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平成24年第10回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2013年1月14日 最終更新日:2013年1月18日

平成24年第10回教育委員会定例会会議録

日程第1 教育長報告

古谷生涯学習課長

 生涯学習課は11ページ、12ページでございます。
 まず11ページでございますが、9月25日に、社会教育委員会議の定例会が行われ、2年間の任期の最終回ということで終了しております。また10月4日には公立学校PTA連合会常務理事会が行われております。
 予定でございます。12ページでございますが、1つは、10月19日に社会教育委員会議の定例会の新しい任期がスタートいたします。また、27日から12月2日まで市民文化祭が行われるということで、27日の土曜日に開会式が実施される予定になっております。お手元に配付しております資料、はがきのものと黄色いパンフレットのご説明をさせていただきます。まず、はがきをごらんください。市民文化祭は、左上の開会式、10月27日からスタートいたしまして、さまざまな催し物が行われる予定になっております。最後に、左側の一番下、12月12日に表彰式・閉会式等を実施する予定でございます。特にジュニア俳句やジュニア短歌という、今回は俳句会、短歌会の取り組みも行いまして、その中から選ばれた、優秀な成績をおさめたお子さんを表彰するという取り組みも行う予定です。また、黄色のパンフレットは全体のご案内でございますけれども、開いていただきますと、それぞれさまざまな団体の催し物がわかりやすく書かれてあるものでございます。市民文化祭については以上でございます。
 もう一点、三鷹市生涯学習プラン2022の概要版が、A3の大きさのものがございます。まず表紙のところなのですけれども、ともに学び、学びを活かし、心豊かな社会をつくる~学びの成果や絆を地域に受け継いでゆくために~ということで、生涯学習プランを、より広く市民の方に知っていただこうということで、この概要版を社会教育委員会議で最終的にまとめまして、作成したものでございます。開いていただきまして、左側の上、基本施策1、生涯学習の基盤づくり、その下、基本施策2、生涯学習の機会と場の提供、右上、基本施策3、生涯学習の支援、右下、基本施策4、生涯学習によるまちづくりということで、4つの基本施策を中心に、写真を入れて、説明をさせていただいております。特に学校との連携の部分につきましては、右下の端でございますが、学校・家庭・地域との連携による生涯学習の推進ということがコンパクトに書かれております。最後のページ、三鷹市の目指す生涯学習としまして、少子高齢化や核家族世帯の増加に伴うさまざまな問題を踏まえ、学習の成果を地域に還元し、まちづくりやコミュニティに活かしていく仕組みがわかりやすく書かれております。また下のほうには、生涯学習の機会と場を使って学んだ方が、学習の成果を地域に生かす、生かしていただいた方が何らかの課題を抱えた場合に、また学びの場に戻っていただく、学びの循環というサークルを使って、まちづくり、コミュニティの創生につなげていくということをコンパクトにまとめたものでございます。これにつきましては、より市民の方に知っていただくということもございまして、市内の各施設で配付するほか、さまざまな催し物の中でお知らせをしていきたいと考えております。
 生涯学習課からは以上でございます。

岡崎スポーツ振興課長

 13、14ページになります。
 まず実績報告は記載のとおりでございます。
 14ページ、行事予定ですが、10月16日から11月20日まで、毎週火曜日になりますが、フィットネス教室、全6回を第一体育館で行います。10月17日から11月14日まで、毎週水曜日、3歳児と保護者のすくすく運動教室、全6回を第二体育館で行います。21日には第183回の市民歩こう会、御岳の渓谷に行ってまいります。22日、市民駅伝大会の監督会議が夜7時から第一体育館で行われます。
 お手元の資料の中の、カラー刷りの三鷹市民駅伝のチラシをごらんください。これを大きくしたポスターが、きのうあたりから市内の公共施設に張り出されております。第21回三鷹市民駅伝大会、11月4日、日曜日、小雨決行で午前9時にスタートいたします。開会式は午前8時、表彰式、閉会式が午前11時、ともに三鷹市の暫定管理地で行います。コースは三鷹市役所の暫定管理地をスタート・フィニッシュとして、12.7キロを4区間ということで、昨年とコースは全く同じでございます。裏面に、参加チームとコースが出ておりまして、今年も矢吹町から招待チームとして4チームをお招きしております。全部で200チーム、内訳は一般男子の部が137チーム、一般女子の部が31チーム、シニアの部が12チーム、中学生男子の部が12チーム、中学生女子の部が8チームということで、真ん中にコースが出ておりまして、ここに各ポイントのランナーの通過予想時間が出ております。暫定管理地を9時にスタートしまして、昨年の実績ですと、優勝チームは9時40分ごろ、最終ランナーでも10時15分には、フィニッシュする予定でございます。お時間がありましたら、応援をよろしくお願いいたします。
 もう一つ、総合スポーツセンターの建設推進室、向井担当課長が今日は欠席しておりますので、引き続き私から報告させていただきます。9月19日、水曜日から、27日、木曜日まで、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の模型とパネルの展示を本庁舎1階のホールで行いました。7日間で、1,541名の方々にごらんいただきまして、完成はいつごろになるか、施設にはどんな機能が入るのか、スポーツ関係では、プールや体育館、武道場などは、どこに配置されるのかといった質問のほか、多くの方々が施設の完成が楽しみだといった、前向きなご意見をいただいております。今後も引き続き「広報みたか」で記事と掲載するなど、さまざまな機会を捉えまして、事業の周知を図っていきたいと考えております。
 以上でございます。

荒川国体推進室長

 国体推進室でございます。15ページ、16ページになります。
 15ページ、行事実績でございますけれども、9月15日に、スポーツ祭東京2013のカウントダウンセレモニーを行いました。前半は三鷹駅前中央通りでオープンカー、白バイ隊、騎馬隊、南浦小学校の鼓笛隊などによる、交通安全と連携したパレードを行いました。後半は駅前の緑の小ひろばにおいて、市内の団体の協賛によりいただきました、カウントダウンボートのお披露目を行うとともに、これまでに一定以上の協賛をいただいた企業、団体へ、市長から直接、感謝状の贈呈がなされました。また特別ゲストとして、ロンドンオリンピック銅メダリスト、バレーボールの狩野舞子選手、またアーチェリーの蟹江美貴選手をお招きして、市民の皆様から大きなご声援をいただいたところです。21、22日には、ソフトボール競技のリハーサル大会、全日本総合女子ソフトボール選手権大会を開催いたしました。三鷹会場では豊田自動織機が勝ち上がりましたが、福生市で行われた準決勝で、優勝したルネサス高崎に、延長戦の末、惜しくも敗れ、3位となっております。
 16ページの予定でございます。10月13日にサッカー競技のリハーサル大会、全国社会人サッカー選手権大会が開催されます。別紙でご案内状があるかと思うのですけれども、第1試合が午前11時から、第2試合が午後1時半から開始となっております。今回は式典等はございませんので、お時間がございましたら、試合日程に合わせてご来場いただければと思います。三鷹以外の会場につきましても、試合がありまして、裏面に全体の組み合わせ表がついておりますので、ごらんいただければと思います。
 もう一つ別の資料で、カラー刷りの「ようこそ三鷹へ」というものなのですけれども、競技会場の大沢総合グラウンド周辺の、ウオーキングガイドマップを作成いたしました。マップ以外に、三鷹市全体の名所の紹介や、三鷹のおみやげの関係の催しでTAKA-1というのがあるのですけれども、そちらの最終選考に残ったものをご紹介しております。国体で三鷹にいらっしゃった選手、監督、役員、一般観覧者の皆様に配布するほか、三鷹駅前の観光案内所などでも配布の予定でございます。
 その他につきましては、記載のとおりでございます。以上です。

新名社会教育会館長

 社会教育会館でございます。17ページ、18ページでございます。
 実績でございますけれども、この間、夏休みに市民大学事業がお休みだったということで、8月末から9月にかけまして、順次、各コースで、2学期開講をさせていただいたところです。9月13日に社会教育会館のつどい第1回実行委員会がございまして、ご案内かと思いますが、社会教育会館のつどいは、社会教育会館で活動していただいている自主グループの方々の学習成果の発表の場ということで、年1回行わせていただいておりまして、今回は12月1日、2日、土曜、日曜でございます。参加される団体の方々と事務局とで、これから案を練りながら、企画を組んでいくということでございますので、チラシ等ができましたら、またご案内させていただきたいと思います。21日に市民大学総合コース企画委員会がございますが、ご案内のとおり、市民大学事業におきまして、市民大学の総合コースは企画段階から市民の皆様に参加していただくことになっております。これにつきまして公募いたしまして、24人の方に参加していただいて、企画委員会を立ち上げたということで、5つのテーマがございますけれども、それぞれについて各企画委員会で練っていただいて、25年度のカリキュラムをつくっていくという作業を、これから開始しているところでございます。
 18ページの予定でございますが、基本的に記載のとおりなのですけれども、17日に学校連携「たのしい折り紙講座」がございまして、第六小学校の場所をおかりして、折り紙講座を小学生向けに開きます。講師については、今年度、ボランティア養成講座で折り紙を学んでいただいた修了者の方々に、お願いしていくということになっております。
 社会教育会館は以上でございます。

宇山三鷹図書館長

 図書館、19ページ、20ページです。
 まず実績ですけれども、9月7日、子ども読書活動推進事業として、絵本作家・宮西達也さんをお招きしたイベントがございました。親子100人ぐらいが参加して、大変盛り上がったところです。14日から読み聞かせステップアップ講座ということで、読み聞かせをなさっている方を対象に、ストーリーテリングという、素話や語りなどといわれているものですが、こちらの講座を開始いたしました。わたげの会と文庫連、それぞれ市内の小・中学校や保育園、幼稚園などのお話に行っていらっしゃるのですけれども、その2つの団体と図書館の共催という形で開催しているものです。9月と11月に全5回ということで、できればグループ化というか、新しい人たちが育っていくといいと考えて、行っているものです。展示と書いてある下のところになりますが、9月20日から10月28日まで、みたか太陽系ウォークという、現在行われているものにあわせませして、図書館本館で展示をしております。これについてはチラシを別に配らせていただいておりますが、「天文学はMitakaから!~『天地明察』と国立天文台の今昔~」ということで、国立天文台の図書室とアーカイブ室にご協力をいただいて、古い天文の機器や、幕府天文方から受け継いで、今、図書室が保管している資料が相当ありますので、そういったものの複製を展示させていただいたりということをやっております。それに関連して、予定になりますけれども、10月13日には、国立天文台の暦計算室長の片山真人さんの、暦に関する講演会を予定しております。
 予定として、10月末、27日から11月にかけて、読書週間がございますので、読書週間のイベントも予定しているところです。
 以上です。

秋山委員長

 以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

河野委員

 指導課に、いじめの実態把握のための調査と調査結果についてという資料について、お伺いします。これによれば、教育委員会で細かく検討した結果、件数が増えたということで、先ほどご説明があった数字だと、いじめと認知した件数が小学校では5件増えて、中学校では10件増えたということかと思いますけれども、特に中学校では、10件も見逃されていたというのは、かなり問題があるのではないかと、先ほど説明を伺って思ったのですが、どのようなものが見逃されていたのかについて、まずお伺いしたいのです。それと、そのようなものが見逃されていた原因はどのようなところにあるのかについて、ご説明いただけますでしょうか。

松野指導課長

 中学校で見逃されていたものは、基本的には、悪口や冷やかし、少したたかれるなど、そのような事例なのです。ただ具体的に、その10件がいずれなのかというのは、今ここには資料がないので、お話しできないのですけれども、やはり子どもたちの中で行われていることが、なかなか表に出てこない。学校にいる間のことだけではありませんので、それがアンケートをしたことによって、今回かなり細かく出てきたのですが、その中でも、学校がふだんの様子から見て、これは大丈夫だろうと捉えていたものを、指導課で、これはほんとうに大丈夫なのかということで改めて聞き取りをしてみた結果、いじめだった、いじめだったけれども、もう今は大丈夫など、そのようなことがそれぞれの子どもたちの話の中から出てきて、わかったということが実態であります。

河野委員

 学校で教員全体が集まって、これは大丈夫だろうと判断されるのかと思いますけれども、学校で大丈夫と判断されて、教育委員会でよくチェックしてみると、そうではないと思われる。件数の差というのは、そのようなことですよね。

松野指導課長

 そうではないと思われるということではなくて、具体的な子どもの姿は我々は見ておりませんので、教育委員会として、アンケートに書かれた記述の中から、これはほんとうにいじめではないのですかということを、改めて確認してくださいという指摘をしたということです。

河野委員

 その結果、学校でもう一回調べ直すと、ということなのですか。

松野指導課長

 そうですね。もう少し詳しく見てくださいということです。

河野委員

 そうすると、学校のほうで少し安易に、これは大丈夫という判断をし過ぎているということなのでしょうか。

松野指導課長

 そうですね。全てがそうではないのですけれども、今まで報道されている他県の事例などでも、やはり学校がこれは遊びの範囲だ、いじめではないと捉えていたものが、やはりいじめだったという例もございますし、改めてきちんと確認してくださいということを学校には伝えております。その結果、子どもたちの声の中から、そのような声が、やはりこれはいじめと認知されたというものが上がってきたということです。

河野委員

 いじめ問題が、これだけたくさん報道されて、大体、それで言われるのが、いじめとは思わなかったということの中で、このようなアンケートをされて、なおかつ、それをいじめと思わなかったという、学校の意識があまり変わらないところがあるというのが、少し残念に思うのですけれども、たまたまそれが重大な結果には結びついていないから、いいのかもしれませんけれども、もしそれが何らかのお子さんの自殺や、いろいろなことにつながった場合に、いじめとは思わなかったということで、またそのようなことが繰り返されるということは、やはり非常にあってはならないことだと思うので、そのあたりはもう少し学校でも、意識を厳しく持っていただく必要があるのではないかと思います。
 それともう一つ、2のいじめと認知した児童・生徒への対応状況なのですが、一部解決したが継続中と、解決に向けて取り組み中というのは、どのように違うのか、3の解決に向けて取り組み中というのは、全く解決されていないレベルのものを指していらっしゃるのか、どのように違うのでしょうか。

松野指導課長

 解決に向けて取り組み中というのは、ほんとうにまだ継続して指導しているというところです。一部解決したが継続中というのは、ある事象については、もうそのような行為としてはおさまったけれども、例えば本人が心理的にまだ納得していないなど、まだいじめられるのではないかと心配だと、そのような心理的な状況もありますし、その集団からの中で、まだ1人だけ仲間として解決していないなど、そのようなこともあるかと思います。2と3には、そのような違いがあるということです。

河野委員

 ありがとうございました。

平成24年第10回教育委員会定例会会議録(3)へ続く

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