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平成22年第11回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2011年4月5日 最終更新日:2011年4月5日

平成22年第11回教育委員会定例会(2)

日程第2 教育長報告

久保田生涯学習課長

 12ページ、13ページをお開きいただきたいと思います。
 まず、左側の12ページの実績でございます。10月23日土曜日に大沢の里水車経営農家動態保存記念式典が開催されました。当日は晴れで、70名ほどの出席がございまして、秋山教育委員長、貝ノ瀬教育長にご出席いただきまして、大変ありがとうございました。きょう11月1日から公開をしておりまして、午前中見に行ったんですけれども、きのう雨だったせいか、あまりそれほどの人出はございませんでした。これから増えることとを期待しております。
 24日日曜日から第57回三鷹市市民文化祭が開会されております。1カ月間にわたって開催をしておりまして、26連盟、160団体が今回それぞれいろいろなイベントを行うことになっております。
 13ページ、右側の今後の予定でございます。その市民文化祭でございますが、11月28日日曜日に表彰式・閉会式が行われることになっております。それ以外については記載のとおりでございます。
 生涯学習課からは以上でございます。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 それでは、スポーツ振興課、柳川課長、お願いします。

柳川スポーツ振興課長

 それでは、スポーツ振興課の報告をします。ページは14ページ、15ページになります。
 14ページの行事実績等の報告でございますが、記載のとおりでございますけれども、先般行われました10月11日のみたかスポーツフェスティバル、第19回市民駅伝大会、当日、早朝より延べ1万8,000人ほどの方に参加いただきまして、まずスタートは駅伝からということで、秋山委員長には表彰式までご出席いただきましてありがとうございました。おかげさまで、シニアの部で1名転倒されてけがをされた方がいらっしゃいましたけれども、そのほかは当日の暑さで若干熱中症ぎみの方もいらっしゃいましたけれども、医療スタッフをそろえておりましたので、無事皆さん元気に家に帰っていただいたということで大変よかったと思います。
 今年につきましては市制施行60周年ということもありましたのと、また大沢総合グラウンドがリニューアルオープンしたということで、毎年10月11日、体育の日に実施しておりますスポーツフェスティバルに駅伝大会が同時開催されたということもありましたので、非常に盛り上がった大会となりました。
 今後につきましては、これからそれぞれの実行委員会が開かれていくんですが、フェスティバルは体育の日ですが、駅伝につきましてはいつの日に開催になるか、また実行委員会の意見をいろいろ聞きまして、決めていきたいと考えております。
 いずれにしましても、どちらも大変たくさんの市民の方が参加されますので、今後もどちらかで開催させていただければと考えております。
 あと、今後の行事予定でございますけれども、15ページですが、11月7日に健康づくりウォーキング教室、これは健康推進課との合同事業ですが、各コミュニティ・センターから参加者の皆さんが野川公園まで歩いてきます。野川公園ではスポーツ体験やウォーキング、歩き方の練習等を実施する予定でおります。
 21日でございますけれども、第179回市民歩こう会。奥多摩のむかし道というところですが、参加者70名ほどで実施する予定でおります。
 スポーツ振興課からは以上でございます。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 では、社会教育会館、小田館長、お願いします。

小田社会教育会館長

 16、17ページでございます。内容的には記載のとおりですけれども、月が変わりまして12月4日、5日に恒例の三鷹市社会教育会館のつどいの開催が予定されております。12月は定例会が3日の金曜日ということで承っていますので、間際ということで、本日、席上に配付をさせていただいております。内容的には例年どおり特別講演会、東西児童館並びにむらさき子どもひろばのクラブ発表会等々盛りだくさんの内容になっておりますので、ぜひともご高覧をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
 以上です。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 それでは、図書館、八代部長、お願いします。

八代生涯学習担当部長(三鷹市立図書館長事務取扱)

 それでは、図書館から報告をいたします。
 18ページの実績ですが、28日の木曜日には図書館協議会におきまして南部図書館の予定地でありますAA文化財団を視察いたしました。
 19ページの今後の予定でございますけれども、本館のテーマ図書につきましては、「三鷹市と同い歳の作家たち」ということで展示をしております。
 また、15日から19日にかけましては、実質的には臨時の休館日は3日間でございますけれども、例年のとおり蔵書点検を実施したいと考えております。
 図書館からは以上でございます。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 それでは、以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

寺木委員

 初めに、研修に行ってまいりました2カ所のお話をさせていただきたいと思います。
 最初に管外視察に行きましたのが科学技術館。これは千代田区にあります。主に実験や体験を通して理科とか、そういうことに関心を持とうというので、以前から児童・生徒の皆さんが随分いろいろ刺激を受けていらっしゃるということで、行ってまいりました。私どもも勉強させていただきました。
 その後、キッザニア東京という、最初、私はこれはどういうところなのかと思いまして、少しわくわくして行きました。まず、そこではキッザニア東京の施設の中で、こういう独自のお金「キッゾ」が通用するんです。働いた子どもたちが賃金を得て、このお金で、またその中でいろいろお買い物をしたりとかという、職業体験をするところでして、教育長のお話をちょっとお伺いしましたら、既に三鷹市の学校も何校か行っていらっしゃるということで、なるほど、職業ということでいろいろな企業が参加して、こういうふうに子どもたちに職業を体験させる施設ができたのかという意味では、そうか、こうしなければいろいろな職業を見るということはできないだろうなということで、小学校の主に低学年の児童が行ってそれを体験するのは、いろいろな職業を短時間で見るということで意義があるようには思いますが、中学生ぐらいになると、少し娯楽の要素もありますので、中学生にはちょっと向かないかなという私なりの感想を持ちました。
 それからもう一つ、市町村教育委員会連合会第4ブロックの研修会。これは立川市役所でありまして、こちらはサヘル・ローズさん、先ほど伊藤課長からもご紹介いただきましたが、まだ25歳ぐらいのとても若い女性ですが、イラン戦争の中で孤児になったというあたりから始まりまして、貧しいということはどういうことか。この方は貧しさもありましたし、親もいない中で養母に育てられまして、だけど親に対する感謝の気持ちについて。日本の中学校で壮絶ないじめを受けたけれども、養母の母の愛で何とか生き延びてきて頑張って、これからイランに学校もつくりたい。女優さんですから、オスカー賞か何かをとりまして、そこでお世話になったお母様に感謝の言葉を、自分を育ててくれた母のことを世界中に広めたいという、その二つが彼女の大きな人生の目標だそうです。また、これがかなうことであれば、ぜひ中学校で講演会などをしていただいて、生徒だけではなく、親たちにも聞いていただければと思いました。
 ご報告は以上です。

秋山委員長

 ありがとうございます。
 河野先生、ご質問ありますか。

河野委員

 一つは感想なんですけれども、先ほど教育長から福井方式のお話があって、私は福井方式というのは全然わからないんですけれども、先ほどのお話の中で生活班の縦割り班というお話があったのを聞きまして、第四小学校で前から行われている兄弟班と似たようなものなのかなとちょっと思ってお話を伺ったんです。だから、三鷹でもそういうことを取り入れていかれるのかなと思いました。それは感想です。
 それからもう一つは、前回の教育委員会のときに家庭訪問のお話を校長会でちょっとしたらどうかということがありましたので、それは校長会でなされたのかどうか、どう処理されたのかについて知りたいと思っております。

秋山委員長

 松野課長、お願いします。

松野指導課長

 指導課の実績等の中で10月7日、定例校長会というのがトップにございますけれども、これはちょうど前回の教育委員会の翌日だったと思っております。この校長会の中で、委員の総意をもって家庭訪問の意義について学校にご検討いただきたいという話が教育委員会の中で出ましたということを報告させていただきました。学校のほうで、家庭訪問について、その意義をぜひ見直していただいて、来年度の教育課程をこれから検討し始める時期でもございますし、その中で家庭訪問をどんなふうに位置づけるか、意義づけるかということを改めて考えてほしいということでお伝えをしました。
 また、教育課程を編成する担当の教務主任の会でも、そういった内容についてお伝えしておりまして、今後、また来年度の計画を立てる中でそれぞれの学校がお考えいただけると考えております。

河野委員

 どうもありがとうございます。

秋山委員長

 よろしいでしょうか。
 ほかにありませんでしょうか。寺木委員。

寺木委員

 きょういただきましたこの2冊について。1冊目に保護者のためのガイドブックについて、これはこれから学校に入る方々が、きっとこういうものがあれば、とてもスムーズに学校になじんでいけるのかと思います。これについての質問が一つ。これはいつ、どういうタイミングで今度学校に入る方々にお配りいただくのかということ。
 それからもう1冊、「コミュニティ・スクール委員会の委員のみなさんの手引き」について、今、ざっと見ましたところで、この中で一つご質問をさせていただきたいのですが、スクール・コミュニティというお話がここにも書かれていまして、ここではこれから取り組みを進めていきますということで終わっているのですが、このスクール・コミュニティが進んでいきましたときに、このコミュニティ・スクールの中でどういう形で進んでいくのか、私はあまりイメージがつかめていないものですから、コミュニティ・スクールが進化していって、スクール・コミュニティという大きい輪になるというあたりをもう少し、わかりやすくご説明いただけましたらと思います。

秋山委員長

 内野課長。

内野学務課長

 それでは、学務課から、まず幼・保・小のガイドブックの配布のタイミングということでございます。先ほどそこのところももう少し詳しく説明すればよかったんですけれども、申しわけありません。
 まず、今までですと、こういうふうな疑問についてはアドバイザーを派遣して、そのアドバイザーを派遣するのは、こういう説明会をやってほしいという希望の幼稚園・保育園がございます。ですから、必ずしも全保護者に行き届かないということがございます。また、幼稚園、保育園は三鷹市民のお子さんだけが行くとも限りません。逆に言うと、三鷹市外の幼稚園に行っていらっしゃる保護者の方もいるわけですので、それを今行っている就学時健診のときにお配りすると、来年、三鷹の小学校に上がるお子さんについてはすべて行き渡る。ほとんどの方は就学時健診を受けてくださいますので、そのタイミングでお配りしたいと思っています。あと、各小学校にも教員向け、幼稚園、保育園のほうにも教員、保育士向けに必要部数を配っているところでございます。

寺木委員

 ありがとうございます。

秋山委員長

 藤川部長。

藤川教育部長

 スクール・コミュニティのお話でございます。コミュニティ・スクールというのは法的に決められていて、地域立といいましょうか、学校に地域の人が入ってきて、地域に開かれた学校をつくるということで、法的にも決められている概念です。スクール・コミュニティになりますと、いろいろ説があるようなんです。私どもとしてはコミュニティ・スクール、三鷹は形はできましたけれども、学校に地域の人が入ってきて校長先生に意見を出しあったり、それから地域の人の力を学校教育の中に生かすという形で、学校がどんどん地域化されてくるというか、地域の人材が入ってくるという一つの制度で進めております。
 それが進むことによって、今はまだ学校自体はあくまでも学校であって、そこに地域の空気が入ってくるというレベルですけれども、学校自体が地域の中の大きな意味での一つのコミュニティ的な施設になっていくと。そこを中心に防災との絡みも出てくるだろう、福祉との絡みも出てくるだろう、まちづくりとの絡みも出てくるだろうという形で、学校というのは地域との連携の中でいろいろなポテンシャル、可能性を持っている。その辺が発展したときのイメージをスクール・コミュニティというふうに言っていまして、あくまでもコミュニティ・スクールをどんどん進めていって、コミュニティ・スクールがほんとうに地域に開かれた見事なものになってくれば、地域の皆さんも学校というのはやっぱり地域にとってのほんとうの拠点なんだなというイメージで、コミュニティ自体が学校を中心に豊かになっていくであろうと考えております。
 こういうまだ理念的な段階でございますので、その辺については今のところはコミュニティ・スクールを一生懸命やっていますが、そういった流れの中でどこかできちっと定義ができるようになってくるといいなと思っております。地域によっても違いますし、地域にいらっしゃる人材によっても違います。どういう形で今後さらなる発展をしていくのかということがまだわからないところもありますので、そういう地域に開かれて、学校自体が地域の大きなコミュニティの拠点、核になっていくというイメージをとらえて言っているんだということでまとめさせていただいております。

寺木委員

 ありがとうございます。今、お聞きしまして、大きな核になる輪というのは、次の世代を背負う、子どもたちを守る、育てるための大きな輪というふうに考えていてよろしいでしょうか。

藤川教育部長

 当面はそうですよね。あくまでも学校ですから。ただ、それが広がっていけば、そこが社会教育の場的なところになっていく。現実に四小などを見ましたら、大人の方たちが入っているクラブもありますから、そういう広がりまでいければいいんでしょうけれども、市全体のそれぞれのCS(コミュニティ・スクール)に対して、大人も入れて生涯学習の場をやってくださいというところまで、まだ現実としてはいっていませんので、現実に部分的には行われておりますけれども、それは将来の発展形かと思います。

寺木委員

 わかりました。ありがとうございます。

「平成22年第11回教育委員会定例会(3)」へ続く

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