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三鷹エコミュージアム研究『みぃむ』
作成・発信部署:スポーツと文化部 生涯学習課
公開日:2020年7月1日 最終更新日:2020年7月1日
市内のエコミュージアム活動や研究を楽しく伝えます
『みぃむ』は、これまでに三鷹で行われているエコミュージアムの活動や研究、市内の文化財に関する新しい情報など、地域のディープな話題を満載した楽しい情報誌です。
三鷹という土地が現在の姿になった歴史的背景や、なぜ、どのように移り変わっていったかを明らかにし、新たなエコミュージアムのコミュニケーションツールになることを目指して、年1回程度の頻度で発行してます。
既刊一覧
創刊準備号
創刊に当たり、「三鷹型エコミュージアム」や『みぃむ』の作成方針をお伝えするとともに、「特集 井の頭恩賜公園100周年」のほか、三鷹市のエコミュージアム事業の取り組みや地域に伝わる古文書の解説、古老への聞き取りなど、地域の話題をお届けしています。
また、公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団が主催した「エコミュージアム・レポーター養成講座」を受講した有志が、現在整備工事を進めている「大沢の里古民家(仮称)」を毎月取材し、文化財の保存技術や建築技法などを分かりやすく紹介した記事も見所のひとつです。
創刊特別号
「特集 大沢の里古民家」のほか、桜名所”井の頭”の誕生と三鷹、三鷹市のエコミュージアム事業の取り組みや、地域に伝わる古文書の解説、古老への聞き取りなどを掲載しています。
特に昨年11月に一般公開を開始した、ワサビ栽培と昔のくらしを今に伝える「大沢の里古民家」の魅力や、そこで行われている事業を詳しく紹介しています。記事の作成は市民ライターも担当し、また、市民のエコミュージアム活動へのインタビュー記事も多く掲載しています。
第2号 最新号!
「特集 三鷹まるごと博物館を歩く」のほか、農耕生活に関わる年中行事と郷土食、曲亭馬琴と牟礼村の人々、近藤勇の書簡の紹介、三鷹市のエコミュージアムへの取り組みなどを掲載しています。
特に昨年11月24日に実施された「縄文から令和へ―“わが町”人の話を聞いて歩こう」の特集記事では、新川地区と中原地区の歴史や文化、自然といった魅力的な見どころを詳しく紹介しています。また、中原地区に伝わる郷土食の作り方の紹介記事は一見の価値があります。
入手・閲覧方法
下記配布場所で無料配布しています。部数に限りがありますので、ご了承ください。
また、みたかe-bookポータル(外部リンク)からもご覧いただけます。
配布場所
- 生涯学習課(野崎一丁目1番1号 第二庁舎2階)
- 相談・情報課(野崎一丁目1番1号 本庁舎2階)
- 生涯学習センター(外部リンク)(新川六丁目37番1号)
- 市立図書館(外部リンク)(本館・各分館)
- 各コミュニティ・センター
- みたか観光案内所(外部リンク)(下連雀三丁目24番3-101号)
What's『みぃむ』?
みたかエコミュージアムまたは、Mitaka Eco Museum Excursionを略して「みぃむ(MEME)」。
生物学者のリチャード・ドーキンス氏は、かつて著書『利己的な遺伝子』の中で、ヒトの文化における社会的に共有される情報(社会的な遺伝子)のことを「MEME(ミーム)」と名づけました。
三鷹という地域を作り、受け継いでいる文化や歴史を研究し、未来につなげる思いを込めた「エコミュージアム情報誌」です。
三鷹型エコミュージアムとは?
エコロジー(生態学)とミュージアム(博物館)を合わせた造語です。私たちの生活は、広い意味での環境に依存し、また環境に働きかけ、環境との関係の中で成立しています。ここでの環境とは生物学的な環境だけでなく、地理的環境や歴史的環境、文化的な関わりを含む環境を含んでいます。
住む場所の違いによって、食べ物が違い、食べ物を採る道具が違い、風土や生活のサイクルが違い、ひいては語り伝えられる民話や民謡までが異なるように、文化とは一連の連鎖の中にあると考えることができます。そして文化は、その土地土地の環境に密着して生まれるものということができます。
三鷹という土地が、現在の姿になった歴史的背景と、なぜ、どのように移り変わっていったかを明らかにし、また子どもたちに伝えることで、未来のまちづくりにも役立てようとするのが、三鷹型エコミュージアムの考えかたです。
このページの作成・発信部署
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
電話:0422-29-9862
ファクス:0422-29-9040