いしていこうと思います。
 また、現在の校舎については、耐震補強が必要なものではありますが、当面の平常時の安全性については問題がございませんので、建てかえが終わるまでの間は、現在の校舎を使うということになります。
 また、新校舎については、3ページを開いていただけるとイメージがわかると思うんですが、現在の校庭の西側と南側にL型に建てることを想定しています。現在の三小の校舎は、延べ床面積でおおむね5,000平方メートルございます。新校舎につきましても5,000平方メートル、もしくはもう少し超える形で、地上4階建て、一部東側については日影の関係がありますので3階建てになろうかと思いますが、そういったものを建てていくようなことを考えているところです。
 ちょうどこの地図の南東側の角に、現在、三小の学童保育所が建っています。建設の予定地にかかってしまいますので、現在、第四中学校の中に仮移転できないかということで検討を進めております。
 新校舎の建設については、21年度になったところで、学校関係者や保護者、それから地域の皆さんも含めた検討委員会を設置して、建築計画を検討していきたいと考えています。
 また、この地図をごらんいただいてわかるとおり、第三小学校は非常に住宅の密集した地域になりますので、工事に当たっては、騒音や振動について十分考慮した計画をつくっていきたいと考えているところです。
 当面の説明会ほかの予定ですが、2月22日及び3月1日に、それぞれの学校の保護者、それから、近隣の住民に対する説明会を行う予定としています。
 スケジュールを2ページに表示しています。今のようなことで事業を進めていきますと、21年度に入って、新校舎の検討に着手します。新校舎の実施設計には21年10月ごろから、学童保育所については、平成22年8月、夏休みを使って移転・解体を行いたいと考えています。新校舎の建設は、平成23年1月から着手をしまして、おおむね2年間の工事になろうかと思います。新校舎の竣工と引っ越しが平成25年3月。その後に、現在の校舎の解体。それから校庭の整備を行いまして、現在の校舎の建っていたところに学童保育所を新たに建てて、平成26年3月には、こちらに学童の子どもたちが戻ってくるという流れになります。若干の変動要素もあろうかと思いますが、なるべく早期にということで計画を立てたものがこのような形になります。
 次の4ページ、5ページです。こちらは第五中学校の体育館になります。第五中学校についても、平成21年度からの耐震補強工事を目標に、同様に設計、耐震調査を行ってきました。この中で、体育館は昭和39年の建築のものなんですが、こちらが大分老朽化が進んでいて、耐震補強では十分な耐震性が確保はできないということなので、建てかえをすることになりました。
 こちらも5ページ目の配置図をごらんいただければと思いますが、実は第五中学校は、校庭もほかの中学に比べて非常に狭い状態になっています。この校庭内に建ててしまうと、校庭が中学のグラウンドとしては、ちょっと使える状況にならなくなります。また、真ん中のところに線が書いてあるんですが、校舎の建っている敷地と、校庭と高低差が1メートルほどございます。そんな関係もあって、体育館については、現在、体育館が建っている場所に新たに建てるという形しかできないであろうということで考えているところです。
 現在の校舎については、北側の校舎、これは職員室や特別教室が中心になるんですが、こちらについては平成21年度に耐震補強工事を。南校舎、こちらは普通教室が中心になっていますが、これについては平成23年度に耐震補強工事を行う。こちらは現在のものをそのまま使うということで計画をしています。
 スケジュールとしては、新体育館の実施設計について、平成21年度の当初から着手をしまして、21年の12月ごろから仮設体育館の建築。旧体育館については、平成22年4月、入学式の終わった後に解体ということで考えています。
 解体後、先ほどの文化財の話題もあったとおり、五中遺跡ということで、遺跡がたくさん出ますので、遺跡調査を行うことになります。ちょうど五中遺跡が判明したのが、昭和40年ということで、体育館の敷地は遺跡の発掘調査を行っていないことから、遺跡調査を行う予定としています。これが若干変動があると思いますが、新体育館の建設に22年の10月、竣工は23年の5月。入学式には間に合わないんですが、5月には竣工して、新しい体育館を使っていただくということになろうかということで考えているところです。
 以上、当初は補強工事を予定していたものが、補強工事をしても、この後の追加の工事ほかが発生するということから、2カ所について建てかえという形に大きく形が変わったということのご報告になります。
 以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、学務課お願いいたします。

内野学務課長

 学務課の報告です。28ページ、29ページになります。
 左側、実績のほうですけれども、こちらはごらんになったとおりです。こちらに書いておりませんが、第六小学校の給食調理業務の委託業者が1月に決定いたしましたので、ご報告しておきます。
 第六小学校の給食は、調理業務は今年の4月から行いますけれども、事前の準備などがありますので、平成20年度中に契約を締結する必要がありますので、昨年の12月の市議会で債務負担行為という補正、平成21年度の予算を今年度の予算で確保しておくというものですけれども、その補正予算を提出して可決されました。これを受けまして業者の選定を検討いたしました。委託業者は、中学校区ごとに委託することを基本としていますけれども、改めて現在第六小学校の属します第1中学校区の2つの学校、第1中学校と南浦小学校を請け負っている株式会社東洋食品の運営状況を改めて確認しまして、当該業者に特命随意契約することで問題ないと判断いたしまして、1月6日に開催されました競争入札等審査委員会に諮り承諾されました。これによりまして、1月16日に、東洋食品と契約を締結したところでございます。
 今後の日程なんですけれども、3月の春休みに、第六小学校の調理業務の引き継ぎを行いまして、4月から調理業務の委託に入っていくという予定になっております。
 実績は以上でございます。
 右側、29ページでございます。記載のとおりですけれども、13日から20日にかけまして、19日を除きまして4日間で、今現在、給食の調理業務の委託を実施しております各学校ごとに給食の運営協議会が設置されております。保護者の代表の方、学校長、教職員、栄養職員、委託業者の代表、それから私ども事務局も含めまして協議会を設置しておりまして、各学校で給食を改めて試食することも含めまして開催する予定になっております。
 学務課は以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 次は、指導室、後藤指導室長、お願いいたします。

後藤指導室長

 30ページ、31ページ、記載のとおりでございます。
 なお、本日も含めまして、小・中一貫教育校の研究発表会につきましては、教育委員の皆さんにはごあいさつ、あるいはご出席等いただきまして、まことにありがとうございました。御礼申し上げます。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 次は、生涯学習課、大倉課長、お願いします。

大倉生涯学習課長

 32ページ、33ページでございます。
 32ページ、1月12日に三鷹市成人を祝福するつどいがございまして、今年は2,019人が対象者でございまして、989人の参加がありました。参加率49.0%でございまして、昨年45.7%でしたので、3.3ポイントほど参加者が増えたというところでございます。非常に和やかな中で成人式が厳粛に行われたわけですけれども、毎年のように実行委員会をつくって実施をしたところでございます。ただ、公会堂のキャパシティが八百数十名、ご来賓の方もお招きするという中で、989名の参加ということで、参加者が増えた分、実際にはホールの中に入れなかった新成人が100名以上出たため、ホワイエ等の対応をもうちょっと充実をさせて、入り切れない新成人についても何らかの対応を図っていく必要があるというところは課題として、残ったところでございます。
 それから、33ページのほうですが、お手元にも配付させていただきましたが、先ほど部長のほうからもちょっと話がありましたが、明日、三鷹市民俗資料収蔵庫ということで、暫定管理地のほうに整備をいたしました展示室をオープンいたしまして、公開を1週間ほど集中的にしていきたいと思っております。
 ここにつきましては、通年オープンというよりも企画展を考えながら、夏休み期間であるとか、そういう特定期間に集中した形でのオープンとして、またそれ以外の期間については、学校等からの見学等の申し入れがあれば、随時オープンをするというスタイルで、今まで集めました民具等の展示を行っていきたいと考えているところでございます。
 その他の案件については、記載のとおりでございます。以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きましてスポーツ振興課、中田課長、お願いいたします。

中田スポーツ振興課長

 34ページでございます。実績につきましては、記載のとおりでございます。
 35ページの予定でございますが、8日の日曜日、三鷹市民駅伝大会を開催いたします。当日は、委員長に中学生の部の表彰をお願いしておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、13日には、東京国体の三鷹市の準備委員会設立発起人会を開催いたします。市長、議長、教育長をはじめ14名の方で構成いたしまして、準備会の設立趣意書、会則等を検討していただく予定です。
 それからもう1点。15日の日曜日ですけれども、小学生のソフトバレーボール交流大会を実施いたします。市内の13小学校から57チーム、358名の5年生、6年生に参加していただいて実施するところです。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 次は、社会教育会館、お願いいたします。

狩家社会教育会館東社会教育会館担当課長

 社会教育会館の行事実績等報告につきましては、36ページに記載のとおりでございます。行事予定等報告につきましては37ページ、下から2行目の27日、金曜日に利用懇まつりというのが東社会教育会館でございます。利用懇というのは、東社会教育会館を利用して日ごろ学習している各グループの方や、館主催の講座で学習している方々が、二月に一遍集まりまして情報交換・交流をしているんですけれども、その方たちが1年に1度集まって、その成果を発表し合う場です。内容としましては、作品展と交流会でアトラクション等を披露し合うということをやっております。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 次は、図書館、八代部長、お願いします。

八代図書館担当部長

 図書館は、38、39ページになります。
 38ページ、実績報告でございますけれども記載のとおりでございます。
 39ページ、行事予定でございますが、2月の一般書テーマ図書は「図書館って、なに?」ということで、三鷹の図書館ではシステムを最先端なものといたしまして、リニューアルオープンしたことを契機に、これからの図書館のあり方、方向性などについて市民の方と一緒に考えていきたいということで企画をいたしました。
 また、2月24日から4月5日まで、下から3行目のところになります土雛展ということで、図書館の2階に展示コーナーがございます。ガラス張りの展示コーナーがございまして、スペース的には3.6メートルと2.7メートルのかぎ型のスペースなんですが、約2年にわたりまして書家の原奈緒美先生から寄贈いただきました「春のはじめ」という書を展示してまいりました。私どもといたしましては、利用者の動きなどを見ながら、少しここも活性化をしていきたいと考えておりまして、市民の方で、コレクターが土雛というひな人形といいましょうか、昔から地方に伝わってきた土でできたおひな様をコレクトしている方がいらっしゃいまして、約20点ほどご協力いただきまして、2月24日から4月5日まで、地方によっては4月3日がおひなまつりという地域もあるそうでございますので、こうした期間において展示をしていきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 以上でご報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。いかがですか。

秋山委員

 第三小の建てかえの件なんですけれども、これは建てかえると、校庭の広さが変わってくるのかということ。それから、工事の予定を見ると、子どもたちの出入り口の検討も必要じゃないかなと思うんですけれども。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 まず、校庭の面積ですが、最終的な建築プランが確定をしていませんので、詳細なところはまだ算定できる状況にはありません。ただ、現在のこのプランの中で、校庭のトラックが1つの指標になると思いますが、現在の第三小学校のトラックは110メートルトラックです。これはプランの中で何とか100メートルのトラックは確保ができるであろうということになります。若干形は変わりますが、面積的にはおおむね同等のものが確保できるかなということになります。
 それから、児童の出入りについてです。細かなところは決められない状況にありますが、当然、もともとが子どもたちの安全のためということで始まっていることですので、きちんと子どもたちの生活に支障のないように、また安全にも考慮して、出入りの確保をしたいと考えています。
 また、四中の校庭を使うようになりますから、そこへの移動の交通安全についても、これから学校とも十分協議をしながら、必要であれば安全員の確保であったり、また、図ではよくわからないんですが、体育館と現校舎の間に西側に出る門が1つあるんです。こちらの活用の方法であったりということも含めて検討していきたいと考えているところです。

秋山委員

 ぜひ安全面を気をつけて工事していただきたいと思います。

寺木委員長

 ほか、いかがでしょうか。
 それでは、日程第3 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成21年第2回教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。

午後 6時21分 閉会

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