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平成21年第10回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年12月11日 最終更新日:2009年12月11日

平成21年第10回教育委員会定例会(2)

日程第3 教育長報告

小田社会教育会館長

 15、16ページですけれども、内容的には記載のとおりでございます。
 ただ、ここにはございませんけれども、来る12月5日、6日に恒例の「社会教育会館のつどい」、今年は第41回になりますけれども、開催される運びとなっております。その関係で、15ページの9月24日に、35団体による第1回目の企画実行委員会が開催されるという内容になっております。
 私からは以上です。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 次は図書館、八代館長、お願いします。

八代図書館担当部長

 最後に図書館からご報告申し上げます。ページは17、18ページになります。
 まず17ページ、行事実績でございますけれども、10月2日までの行事につきましては記載のとおりでございます。
 続きまして18ページ、行事予定でございますが、10月27日から読書週間が開催されます。11月9日までの日程となっておりまして、市内各館でいろいろな事業を展開・企画しているところでございます。
 また、10月29日には、今年3年目になりますが、ビジネス支援の事業ということで、講座を開催する予定でございます。今回はネットワーク大学と連携をいたしまして、講師の紹介等をいただきながら電気通信大学の竹内先生に「図書館で広がるビジネス支援、図書館をもっとビジネスに生かすには」といったテーマで開催をする予定となっております。
 なお、記載にはございませんけれども、9月議会におきまして一般会計の補正予算が議案として提出されました。その中に、国の緊急雇用創出事業補助金制度というのがございまして、図書館もこれに応募いたしまして、市として調整いただいた上で補正予算として認められまして議決をいただいているところでございます。これは、雇用創出をされた方を対象とした事業となっておりまして、図書館におきましては、リニューアル後の大幅な利用者の増と、保存庫ですとか、団体貸出の団体室がございますが、こういったところの整備の補助的な業務に当たっていただくということで、お二人の方に10月から3月まで就労していただくという内容のものでございます。
 図書館からは以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 以上で報告は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

秋山委員

 7ページの教育支援学級運営等指導者研修会とありますが、対象はどなたでしょうか。

工藤学務課総合教育相談窓口担当課長

 この指導者研修会というのは、教育支援学級の主任の先生を対象に行っているものでございます。

秋山委員

 学校の先生たちへの指導となると指導室もそういうことがなされるでしょうし、学務課との区分けというか、教育支援学級に対して指導室の指導はあるんでしょうか。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 教育支援の研修に関しては、学務課のほうに全部移しておりますので、基本的に教員を対象とした研修に関しては学務課のほうでやっているということになります。

秋山委員

 それでは、教育支援学級の教科書とかいろいろ問題がありますよね、それは指導室で行っているんでしょうか。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 教科書採択の事務についてということですか。

秋山委員

 いやいや、教科書の使い方とかで、そういう指導に関しては?

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 学務課のほうに統括指導主事と私が兼務となっておりますので、そちらのほうで連絡をとりながら研修を組んでいるところでございます。

寺木委員長

 よろしいですか。

秋山委員

 はい。

寺木委員長

 ほかいかがですか。

秋山委員

 もう一ついいでしょうか。
 11ページなんですけれども、生涯学習課ですが、「みたか子ども避難所」情報連絡会というのがあるんですけれども、この中ではどういうふうな情報、意見が出されているんでしょうか。

大倉生涯学習課長

 現在3,300か所強の「みたか子ども避難所」の登録がございます。各小学校区を中心に子ども避難所を運営する委員さんが出ておりまして活動をしているんですけれども、ちょうど夏休みも終わりまして、今回につきましては、夏休み期間中さまざまな活動をしていただいておりますので、その辺の活動報告をしてもらいます。
 それから、正直、この子ども避難所のシステムそのものをPRしていくことがなかなか行われていないというところで、どういった形で実効性を持たせるか。特に子どもがあまり看板があっても、そこのご家庭と全くコンタクトがないような状況ですと、なかなかいざというときには入り込めないんじゃないかということで、そういう実際にお願いをしている家庭と学校、あるいは保護者と子どもをどうやってつなぎ合わせるかとか、そういった手法について、各学校区で取り組んでいる手法を紹介してもらいながら、その中でほかの学校でも取り組みやすいものについてはまねをしていこう、実践をしていこうということを念頭に置いて、実際のそれぞれの学校区での活動について話し合いが行われております。ちょっと学校区によって運営についての温度差がありまして、ほんとにきちんと管理運営ができているところと、ただ看板を張ってもらって、その方が転居とかされていてもそのままの状態になっているところもないわけではないということです。そういったところについては、きちんと棚卸し的にチェックをしていこうよということで申し合わせをしたりとか、この避難所そのものを運営していくに当たっての情報交換が主体でございました。

秋山委員

 町で見かけるととてもいいなと思っているんですけれども、実際に活用しているのかどうなんだろうかと、町を歩くたびに見ながら思ってしまうので、どういうふうになっているのかなと思いました。

寺木委員長

 子ども避難所は、たしか7年前、8年前、立ち上げのときに私PTAの役員をやっていまして、多分当時と今では全然違うのではないかと思うんですが、具体的にはあれを張ったそれぞれのおうちにどういう連絡をなさっているんでしょうか。

大倉生涯学習課長

 もともとは、例の大阪の池田小の事件がきっかけで全市的に普及をいたしました。それまでは、特定の地域ではそういった仕組みを持っておりましたが、各地域とも共通しているのは、最低、年に1度は年度の初めにお願いをしているところに伺う。もしくは、お手紙等を出して引き続きお願いをしたいという旨、あるいは、もし看板等に破損等があれば、それを取りかえますよといったようなアナウンスを兼ねながらメンテナンスをしているところです。
 現実問題そうはいいつつも、年度途中に転居されてしまったとき、空き家になっているにもかかわらずお申し出がなかったために看板だけがついた状態になっているというところもあったりします。そういう場合は、報告があればこちらのほうから働きかけをしております。
 また逆に企業さんとか店舗で新しく開店、オープンしたところでそういった避難所の看板を町で見かけて、うちも協力したいんだけれどもというお声がけをいただいて、そういった企業さんに、すぐに店舗に飛び込めるように張っていただいているというところもございます。
 実際に、そこに子どもが飛び込んで救われたという事例は発生しておりませんが、一般的に言われているのは、やはりそういったものが町で目についていると犯罪の抑止力という面でも効果があるのではないかということで、さらなる拡充をしているところでございます。
 全市的な問題点としては、大きなマンションができたときに協力していただける世帯があるんですが、マンションの5階の何号室のご家庭に張ってあっても、これはなかなか現実的ではないということで、マンションの管理室、そういったところ、エントランスの近辺にそういったものを何とか置けるように働きかけをしたいということは、それぞれが共通で持っているということでございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。

秋山委員

 使った事例がないというのは、ほっとしました。

寺木委員長

 もし今私が、うちは登録していないんですけれども、登録したいんですというときは、自分の住んでいるところの学校に連絡すればよろしいんですか。

大倉生涯学習課長

 方法は二通りありまして、学校に連絡でも構いませんし、私どもが窓口になっておりますから、私どもに連絡をいただけると、その地区の五小なら五小地区の担当に連絡をして、それで寺木委員長のお宅が登録をしますよということで、そういうやりとりで共通の情報を持つようにしております。

寺木委員長

 わかりました。ありがとうございます。

貝ノ瀬教育長

 過去には全くないということはないんです。何件かはある。危険を感じて飛び込んで助けてもらったというのは何件かはあるんです。
 ただ、問題はそういう子ども避難所のステッカーがあったとしても、お留守なんかのときには、実際に飛び込んでもかぎがかかっていて入れないし。ですから、何件かあればどこかというのもあります。実際問題そういう実害防止というよりも、大倉課長がさっき話したように抑止力というか、町を歩いていても人が全然いなくてもそういうステッカーが幾つもあると、不思議なもので、この町はみんなが協力して子どもたちを守っているんだなという、そういうメッセージが伝わってきますよ。いろいろな町へいろいろな仕事で出張なんかすると、そういうことを感じます。ですから、そういう意味では非常に効果的だと思います。

寺木委員長

 最初はそんなに全国的にはまだ普及していない段階で三鷹市はスタートしたと思うんですけれども、今これは全国的にはどういう規模で行われているのですか?

大倉生涯学習課長

 全国的な規模までは把握をしていないんですが、各市でそういうものができているというのは事実です。ただ、今ちょっと行政レベルで課題になっているのが、武蔵野市、調布市、三鷹市、小金井市、府中市でそれぞれ名称とか掲げている表示が全部異なるということもありますので、特に市境のあたりではその辺何とか情報の共有化と、三鷹の子が調布で何かあればこういうところがあるんだよということをきちんと知らせるとか、そのあたりは課題として当年度中に横の連絡をとって、新しい年度までには市境のあたりはそういうことをお知らせできるようにしておこうと思っています。

貝ノ瀬教育長

 全国的には相当普及しています。私も職業柄あちこち行くんですが、この間は山口県に行きましたけれども車の中から見ていると、あちらのほうはステッカーじゃなくて旗でした。こういうさおに旗で子ども避難所って、黄色い旗が家の前に立ててあります。地域によっていろいろこういうステッカーもあれば、ぶら下げているところもあれば、きちんと針金で留めているところもあるし、相当普及しています。もう15年ぐらい前から始まっていますので、相当浸透しているような感じがします。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 ほかはいかがでしょうか。
 では、日程第3 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成21年第10回教育委員会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。

午後 2時58分 閉会

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