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たばこの健康への影響について
作成・発信部署:健康福祉部 健康推進課
公開日:2024年1月17日 最終更新日:2024年1月17日
たばこの健康への影響について
喫煙は、がんや循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など、さまざまな病気と関係しています。それらの病気は、最も予防が可能な病気でもあります。
そして、たばこの煙に含まれる化学物質は7,000種類以上と言われ、喫煙者だけでなく周りの人にも悪影響を及ぼします。
たばこの煙に含まれる有害物質
- タール
フィルターに茶色く付着するヤニ。混ざり合った有害物質の総称です。含まれる「発がん物質」は数十種類。細胞内のDNAに損傷を与え、細胞をがん化させる物質も含まれています。低タールのたばこでも、発がんの危険性はあまり変わりません。
- ニコチン
依存性があり、喫煙の習慣をやめられなくしている原因物質です。喫煙により速やかに肺から吸収されて全身を巡り、血管を収縮させて血液の流れを悪くします。
- 一酸化炭素
酸素を運ぶヘモグロビンに強力に結びついて(酸素の約200倍)、酸素の運搬を妨げ、全身の細胞を酸欠状態にします。
- 微細粒子
刺激により、咳やたんを引き起こします。
自分が吸っていなくてもこんな影響が
- 受動喫煙
自分は喫煙していなくても、たばこの煙や吐き出された煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」といいます。タバコの先から立ち上る「副流煙」には、喫煙者が直接吸い込む「主流煙」よりも多くの有害物質が含まれており、「受動喫煙」によって、虚血性心疾患や肺がんのリスクが高まることがわかっています。
「東京都受動喫煙防止条例」(外部リンク)が制定されました。
東京都では、都民の健康増進の観点から、受動喫煙防止対策をより一層推進していくため、「東京都受動喫煙防止条例」を定めました。
- 妊娠中の女性の喫煙・受動喫煙、乳幼児の受動喫煙
妊娠中の女性の喫煙・受動喫煙は、早産や死産、低出生体重児、SIDS(乳幼児突然死症候群)などの誘因にもなります。また、授乳中の女性がたばこの煙を吸うと、母乳中にニコチンが混じり、乳児に不機嫌、不眠、嘔吐、下痢などの急性ニコチン中毒の症状が出ることがあります。
「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」(外部リンク)が施行されました。
受動喫煙の悪影響から子どもの生命及び健康を保護するため、環境整備に関する事項を定めています。受動喫煙による健康への悪影響に関する理解を深めるとともに、いかなる場所においても子どもに受動喫煙させることのないよう努めるなど、都民の責務に関する規定を設けています。
たばこをやめたい方へ
たばこをやめられないのは、意思の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。ニコチン依存症は治療が必要な病気です。まずは、お電話で医療機関にご相談ください。
※令和5年4月1日現在、市内医療機関では経口治療薬の処方は行っておりません。
(三鷹市の禁煙外来医療機関については、添付ファイル参照)
禁煙やたばこの健康への影響に関する情報
- 妊婦の喫煙防止
「大切な新しい家族のために みんなで始める禁煙講座」(外部リンク)
- 禁煙したい方へ
添付ファイル
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