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平成24年第6回教育委員会定例会会議録(2)
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2012年8月15日 最終更新日:2012年8月15日
平成24年第6回教育委員会定例会
日程第5 教育長報告
内野学務課長
学務課でございます。27ページ、28ページです。
まず実績でございますけれども、5月22日の2行目、幼・保・小の連携推進委員会がございました。年1回開催ですけれども、小学校の校長の代表、連携地区委員会の代表の校長、校長が2名、私立幼稚園から代表1名、私立保育園からも1名、子ども政策部の関係課長、教育委員会の事務局で、12人で構成しております。こちらで23年度の各機関からの事業の実施報告などがございました。こちらについては、確定したものを次回、皆様にお配りして、そちらでまた少し詳しく説明したいと思っております。
また、24年度の事業の方向なども話し合われました。こちらの、幼・保・小の連携については、小学校の新学習指導要領で、平成23年度から本格実施することになっておりますので、前年度15の地区で、すべて行われているところでございますけれども、24年度については、三鷹の特徴といいますか、小・中一貫で学園ができておりますので、幼稚園、保育園も、1つの学校との連携ではなくて、特に幼稚園、保育園は学区域が関係ありませんので、場合によっては、三鷹以外からのお子さんもいらっしゃるということで、やるのならば、同じ学園のもう一つの学校とも交流を図りたいということで、今年はそのような保育園も出る予定でございます。また、もう一つのところでは、幼稚園がやはり、そのような交流をしたいということで、2つ一遍は大変なので、そこのエリアの中にある幼稚園で、ローテーションを自分たちで組みまして、今年はここの小学校、来年はここの小学校と交流しようなどという工夫もしてくださる予定になっております。だんだん、そのような三鷹の特徴を生かした、連携ができてきているような感じがしております。
もう一つ、29日に就学支援説明会を開催いたしました。これも毎年開催しているのですけれども、主にハピネスセンターの、幼児園の年長の方などに声をかけているのですけれども、それ以外でも、気になる課題のあるお子さんで、心配なことを日ごろ感じている保護者の方にも呼びかけて、31人の方がお見えになりました。三鷹の教育支援の仕組み、就学相談の進め方など、そのようなお子さんについて、よりよい就学に向けての参考にしていただく、お互いによく理解した上で、これから就学相談を進めていくということで、開催させていただきました。
28ページの行事予定は、ごらんのとおりでございます。
学務課は以上でございます。
松野指導課長
指導課は29ページ、30ページでございます。
29ページの行事実績等でございますが、この中で、5月から小学校は自然教室が始まりました。現在までのところ、2学園5校が終了したところでございます。また、中学校の修学旅行があります。1校のみ、第一中学校でございますが、この時期に行っております。残りの6校については秋に修学旅行ということになっております。このほか、記載にはございませんが、運動会が5月19日に中原小学校で、5月26日に第五小学校、第二中学校、第六中学校で行われました。いずれも好天により、大変充実した運動会ができたという報告を受けております。
続いて予定でございますが、予定では、6月6日から8日まで、12日から14日まで、第二中学校と第四中学校で職場体験が行われます。市内あるいは市外のさまざまな事業所において、数名ずつ職場体験を行う予定でございます。
これも記載にはございませんけれども、運動会が、明日、2日ですが、第一小学校、第二小学校、北野小学校、第三中学校、第四中学校、第五中学校、第七中学校と、7校が予定されております。その次の9日に、第一中学校が行いまして、春の部は終了になっております。
実績等については以上でございますが、7学園の評価・検証について、別紙、資料がございますので、こちらについて教育施策担当課長からお話をさせていただきます。
松永指導課教育施策担当課長
私からは、三鷹市立小・中一貫教育校、全7学園の評価・検証報告についてご説明をさせていただきます。
委員の皆様には、概要版と、各学園から提出された生のデータになるわけですけれども、評価・検証の報告を配らせていただいております。分厚いもののほうですと、なかなか説明も難しいですので、概要版を用いてお話をさせていただきたいと思います。
全7学園のコミュニティ・スクール委員会での評価・検証につきましては、今年で3回目になります。昨年度に引き続きまして、今年度も概要版を作成させていただきました。5つの項目にわたって、評価・検証していただいたわけでございますけれども、特徴的なところだけお話をさせていただければ、(1)人間力・社会力の育成につきましては、例えば2つ目の点のところですけれども、園児と小学校の交流を年3回、小学校相互の交流活動を年3回、小・中学校の交流活動を年6回、6年生の自然教室での合同体験等、さまざまな小・小交流、小・中交流を推進していくことによって、学園の子どもとしての一体感が非常に育ってきているという報告を受けています。
続きまして2番目、学校運営につきましては、上から3つ目の点のところです。CS委員会評価部が中心になり、学園評価と学校評価を行い、今回お示ししているのは、その部分に当たるわけですけれども、その結果を分析し、学園運営に活用した。保護者アンケートの回収率が90%を超え、関心の高さがうかがえる。重要度と実現度を聞き、学園としての重点課題を把握することができたなどです。少しわかりづらいので、簡単に説明させていただきますけれども、1つの質問項目について、保護者がこのことについて重要であると考えるのが、どの程度なのか、実現できているといったところが、どのぐらいあるのかといったところで、重要度と実現度を座標の中においていくのです。そうすると、保護者が重要であると考えているにもかかわらず、実現ができていないという部分が、学校、学園にとっても最重点で、今、即、改善に向かわなければならいところだという、いわゆるCS分析という、この手法を使いまして、学校の課題を明確にし、それを次の年の教育課程に生かすという形で、進めているところです。
3番目です。小・中一貫教育校としての教育活動。3つ目の点のところですけれども、研究奨励校として、「地域とともに学力、人間力をはぐくむ」と題して研究を深めた。小学校の学び方を重視した指導方法やノート等の充実、中学校の専門性を生かした学習について相互に学び合い深めることができた。基本的には、教員の授業改善につながっているということです。
4番目です。児童・生徒の学力・健全育成。一番上の点です。習熟の程度に応じた少人数指導、小学校で実施した学年内教科担任制、保護者、地域の方々のサポート活動等を通して学力の向上を図ることができた。さまざまな学習方法、いろいろな形の子どもにそれぞれに合う形の指導が充実できているということだと思います。
5番目、コミュニティ・スクールの運営は、また後ほど、別の視点からお話をさせていただこうと思います。
今、申し上げたのは、どちらかというと、成果に当たる部分なのですけれども、各学園から出てきている課題、今後の改善の方向性は、右側にございます。1つは、小・中一貫カリキュラムになって、どう成果が上がったのかということが、保護者からの意見としてある。
そのような中では、児童・生徒がどのように成長したかをしっかり伝えることが必要であろうということ。相互乗り入れ授業等も、この学園では480時間実施したということなのですけれども、非常に授業改善には効果を上げているのだが、相互乗り入れにかかる時間、講師対応、その講師の力量の部分も含めて、ここの部分が課題であるということ。学園の中での異年齢、大人と触れ合うことが非常に人間力、社会力の向上には重要である。またその中で、子ども同士の交流活動については、子どもたちの声としては、もっと交流を増やしてほしいという声が非常に多く上がっている。そういった意味では、この成果やあり方、回数等について、現状のままでいいのかどうかということを、検討が必要であろうということ。それと、わりと大きい課題になっているのですが、コミュニティ・スクール委員会と管理職との共通理解は非常に進んだのであるけれども、一般の先生方との相互理解を深める機会がまだ不足しているのではないか。ここの部分の会合を持つことが必要であるということ。学園やコミュニティ・スクール委員会支援部、地域部等で、かなり基礎学力の定着、課題のある子どもの居場所、心の安定づくりの取り組みをしています。そういったところの周知度をアップしている一方、3校の教員が連携、協力して、評価基準の吟味をしたり、あるいは授業研究、生活指導に取り組んでいるということについては、保護者にまだまだ十分理解されていない。3校の教員の協働による、生活指導、学習指導、評価の取り組みをより明快な成果として示すことが課題である。学園・CS委員会ともに、学園便りやCS便り、ホームページの充実を図り、広報活動に力を入れ、さまざまな活動やその成果を周知していきたいという課題が出されております。
その下に、「三鷹市のコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育」についての保護者アンケート結果が掲載されています。昨年度、教育ビジョン2022を策定するに当たりまして、現行で実施している三鷹のコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の、政策評価、政策判断のために、各学校の子どもたちを通じて保護者の方にアンケート調査をさせていただいたものの結果の一部です。見ていただくと、小・中一貫に関する部分、実際にお子さんを小・中一貫教育校に通わせている保護者の方から見て、この部分はどうなのかといったことについて、お答えいただいたのですけれども、15項目すべてにわたって、70%を超える肯定的なご意見をいただくことができました。そのような意味では、このコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育、保護者の方には一定の評価をいただいているものであると判断させていただいたところです。
ただ、まだ項目によっては、93%のところもあれば、70.1%のところもあるわけでして、この、まだ否定的なところを、どう肯定的な考えを持っていただけるように成果を示していくのかというのが、課題であると考えています。
あわせて、コミュニティ・スクールについても出ているわけなのですけれども、こちらの冊子になっているほうの60ページに、グラフを載せてございます。実際にコミュニティ・スクールになってからの学校や地域等はどうでしょうかということを伺ったのですけれども、見ていただくとわかるとおり、先ほどの小・中一貫にかかわる部分に比べると、評価としては一定程度、半数以上はもちろん全項目において肯定的ですけれども、まだもう少し伸ばすことができるのではないかと考えているところです。いずれにしましても、今年度実施した評価・検証の結果としましては、今後のより一層の活動の充実や発展のために、さらなる教育内容の充実を図ること、これはもう当然のことなのですけれども、コミュニティ・スクールとしての取り組みの周知、小・中一貫教育校のよさを具体的な児童・生徒の姿で示せるような、広報活動の充実を戦略的に図っていくというのが、平成24年度、今年度の各コミュニティ・スクール委員会にお願いしている、最重点の課題であるということで、ご報告とさせていただきたいと思います。
以上です。
古谷生涯学習課長
31ページ、32ページをお開きください。
31ページ、実績でございます。5月10日から公立学校PTA連合会常務理事会ということで、新年度のPTAの方の理事会が始まっております。PTA関連で11日、家庭教育学級担当者会議、また18日、公立学校PTA連合会理事総会、21日、子ども避難所情報連絡会ということで、PTA関連の会議がそれぞれ始まっているということでございます。28日から31日にかけまして、市民文化祭の春のイベントといたしまして、花季さつき展を毎年実施しておりますけれども、市役所本庁舎の1階ロビーでさつきを飾りまして、ついきのう終了したところでございます。
32ページの予定でございます。基本的には記載のとおりなのですけれども、お手元に、第40回三鷹市市民コンサートのチラシをお配りしております。6月10日、日曜日に、三鷹市芸術文化センターで市民コンサートを実施する予定でございます。曲目は交響譚詩とモーツァルトのピアノ協奏曲第24番、フランクの交響曲ニ短調という内容でございます。また25日、家庭教育支援コミュニティ「かきしぶ」講座ということで、市民協働センターで実施する予定でございます。かきしぶは、「家庭」「教育」「支援」「部」の頭文字をとってかきしぶと申しますけれども、リアルな交流会を重視しておりまして、単にSNSというインターネットの世界だけではなくて、実際にお会いして、家庭教育の交流を深めていこうということを取り組んでおります。
生涯学習課からは以上です。
岡崎スポーツ振興課長
33ページ、34ページになります。
33ページですが、一番下の5月31日、木曜日、第21回三鷹市民駅伝大会の実行委員会がちょうど昨夜開催されまして、実行委員長には体育協会の会長が選出されました。駅伝大会は11月4日に開催されますので、実行委員会が中心となりまして、これから企画、運営に当たる予定でございます。
34ページ、今度は予定でございますが、6月24日、日曜日、わんぱくサッカーフェスティバルが味の素スタジアムで開かれます。味の素スタジアムはご存じのとおり、Jリーグの試合会場になっておりまして、なかなか下のグラウンド、フィールドに入ることができませんが、この日は子どもたちに開放しまして、さまざまなイベントが催されます。ミニゲームやサッカークリニック、これは事前の申し込みなのですが、FC東京の現役の選手に指導していただくということで、定員がもう既にいっぱいになっております。委員の皆さん方も、もしお時間があれば、当日お越しいただければと思っております。
以上です。
向井総合スポーツセンター建設推進室総務担当課長
私からは、お手元の資料、冊子になっているものですけれども、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)管理運営方針について、ご報告させていただきます。
本事業につきましては、これまでも「広報みたか」や、また教育委員会定例会でも、以前、報告をさせていただいておりましたけれども、事業の概要につきましては、この市役所東側の東京多摩青果三鷹市場跡地を中心とした敷地に、災害時の一時避難場所となる防災公園やスポーツ施設、また教育委員会では社会教育会館が該当いたしますが、老朽化している公共施設などを集約化して、多機能複合施設を整備するものでございます。現在この事業につきましては、平成23年度より継続して実施設計に取り組んでおりまして、施設の各フロアの配置や内装設備等の仕様などは、おおむねまとまってきている状況でございます。本日、ご報告いたします方針につきましては、その実施設計と並行いたしまして、昨年度、庁内関係各課と調整を図りながら、新しい施設における管理運営を実現するための、管理運営の目標、またその実現に向けた体制づくり、休館日や開館時間など、基本的な事項を取りまとめたものでございます。この方針の概要について、今日はポイントを絞って、ご報告させていただきます。
ページを開きまして、目次をごらんください。全体の構成でございますが、4章構成になっておりまして、第1章は施設の概要、第2章が管理運営の目標と管理運営体制、第3章は施設の管理運営に関する基本事項、第4章が今後の検討スケジュールと検討課題となっております。
1ページをごらんください。ここからが、第1章の施設の概要になります。ここではまず、1ページから5ページにかけまして、これまで取りまとめてまいりました、整備基本プランや基本設計の情報を抜粋いたしまして、施設整備の目標や施設の機能、配置などを説明しております。
5ページをごらんいただきますと、施設の配置として断面図を掲載しておりますけれども、改めて触れておきますと、この地下のフロアから新しい施設は順に地下2階、地下1階、そして地上1階にはアリーナや軽体操室などのスポーツセンターを、1階から3階には、福祉に関係するハピネスセンター、保健センター、福祉センターを配置することになっております。生涯学習センターは4階と5階の一部に設置いたしまして、さらに現在、市役所3階にあります防災課が移転する、防災センターにつきましては、最上階の5階に配置することになっております。
6ページをごらんください。ここからは第2章、管理運営の目標と管理運営の体制となっております。この管理運営の目標につきましては、この施設が複合施設であるという特性を生かしまして、施設間の連携や融合、また施設全体の最適化を図ることを通して、大きく3つを目標として掲げております。
1つは市民交流の促進と施設利用の利便性の向上。2つ目に、質を確保した安全・安心な施設サービスの提供。3つ目に、効率的な管理運営の実現によるランニングコストの縮減を実現していくものでございます。
この目標を実現するための手法といたしまして、6ページの(2)から、基本的な考え方を示しておりまして、市民参加と協働を推進すること、またユニバーサルデザインを導入すること。またICTを活用したサービスの提供や、また各施設の利用時間の拡充や統一を図っていくこと、また複合施設の一元管理、また施設の広告媒体としての活用の検討などを位置づけております。
7ページからは、この施設の管理運営体制について記載しております。(1)では、本施設には指定管理者制度を導入していくことを記載しておりまして、8ページの(2)業務の区分とありますが、各施設の区分といたしまして、市直営あるいは指定管理等の業務区分について、表を用いて説明しております。
9ページでは指定管理業務の範囲を示しておりまして、施設の維持管理業務や、総合受付や、諸室の貸出等に関する業務のほか、指定管理者が自主事業を展開することによって、市民サービスの向上につなげていくことや、また市内のスポーツ施設全体の管理を、指定管理者に行わせることによって、効率化を図ることなどを記載しております。
11ページをごらんください。ここからが施設の管理運営に関する基本事項となっております。まず大きな1で、施設の休館日・開館時間でございますが、集約対象施設の現状といたしまして、各施設の休館日や開館時間がばらばらな状況でありますので、それを統一することや、また開館日、開館時間を拡充していくことを基本的に考えまして、12ページに全体のイメージといたしまして、休館日・開館時間の案を具体的に示しております。ここでは3つポイントがございまして、1つはスポーツセンターと生涯学習センターについては、現在、体育館などのスポーツ施設や社会教育会館は週1回お休みをいただいているところ、月1回程度の休みとすること。2つ目に、生涯学習センターの休館日について、現在社会教育会館は水曜日でございますが、それを月曜日とすること。3つ目に、スポーツセンター、生涯学習センター、またほかの施設につきましても、諸室の貸出の終了時間を夜間、午後10時までとすること。これが現状からの大きな変更点になります。
13ページをごらんください。ここからは諸室の貸出について述べております。スポーツセンター、生涯学習センター、その他の貸出につきましては、平日の夜や土日についても、施設の有効利用の観点から、貸出を行っていくことを記載しています。
14ページの(2)からは、諸室の利用想定を記載いたしまして、新しいスポーツ施設では個人利用も行っていくこと、またプールについては、個人の方がいつ行っても使えるように、現在は団体による施設全体の貸し切りを行っていますけれども、そういったことを行わずに、コース貸しを新たに設定し、運用していくことを記載しています。生涯学習センターにつきましては、基本的に現在の用途を継続していく予定でおります。
次に16ページの(3)をごらんください。ここでは、新しい施設の諸室の利用時間区分を記載しています。スポーツセンターや生涯学習センター、また福祉センターの会議室など、プールを除いた諸室の貸出につきましては、準備、片づけを含めまして、3時間ごとの利用時間として統一するということで設定しています。また、プールは2時間で一枠としています。そしていずれも夜の時間帯、21時から22時までの1時間としておりますけれども、この枠は仕事を終えてからの社会人の方の利用も見込んでおりまして、前の枠からの延長枠的なものとして想定し、設定をしています。
17ページの(4)からは、諸室の申込方法を記載しています。現在、この諸室の申込については、システムによる予約申込としているものや、また窓口や電話による申込となっているものなど、いろいろ、ばらばらでありますけれども、それを一元化して、システム対応していくことを記載しています。
18ページの(5)でありますが、ここは利用料金に関しての基本的な考え方を示しています。施設の貸出に当たっては、受益者負担の原則によって適切な料金を徴収していくことや、また近隣自治体との比較を行いながら、料金を設定していくこと、また現在、無料の施設につきましても、有料化について検討を行っていくことなどを示しています。利用料金の減免につきましても、各施設の特性や全体のバランスを考慮いたしまして、今後、検討を行っていく旨を記載しています。
19ページからは施設利用のための条件整備ということで、施設利用者のための利便性を高めるための取り組みを示しています。情報の掲示板を設定すること、また総合受付を1階のエントランス付近に設けること、またユニバーサルデザインの導入など、市民の方々の利便性を高めるための取り組みを記載しています。
22ページの4からは、さまざまな施設の集約化による事業連携ということで、特に教育委員会では、健康とスポーツ面での連携ということで、今後、検討を図っていくことについて記載しております。
25ページをごらんいただきたいのですが、こちらの中段以降の8では、施設のランニングコストの縮減に向けた取り組みということで、指定管理者制度の導入とあわせて、市の組織と、また職員の見直しを検討することや、平成25年度から稼働予定の新ごみ処理施設の熱エネルギーの活用によって、光熱水費を縮減すること、またネーミングライツの導入などの検討も図っていくことを記載しています。
最後に27ページでありますが、今後のスケジュールと課題を記載しています。今後は管理運営方針を踏まえまして、より詳細な部分までを定めました管理運営の計画の検討を行いまして、指定管理業務の内容や利用料金の設定、また年間利用者の予測などを行って、さまざまな検討をしていきたいと考えています。また今年はいよいよ目に見える動きといたしましては、秋口、今年の11月から暫定管理地、今現在、大屋根広場があるところですが、あちらの施設の解体撤去を行う予定でおります。その後、いよいよ平成25年度から、施設整備に着手いたしまして、施設の完成は平成28年度の予定で、現在、事業を推進しているところでございます。
駆け足でしたが、私からの説明は以上でございます。
平成24年第6回教育委員会定例会会議録(1)の目次
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- 平成24年第6回教育委員会定例会会議録(3)
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