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平成18年第4回教育委員会定例会会議録

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2006年12月6日 最終更新日:2009年10月2日

平成18年第4回教育委員会定例会

開催年月日

平成18年4月7日 金曜日

出席者(5名)

委員長 廣瀬正宜
委員 寺木幸子
委員 磯谷文明
委員 秋山千枝子
教育長 貝ノ瀬滋
欠席者(0名)

出席説明員

教育部長・調整担当部長 柴田直樹
生涯学習担当部長・総合スポーツセンター建設準備室長 山本博章
総務課長 竹内冨士夫
総務課総務教育センター担当課長 大島克己
施設課長 吉岡則明
学務課長 石渡裕
指導室長 里吉武仁
指導室教職員担当課長 工藤信行
生涯学習課長 深谷澄夫
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備担当課長 中田清
社会教育会館長 小田俊雄
社会教育会館調整担当課長 狩家雅昭
図書館長 若林寛
図書館三鷹駅前図書館担当課長 関幸子
三鷹市教育委員会事務局職員副参事 海老澤博行
主事 高松真也

議事日程

平成18年4月7日 金曜日 午後1時開議

  • 日程第1 議案第18号 三鷹市文化財保護条例施行規則の全部改正について
  • 日程第2 議案第19号 三鷹市立図書館協議会委員の辞職の承認について
  • 日程第3 議案第20号 平成18年度基本方針と事業計画の承認について
  • 日程第4 議案第21号 三鷹市教育委員会文書取扱規程の一部改正について
  • 日程第5 教育長報告

午後1時03分開会

廣瀬委員長

 ただいまから平成18年第4回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は磯谷委員にお願いいたします。
 最初に、委員の皆様にお諮りいたしますが、教育長から、「三鷹市教育委員会文書取扱規程の一部改正について」という議案が提出されておりますので、この際、これを日程第4に追加いたしまして、以下、繰り下げて議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めまして、そのように決定いたします。それでは、ただいま変更しました議事日程に従いまして議事を進めてまいります。

日程第1 議案第18号 三鷹市文化財保護条例施行規則の全部改正について

廣瀬委員長

 日程第1議案第18号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 それでは、提案理由の説明をお願いいたします。

山本生涯学習担当部長

 議案第18号、三鷹市文化財保護条例施行規則の全部改正について説明させていただきます。
 3ページをお開き願います。本施行規則は、三鷹市文化財保護条例が、平成18年第1回三鷹市議会定例会で3月29日に可決・成立いたしまして、4月1日より施行されたことに伴い、必要な手続及び文書の書式等について定めたものでございます。
 まず、第3条の同意書の提出ですが、条例第6条第2項を受けまして、指定、登録の同意書の提出について定めたものです。様式については、9ページの様式第1号になります。
 続きまして、同じく3ページ、第4条につきましては、指定文化財指定書、指定無形文化財保持者認定書、それから、保持団体認定書、登録文化財登録書について定めたもので、10ページが様式第2号の指定書になります。11ページが様式第3号の保持者の認定書です。12ページが様式第4号の保持団体の認定書です。13ページが登録文化財の登録書となっております。
 続きまして、同じく3ページの第5条は、指定書、認定書等の紛失等による再交付申請について定めたものです。14ページの様式第6号が、指定書、認定書、登録書の再交付申請書となっております。
 続きまして、4ページの第7条は、指定登録文化財に係る台帳等の整備について定めたものです。第9条につきましては、所有者の変更届、所有者の住所変更届について定めたものでございます。様式の第8号、第9号になります。
 続きまして、第10条は、文化財の滅失等の届出について定めたものです。
 5ページに移らせていただきます。第11条は文化財の所在場所の変更届について定めたもので、様式第11号、19ページになります。
 続きまして、6ページに移らせていただきます。第14条ですが、条例第16条の有形文化財の現状変更等に係る手続について定めたものでございまして、現状変更等の認可申請書と、現状変更等の承諾書について定めたものです。第16条は、有形文化財の修理に関する手続について定めたもので、文化財の修理届が、22ページの様式第14号となっております。
 次に、7ページに移らせていただきます。第17条は、市指定無形文化財の保持者の変更等に係る手続の書式について規定したものです。無形文化財の保持者の氏名等、心身の故障とか死亡、それから、保持団体の名称変更等についての規定でございまして、23ページから28ページまでの様式第15号から第20号までとなっております。同じく7ページの第18条につきましては、指定有形民俗文化財の現状変更等の届出に係るものです。最後に、第19条ですが、市指定史跡名勝天然記念物の所在地等の変更に係る届出について定めたものです。様式第22号となっております。
 以上でございます。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆様のご質問等ございましたら、お願いいたします。
 これは、先に定めた条例を施行していくために必要な、いろいろな文書の様式を定めたものですね。ですから、ここでお認めいただいて、実際に問題があったら直していくという形でいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 それでは、ご意見、ご質問等なければ採決いたします。議案第18号 三鷹市文化財保護条例施行規則の全部改正について、原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決いたしました。

日程第2 議案第19号 三鷹市立図書館協議会委員の辞職の承認について

廣瀬委員長

 日程第2 議案第19号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

山本生涯学習担当部長

 議案第45号についてご説明させていただきます。
 50ページになります。本件は、3月23日付けで退任願が出された三鷹市立図書館協議会委員の辞職の承認についてお諮りするものです。退任年月日は、平成18年3月31日、退任者は、吉田清さん、男性で、学識経験者、公募委員でした。辞職の理由につきましては、広島市の市立図書館の分館長に任命されたことに伴いまして、3月31日付けで退職したいという届出が出されたものです。
 なお、この方は昨年9月5日に任命されまして、平成19年6月30日までの任期となっておりました。
 以上でございます。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明が終わりましたが、皆様、ご質疑等ございますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 それでは、ご意見等なければ採決いたします。議案第19号 三鷹市立図書館協議会委員の辞職の承認について、これを原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めまして、原案のとおり可決されました。

日程第3 議案第20号 平成18年度基本方針と事業計画の承認について

廣瀬委員長

 日程第3議案第20号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

柴田教育部長

 それでは、基本方針と事業計画(案)の新旧対照表をごらんいただきたいと思います。
 1の学校教育の基本方針につきましては、平成18年2月の教育委員会で既に議決をいただいております。その部分は網かけされているところでございます。きょうは、それ以降のところをご説明して、承認をいただきたいと思います。
 5ページをお開きください。5ページの2「社会教育(生涯学習)」の項でございますが、推進目標は変更ございません。ここでの大きな変更点は、(1)のところにありますが、「みたか生涯学習プラン2010の推進」となっております。昨年度は、「策定とその推進」ということでございましたが、もう策定されましたので「推進」と変えております。
 以下、字句の整理は省略いたしまして、主な要点、特徴点のみご説明いたします。
 6ページをごらんいただきたいと思います。大きな項目の第2、「事業計画」でございます。左の18年度の案をごらんいただきたいと思います。1の学校教育のところでは、「三鷹市教育ビジョンの策定に向けての提言」最終まとめが平成18年2月に提出を受けておりますので、これをもとにしまして、教育委員会としての教育ビジョンを策定するということでございます。この関係は、(1)の教育指導のイの(ア)のところも同様でございます。以下、字句整理でございます。
 次に、7ページをごらんいただきたいと思います。(ウ)の「児童・生徒の健全育成の推進」の項で、ここで大きなタイトルを三つ掲げております。
 まず、aとしまして、「心の教育と教育相談体制の充実」でございます。ここでは、特別支援教育の推進をにらみまして整理をおりますが、(g)をごらんいただきたいと思います。「総合教育相談窓口の新設による教育相談関係や外部専門機関等と連携した支援の推進」ということで、今年度、取り組みます総合教育相談窓口との関係を述べております。
 それから、bの「食育の推進」ですが、平成17年7月に食育基本法が施行されております。この法を受けまして、食育の推進に取り組むということと、モデル校での給食を通した食育推進の研究活動を行うとしております。モデル校として、南浦小学校を予定しております。
 それから、cの「中学校の部活動の推進」ですが、これが議会の中でも大きく取り上げられて、部活動の推進ということで求められております。そこで、三鷹市立中学校部活動検討委員会を中心にして、今後の部活動の方向性を定めていくための検討をしようということでございます。この中での取り組みとしまして、新たに、(c)の小・中一貫教育校において、小・中兼務職員による部活動の推進を入れております。
 それから、8ページをごらんいただきたいと思います。8ページでは、下から4行目のところにありますが、「学校自律経営支援予算」の制度を今年度から取り組むこととしておりまして、約3,200万円の予算規模で、各学校の自主的、主体的な学習活動への取り組みの充実に、この予算を配当していこうということでございます。
 それから、9ページをごらんいただきたいと思います。dの「国際理解教育の推進」の項ですが、小・中一貫教育校の中で、小学校からの英語活動ということで取り組むわけでございまして、教員の指導力の一層の向上を図るとしております。
 それから、(h)のところでは、「中学生海外派遣事業の実施」ということで、今年度も、ニュージーランドへの派遣を予定しております。これは、たまたま昨年、項目として表示がなかったもので失礼いたしましたが、今年度は明確に入れております。
 それから、eの情報教育のところでは、情報モラル教育の一層の充実とともに、今年度、(b)ですが、地上デジタル放送の教育活動における有効活用に取り組んでまいります。
 fの「郷土教育の充実」では、小・中一貫教育との関係で、「地域(三鷹)学習」のカリキュラム作成を行います。
 それから、10ページをごらんいただきたいと思います。hの「生き方教育としての進路指導の推進」の項では、(a)にあります、中学校における3日間の職場体験ということで、3日間という、今までよりも、さらに充実した職場体験に取り組むということにしております。
 それから、iの「心身障がい教育の充実」では、下線のところにありますように、知的障がい学級の固定級を東台小学校で開設するということで、くすの木学級という名称で、もう既に開設されておりますが、あわせまして、今年度は、六中の情緒障がい学級、これは通級指導学級ですが、その19年度開設に向けての準備を進めてまいります。そのほか、小・中学校の知的障がい学級の固定級とか、小学校の情緒障がい学級、通級指導学級のさらなる増設についても検討してまいります。
 それから、(c)の個別指導計画の充実とあわせまして、個別の教育支援計画の作成にも取り組んでまいります。そして、(f)、(g)にありますように、仮称、三鷹市特別支援教育推進計画の策定や、各機関との連携システムの検討に入ってまいります。
 それから、11ページをごらんいただきたいと思います。jの「教育相談の充実」で、ここでも述べておりますが、総合教育相談窓口を設置して、学校、関係機関との連携を深めるということで、教育センターの業務から、学務課の業務ということで移行しております。具体的な内容は、後ほど学務課長のほうから、各課報告の中で説明させていただきます。ここでの特徴点は、(g)、(h)であります。教育相談員をはじめ、いろいろな、これまでの事業や制度を相互連携していくということと、関係機関との連携を推進していくということでございます。
 それから、nの「川上郷自然の村の利用者拡大と効率的運営」では、この18年4月から指定管理者制度に移行しておりまして、サービスの向上と経営努力を促しながら、利用者拡大につなげていくということと、施設改修につきましても、かなり老朽化しているところがございまして、その点の改修を計画的に進めていくこととしております。
 それから、12ページをごらんいただきたいと思います。(オ)の「小・中一貫教育の推進」ですが、4月5日に開園式を行いました「にしみたか学園」につきまして、18年度から実践及び検証を行うということでございます。また、他の中学校区においても、小・中一貫教育校に向けての取り組みをさらに推進していくこととしております。具体的な取り組みとしましては、aのところにありますように、小・中一貫カリキュラムとして、17年度に6教科・領域を作成しましたが、残る6教科等のカリキュラムの作成を行います。
 それから、bとしまして、学校運営連絡会でございますが、この機能をより充実した組織に改編するということと、この3校の学校運営連絡会の連絡調整機関としてのコミュニティ・スクール委員会を設置するということでございます。
 それから、cとしまして、この一貫教育のモデル校での実践を検証する組織を教育委員会に設置して、その成果、課題、改善方法を検討することとしております。
 それから、(カ)のhでございます。高い志と実践的指導力を持った教員を大学在学段階から養成するというシステムを、「三鷹ネットワーク大学」との連携によって構築していくということにしております。これから、若い教員が大量に採用される時代を迎えまして、三鷹市として、実践力を持った優秀な教員を確保していこうということで、取り組みを進めてまいりたいと考えています。
 それから、次の13ページですが、(キ)の「開かれた学校教育の推進」のところでは、やはり、ここもコミュニティ・スクールの関係ですが、今年3月に教育委員会で定めました、「三鷹市公立学校における学校運営協議会に関する規則」に基づいて、学校運営協議会の設置を推進してまいります。
 それから、bの「安全安心の学校づくり」では、全15校の小学校に、学校安全推進員、通称名、愛称名、スクールエンジェルスといたしまして、各1名を小学校に配置してまいります。そのほかの安全対策の取り組みとしまして、昨年度、市長部局で実施しました「地域安全マップシール」の活用とか、この2月から本格実施されました「安全安心メール」を配信するなどの取り組みをさらに進めていくということでございます。
 それから、教室へのインターホンの設置は、小学校8校、中学校1校ということで、小学校はこれですべての小学校が各教室へのインターホンの設置が完了いたします。
 そのほか、dの組織運営のマネジメントサイクルの実施ということで、計画、実施、点検、改善というPlan、Do、See、Checkというマネジメントサイクルを学校で採用していくということと、継続的かつ持続的な学校改善を推進するためのモニタリングシステムの導入を検討してまいります。
 次に、14ページをごらんいただきたいと思います。(2)の「教育環境」ですが、イの主要施策のところをごらんいただきたいと思います。aの校舎等の整備では、小学校では、耐震補強工事としまして、第五小学校と中原小学校を実施いたします。そのほか、天井扇の工事は、毎年度、実施してきておりますが、普通教室は終わりましたので、今年度から、特別教室の設置を計画的に進めてまいります。小学校、中学校、両方でございます。
 それから、中学校のほうは、先ほど申し上げました六中の情緒障がい学級の教室の改修工事がございます。
 それから、第二中学校の体育館の建替工事の設計を行います。19年度、工事に向けての設計を行ってまいります。
 15ページをごらんいただきたいと思います。(エ)の「学校給食の充実」ですが、bにありますように、食器改善事業でございます。平成6年度から進めて、ようやくここで、小学校4校を実施することによって、全22校の食器の改善が完了することとなります。
 それから、eのところにありますが、「三鷹市立小・中学校給食のあり方検討委員会」の報告書が18年2月に提出されております。これを受けまして、学校給食の質の充実とあわせて、自校方式による調理業務の効率化ということをねらいといたしまして、19年度の民間委託化に向けての実施方針を策定してまいります。
 それから、(オ)の第一小学校スーパーリニューアル整備事業ですが、16年度から3か年事業として、総額約10億円をかけてのリニューアル工事でございますが、本年度、第3期工事として、最終年度でございます。体育館の耐震補強工事、そして、北側校舎のトイレ改修、エレベーターの設置、備蓄倉庫の設置、グラウンドの改修などが予定されております。なお、校庭の芝生化も実施をいたします。グラウンド全体ということではなくて、グラウンドの周辺という形になりますが、約750平米ほどの芝生化を行います。ビオトープの設置も、この中に含まれております。
 それから、16ページをごらんいただきたいと思います。(カ)の「小・中学校アスベスト対策の実施」ということで、もう既に、露出されたアスベストについてはすべて除去済みでございます。なお、囲い込みといって、天井を張って飛散を防止している状態でのアスベストが設置されているところがございますので、その除去工事を計画的に実施してまいります。今年度は、第四小学校の除去工事を行う予定でございます。
 それから、(ク)の「私学助成等」でございますが、dのところにありますように、私立小・中学校児童生徒の保護者への助成ということで、これまで、年額8,000円を助成しておりましたのを、1,000円増額いたしまして、年額9,000円の助成とするということで充実をしております。これとの絡みもございまして、eのところにあります、市内の私立小・中・高校への施設整備費の補助を見直しまして、水道料金の補助のみといたしました。
 それから、(3)の教育センターですが、教育相談の業務を学務課のほうに移行しておりますことと、国際理解教育の開発事業の推進は、17年度で終了しているために削除しております。
 17ページをごらんいただきたいと思います。(カ)ですが、「教育用コンピュータ機器の整備と適正管理」ということで、今年度は、全小・中学校におきまして、コンピュータ室の老朽化したすべてのデスクトップ型パソコンとプリンターを交換するということでございます。学校を回っていきますと、もう古いデスクトップ型パソコンが故障して使えないとか、ソフトが古くて、スピードが遅くて使いものにならないという声をよく聞きましたが、ここでデスクトップ型のパソコンは、すべて交換をいたします。
 以上で、私のほうの説明を終わります。
 続きまして、山本部長から説明いたします。

「平成18年第4回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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