ここから本文です

平成25年第4回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2013年9月13日 最終更新日:2013年9月17日

平成25年第4回教育委員会定例会会議録

日程第1 議案第15号 平成25年度事業計画の承認について

貝ノ瀬委員長

 以上で提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
以前に基本方針については確認されていますので、四角で囲った事業計画の一部が昨年と変更になっているということで、今、一定の理由と、その箇所が説明された、こういうわけですね。

河野委員

 8ページ目、6の事業計画の中で、「保護者の就学に対する不安を解消するための講演会の実施」については、去年実施されたということで、ことしは削除されたというご説明だったのですけれども、ことしは事業計画には載っていないけれども、同じような講演会は実施されるという趣旨なのでしょうか。

山口教育部長

 講演会自体を取りやめるという内容でございます。ここで実施をしていた講演会の内容が、保護者向けの就学説明会と内容的にはほとんど同じものでありました。極力、保護者の皆さんの不安を軽減するといいますか、解消するという趣旨で講演会をやっていたのですが、この下に「保護者のためのガイドブック」についての記載がございますが、こちらが完成しまして、事前に保護者の皆さんにお配りして、疑問点についても、これをごらんいただくことによって一定程度解消できています。また、説明会で同様のお話ができていますので、事業の見直しの中で、今回についてはこの講演会自体を実施しないことにさせていただいているということです。

河野委員

 講演会にかわる対応はされているという趣旨ですね。わかりました。
 それから、9ページの昨年度の上から5行目ですけど、「学校が本来業務に集中するための危機管理等を支援する仕組みの検討」というのが、これは「教師力養成講座の中に位置づけたことによる削除」と書いてあるのですけど、これはどこにどういうふうに位置づけたのか、よくわからなかったので、ご説明していただけますか。

川崎指導課長

 教師力養成講座のプログラムの中に、教員は危機管理をどのように図ったらよいのか、また、地域の方とどのように危機管理を組んだらよいのかという内容の講座を入れたということでございます。

河野委員

 ここに書いてある「学校が本来業務に集中するための危機管理等」というのが、そもそも何を意味するのかということがよくわからないのと、これが教師力養成講座の中に位置づけられたということであれば、この事業計画のどこの部分にどういうふうに位置づけられたのか、それともそれは削除されたということなのかがよくわからなかったのです。

高部教育長

 24年度に実際行われたのは研修レベルなのですか。仕組みと書いてあるけど、実際は、事故が起きたときの様々な校内対応とか、関係機関との連携とか、そういった中身を教師力養成講座という研修の中に入れ込んだという趣旨でいいのですか。

宮城指導課統括指導主事

 24年度の場合には、副校長と若手教員の研修の中でリスクマネジメントの講座を開いております。それが、24年度の事業計画の「危機管理等を支援する仕組みの検討」というところに当たります。

貝ノ瀬委員長

 要するに、教師力養成講座と、ほかの研修会もそうですけど、危機管理とかリスクマネジメントというような講座を設定しているので、その中でこの危機管理等の考え方を整理するような、そういうことにかえられるということで、そこを削除したということですね。

河野委員

 管理職の方について、リスク管理マネジメントをされるということは当然必要なことだと思うのですけれども、教師力養成講座というのは、私の理解だと、ベテランではない方を対象としているのかなと思うものですから、そういう点で、リスク管理マネジメントというのは、本来、校長とか副校長というような管理職の方が意識を持たれることではないかと思うので、それは教師力養成講座の中に位置づけたことで削除されるというのは、ちょっとよくわからなかったのですね。

貝ノ瀬委員長

 いい指摘だと思います。

川崎指導課長

 この新旧対照表は間違いですね。教師力養成講座ではなくて、教師力錬成講座というものがございます。それは、管理職とか管理職候補を対象とした、要するにスクールリーダーを育てるためのものです。ご無礼いたしました。

河野委員

 そういうことなのですね。それだったら了解しました。
 それと、23ページの5なのですけれども、例えば[3]の「民間体育施設の活用」というのは意味はよくわかるのですけれども、[4]の「武蔵野の森総合スポーツ施設や井の頭恩賜公園スポーツ施設との連携」というだけでは、意味がよくわからないというか、もう少し言葉が必要なのじゃないかなと思うのですけど、何をどういうふうに連携するのでしょうか。

貝ノ瀬委員長

 これは施設を活用させてもらうということなのでしょう。ですから、それがもう少しわかるような表現がいいのではないかというご指摘ですね。

河野委員

 それでは、[3]と同じように「活用」ということでも足りるのであれば、「武蔵野の森総合スポーツ施設や井の頭恩賜公園スポーツ施設の活用」とするのはいかがでしょうか。

高部教育長

 これは「東京都」という主体が書いてないですね。しかも井の頭恩賜公園の西園地域はこれからつくるわけでしょう。だから、そういったことを見越しながら、地元である三鷹市が活用できるように、調整をしていきますよという趣旨ですが、省略されているので、確かにわかりにくいですね。

貝ノ瀬委員長

 この所有者は東京都だから、これを活用するというのは、三鷹市が勝手にできるわけではないから。

河野委員

 そういう意味なのですね。勝手に活用することができないから。

貝ノ瀬委員長

 だから、連携して活用させていただくという、そういうことですよね。

高階生涯学習担当部長

 はい。

貝ノ瀬委員長

 ほかにどうですか。

岡委員

 先ほど河野委員からご質問があった、9ページの危機管理のところです。いま一つ私は腑に落ちないというか、納得できていないのですが、危機管理という、安全な学校というのは、今、保護者から大変求められているところですので、この事業計画の中で危機管理という部分が教師力錬成講座のほうに行きますということで、先生たちへの危機管理教育が抜けてしまうというのは、よろしいのでしょうか。もうちょっと先生たちの危機管理に対する意識を持っていただくというところで、そういう言葉が抜けるということでいいのかなと、一つ納得できないところです。

山口教育部長

 ここに位置づけていた内容については、そういう取り扱いなのですけれども、次の目標4で「安全で快適な、充実した教育環境を整えます」という目標がありまして、そこの下に「子どもの安全・安心の確保」という最重点施策がありますけれども、この中の事業計画で、今おっしゃったような、災害時の危機管理といった内容については、このところで記述をしているということでございます。

岡委員

 災害時について、防災教育というのは随分強化されてきているイメージがありますけど、不審者対応ですとか、そういうものについて、子どもたちが自分たちで自分の身を守りましょうという教育も重要ですけれども、学校を安全な場にしますといって、先生たちに対する教育というところを出していただきたいなと思ったのですが。

山口教育部長

 意味合いとして環境整備ということですから、そこの部分を含めて危機管理全般のところをここで記述していくということになりますので、具体的な事業内容については、そういったご趣旨も含めて、内容的には取り込んでいると思いますが、記述の部分について、もし必要があれば、書き加えさせていただきたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 今のご指摘は盛り込んだほうがいいのではないかと思いますね。こちら事務局のほうで仕上げたので、それを何とかして説明してご理解いただきたいというのはわかるけど、今聞いた話の中身でも、リスクマネジメントについてはもう少し強調されてもいいかもしれませんね。ですから、何らかの形でそれがあらわれるようにしてもらったほうがいいかもしれない。ただ安全・安心ということで一般論として流れないようにね。ちょっとその辺は工夫してもらうことですね。

山口教育部長

 わかりました。

角田委員

 ちょっと細かいところで質問ですが、5ページの2が「知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実」という事業計画があります。事業計画の[2]の「豊かな心の育成」の中の2点目ですが、今まで「道徳の時間」だったところに、「年間指導計画に基づいた」という文言が加わっていますが、これは今まではそれに基づいていなかったのか、どうして殊さらこういうふうになったのか、教えていただけますか。

山口教育部長

 「道徳の時間」というだけの書き方だと、そういうことが読み取れなかったので、あえてここで「年間指導計画に基づいた」ということで強調させていただいているという、そういうことでございます。

角田委員

 わかりました。

貝ノ瀬委員長

 でも、角田委員がおっしゃったふうにも読み取れますよね。

角田委員

 対比すると、そうかもしれないというところがあるかもしれません。

貝ノ瀬委員長

 対比すると、確かにね。ほかにいかがですか。

岡委員

 3ページのところですけれども、昨年度、三鷹コミュニティ・スクール推進会議ができましたが、基本方針の検討のときにも申し上げたかと思いますけれども、教育委員会内部とか先生方だけではなく、推進会議というのは地域とか保護者の皆さんがかかわることですので、私たちだけではなく、コミュニティ・スクールの皆さんにもこういうことをやっていますということをお知らせいただくようにお願いします。

山口教育部長

 わかりました。

貝ノ瀬委員長

 その辺はよろしくお願いします。ほかの点でいかがですか。
 ないようでしたら、私のほうから3点ばかり。これは文言を修正とかいうようなことではなくても結構ですが、ご留意していただいて具体的に進めてもらえればと思います。1点目ですが、東京都教育委員会のほうでは、これは都立学校向けですけれども、3種類といったら言い過ぎですけど、3段階の発展的な目標とか、基礎的な目標とか、そういうような到達目標を定めています。扱いによってはちょっと問題化することはあり得るのですけれども、上手に到達目標を使えば、学習指導要領のような、ああいう漠然とした目標で学習指導を行うということを超えて、具体的に、例えば掛け算なら何年生はどことどこができるとか、漢字ならば幾つ、どういう漢字を何年生にできるんだとかいうようなことが、ある程度はっきりわかっているほうが、先生も指導しやすいし、評価もしやすいし、子どもも目安がはっきりするし、家庭でも親も指導しやすくなります。いいことずくめなので、今までこれがなかなかされてこなかったというのは本当に残念なことですけど、そういう機運が出てきましたし、江東区のほうでも具体的にこれが始まっていますので、ぜひ三鷹のほうもそういうことを参考にして、到達目標を学習指導にどう生かしていくかということについて、研究というよりも、できれば年度末ぐらいまでに一定のめどをつけて、うちはこんなふうに受けとめて、こんなふうにしたいというようなことが教育委員会で報告されるとありがたいと思います
 2点目ですが、ICTの活用についてですけれども、これは以前から言われていますけど、パソコンやモバイル端末を1人1台とかいうようなことになって、とにかく金をかければ済むような風潮がありますけれども、実際にはそれをどういうふうに使うのかということですよね。先生がそれをどういうふうに活用して子どもたちの理解を助けるかという具体的な学習の展開について、これは別に三鷹がそうということだけじゃなくて、全国的な問題なんですよ。
 業者は、とにかく入れたい、入れたいで、そして一定の期間が来たら更新だ、更新だという話ですけど、学校の現場でそれを具体的にどういうふうに活用するのかという、そういうロールモデルみたいな、そういう授業を、こんなふうにするとうまく使えますよというようなのが示されると、ほかの先生もわかりやすいんじゃないかと思うのですが、そういったことについても少しご留意いただいて、力を入れてもらう必要があるというふうに思います。
 あと、もう1つは、これは新藤課長のところだと思うけど、ホームページ、これが教育委員会としては非常に手取り足取り、お膳立てしてあげてるんだけれども、学校のほうが一向にもたもたしている。校長先生の名前がいつまでたっても昔のままとか、そういうところもあるようですので、今の時代はとにかく三鷹は注目されて、あちこちで調べて見ていますので、人が調べているからというのではなくて、きちんと、やるべきことをやってもらうような、そういう強い指導をお願いしたいということです。その点、ご留意いただいて、さらなる充実をお願いしたいと思っています。

高部教育長

 ホームページの更新で何か説明はないですか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 今の最後のホームページの部分ですが、ちょうどあさって、定例の校長会がございます。まさに今、委員長からご指摘のあった内容を校長会で資料をお配りして、校長先生方にお願いをする予定としています。昨年の1年間の各校のホームページの更新の実績と、各校のホームページのアクセスの実績、この両方の表を同時にお配りしようかなと考えています。実際にたくさん更新しているところは、明らかにアクセスが増えていますので、その状況をお示しして、ちょうど年度の切りかわりの時期ですので、学校の年間の活動予定だったり、ことしの教育目標であったりという、この4月に更新しなければならない事案がたくさんありますので、各校で適切な更新をということで、お願いをする予定としています。
 当然、困ったなということがありますので、サポート、支援する側も4月に1か月かけて、各校を直接訪問して、お悩み相談をするような体制もあわせて敷いていますので、そのご案内をする予定としています。

高部教育長

 1番目に委員長がおっしゃったことを、前回、1月の校長会だったでしょうか、私のほうからお話しさせていただいたのですけれども、確かな学力の定着というのは、ここ十数年来、言われていますし、教育目標にも言われているのですけれども、では、実際、それを具体的な指標というかスタンダードにして、どこまで達成できたか、そういうものを確認して、足りなかった場合にはきちんとそれを補習して、9年間、義務教育を出るまでにこれだけの学力がついたということをやっていかなくてはいけないのではないか。その1つの試みが、東京都みたいに都立高校スタンダードで、学校の状況でA、B、Cに分けてそれをやりましょうということで、それは恐らく義務教育でも広がっているのではないのですか、三鷹もやっていきたいと話したところです。
 それで、先日お話ししたように、今度は江東区で義務教育レベルでも、これは学習習慣とセットですけれども、それぞれの学年ごとに習得すべきものというのをきちんと出して、そしてそれを確実に身につけさせるという取り組みが始まっています。学校で言えば学力保証、品質保証、そういったものをきちんとやっていかなければ、いつまでも、確かな学力を身につけましょう、教育もやっていますということだけで、本当は出口の部分でどうなっているかというのが、見える化されていなかった、見える状態になっていなかったので、今、委員長からもそういうご発言がありましたので、三鷹市もそういった本当に学力を、人間力、社会力もそうですけれども、足元の学力をきちんとつけることを責任を持ってやりますということを、今年度、推進していけるように、研究していきたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 すばらしい。

河野委員

 ホームページのところでちょっと関連して質問があるのですが、13ページの[4]のところに「ホームページ作成・更新用CMSの更新」、「CMS利活用への支援の充実」となっていますけど、このCMSというのは具体的にどういうもので、今、どういうふうに利用されているのか、これが利用されているのであれば、そんなにホームページがずっと更新されないことはないんじゃないかという疑問が1つ。まず、その点についてご説明いただけますか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 このコンテンツマネジメントシステム、CMSは、今、学校でホームページの更新をしようとすると、このCMSを使った形で必ず更新をするようになっています。今まで、このCMSを入れる前は、個人のホームページと同様に、ホームページ作成ソフトを各校ごとに使って個別に対応していた状態です。このCMSを入れることで、学校のホームページの構造化という表現でいいでしょうか、ページの構成を全校、比較的統一した形にすることができます。ですから、市の外の方が見に来た場合にも、ページをたどりやすく、基本的には3クリックまでで全ての情報が開けるようにということを構成に書いてあります。
導入してもう4年近くたつこと、それから、この夏に学校側のパソコンを含めた環境が全面的に変わっていきますので、こちらのCMSについても新しい環境に合わせた、より使いやすいものに変更していきましょうというのが、この[4]の1行目の部分です。
 とはいいながら、なかなか先生方が、忙しいこともあると思うのですが、更新作業に時間が取り切れないということもあって、どうつくるとよりわかりやすいページになるのだろうということを学校側も大分悩んでいるところがあります。それで、2つ目のところで、「利活用への支援の充実」ということで、これは機械の問題ではなくて、先ほどの委員長の2つ目の授業活用の部分と同様なのですが、細かい使い方の悩みみたいなところを、直接学校に足を運んで、こうすれば、こういう形に表現できますよ、みたいな支援をして、中身をよりよくしていこうということが、2つ目の趣旨になります。

角田委員

 今の話を伺っていて、各学校によってホームページの更新がまちまちだということなのですけど、このCMSというシステムを使えば大体統一的な形でできると思うのですけど、これは責任者がいると思うのですね。例えば、副校長がホームページを確認する。結局、そういう個人のキャラクターの差で更新に温度差があるのでしょうかね。

貝ノ瀬委員長

 キャラクターのやる気だね。

角田委員

 やる気ですか。その辺、個人への指導になりますか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 最終的な発信の最後のチェックは、学校の責任者ということで、校長先生の承認を得て発信をするように仕組みをつくっています。実際のページの更新の部分は、大体、各校のホームページ担当の先生が行っているというのが実態です。どうしても担当の先生の温度差というのが、ページ更新の頻度に影響が出ている。あるいは校長先生の取り組みの一生懸命さというのでしょうか、それによっても多少、差がありますので、先ほどお話ししたとおり、あさっての校長会で各校で適切な対応をしていただくように、再度お願いをしていきたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 指導課と連携して、よろしくお願いします。

河野委員

 それから、それに関連して、ちょっと気になることを申し上げますと、例えば学校行事とか、いろんな日常の学校生活の写真を掲載するときに、多分、今、親御さんのほうに、その写真を載せていいかどうかの承諾をとっていらっしゃるのではないかと思うのですけれども、それは一々チェックするのはなかなか大変なことだと思います。そうすると、写真を載せたほうが学校の様子もわかるし、見ているほうも楽しいと思うのですけど、なかなか全員の同意がとれないということになると、写真のない、学校からもらうプリントと余り変わらないような内容のものになって、いま一つつまらないのかなという気もするのですけど、このあたりはなかなか悩ましいところですけど、しようがないのですかね。顔がわからないような感じでやるしかないのですかね。

岡委員

 学校で全ての方にアンケートをとっていて、載せていい、載せていけないというのは、それぞれ担任なり管理職の先生たちがチェックしていますので、チェックに通ったところは写真が載っていますから、多分、写真抜きのホームページとか、そういうことはあり得ないと思います。

貝ノ瀬委員長

 1年に1回アンケートをとれば済むのですけど、ご指摘のように、それを積極的にやっているところと、やっていないところがあるので、皆さん全部の学校がそれをなされるように、再度、喚起をしてもらえればということですね。

岡委員

 先ほど委員長がおっしゃった2番目のところのICTの活用に関してですけれども、実際に使われるのは現場の先生でいらっしゃるわけですよね。さっきもおっしゃったように、導入しなさいと言われて導入しました。導入したら、今度は更新しなさい、新しいものを使いなさいと言われても、使っていらっしゃる先生方が、これは使えるとか、これは要らないとか、そういうものが絶対にあると思うのです。そういうことが導入する側、推進する側に伝わってきているのかどうか、常々疑問というか不安に思っているのですが、実際使っている先生方の声というのは届いていますか。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 今年度更新をするに当たって、2年前、23年度から学校の代表、校長先生、それから副校長先生、そして、昨年度、24年度は実際の現場の先生方のヒアリング、それから検討会への参加をいただいて、ことし、学校に配備する分に関しては、学校の先生方の求めに応じるような形で調整をしています。
 また、昨年度の最終回の検討会で、まさに今、この場での議論になっているとおり、どうやって使っていくか、あるいは授業にどういうふうに生かしていくか、これが最大の課題だねということで、25年度、引き続き、これを生かしていく研究あるいは検討をしていこうという校長先生たちからのご意見がありました。25年度、先生方、校長先生も副校長先生も異動がありましたので、また校長会と、あるいは指導課と連携をして、新しい体制での検討会、検討組織をつくって、中身をどうしていこうかということをきちんと考えていく場を設けたいと思いますので、今ご指摘のあった内容をうまく反映できるように、体制をつくっていきたいと思います。

岡委員

 よろしくお願いします。

貝ノ瀬委員長

 具体的な事業展開については、指導課の協力を得ないとできないでしょうから、協力を得て取り組んでください。

新藤総務課施設・教育センター担当課長

 はい。昨年度も一緒にやっていますので、ことしも引き続き取り組みます。

貝ノ瀬委員長

 よろしくお願いします。ほかにありませんか。
 ほかにご質問、ご意見等がなければ、採決いたします。
 議案第15号 平成25年度事業計画の承認については、ただいまご審議いただいた点を踏まえて若干の手直しを含むことで、可決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

貝ノ瀬委員長

 それでは、本件は、若干の見直しを含めて原案のとおり可決されました。

平成25年第4回教育委員会定例会会議録(3)へ続く

このページの作成・発信部署

教育委員会 総務課 総務係
〒181-8505 東京都三鷹市下連雀九丁目11番7号
電話:0422-29-9811 
ファクス:0422-43-0320

総務課のページへ

ご意見・お問い合わせはこちらから

あなたが審査員!

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

  • 住所・電話番号などの個人情報は記入しないでください。
  • この記入欄からいただいたご意見には回答できません。
  • 回答が必要な内容はご意見・お問い合わせからお願いします。

集計結果を見る

ページトップに戻る