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令和7年度帯状疱疹任意予防接種一部費用助成について

作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課

公開日:2025年7月14日 最終更新日:2025年7月15日

令和7年度から帯状疱疹ワクチンが定期接種になったことに伴い、任意接種の一部費用助成事業については令和6年度をもって終了しましたが、定期接種対象外となる満50歳~64歳のかたへ接種機会を提供するため令和7年度に限り任意接種費用の助成を実施いたします。令和8年3月31日までの事業となりますので、接種を希望される方は、お早目の接種をご検討ください。

注意
任意接種は予防接種法に定められていない接種です。予防接種による効果や副反応等について、よく理解した上で接種をご検討ください。

【令和7年度】帯状疱疹任意接種一部費用助成を実施します

接種対象者

接種日時点で、三鷹市に住民登録のある50歳以上64のかた(定期接種の対象者は除く)

お知らせ等の発送について(予定)

対象年齢に該当するかたで、三鷹市で帯状疱疹ワクチンの接種記録の無いかたには、7月下旬頃にお知らせを送付いたします。

※6064歳のかたでヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有するかたは、定期接種の対象です。詳しくは、市へお問い合せください。

※過去に三鷹市の費用助成を受けて帯状疱疹の予防接種を完了しているかたは対象外です。

実施期間

令和7716日(水曜日)から令和8331日(火曜日)まで

※シングリックスを受ける場合は、計2回分の接種完了までに原則として2カ月を要しますので、期間に余裕をもって接種を進めてください。

※実施期間中に50歳を迎えるかたは、誕生日の前日から令和8331日までが実施期間となりますのでご了承ください。

【重要】
令和741日から令和7715日までに自費で帯状疱疹ワクチンを受けたかたは、令和8331日までに申請いただくことで一部費用の償還払い(払戻し)ができる場合があります。詳しくは、ページ下部に記載の償還払いの申請方法をご確認ください。

接種場所

三鷹市の協力医療機関(本ページ下部のPDFをご確認ください)

ワクチンの種類、自己負担額など

使用するワクチンは2種類でいずれか一方のワクチンで接種が受けられます。接種費用、接種回数などがそれぞれ異なりますので、事前に内容をよく確認をしてから接種を受けてください。

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)
自己負担額 1回あたり4,500円(1回で完了)※生活保護受給世帯等は無料
(全額自費の場合、1回あたり9,000円前後)
組換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」)
自己負担額 1回あたり11,000円(2回で完了)※生活保護受給世帯等は無料
(全額自費の場合、1回あたり22,000円前後)
接種方法など
ワクチンの種類 接種回数(接種方法) 接種スケジュール 接種できないかた 接種に注意が必要なかた
生ワクチン 1回(皮下に接種) 病気や治療によって、免疫が低下しているかたは接種出来ません。 輸血やガンマグロブリンの注射を受けたかたは治療後3カ月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けたかたは治療後6カ月以上置いて接種してください。
組換えワクチン 2回(筋肉内に接種) 通常、2カ月以上の間隔を置いて2回接種
※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性があるかた等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1カ月まで短縮できます。
免疫の状態に関わらず接種可能です。 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されているかたは注意が必要です。
ワクチンの効果
ワクチンの種類 接種後1年時点 接種後5年時点 接種後10年時点
生ワクチン 6割程度の予防効果 4割程度の予防効果
組換えワクチン 9割以上の予防効果 9割程度の予防効果 7割程度の予防効果

参照元:厚生労働省ホームページ(帯状疱疹ワクチン)(外部リンク)より加工

※2種類のうち、いずれか一方のワクチンで助成が受けられます。

※対象者のうち、生活保護受給世帯等のかたは、事前に市生活福祉課で保護証明書等の交付を受け、三鷹市の協力医療機関に持参することにより、無料で接種できます。

その他の詳しい情報は、ページ下部に添付する「帯状疱疹と予防接種の説明」をご確認ください。

副反応など

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

ワクチン別の副反応(*:ワクチンを接種した部位の症状)
主な副反応の発現割合 生ワクチン 組換えワクチン
70%以上 疼痛*
30%以上 発赤* 発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上 熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結*、そう痒感* 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

※各社の添付文書より厚生労働省において作成

注意
接種を受けたあとは、体調に変化がないか十分に注意してください。接種後30分程度は安静にし、様子を見るようにしてください。

任意接種による健康被害救済制度について

予防接種によって引き起こされた副反応により、入院治療を必要とする程度の健康被害や、生活に支障がでるような障がいを残すなどの健康被害が生じた場合には、その程度により独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する「医薬品副作用被害救済制度」により治療費等一定の補償が受けられる場合があります(予防接種法による救済制度とは異なります)。

ワクチンは、まれに重篤な副作用を引き起こすことがあります。リスクを完全には排除できないことをご理解いただいたうえで接種を受けてください。

医薬品副作用被害救済制度について
詳しくは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページご覧ください。

三鷹市協力医療機関以外で予防接種を受けた場合

三鷹市外の施設にご入所中のかたや、三鷹市協力医療機関以外の医療機関がかかりつけのかたは、医療機関に全額自費で接種費用を支払って接種してから、償還払い(払戻し)の申請をしていただき、金融機関口座振込の方法で、助成を受けることができます。ページ下部に記載の償還払い(払戻し)の申請方法をご確認ください。

組換えワクチンの1・2回目における接種間隔について
接種間隔を満たしていない場合、2回目の接種分については償還払いの対象外となりますので、ご注意ください。

シングリックス2回目を自費で受けた65歳以上のかた

令和7年3月31日までにシングリックス1回目の接種を終えているかたのうち、令和7年度の定期接種に該当しない接種日当日満65歳以上のかたで、令和8年3月31日までにシングリックス2回目を自費で受けたかたは、令和8年3月31日までに申請いただくことで一部費用の償還払い(払戻し)ができる場合があります。詳しくは、下記の償還払い(払戻し)の申請方法をご確認ください

償還払い(払戻し)の申請方法

償還払いを受けるには条件があります。事前にページ下部に添付している「令和7年度帯状疱疹ワクチン任意接種償還払いのご案内」をよく読んでから接種及び申請をしてください。

接種後は次の必要書類などをご用意のうえ、健康推進課予防接種係までご郵送いただくか、予防接種係の窓口へ直接ご持参ください(市役所本庁舎ではなく、元気創造プラザの2階に所在しています)。

※3~5及び8は写しをご提出ください。

  1. 申請書兼請求書(所定の様式は本ページ下部からダウンロードいただけます。郵送をご希望のかたは、健康推進課予防接種係(0422-24-8050)までお電話ください。郵送いたします)
    ※申請書裏面にも記入欄があるほか、表面上段に押印箇所があります。
  2. 接種費用の支払いを確認できる書類(領収書及び明細書、支払い証明書など)
  3. 予防接種を受けたことが確認できる書類(予診票、接種済証など)
  4. 申請者(申請者と接種を受けたかたが異なる場合は双方)の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
  5. 振込希望先金融機関・口座番号が確認できる書類(通帳、キャッシュカードなど)
  6. 印鑑(シャチハタは不可。ご郵送の場合は、1の申請書類に1か所押印のうえご提出ください)
  7. 生活保護受給証明書・中国残留邦人等支援給付受給証明書(該当者のみ)
  8. 登記事項証明書(後見人等の方が申請する場合のみ)
注意事項
  • 令和8331日までの接種が対象です。
  • 今年度限りの事業のため、申請期限は令和8331日です。
  • 領収書は原則、原本をご提出ください。原本の返却を希望する場合は、一度原本を市にご提出いただき、市で確認した後、「償還払い受付済」のスタンプを押印したうえでお返しします。ご郵送で申請されるかたが領収書原本の返却を希望する場合は、原本をお返しいたしますので、申請書の郵送時に110円切手を貼付した返信用封筒を同封してください。
  • 領収書には、接種を受けた人の氏名、接種ワクチン名、支払額(ワクチン単価)、発行年月日、医療機関の住所、名称、領収印が確認できることが必要です。
  • 原則、接種を受けたご本人以外の口座へのお振込みはできません。

申請から希望先金融機関の口座に助成金が振り込まれるまでには、1~2カ月程度かかります。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右のどちらかに帯状に広がる皮膚の疾患です。発症は50歳以上に多く、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

原因は、子どもの頃にかかった水痘(水ぼうそう)ウイルスです。このウイルスは一度かかると生涯にわたって潜伏感染しますが、加齢やストレスなどの免疫力低下によって、そのウイルスが再活性化して発症します。

症状は痛みを伴うことが多く、3~4週間ほど続きます。また皮膚の症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長期にわたる痛みが続くことがあります。この症状には根本的な治療法がなく、何カ月、ときには何年も強い痛みが残ってしまうことがあります。50歳以上では、帯状疱疹を発症した約2割が、この帯状疱疹後神経痛に移行してしまうと言われています。

このページの作成・発信部署

健康福祉部 健康推進課 予防接種係
〒181-0004 東京都三鷹市新川六丁目37番1号
電話:0422-24-8050 
ファクス:0422-46-4827

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