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たばこの健康への影響について
作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課
公開日:2021年8月25日 最終更新日:2021年8月25日
たばこの健康への影響について
喫煙は、がんや循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など、さまざまな生活習慣病のリスクになります。
たばこの煙に含まれる化学物質は4,000種類以上と言われ、周りの人にも悪影響を及ぼします。
たばこの煙に含まれる有害物質
タール
様々な有害物質が混ざり合ったものの総称。含まれる「発がん物質」は数十種類。細胞内のDNAに損傷を与え、細胞をがん化させる物質も含まれています。低タールのたばこでも、発がんの危険性はあまり変わりません。
ニコチン
血管を縮めるため血液の流れが悪くなります。また、依存性があるので、喫煙の習慣をやめたくてもやめられなくなります。
一酸化炭素
赤血球に結びつき、酸素の運搬を妨げます。全身の細胞を酸欠状態にします。
微細粒子
刺激により、咳やたんを引き起こします。
自分が吸っていなくてもこんな影響が
受動喫煙
喫煙者の近くにいる人は、たばこの煙を吸い込むことになります。これを「受動喫煙といい、吸わない人にも有害物質による悪影響を与えます。「受動喫煙」によって、虚血性心疾患や肺がんのリスクが高まることがわかっています。
「東京都受動喫煙防止条例」(外部リンク)が制定されました。
東京都では、都民の健康増進の観点から、また、オリンピック・パラリンピックのホストシティとして、受動喫煙防止対策をより一層推進していくため、「東京都受動喫煙防止条例」を定めました。
妊娠中の女性の喫煙・受動喫煙、乳幼児の受動喫煙
妊娠中の女性の喫煙・受動喫煙は、早産や死産、低出生体重児などの誘因にもなります。また、授乳中の女性がたばこの煙を吸うと、母乳中にニコチンが混じり、乳児がニコチンを取り入れることにもつながります。
「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」(外部リンク)が施行されました。
子どもの生命及び健康を受動喫煙の悪影響から保護するための環境整備に関する事項を定めています。受動喫煙による健康への悪影響に関する理解を深めるとともに、いかなる場所においても子どもに受動喫煙させることのないよう努めるなど、都民の責務に関する規定を設けています。
たばこをやめたい方へ
たばこをやめられないのは、意思の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。ニコチン依存症は治療が必要な病気です。「禁煙外来」では、自分にあった治療のアドバイスを受けられ、治療薬を処方してもらえるので、禁煙の成功率が高まります。
禁煙外来相談の目安
通院:5回
期間:12週間
自己負担費用:2万円程度(保険適用3割負担の方の場合)
(三鷹市の禁煙外来医療機関については、添付ファイル参照)
禁煙やたばこの健康への影響に関する情報
添付ファイル
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