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平成18年第12回教育委員会定例会会議録(3) 

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2007年7月13日 最終更新日:2009年10月2日

平成18年第12回教育委員会定例会

日程第5 教育長報告

石渡学務課長

 学務課です。30ページの行事実績等報告でございます。11月2日から、緊急の夜間電話相談の開始ということで、当面、12月25日までの月曜日から木曜日まで、午後8時30分までの受付ということで実施しております。今、お手元に実施報告を配らせていただきました。それをごらんいただきたいと思います。
 11月1日から30日、昨日までの電話相談対応については、相談件数、昼間が25件、夜間、月・木ですけれども、これは6件ございました。中でも、いじめに関しましては、都合11件というふうになっております。このいじめの電話の内容につきましては、先生に話してみる、また友達と話してみたいというようなことで、電話で、ほとんどの子どもたちについては、ある一定の解決というふうになったわけですけれども、指導室にも数件つなぎ、学校のほうとの対応をしているところでございます。
 特徴的なことでは、これまで電話相談というのは、昼間も含めて、ほとんどが保護者の方から来ていたということですけれども、今回、子どもに対して電話相談カードというものを配った影響もありまして、カードを見て電話をしたという子どもの件数が、昼間7件、夜4件の11件ございました。直接子どもが電話してくる、本人からの電話があったということで、一定の効果があったと考えているところでございます。
 続きまして、11月7日から給食の調理業務委託該当校の保護者説明会を開催したところでございます。
 資料をごらんになっていただきますと、南浦小学校、11月7日をはじめとして、東台小学校まで、4校実施しまして、都合、保護者の方は18名参加していただきました。また、傍聴の方が5名いらっしゃいまして、合計23名ということでございます。
 寄せられた質問の主なところについては、食育についてということで、市内産野菜の活用について、それから栄養士が、手のあいた時間、どんなことをするのかというような質問がございました。また、給食の内容につきましては、食物アレルギーに対して、きめ細やかな対応ということですけれども、具体的にどのようなことを今しているのか、今後どうなるのかというご質問をいただいているところでございます。
 また、安全衛生管理の徹底ということで、衛生管理は大丈夫なのか、長期間の委託でルーズにならないのかというところのご質問がありましたけれども、きちんと今後も検証していきますということで、お答えしているところでございます。
 また、給食調理業務の委託化についてというところの質問が一番多かったわけですけれども、現在うまくいっている給食調理業務をなぜ民間委託するのかというところでございます。これにつきましては、食育の推進をはじめ、学校給食の充実を図っていくということと、効率化を進めていかなければならないということをご説明しているところでございます。
 また、直接、栄養士が調理員に指示を出せないということで心配だというご意見もありましたけれども、きちんと現場のチーフと意思疎通を図りながら、人間関係を大切にしながら、栄養士の指示書に基づいて給食をつくっていきますというふうにご説明しているところでございます。
 また、子どもたちとのふれあいがなくなるのではないかということですけれども、これもきちんと委託の仕様書の中に、子どもたちとのふれあいも含めて指示しますというふうにお答えしております。
 また、保護者の負担が、効率化によって軽減される経費で給食費が安くならないのかというようなご意見もありましたけれども、あくまでも給食費というのは食材料費でございますので、こちらについては変わりがありませんというふうにお答えしております。
 以上、このような幾つかのご質問をいただきながら、説明会を丁寧に開催してきたところでございます。
 また、31ページ、行事予定等報告でございますけれども、12月15日、16日、22日、28日と学校給食調理業務の委託事業候補者の説明会から始まりまして、募集の受付を今月中、行うという予定になっております。
 以上でございます。

里吉指導室長

 指導室でございます。32ページの行事実績等報告、33ページの行事予定等報告については記載のとおりでございます。
 ここで、この間、いじめ問題等にかかわりましての指導室としての対応につきまして、ご報告をさせていただきたいと思います。
 10月に北海道、福岡県等で、いじめを苦にした自殺等が発生いたしまして、それらの状況を受けながら、学校にさまざまな情報提供等をしながら指導してきたわけでございますが、11月6日に文部科学大臣あてに自殺予告文書が届けられまして、それにかかわっての緊急の対応をいたしました。
 11月9日から10日にかけまして、いじめを原因とする自殺予告文書への対応及び確認についてということで、緊急に市内小・中学校児童・生徒全員に実態調査をいたしました。内容につきましては、現在、友達からとても嫌だと思うことをされたり言われたりしているかということで、この点については、「いる」と回答した児童が小学校で約22%、中学校で9%でございました。この中で、だれかに相談をしたかという結果につきましては、小学校が約54%、中学校が48%という状況でございまして、この報告を受けて、特に学校が深刻ないじめと受けとめて指導しているという状況についての内容を改めて報告をしていただいたところ、小学校で11件、中学校で9件の報告がございまして、このうち中学校1件以外につきましては、現在、学校が把握をしていて、指導中のいじめであったということでございます。これらにつきましては、具体的に細かい内容等を報告いただく中で、学校が具体的に指導を進めているところでございます。
 この自殺予告文書の対応の前に、実は児童・生徒全員への実態調査も準備をしていたところでございましたので、11月20日から27日にかけまして、三鷹市立学校いじめアンケートということで、小・中学校の児童・生徒全員に対しまして、言葉でのおどし、冷やかし、からかい、持ち物隠し、仲間外れ、無視等々のいじめの対応につきましての内容について、子どもたちがされたことということで、一つでもあって、今も続いていると答えた人数を集計いたしましたところ、小学校で約11%、中学校で約7%の回答がございました。小・中学校ともに、多い内容については、冷やかし、からかい、暴力行為等が上位に挙げられておりました。
 これを受けまして、今、学校のほうに対しまして、いじめの個別対応といじめについての全体指導ということで取り組みを進めていただいているところでございます。現在、いじめられている児童・生徒の対応につきましては、児童・生徒が受けたいじめにつきまして、その内容や発生の経緯、現在の状況等について、面談等をして調査をし、事実関係を把握して、いじめから即時に子どもたちを守るための指導方針、対応のあり方を決めて、確実に実行していただくように、また、中長期的にはメンタルケアを行って、心の安定を取り戻すといった対応を進めていただいております。
 また、いじめている児童・生徒への対応につきましては、行ったいじめ行為について、その内容や動機、現在の状況等について調査をし、事実関係を把握して、再発を防止するための根本的な解決策を立てて、確実に実行していくということについて、取り組んでいただいております。また、いじめについても、全体指導につきましては、児童・生徒に対しまして、いつ、どこで、何をどのように指導していくかということを十分検討して、方針を立てて、確実に指導するようにということで指導いたしまして、これらの報告のあった一件一件につきまして、各担任の教員等が事実確認をして、学校として方策を立てて、具体的な指導を進めているところでございます。
 現在、こういった学校の対応とあわせまして、いじめ問題対策会議ということで、学校関係者、市民の代表の方々を交えての会議を12月25日の午後に開催して、学校、家庭、地域等に対して、いじめ問題根絶に向けた提言をまとめて、各学校、家庭、地域へ呼びかけ、子どもたちを取り巻くすべての目で、いじめを根絶させていくということで取り組んでいくという方向で、今、準備をし、取り組みを進めているところでございます。
 以上でございます。

深谷生涯学習課長

 生涯学習課です。34ページになります。先ほど教育長のほうからもお話がございましたけれども、11月3日、4日、5日の3日間にわたりまして、東京文化財ウイーク事業を行いました。これは東京都教育委員会が主体となって、各市町村が協力をして行う事業ですが、より多くの市民の方に文化財を身近に感じていただきたいという趣旨で、毎年開いているものでございます。
 ことしにつきましては、記載のとおり、3日に国際基督教大学(ICU)の泰山荘見学会を行いました。650人ほどの見学者がございました。また、4日、5日には、大沢にあります水車経営農家を公開いたしましたが、このときに小学校5、6年生を中心に、子どものボランティア解説員を十数人のお子さんにやっていただきまして、大人と一緒になって解説するということを実施いたしました。
 続きまして、35ページ、行事予定等報告でございます。12月4日、来週の月曜日ですが、天文台構内古墳調査委員会を、第3回ですが、開催いたします。先ほどの教育長のご説明を補足させていただきますが、お手元に資料を配付していますので、ごらんになっていただきたいと思います。
 1ページ目、天文台の案内図です。正門を入ってすぐ左側、50メートルぐらい行ったところに、こんもりとした丘になっております。次のページに写真がございます。ことしの2月に1回調査をいたしました。このときは、お墓そのものを発掘調査いたしまして、このような形が出てきたわけでございます。
 次のページの写真をごらんになってください。これが今回、調査したときの写真でございますが、今回の調査は、古墳の形状とか大きさを確認したいということで、調査を11月の初めから3週間ほどの期間で行いました。
 上の写真は、古墳をつくるときに、土を少しずつ重ねていくというような形をしている、しま模様的なものが、黒い土がそうなんですが、見えているということでございます。下の写真は、東西南北に周りに溝が掘られています。真ん中に黒くなったようなところが当時の溝だというようなことでございます。
 次のページを開いていただきますと、イメージ図がございますが、東西南北にこういった溝があるということが確認されまして、この形状が、先ほど教育長がご報告しましたけれども、上が丸いお墓で、下が四角くなっている上円下方墳という形が確認されれば、全国で今見つかっているのは三つほどしかないというような状況ですので、非常に貴重な古墳だということになります。ただ、今回の調査では、下が四角いということはある程度確認できましたが、まだ上が丸いということが確認されておりませんので、また次回、機会を見て調査をする必要があるということになりました。
 それから、追加で資料を配付させていただきますが、今の古墳の関係です。教育長のほうからお話がありましたけれども、これは一番右側に天文台構内古墳、真ん中に熊野神社の古墳、それから左のほうに北大谷古墳と三つ書いてあります。これが定規で引いたように一直線状になるということで、先ほど教育長からお話がありました。北大谷というのは、中央高速の八王子インターの付近でございます。熊野神社は東芝の辺でしょうか。そういうところが、全くの等間隔ではありませんが、一直線上になるというようなことで、古墳は大化の改新、645年のちょっと後、7世紀の後半ではないかと思われていますが、武蔵の国ができたころのことが、今回の古墳によってはわかるのではないかという期待がされています。
 もう1点、記載はございませんが、報告をさせていただきたいと思います。
 お手元に、市議会の議案書のコピーを配付させていただいておりますが、四小学童保育所とむらさき子どもひろばの一体的な運営に向けての指定管理者の指定の件でございます。
 11月の定例会でもご報告させていただきましたけれども、11月に指定管理者を公募いたしまして、七つの法人から申請がございました。11月に選考委員会におきまして審査をいたしました結果、候補者といたしまして、株式会社日本保育サービスというところに決定させていただきました。12月の市議会の定例会に指定の議案を提出予定でございます。
 なお、この日本保育サービスは、本社は名古屋のほうですが、東京支社が新宿にございまして、首都圏を中心に、保育園、あるいは学童保育所を数多く運営しておりまして、スタッフも充実しているというような会社でございます。
 生涯学習課からは以上でございます。

中田スポーツ振興課長

 スポーツ振興課です。36ページの行事実績等でございますが、11月19日から27日、月曜日まで、第15回の市民駅伝大会の申込みの受付をいたしました。140チームの枠に166チームの応募がありまして、実行委員会、三鷹警察署と協議をさせていただきまして、本年度も全チーム出場できる見込みになっているところでございます。
 続いて、37ページの行事予定等でございますけれども、記載のとおりでございます。
 以上でございます。

小田社会教育会館長

 社会教育会館です。38ページ、11月17日、市民大学総合コース、主にこれは金曜日コースなんですけれども、この3コースが一堂に会しまして、共通自主学習を行いました。講師として貝ノ瀬教育長にお見えいただきまして、スタートしました小・中一貫校とコミュニティ・スクール、にしみたか学園のお話を中心に、学園の教育目標、また研究テーマ、それから今後の地域への広がり等々についてのお話をいただき、41名の参加の中で、終わった後、反省会もあったんですけれども、非常に好評でして、1年後の検証結果も含めて、次回もぜひお願いしたいということで、お礼とご報告にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 39ページですけれども、あす、あさって、社会教育会館のつどいということで、これは前回の定例会でも席上配付させていただきました。特に3日の午後2時から社会教育会館の講堂で、児童館のクラブ発表会がとり行われます。別刷のプログラムができ上がっておりますので、本日、お手元のほうに配付させていただいております。前回も秋山先生にお見えいただきましたけれども、エネルギーが本当にございますので、ぜひご高覧いただければと思います。よろしくどうぞお願いいたします。
 以上です。

若林図書館長

 図書館でございます。40ページ、行事実績等でございますが、10月27日から11月9日まで、読書週間でございましたが、その間、各図書館において、人形劇、おはなし会、映画会等を開催いたしましたが、延べ323人の方の参加がありました。
 続きまして、41ページ、行事予定等でございますが、記載のとおりでございます。
 以上です。

廣瀬委員長

 それでは、以上で報告が終わりましたけれども、委員の皆様、質疑、コメントございましたら、お願いします。
 施設課の第一小学校の入札不調というのは、結局、何が原因なのでしょうか。

吉岡施設課長

 正直なところ、不調になる原因というのは、はっきりわかりません。
 いろいろな最近の経済情勢、それから中国等の鉄の需要等を含めて、そうしたこともありますし、また、施設工事の内容とか、工期の問題とか、いろいろなこともあると思うんですけれども、ちょっとはっきりしたところはわかりません。

廣瀬委員長

 わかれば対応の仕方もあろうかと思うんですけれども、そうすると、ちょっと難しいですね。

柴田教育部長

 今、ほかの事業でも、市のほうの関係で、不調になっている工事案件が相当数あるんです。かなり業者のほうで仕事を抱えているという面もあるのかもしれません。責任者の現場代理人はほかの現場を掛け持ちできないんです。だから、必ずそこに張りついたら、ほかの工事の現場にかかわることはできないので、そういう面もあるのかなと。

廣瀬委員長

 ほかにいかがですか。

秋山委員

 学務課と指導室にお聞きしたいんですが、学務課で行われた電話相談の実績報告は、実際にやられて、これは予想より多かったとお感じなのか、予想どおりだったのか、その辺を教えていただきたいのと、指導室に関しても、いじめの調査をやられていますが、現場の先生、あるいは指導室のほうで、今回の調査結果は思ったより多かったとか、思ったよりも少なかったとか、どのようにお考えでしょうか。

石渡学務課長

 夜間の電話相談ですけれども、初めての事業実施ということで、その辺の予測というのはついていなかったんですけれども、ただ、これを始める前から、既にいじめの問題というのは、10月中からマスコミ等をにぎわしていましたので、それにしては、電話相談、かつ昼間の電話相談、いじめということがそんなにないというふうに相談員のほうからは聞いておりましたので、どうかなと思ったことが一つでございます。
 それから、電話相談カードというものを子どもたちに配りまして、1万700人の小・中学生に配ったものですから、かなりの反応があるというふうに、これは踏んでいました。ところが、意外と、件数的には少なかったという部分がありますけれども、ただ、先ほども申し上げましたように、保護者よりも小・中学生本人からの電話がつながってきたということがありますので、今後もこのカードの配布につきましては続けていきたいなと思っております。

里吉指導室長

 2回目の11月の終わりに実施した数につきましては、各市等で実施をしている状況等を見ますと、大体2割程度の数が挙げられていますので、これに関しては、三鷹市では少ない状況だととらえております。ただ、数が多い少ないではなくて、出てきたものについては、ことごとくきちんと対応して、それぞれを解消していくという方向で、一つの指導のいい機会というふうにとらえて、今後、学校のほうと連携しながら、解決に向けて取り組んでいきたいと思っております。

寺木委員

 引き続き、いじめの問題で質問させていただきます。
 この電話相談のほうには、いじめている子からの、こういうことをしてしまって、どうしようかという相談があったのかということが一つと、それから先ほどのご説明の中に、いじめている子の根本的な改善策を練っていらっしゃるということで、具体的にいじめている子のほうも、とても重要な問題を持っていることが多いと思いますので、そこのあたりの様子を少し聞かせていただきたいと思います。

石渡学務課長

 電話相談の中で、いじめている子からの電話相談はございませんでした。すべていじめられている側からの電話相談でした。

里吉指導室長

 さまざまな対応がございます。新聞報道等でも報告されておりますけれども、いじめている子は、いつまでもいじめ続けるということではなくて、いじめている子が、またいじめられる側に回るというケースもございまして、ですから、やはり私どもが学校に指導しておりますのは、いじめは、だれにでも、どこにでも起き得ることであると、決していじめは許されないことであるということを子どもたちに徹底して指導していくということで、いじめている子どもについては、それを徹底するわけでございますし、いじめられている子については、今度、いじめる側に回らないようにということで、十分ケアをしながら、そういういじめというものについての、人権上の非常にあってはならない問題だということを説きながら進めていこうというふうに取り組んでいるところでございます。

寺木委員

 そういう場合に、保護者と先生と当事者の子どもと話し合うとか、そういう設定もなされたりしているんでしょうか。

里吉指導室長

 そのとおりでございます。子どもだけで解決できませんので、保護者も十分かかわっていただいて、家庭での指導とあわせて、学校でも指導しながら、学校と家庭も力を合わせて、根絶に向けて取り組んでいるところでございます。

寺木委員

 よろしくお願いします。

廣瀬委員長

 いじめられている子から見ると、いじめている子がいるというだけで、学校に行くのが嫌になるということがあると思うんです。とても怖くなっちゃうということが。だから、教育再生会議でも、いじめっ子は停学にするとか何とかと言って、文科大臣もそれを問題視してらしたけれども、それは方法はとにかくとしても、一理ある考え方だと私は思ったんです。そこは対策会議のほうでいろいろ考えていただけることかと思いますけれども、抜本的に、やっていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。

秋山委員

 今回のいじめに関して、スクールカウンセラーの相談が増えたとか、スクールカウンセラーのお仕事が変わったとか、そういうことはなかったでしょうか。それで、1学期が終わったときに、スクールカウンセラーのまとめをいただいたんですけれども、ぜひ2学期が終わった時点で、またスクールカウンセラーの報告をいただければと思います。

川崎指導室統括指導主事

 今回、いじめの報道があった直前から、2回に分けて、市のスクールカウンセラーの研修会、連絡会において、スクールカウンセラーの役割について啓発に努めたところなんですが、具体的な事例として、いじめにかかわって、スクールカウンセラーの動きが変わったというものは、今のところありません。

磯谷委員

 いじめの対策会議での議論は、どういうことで、今後結びついてくるんでしょうか。つまり、それがダイレクトに学校現場に反映されるのか、あるいは何か我々が、またそれを踏まえて議論させていただくのかどうか。

里吉指導室長

 今考えておりますのは、いじめ問題対策会議という名称にさせてもらっておりますが、ここで学校、家庭、地域への提言をまとめていただくと。それを受けまして、特に学校のほうにつきましては、その提言を受けて、具体的な指導指針を、いじめ、健全育成含めて、特にいじめ問題の充実に向けての指導指針を策定いたしまして、それに基づいて、学校が今後、いじめ問題の根絶に向けた取り組みを、さらに一層強化していくといった材料にしたいと思っているところでございます。

磯谷委員

 そうすると、教育委員会、我々としては、どこかで確認をする機会というのはありますでしょうか。というのは、いじめの問題、いじめ対策というのは非常にデリケートな部分がありまして、素朴な思いがそのまま反映されるのは必ずしもよくないと、ある程度、専門性を踏まえた目が入らないと、感情論になりかねないところが一般論としてはあるので、ですから、そういう意味で、若干、見せていただく機会があったほうがいいのではないかなと思っております。

里吉指導室長

 そのようにさせていただきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。

廣瀬委員長

 ありがとうございました。
 それでは、以上で日程第5教育長報告を終わります。
 これをもちまして、平成18年第12回教育委員会定例会を閉会いたします。どうもありがとうございました。

午後3時48分 閉会

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