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小学生向け人権啓発パンフレット

作成・発信部署:企画部 企画経営課

公開日:2025年3月28日 最終更新日:2025年3月31日

小学生向け人権啓発パンフレットができました

 三鷹市では、令和6(2024)年4月1日に、一人ひとりの人権が尊重され、誰もが暮らしやすいまちを実現することを目的として「人権を尊重するまち三鷹条例」を制定し、施行しました。条例の大切な部分をわかりやすく説明した、小学生にもわかりやすいパンフレットを作成しました。
 詳しくは、ページ下部の「添付ファイル」からご覧ください。

みんなが大切にされるまち三鷹-自分もみんなもしあわせになれるまちを作ろう

 みなさんは人権ということばを聞いたことがありますか?
人権とは、みんなが生まれたときからもっている、自分らしく、しあわせに生きるための大切な権利のことです。

 令和 6(2024)年 4 月に、三鷹市は『人権を大切にするまち』になるために、まちのみんながまもるべき大切なルール(人権を尊重するまち三鷹条例)を作り、みんなが暮らしやすいまちを目ざしています。

人権ってなあに?

 人権とは、みんながしあわせに、自分らしく生きるためにある、とても大切な権利です。権利とは、自由に行動したり、自分をまもるためにあるルールのことです。
 人権は、生まれたときから だれにでも あるものです。生まれた国や話すことば、年れい、体のちがいなどにかんけいなく、みんなに人権があります。

たとえば、こんな人権があります

  • 学ぶ権利
    みんなが学びたいことを学べる。
  • 自分の気もちを大切にしてもらう権利
    自分の考えを言ったり、気もちをつたえたりすることができる。
  • あんぜんにくらす権利
    あぶないことからまもられる。
  • 仲よくなる権利
    みんなひとりひとりちがうけど、楽しくすごすことができる。

こんなときどうする?(コラム)

 三鷹市に引っこしてきたばかりの友だちがいます。その子は、ほかの国から来たので日本語をりかいしたり、話したりすることが少しむずかしいようです。でも、その子にも、たのしく学校で勉強する権利や仲よくなる権利があります。みんながその子に「こんにちは!」と声をかけたり、わからないことを教えたりすることで、その友だちは安心してすごすことができます。

世界共通のルール 「世界人権宣言」

 1948 年、世界の国があつまって、「だれもがみんなびょうどうに、自由に、おなじ権利をもっている」ということを決めた大切なやくそくができました。それが「世界人権宣言」です。ここには、おなかいっぱいごはんを食べる権利、学校で勉強する権利、はたらく権利や元気に生活する権利など、生きていくために大切なたくさんの権利が書かれています。そして、これらの権利は大切にまもられなければいけません。それは、世界中の人々がやくそくした、とても大切なルールです。

三鷹市の取り組み

 三鷹市では「人権を大切にするまち」になるためのルール(条例)を作り、「だれもが自分らしく生きられるまち」を目ざしています。そのために、みんながもつそれぞれのちがいを大切にしたいと思っています。
 たとえば、すきなことやとくいなこと、せいべつや生まれた国など…人それぞれちがいますよね?そのちがいがあるからこそ、いっしょに学んだり、あそんだりすることが楽しくなると思いませんか?だから、だれかをいじめたり、なかまはずれにしたりするのはダメなこと。せいべつ、生まれた国、すきなこと、すきになる人、せいかく…など、そのちがいをみとめることが大切です。

 みんなが楽しくすごせるために、つぎのことに気をつけましょう。家の中でも、学校でも、遊び場でも、オンラインや SNS 上でもおなじ。みんなが楽しくいられるための、やくそくです。

まもりたいやくそくごと(人権を尊重するまち三鷹条例 第4条 権利侵害等の禁止より)

  1. だれかをなかまはずれにしたり、いじめたりしない
  2. ほかの人がいやがることをしない
  3. 友だちがひみつにしていることをかってにほかの人に言わない
  4. 友だちがひみつにしていることをむりやり言わせようとしない
  5. 自分自身のひみつやなやみをうちあけたいと思っている友だちがいたら、聞いてあげよう
  6. けがをさせたり、心をきずつけるようなことをしない

 みんなで楽しくすごすためには、自分たちの行動ひとつひとつが大切です。みんながみんなを大切にすることで「一人ひとりの人権がまもられるまち」が作られます。みんなのちがいを大切にして、だれもが自分らしく生きられる三鷹市を作りましょう!

こまったときはひとりでがまんしないでだれかに話してみよう 

 もし、自分の心がきずついてかなしかったり、こまったことがあったら、がまん
しないで、だれかに話してみましょう。

お話しできる人や場所

学校の先生や家ぞく

まずは先生や家ぞくに話してみましょう。

こどもそうだん室 こどもの人権110番(法務省)

学校のそうだん室で、カウンセラーに話しを聞いてもらえます。

こどもの人権110番(法務省)

時間:月曜日から金曜日、午前8時30分から午後5時15分まで(祝日、年末年始は休み)
電話:0120-007-110

三鷹しやくしょでもお話を聞いてもらえます(ひみつはまもります!)

人権そうだん

時間:月曜日から金曜日、午前8時 30 分から午後5時 15 分まで(祝日、年末年始は休み)
電話:0422-29-9032
※ しやくしょの人がお話を聞いて、いっしょに考えます。ほうりつのせんもんかがお話を聞くこともあります。

人権ようご委員による人権・身の上そうだん

時間:毎月第3水曜日午後1時 30 分から4時 30 分まで(祝日は休み)受付は3時 30 分まで
場所:三鷹市野崎 1-1-1 三鷹市役所2階 そうだん・じょうほうか
※ よやくはいりません。この時間に来てください

三鷹市子ども家庭支援センターりぼん

時間:月曜日から金曜日、午前8時 30 分から午後5時まで(祝日、年末年始は休み)
場所:三鷹市下連雀 9-11-7 教育センター 2 階
電話:0422-40-5925
※ 家ぞくのこと、自分のことなど、こまっていることを聞いてもらえます。

 みんなが人権を大切にすれば、三鷹市はもっとすてきなまちになります。わからないことやこまったことがあったら、だれかに話してみてくださいね。みんなでやさしいまちを作っていきましょう!

添付ファイル

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe社のホームページ(外部リンク)から無料でダウンロードすることができます。

このページの作成・発信部署

企画部 企画経営課 平和・人権・国際化推進係
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9032 
ファクス:0422-29-9279

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