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平成21年第2回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年7月27日 最終更新日:2009年7月27日

平成21年第2回教育委員会定例会(2)

日程第2 議案第4号 平成21年度基本方針の承認について

寺木委員長

 日程第2 議案第4号を議題といたします。

( 書記朗読 )

寺木委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

岩下教育部長

 お手元に基本方針の比較対照表が行っていると思いますので、それを見ながらご説明をさせていただきたいと思います。
 基本方針と事業計画をいつもご議論いただいているわけですが、今回の基本方針の作成に当たりましては、事務局内で議論をいたしまして、基本方針は、方針としてもうちょっとコンパクトな考え方を中心に記載をいたしまして、従来どちらかといいますと、基本方針の中に事業計画的な表記も随分入っておりましたので、そこは整理いたしまして、基本方針としてふさわしいものを集約した形になっておりますので、それを前提にごらんいただきたいと思います。
 まず1ページ目ですが、下線がついているところが修正点でございます。「三鷹子ども憲章」が平成20年度制定されましたので、その趣旨の徹底を図るということ。それから、先ほどご議論いただきました点検と評価が新たに加わってまいりましたので、点検・評価の充実を図ることにより、効果的な教育行政を推進すると今回は変えてございます。1ページ目は、あとは大きな変更はございません。
 2ページ目も大きな変更はございません。
 2ページの左側の下に、米印で学校教育の個別項目については、事業計画との記述の重複を避けるため、「ア安心と信頼のある学校」を中心に記述内容を精査したと書いてございますが、先ほど私が申し上げた点がこのことでございます。
 3ページ目をごらんください。ア安心と信頼のある学校でございます。ここの部分は、教育ビジョンに記載されている内容が四角でくくられているわけですが、その下のところは、ア以下のそれぞれ項目がございますが、それを相対的に記載をして今回は変えてございます。昨年の場合は、もうちょっと抽象的でしたが、今回は、そういうふうに項目ごとに記載を若干改めているということでございます。
 以下、(ア)から始まりまして(ク)まで項目があるわけですが、順番を若干入れかえております。その考え方は、来年度の基本方針として、特に重点を置くものを先に持ってこようということで、(ア)の小・中一貫教育校の全市展開を最初に持ってきまして、その次に、人権教育の推進。そして、(ウ)としまして様々な子どもの状況に応じた教育支援ということで、若干順番を入れかえている点がございます。
 それから、3ページ目をごらんいただきたいんですけれども、最初の(ア)の小・中一貫教育校の全市展開でございますが、平成21年度に3つの中学校区で小・中一貫教育校が開園することにより、市内すべての小・中学校で小・中一貫教育を推進するということ。それから、下に下がりますが、「また」以下のところですけれども、すべての中学校区のコミュニティ・スクール委員会において実践を検証していくというところをまとめております。
 (イ)の人権教育の推進でございますが、右側のところにaからeまで書いてありますが、これをぎゅっと集約しているのがこちらの書き方でありまして、前のa、b、cを最初の3行にまとめ、dとeを2行にまとめているというのが今回の表記の内容になっております。
 4ページ目、(ウ)様々な子どもの状況に応じた教育支援ということで、この教育支援の部分につきましては、5ページ目を見ていただくとわかるんですけれども、aからhまでかなり細かく記載されておりますが、教育支援を進めるに当たっての基本的な考え方をここに集約して記載をしているところであります。教育支援プランに基づいて関係機関と連携をしながら、個別的な支援が必要な児童・生徒に対して一層の教育的支援の改善・充実に努めるということ。
 スクールカウンセラーをはじめ、スクールソーシャルワーカーの派遣を引き続き行うということ。また、教育支援学級の開設に向けて努力をしていく。適正配置を図っていくという書き方でございます。
 (エ)児童・生徒の健全育成の推進につきましては、あまり大きな変更はございません。
 (オ)の多様な学習機会の提供につきましても、キャリア教育の推進を最初に持ってきまして、その後、ICT教育、それから、小学校の外国語活動。あるいは中学校の外国語(英語)の指導、食育の関係などにつきまして記載をしているところでございます。
 6ページ目の(カ)幼稚園・保育園と小学校との連携。これにつきましても基本的な考え方を4行にまとめているところでございます。
 (キ)といたしまして、地域諸団体と連携した安全対策ということでございます。右側のaからcのものにつきまして集約をして載せてございます。
 (ク)の教育環境の充実でありますが、2行目の後半、「東台小学校校舎の建替工事、第三小学校校舎及び第五中学校体育館の建替計画の検討を実施することにより」の部分が新しく入っているところでございます。
 7ページ目をごらんください。4行目ですが、地上デジタル放送の対応措置ということで、新たにそういった取り組みを行うということで、平成21年度の基本方針には、新たな事項ということで記載をしております。
 次に、自律した学校の部分であります。この部分につきましては、5行目のところに、教育委員会は、「指導」と「支援」のあり方を見直し、学校の裁量の拡大に取り組みということで、この部分は、教育ビジョンで、「指導」と「支援」のあり方を見直すということで、学校が権限と責任を持った自律した学校づくりを推進するという記載がございますので、その部分について入れているところでございます。
 それから、(ア)(イ)についてですが、特に教員のキャリア支援と研修プログラムのところでは、3行目に、校内におけるOJTによる研修体制の確立ということで、これは新規に入れているところでございます。
 8ページ目をごらんください。ウの地域と共に創る学校であります。(ア)「コミュニティ・スクール」制度の充実ということで、昨年は、制度の導入ということでございました。今回、平成21年度につきましては、すべての学校に学校運営協議会が設置され、コミュニティ・スクール委員会も設置されることになりますので、充実ということで考え方を入れております。
 次の(イ)の地域等の参加による学校の共創ということで、昨年は地域の参加による学校の共創でありましたが、昨年の(ウ)のNPO・企業・大学・研究機関などとの連携を、前の(イ)のところに持ってきまして、合わせて表記をさせていただいております。
 それから、(ウ)の地域社会の拠点としての学校づくりの推進でございます。これも昨年のaの部分を特に記載をしました。bのところは、「三鷹市市立学校施設の開放に関する条例」に即してということで、個別のことを扱っておりますので、その部分は、前段のaのところで基本的な考え方ということでまとめさせていただいております。
 エの情報共有のためのモニタリングシステムでありますが、これにつきましても、昨年は(ア)(イ)(ウ)と3つに分かれておりましたが、今回はまとめまして(ア)としまして、開かれた学校教育と特色ある教育活動の充実ということで、右側の昨年度の記載内容をまとめて表記をしたところでございます。
 10ページ以降は、担当部長からお願いしたいと思います。

岡崎生涯学習担当部長

 それでは、10ページでございます。生涯学習の基本方針については、特段の変更はありません。
 次のページをごらんいただきたいと思います。生涯学習社会の実現に向けて三鷹生涯学習プラン2010の推進を行うに当たり、(ア)から(オ)の柱立てに変わりはございません。ただ中身として、(ウ)の中に現状取り組んでいる地域SNSの活用とか、ネットワークの形成という言葉を入れさせていただいているところです。
 同様に、(オ)のところにも、先ほど説明をいたしましたけれども、具体的な名称を入れさせていただいたところでございます。
 次に12ページでございます。こちらは市民の多様なニーズにこたえる学習活動でございますけれども、これも変更はございません。
 続いて飛びますけれども、13ページのスポーツのところに移らせていただきたいと思います。大きなエとして、生涯にわたって親しむことができる豊かなスポーツライフの推進という基本的な考え方は変わりません。こちらも、(ア)から(エ)の柱立てで推進してまいりたいと思いますが、昨年(ア)で書かれていた文言を具体的な形で整理をさせていただいたのが(ア)でございます。
 それから、(ウ)ですけれども、既に体育施設の運営面で実施をされている予約システムのことを書かせていただいたところでございます。
 次の14ページです。国体の推進については、大きな事業になりますので、(エ)として具体的な表記をさせていただいたところでございます。
 それから、大きなオの児童青少年健全育成の推進ということですが、昨年は、考え方を述べている部分がありますけれども、これも文言整理し、子どもコミュニティ推進計画に基づいた活動と、さらには現状ボランティア活動や、自然体験も行っておりますし、児童館活動との連携等も図るということを、こちらのところに書かせていただいたところでございます。
 私のほうは、以上です。

八代図書館担当部長

 図書館からご説明申し上げます。ページが戻りまして恐縮ですが、12ページをごらんいただきたいと思います。
 ウといたしまして、市民生活に密着した図書館活動の推進以下が図書館となっております。
 項目出しにつきましては、本年度と同様でございますけれども、事業の進捗・達成状況によりまして順番を変えているものでございます。
 (ア)といたしましては、南部図書館(仮称)の整備ということで、具体的な検討を進めるといたしました点につきましては、あくまでも合意を前提としたということでございますけれども、次のステップを想定いたしまして、規模、施設内容等に踏み込んでいければということで掲げたものでございます。
 (イ)の三鷹ゆかりの資料収集・情報提供の推進。特に社会教育法で改正がございまして、図書館が地域の情報拠点としての機能を果たすべきだということで、情報提供という文言を取り込んだところでございます。具体的には、来年度は太宰治の生誕100年に当たりますので、図書館といたしましても寄贈いただきました資料、購入しました資料を中心に企画展を実施したいと考えているところでございます。
 (ウ)のバリアフリー化の推進でございますが、本年度デイジーシステム、障がい者の方へのシステムとして録音図書のCD化がございますが、これを導入いたしました。しかしながら、利用者、これにお手伝いをいただきますボランティアの方につきましては、まだ従来のカセットのほうがなじんでいるという状況もございますので、当面、両方の方法を併存しながらも、平成21年度につきましては、デイジーシステムの積極的な活用を図っていきたいというものでございます。
 (エ)の子ども読書活動の支援につきましても、本年度と内容は同様でございます。
 (オ)のICT環境の提供につきましては、本年度一定程度の進捗がございましたので、それをさらに活用いたしまして資料提供に努めるとともに、市民の利便性、満足度の向上を図っていきたいと考えております。
 今年度ございました「また、図書館が」以下の表記につきましては、文言整理を行わせていただきまして、ここからは割愛してございますが、今後、事業計画の中に具体的に表記していきたいと考えているところでございます。
 私のほうは、以上でございます。

寺木委員長

 以上で、提案理由の説明が終わりました、委員の皆様の質疑をお願いいたします。

磯谷委員

 今回、基本方針をコンパクトにしていただいたのは、私も大変賛成です。我々が承認しているわけですから、以前はごちゃごちゃとありましたが、ほんとにシンプルにまとめていただいて基本方針らしくなったんじゃないかなと思います。
 ちょっと私が混乱しているかもしれませんが、13ページのスポーツのところで、総合型地域スポーツクラブってどういうものだったでしょう。すみません、私が思い出せないんですけれども。どういうもので、今どんな活動ができているのか。短くで結構なんですが、教えていただけますか。

岡崎生涯学習担当部長

 今、西部地区と東部地区にスポーツクラブがございますが、前年度の基本方針で、ややその例示的な組織づくりということで複数の種目で年齢や興味などに応じて、地域のだれもが参加できるという説明書きがございます。具体的なスポーツ活動は、西部に1つグループができており、東部では、高山小学校を中心に開放施設を使って、地域スポーツクラブの活動が、行われております。

磯谷委員

 それは何かNPOとかではなくて、地域の方々が集まって何かなさっているということですか?

岡崎生涯学習担当部長

 そうです。西部地区は、11団体ぐらいが集まって、土日の二小、二中、井口の施設を利用して、市民の方々がいつ来てもスポーツができるように活動しております。東部は、いろいろな種目を用意したスポーツクラブ的なものが、公共機関を使って活動しているという状況でございます。

貝ノ瀬教育長

 将来的にスポーツクラブなので、クラブハウスのようなものができるといいなというところを皆さん願って活動しているんですけれども、まだいろいろな財政的な制約があって、そこまで行きませんで、既存の施設、学校等を利用してスポーツ活動をしている。これは学校を使っていますけれども、子どもたちだけじゃなくて大人もスポーツに親しむということでのクラブなんです。そういうことで、建物があるということじゃなくて、総合スポーツセンターというのは建物を想定していますけれども、スポーツクラブのほうは、将来的にはクラブハウスというものも想定はしていますけれども、今のところはハード面は既存のものを活用しながらスポーツ活動をしている。それも、本来ならもっとたくさん、西とか東だけじゃなくてあちこちにあったほうがいいんですけれども、おいおいそれは市民の皆さんの力量によって増えていくだろうと思いますけれども、今現在は、大きくは2カ所あります。

磯谷委員

 よくわかりました。

寺木委員長

 ほかいかがでしょうか。

鈴木委員

 この第1とあって基本方針とあるんですが、第1章ということですか。第1というのか、第2、第3というのがあって、何か大きなもののうちの第1番目という位置づけなんでしょうか。

岩下教育部長

 多分、後で議論してもらいますが、基本方針と事業計画というのがあるんです。第1基本方針、第2事業計画になるんです。その第1が残っていまして、きょうのところは第1がないほうが正解だと思います。申しわけありません。

鈴木委員

 基本方針があって、事業計画があって、今日、教育に関する事務の管理・執行状況の点検・評価という報告書が出てきたということですから、基本方針、事業計画、それで点検・評価とセットになっているわけですよね。まだ、私には、この事務の管理の事務という言葉がちょっと引っかかる面があります。だから、事務という言葉をとって、教育に関する状況の点検及び評価というふうにしてはいけないのでしょうか。事務と言ったからには、そのこととは別の教育の営為というか活動そのものの評価というものもあって、その教育活動とそれを支える事務の評価という2階建てになっているのかなというイメージを持ったんです。
 そうじゃないとすれば、この基本方針があって、事業計画があって、その点検・評価があって、基本方針のところで、やります21年度というのを、ここから引き継いでいますよね。その流れ的に言うと、先ほどここで目標云々ということがあって、これはいつできたんですかというのがあるんだけれども、ここに書かれているということが出発になるわけですよね。そういう構造的な大きなものがないと、ちょっとこれも了承、これも了承と言いながら全体像が浮かんでこないところがあるように感じるんです。
 それで、基本方針のほうを読ませていただくと、先ほどの協議会における点検・評価の中で、こちらから質問が出たものがここにまた出てくるという印象があるものだから、そこのところです。どういうふうにとらえたらよろしいのでしょうか。

岩下教育部長

 最初にありました仕事の範囲ということですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律を見ますと、教育委員会は、毎年その権限に属する事務の管理及び執行ですから、市長が持っています予算編成権ですとか、施設の設置権限ですとか、そういったものを除いた教育委員会に属する事務が、すべて対象になると私どもは考えております。
 ですから、事業の点検・評価のところで、対象事業の選択をする際にも、ご相談申し上げましたが、教育委員会としてこの部分は入れるべきだというものがあれば、私どもとしては、それを取り上げていただいて点検・評価の対象にするというのは、全く問題ないと思っております。
 それからもう一つ、今年が初めての取り組みということで、先ほどもちょっと申し上げましたが、ほんとうでしたら、基本方針が決まります。そして、事業計画が予算が出てきます。事業計画が出てきた段階で、工程表といいましょうか、平成21年度の工程表をあわせて教育委員の皆さん方に示す。その上で点検・評価が行われるというのが本来の姿だと私どもは理解しておりますが、何せ今年は初めてのことですので、先ほどちょっと申し上げましたが、申しわけありませんが、4月から12月のここで目標・指標をあわせて一緒に出させていただいたということでご理解いただけると非常にありがたいと思っております。

鈴木委員

 わかりました。

寺木委員長

 その件で、たしか何かこの中に次年度の重点目標になるというわかりやすい表現といいましょうか、そういうものは入れられないんでしょうか。

岩下教育部長

 事業計画のほうに、重点目標という項目が昨年の場合はつくってあります。したがいまして、事業計画をつくるときに、例えば、アが重点目標、イが主要施策という形で、もうちょっとめり張りをつけた書き方をしたいと思っておりますので、それは4月にご議論いただけたらと思います。今、委員長がお話していた内容を十分踏まえてつくりたいと思います。

寺木委員長

 ありがとうございます。

鈴木委員

 委員長のご意見はまことにそのとおりで、磯谷先生は、この基本方針はすっきりとしてということをおっしゃったんだけれども、事業計画がないものだから、基本方針だけを比較対照して見ると、平成20年度はかなり具体的にあったものが、平成21年度は小さく文章的にもまとめられているんだけれども、これはしかし逆じゃないのという感じもするわけです。具体的なものから抽象的なものにして、それで点検・評価というところに来るのでは、ちょっとそこにグレーなところが残る可能性もあるよという感じがしたんだけれども、そこに事業の計画としてしっかりしたものが入っていれば、順番的にはよろしいです。

岩下教育部長

 基本方針を、教育委員会はいつも2月につくっております。これは各学校が、学校経営方針などをつくるときに、やはり教育委員会の方針がありませんと、はっきりしないというのが一つの要素としてあるということで、今までそういう取組みできたと私は聞いております。
 事業計画につきましては、ご案内のとおり予算の議決がありませんと詳細のものは出せないということになります。したがいまして3月議会で予算の議決を受けて、その後、事業計画をつくるというのが、私どもが考えるストレートな流れになります。
 そう意味では、基本方針をいつつくるか。事業計画は、現状ではどうしても予算の議決を受けた後でないとつくれないという制約があるものですから、今のような形で来ているということであります。
 先ほど鈴木委員さんが、お話ししてくれたように、点検・評価と基本方針と事業計画と3点が一緒に出せれば一番いいんですけれども、若干そういう制約があるということでお許しいただきます。

寺木委員長

 ほかいかがですか。

秋山委員

 細かいことで恐縮です。7ページのOJTという言葉がわからなかったので、それを教えていただきたいのと、もう一つ、基本方針の文言とかと関係ない意識の問題だと思うんですけれども、先日、PTAの方々と懇談会があったときに、地域というのが、最近よく聞きなじんでいて、地域の方がやるのねというところで、保護者が引いてしまうという場面がやっぱりあるそうなんです。「地域の方がやるのね、それは」という感じで、保護者も地域の人なのに、そこで保護者と地域というのが、どうも区別されてきているという感じを持ちました。研究会にしても、地域の方が保護者も行っていいのねというような感じだったというところで、保護者の意識がもうちょっと高まるというか、学校にもっと向くような何かがあればいいと思います。

岩下教育部長

 校内におけるOJTはわかりにくいと思いますが、オン・ザ・ジョブ・トレーニングの略です。これはオン・ザ・ジョブですから、仕事をしながらトレーニングを積んでいく。オフ・ザ・ジョブ・トレーニングというのがありまして、その反対です。ただ、これは英語で書いてありますから、省略語ですから、ここははっきりわかるように記載をしていきたいと思っています。
 それから、保護者・地域・学校の関係ですけれども、学校と保護者というのは、もともとはPTAという名前からわかりますように、かなり一緒に子どもたちのためにやってきた。最近では、地域が注目されているということで、どうしても、説明するときにも、地域というのが先に来るケースがあるかもしれませんが、その点は、PTAの方々、あるいは保護者の方々とお話をするときに、保護者の方々が後ろにいていいんですよという意味ではないので、三者同一で、地域、学校、保護者、家庭、一緒に同じパートナーシップでやりましょうということでよくお話をしていきたいと思っています。

秋山委員

 よろしくお願いします。

寺木委員長

 ほかいかがでしょうか。
 ちょっと私から一つ質問なんですが、青少対とか交通対というのは、基本方針のどういうところにそれらの団体が入るのでしょうか。

岡崎生涯学習担当部長

 交通対の関係は、教育委員会の所管にはなっておりませんが、青少年対策地区委員会につきましては、15地区にございますけれども、こちらについては、児童・青少年の健全育成の推進というところに、具体的な名称として挙げてはおりませんが、平成21年度に青少年団体の育成や活用という形で連携して行いたいという大きなくくりで書かせていただいたところです。この健全育成の推進に当たって、地域のそういった団体の活躍を支援してまいりたいと思っているところです。

寺木委員長

 わかりました。
 ほかは、いかがですか。ほかにご意見、質問がなければ採決いたします。
 議案第4号 平成21年度基本方針の承認については、ただいまご審議いただいた点を踏まえて、若干の手直しを踏むことで可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺木委員長

 それでは、本件は手直しを含めて原案のとおり可決されました。

「平成21年第2回教育委員会定例会会議録(3)」へ続く

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