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平成21年第6回教育委員会定例会会議録(1)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年10月16日 最終更新日:2010年1月8日

平成21年第6回教育委員会定例会(1)

開催年月日

平成21年6月5日(金曜日)

出席者(5名)

委員長 寺木幸子
委員 磯谷文明
委員 秋山千枝子
委員 鈴木典比古
教育長 貝ノ瀬滋

出席説明員
教育部長・調整担当部長 岩下政樹
生涯学習担当部長・総合スポーツセンター建設準備室長 岡崎温子
図書館担当部長 八代誠
総務課長 伊藤幸寛
総務課施設・教育センター担当課長 新藤豊
学務課長 内野時男
学務課総合教育相談窓口担当課長 工藤信行
指導室長 後藤彰
指導室小中一貫教育推進担当課長 川崎知已
生涯学習課長 大倉誠
スポーツ振興課長 柳川秀夫
スポーツ振興課大沢総合グラウンド整備・国体準備担当課長 岡崎安隆
社会教育会館長 小田俊雄
図書館図書館システム担当課長 大島克己
指導室統括指導主事 松永透

事務局職員
副参事 海老澤博行
副参事 大久保実
副参事 竹内康眞

議事日程

平成21年6月5日(金曜日)午後2時開議

  • 日程第1 議案第23号 三鷹市社会教育委員の委嘱について
  • 日程第2 議案第24号 三鷹市立図書館協議会委員の任命について
  • 日程第3 教育長報告

午後 2時07分 開会

寺木委員長

 ただいまから、平成21年第6回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は、秋山委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。

日程第1 議案第23号 三鷹市社会教育委員の委嘱について

寺木委員長

 日程第1 議案第23号を議題といたします。

( 書記朗読 )

寺木委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

大倉生涯学習課長

 それでは説明をいたします。
 4ページをお開きください。三鷹市の社会教育委員の委員につきましては、任期が平成20年10月3日から平成22年10月2日までとなっております。そのうち、こちらの表の中段、家庭教育の向上に資する活動を行う者ということで、公立学校PTA連合会から推薦をいただいておりました前任の方が、役職変更に伴いましておやめになりましたので、その後任ということで新たにこちらの岡由美さんを委嘱するものでございます。
 前の3ページをごらんいただきたいと思いますけれども、任期は三鷹市社会教育委員条例の第2条第4項の規定によりまして、前任者の残任期間ということになりますので、平成22年10月2日までとするものでございます。
 説明は、以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
 ご意見、ご質問などがなければ採決いたします。
 議案第23号 三鷹市社会教育委員の委嘱については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺木委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第2 議案第24号 三鷹市立図書館協議会委員の任命について

寺木委員長

 日程第2 議案第24号を議題といたします。

( 書記朗読 )

寺木委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

八代図書館担当部長

 それでは、図書館協議会委員の任命につきまして説明をさせていただきます。
 6ページをお開きいただきますと、任期が平成21年7月1日から2年間、平成23年6月30日までとなっております。現行の委員は、本年6月30日で任期満了を迎えるところでございます。
 7ページをお開きいただきたいと思います。新たに候補者として予定をしております委員の名簿となっております。かいつまんで新たに1期目としてお迎えする候補者について、ご説明をしていきたいと思います。
 まず、学校教育の関係者でございますけれども、従来は、中学校長の代表ということで、ご参加いただいていた部分におきまして、今回は二中の前校長であられました、現教育委員会指導室参与の大嶺せい子さんを予定しております。
 また、社会教育の関係者におきましては、三鷹市立東台小学校のPTA会長の磯部浩子さんにお願いしたいと考えております。
 次に、家庭教育の向上に資する活動を行う者でございますけれども、一番上の高瀬香織さん、NPO法人子育てコンビニの代表理事をされていらっしゃいます。この子育てコンビニにつきましては、ご案内のとおりかと思いますけれども、2002年にNPO法人格を取得いたしまして、子育てに関する環境づくり、育児サークル、それから情報交換といった活動をされている三鷹市内では著名な団体でございます。
 それから、学識経験に移りまして、堀玲子さんですが、JPIC読書アドバイザーとございますけれども、簡単にJPICとは何かご説明させていただきたいと思います。財団法人出版文化産業振興財団でございまして、こちらの読書アドバイザーという資格を取得されていらっしゃる方でございます。このJPIC読書アドバイザーにつきましては、これまで16期の卒業生を出しておりまして、毎回各100人という規模で全国で現在1,600人の方が活動されていらっしゃいます。そうした方のお一人でいらっしゃいまして、三鷹図書館におきましても、ご講演、ご指導などいただいた実績がございます。
 一番最後でございますけれども、一般市民ということで、これは公募委員でございます。市民から公募いたしまして、新たに金子紀子さんにご加入いただくという予定でおります。今回、13件の応募がございまして、5人の選定委員の中で高い評価を得たお二人が選任されたということでお願いをするところでございます。
 私からの説明は、以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。以上で、提案理由の説明は終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。
 ご意見、ご質問がないようでしたら、採決いたします。
 議案第24号 三鷹市立図書館協議会委員の任命については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

寺木委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

日程第3 教育長報告

寺木委員長

 引き続き、日程第3 教育長報告に入ります。報告をお願いいたします。

貝ノ瀬教育長

 私のほうからは、2点ばかり報告させていただきます。
 1点目は、新型のインフルエンザへの対応につきまして、2点目はおやじの会の連絡会につきまして簡潔にご報告申し上げます。
 特に新型インフルエンザにつきましては、今回の市議会でも大勢の議員さんからご質問いただきまして、非常に市民にとって関心の高い問題でございますので、活発な質疑応答がなされましたけれども、三鷹市の教育委員会といたしまして、十分な対応策をとりまして、現在もその対応に努めているところでございます。
 ざっと時系列で申し上げますと、そもそも4月28日に、海外での新型インフルエンザの発生が認定されて、そして、三鷹市新型インフルエンザ対策会議が設置されて、教育委員会事務局も参加をしたということからご説明申し上げます。その後、4月28日からでございますけれども、学校に対しても、それ以後、最新の情報を校長あてに情報提供をしてきたという経過がございます。
 4月30日には、教育委員会事務局の全部課長、ここにいらっしゃる皆さん方による対策会議を開催いたしまして、今後の対応ですとか、ゴールデンウィークが始まりますので、その連絡体制などを協議したところでございます。学校にも新型インフルエンザの発生に伴う対応について通知を出しました。
 5月16日に国内で新型インフルエンザが発生したということを踏まえまして、5月18日には、三鷹市新型インフルエンザ対策本部会議を設置し、本部長が市長ということで、副本部長が2人の副市長と教育長。全部長が本部員になりまして、早速対策本部を設けたというところでございます。
 5月18日は、5月の下旬に修学旅行を予定しておりました一中、四中の校長先生と修学旅行の延期又は中止について協議をしたところでございます。これは、ご承知のように延期ということで決定をさせていただきました。当初は、延期ですから、普通はキャンセル料などは発生しないという了解でいましたけれども、その後、旅行業者のほうでは、都内のあちらこちらが一斉にキャンセルを始めたということで、やはりキャンセル料をいただかないと困るという話になって、そうなりますと学校のほうも困ってきたんです。その問題につきましては、三鷹市だけの問題じゃありませんので、全都的な問題ですので、都市教育長会もそういうことを受けまして、教育長会として東京都に対して、この問題に対して一定の役割を果たしてほしいという強い要請をいたしました。いろいろ交渉があったんですが、つい一昨日、その要請を受けて代理店等が延期については、すべて無料。先方の京都・奈良のほうの旅館・ホテル等も延期ということであれば、使ってもらえるならばということでキャンセル料を取らないということになりました。
 また、自然教室などについても、皆さんにご心配おかけしましたけれども、5月18日付けで自然教室における新型インフルエンザ予防の徹底ということで、学校長あてに文書を出したということでございます。自然教室等につきましては、運動会もそうですけれども通常どおりということでございます。
 その後、5月20日には、やはり都内で新型インフルエンザが発生したということで、この対応についても文書を校長あてに出しております。臨時休校しないとか、濃厚接触者が限定的だということで、冷静に対応しなさいという内容でございます。
 21日には、また教育部内で教育委員会全体としての対応について、全部課長で協議をいたしました。これは、当初の協議と実質変わりませんで、対応についての再確認というような意味合いでございます。
 22日、三鷹市内在住者について新型インフルエンザが発生したということで、新聞等マスコミにも出ましたので、ご承知だと思いますけれども、対策本部会議を開催して対応を図りました。ただ、これは在住者といっても、三鷹市内での人・人感染ではないということで、これも特別な対応をとらないということでございました。特に学校なども運動会、いろいろな集会等についても、特別な対応をとらないけれども、しかし、予防については徹底した指導をしてもらいたいということは再三申し上げて、学校のほうも徹底的に対応を図ってくれたというところです。
 中身はもちろん、手洗い、うがい、咳エチケットとしてのマスクの着用というところでございます。これは専門家の方のご指導で、やはり、水道の流れる水が一番ということでありますので、流水での手洗い、それからうがいということを現在も学校で励行してやっていただいております。
 ここのところ、少し下火になったかなという感じもありますけれども、ただ油断はできませんので、引き続き気を引き締めて対応を図っていきたいと考えています。
 もう1点のおやじの会の連絡会。読売新聞にも紹介されましたけれども、おやじの会が集結ということで、写真も出ていますけれども。これは、5月19日に、市内の小学校のおやじの会10校と準備をしている2校、合計12校のお父さん方、五中のおやじの会のメンバーが集結いたしました。校長先生、副校長先生、それから6校のPTAの会長さんもお見えになりました。おやじ日本という全国組織があるんですが、会長は竹花豊さん、元東京都の副知事でいらっしゃいますが、今東京都の教育委員をしていらっしゃいます。この方が、おやじ日本の理事長をしていらっしゃって駆けつけてくれまして激励をいただいたんですけれども、合計73名という大変大勢の人数が集まりまして、それぞれのおやじの会の方々からいろいろ強い意思表明がありました。
 子どもを育てていくのは母親だけということになりがちでありますけれども、子どもは母親だけではできませんので、お父さん方の力を学校教育の中にも生かしていただいて、教育、子育てについても応分の責任を負ってもらいながら、なおかつご自分たちのできることをみんなでやっていきましょうという趣旨であります。まずみんな集まって知り合って仲良くなりましょうということで出発しているんです。ただ、皆さん大変やる気でありまして、竹花さんに言わせますと、おやじ日本の全国組織を組織しているわけでありますけれども、三鷹の組織力といいますか、パワーにはびっくりしたようでありまして、6月7日に全国大会があるらしいんですけれども、ぜひ代表も出席してもらいたいという要請がありました。非常に頼もしい限りであります。あと3校、大沢台小、井口小、北野小の3校はまだ設置されていないんですけれども、校長先生は出ておりまして、様子を見て、また周りからどうしてできないんだということで相当なプレッシャーがかかって、それぞれみんな近々のうちに設立できるように最大限努力しますという誓約みたいなことを言わされていました。ですから、多分、今年度にはすべての学校におやじの会が結成されるのではないかと思います。市会議員の方も、お子さんを学校に上げていらっしゃる方もいますので、何人かの方もメンバーになっているようであります。当日は何か会があってお見えになっていないようでありましたけれども、そういう面でも力強い限りだと思っています。
 私のほうは、以上でございます。

寺木委員長

 ありがとうございます。
 続きまして、岩下部長、お願いします。

岩下教育部長

 続きまして、第2回市議会定例会の一般質問につきましてご報告いたします。
 6月3日、4日の両日、市政に関する一般質問がございました。お手元に一覧表がございますのでごらんいただきたいと思います。答弁まで含めてご報告いたしますと、かなりの時間になりますので、議員さんのご質問内容を中心にご説明をいたします。今回は22人の質問議員さんのうち16人の方が教育長へのご質問をされました。
 1ページをお開きください、2番の森徹議員ですが、2にございます第三小学校の建て替えについてご質問をされております。2月22日と3月1日に三小建て替えに関わる説明会を開催しましたが、この説明会に参加された方の声をどのように受けとめているのか。また、コミュニティ・スクールの実践を三小の建て替えにどう生かしていくのかという視点からのお尋ねでした。
 次に3番の大城美幸議員ですが、三鷹の教育について、小・中一貫教育校の全市展開に当たっての成果と課題についてお尋ねがありました。この点につきましては、総括して市長も答弁をいたしました。
 また、小1プロブレムの対応のための教員の課題と効果について。少人数、習熟度別授業のメリットとデメリットについて。これは30人以下学級の実現に向けた次の質問とも関連されておりましたが、少人数学級の推進を求めるご質問でした。(3)の都教委と市教委の懇談会についてのご質問がありました。今年の2月17日に開催されました都教育委員会との懇談会についてですが、この中でどのような意見、要望があったのかというご質問でした。この懇談会では、ご案内のとおりですが、小・中一貫教育や学力向上等に向けた具体的な取り組みなど多岐にわたる内容について約3時間の意見交換を行ったところですが、こうした状況についてお答えいたしました。
 次に、4番の岩田康男議員ですが、新型インフルエンザ対策についてのご質問です。小・中学校の発熱による欠席状況や予防について。また、修学旅行の延期に伴うキャンセル料の件のお尋ねもあったところです。
 次に、5番の野村羊子議員です。主に市長への答弁でしたが、子どもを含めたDV被害者対策については教育長が答弁をいたしました。
 6番目の嶋崎委員ですが、2の感染症対策としてノロ、ロタウイルスの学校、学童保育所における被害実態と対策について。それから、3にあります労働安全衛生対策として教員の、とりわけメンタルヘルスについてのご質問がありました。
 8番目の渥美議員ですが、三鷹市暫定管理地(多摩青果跡地)を今、借りて市が管理しておりますが、大屋根広場という屋根のかかっている部分があるんですけれども、そこに人工芝やネットを整備してスポーツ利用ができないかというご質問でした。
 9番目の加藤浩司議員ですが、学校施設の屋上緑化と校庭の芝生化について、推進すべきであるとの立場からのご質問です。この中では緑のカーテンについてもお尋ねがありました。
 10番の土屋健一議員ですが、三鷹の魅力の発信についてのご質問です。教育長におきましては、今の三鷹のまちの魅力に関する基本的認識を、特に市民の皆さんが目にしたり、あるいは利用したりすることに関してのお尋ねでした。教育長は、魅力ある教育の推進、スポーツ振興を含めた生涯学習、文化のまちづくりの重点的な取り組みに加えまして、特に議員さんご質問の趣旨から、地域資源を活用した生涯学習の取り組み、エコミュージアムや市内歴史散歩などについて答弁をされたところです。
 11番目の伊東光則議員ですが、新型インフルエンザの対応について、小・中学校への影響、修学旅行への影響についてのご質問でした。
 12番の伊藤俊明議員ですが、三鷹子ども憲章の普及、啓発、実践として、小・中学校における取り組みについてご質問がありました。また、幼・保・小連携の取り組みについて、こちらは特に保育園から見た取り組みについてということでしたが、教育委員会として積極的な連携について答弁をしたところです。
 少し飛びまして16番目の赤松大一議員です。教育長へのご質問としては、3のカラーバリアフリーについてでございます。小・中学校で色覚特性の児童・生徒の把握をしているか。教科書の選定ではどのような配慮をしているか。色覚特性対応チョーク、見やすいチョークがあるそうでありますけれども、これの全校での導入をというご質問でした。
 17番の粕谷稔議員ですが、新型インフルエンザ対策についてのご質問でした。特に学校教育現場での対応についてのお尋ねがありまして、教育委員会の対応策についてお答えしたところです。
 18番の緒方一郎議員です。教育長へのご質問としましては、2になりますが、スクール・ニューディール構想の公立文教施設整備事業や、学校ICT環境整備事業の国庫補助や交付金を適用しての各事業についてお尋ねがありました。(1)学校の耐震化の前倒しを含めた補助、交付金の規模と削減効果について。(2)として太陽光発電や省エネ改修の規模と内容。また、エコ改修とあわせましてナイター設備や周辺照明、時計等の小規模、分散型適用ができないかとのお尋ねがありました。また、(3)ですが、地デジ対応テレビや電子黒板の導入の申請については、学校ICT環境整備の助成制度を積極的に活用しまして、電子黒板つきの機器を含む地デジ対応機器の整備を検討したいとの答弁をしたところです。(4)として、校務処理関係について、セキュリティや使い勝手、研修、労務管理等の観点から、今後の方向性についてのご質問があったところです。
 20番目の岩見大三議員ですが、やはり新型インフルエンザの対策について、特に学校現場において学級閉鎖や行事中止などのガイドラインについての見解をというご質問でした。
 21番の谷口敏也議員ですが、交通事故のないまちづくりとしまして、各小学校で実施しています交通安全教室、自転車教室についての効果と課題。通学路の安全対策についてのご質問もありました。また、学校で発生した事故についての保険についてもご質問があったところです。
 最後になりますが、22番目の中村洋議員です。(6)になりますが、公教育の充実のためにというご質問で、東京都の役割、三鷹市の役割をどう考えるか。それから現在、東京都が進めている教育の流れの背景から見た教育の課題は何かとのご質問でした。
 私のほうからは、以上です。

「平成21年第6回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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