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平成21年第5回教育委員会定例会会議録(4)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2009年10月13日 最終更新日:2009年10月15日

平成21年第5回教育委員会定例会(4)

日程第5 教育長報告

磯谷委員

 すみません、続きで、先ほどのにしみたかの件ですけれども、個々の生徒・児童の学習履歴を蓄積して継続した指導・支援が実現できるようにすべきだという提言というか、今後の課題になっているんですけれども、現状、それぞれの子どもの学習履歴の蓄積と把握というのは、どういう形になっているんでしょうか。いわゆる指導要録があるのは知っていますけれども、どんなことがなされているのか、あるいはなされていないのか。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 一般的には、各担任の教員なり、各教科担任が教務手帳というものを持っていて、昔の閻魔帳というものなんです。そこに定期テストや小テストの点数があったり、あるいは作品を点数化したものがあったりとか、覚え書きがあったりとかということをしているんです。それが今までは単年度ごとに終わっていくわけなんですけれども、その後きちんと6年間なり9年間つないでいくシステムをつくっていかないといけないということをこちらで提言をいただいているところです。今までいえばそんな形で、記録を残してはきたということです。

磯谷委員

 それこそ塾なんかでは、この子は分数がちょっと苦手だから、歴史のこのあたりがわかっていないというのが、非常にわかりやすく出てきていて、子どものほうもそれを見て、自分はここのところが不足しているんだなということがわかると思います。それがまた小・中の中でずっとあれば、一時期おくれたとしても、何とかそこを補充をしていくとか、どこがわかっていないか、今わかっていない面もあると思うんですけれども、そういうことができるといいですね。
 そのあたりを含めてですけれども、この報告書を受けて、これからどういうふうにしていくのか。多分、学校現場でやること、教育委員会としてやること、あるいは予算が必要なこととかいろいろあり得るだろうと思います。先生たちが非常に忙しいというのはいろいろなところで聞こえてくるし、人がもっと必要じゃないかという話もあるわけですけれども、このあたり、これをこれから先つなげていくということなんでしょうか。そのあたりの見通しみたいなところを教えてください。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 校務支援ソフトがこれから動いていくわけなんですけれども、その中に学習の蓄積をしていけば、ある程度、小学校なり中学校のどの担任が見てもそこから分析できたり、あるいは、そこから表を導き出したりすることがやがてできるのではないかなと考えてはいるんです。ただ、小学校から中学校へ行くというときには、当然そこは法的には違う学校なわけなので、そういったところの個人情報の管理であるとか、学校間の情報の伝達の部分については、もうちょっと慎重に見て制度的なものも含めて考えていかなきゃいけないと考えております。

磯谷委員

 小・中一貫を支えるためにそれぞれ現場でやらなければいけないこと、教育委員会でやらなければいけないことというのは、いろいろとあるんだろうと思うんですけれども、このあたりの整理はどういうふうにこれからやっていくことになるんですか。

川崎指導室小・中一貫教育推進担当課長

 ある程度は教育委員会のほうが、現場でやれと言っても難しい部分もあると思うんです。判断に迷う部分もあると思うので、どこら辺まで整備ができるかというところで、その段階で、まずはどのデータを入れていったらいいのかというあたりのガイドラインはお示ししていく必要はあるかなと思っております。

貝ノ瀬教育長

 そこでですね、七つの学園ができましたから、今年度から学園長会議というのを設定しまして、そこで学園長さんの会議を定期的に開きまして、そのにしみたか学園のそういうまとめについて、実際に現実に動かしている立場の人たちですから、それとの関係で、差し迫って具体的にどうするかという、そういう具体的な問題が絶えず、これも絡まって出てきますので、それについて議論しながら整備していくという作業になってくるんです。
 ですから、これはこれでもって一丁上がりでどこか神棚に置いておくということではなくて、これを実際に絡めながら学園経営の中で生かしていく。実際そうなったときに具体的に教育委員会でこうしましょう、いや、これは学園のほうでやってもらいましょう。これは各学校でやってもらいましょうとか。そういう形でもって生かされてくるというものです。
 やっぱり何と言っても、いろいろ課題とかまとめて出ていますけれども、やはり神話というか幻想というか、小・中一貫教育校にすると大変になった、なるんだというイメージ。これはイメージですよ。それがひとり歩きしているようなところがあって、これは案外保護者のほうにもわりと伝わっているんです。
 これはどうしてそういうことを生んだかというと、現行で小学校、中学校でやっている従来のカリキュラムに基づいた普段の勉強がありますよね。その勉強はやり続けていながら、それでなおかつ小・中一貫教育校のカリキュラムが新しくつくられましたけれども、それを別にもう一つやるんだという、そういうイメージを持つからなんです。そうじゃない。新しくつくられたカリキュラムがそっくりそのまま入れかわるだけ、入れかわるというか変質するわけです。
 つまり、今までやっている勉強が新しい小・中一貫のカリキュラムと置きかわるだけなんです。だから、別なことをするわけじゃないんです。ただもちろん質的にいろいろ指導の改善を図ったりした内容はありますけれども、別のものをやるんじゃないということです。
 ですから、そこをきちんと実際にやっている先生方にもちゃんと理解してもらうという必要があるんです。そういうイメージが先行しているから、多忙感、多忙じゃなくて多忙感、感覚の感。実際にほんとに多忙かどうかということじゃなくて、感覚的に多忙なんです。そういう人いますよね、癖で「忙しい、忙しい」。暇でも「忙しい、忙しい」。だから、多忙感と多忙を区別しなくちゃだめ。僕はその多忙感のほうが結構強いと思うんです。
 また、保護者の方も、皆さん思いやりがあって、先生方、大変でしょうと言ってくれるから。中には美学で忙しくても大変じゃないと言う人もいるけれども、大体、みんな「大変だ、大変だ」と言いますから。そういうふうにひとり歩きしちゃうんだけれども。そこはやっぱり誤解です。
 ですから、確かに交流授業などもあって新しいことが入ってきて、別にやっているような感じがしますけれども、交流授業というのは、自分の授業をつぶして交流授業に行くわけじゃありませんから。交流授業をするときには、交流授業をやって、自分の授業がないときに交流授業に行くとか。交流授業でもってもし自分の授業があるんだったら、そこにはほかの人が入ってちゃんと勉強を教えるということになっているから両方やるわけじゃないんです。だから、何かそういう別物をやるというイメージがちょっとでき上がりつつあるので、そこをちょっと修正というか、根本的にイメージを変えておかなきゃいけないと思います。

鈴木委員

 この検証報告書というのは、これが初めてですか。

貝ノ瀬教育長

 これは毎年出て、3年目の3回、最終報告です。

鈴木委員

 そうですか。でも、これは初めてというか、にしみたかでは3年目ということですね。

貝ノ瀬教育長

 3冊目です。

鈴木委員

 そのほかの学園でもやっている?

貝ノ瀬教育長

 それはそれぞれの学園で学園評価というか学校評価はやってもらいますけれども。これは、市民に約束した、にしみたか学園についてはモデル校でしたので、これについては市教委とともに一緒に検証委員会をつくって、しっかりやっていきましょう。3年間ちゃんとやりましょうと。

鈴木委員

 日本の中で、こんなのをつくっている小・中学校はありますか。

貝ノ瀬教育長

 ないと思います。

鈴木委員

 これはすごく大切な資料で、やっぱり、これが持っている発信力というか、いろいろ問題があるというのはわかります。ですが、これは非常に重要な資料であって、この目次を見て、全体で何を目指しているんだという構想、構造がわかるわけですけれども、大学改革云々なんてことを今よくやっていますけれども、それに比べたってほんとに改革の精神というか、よくよく構造に落とし込んでいるものが散見できると私は思います。
 磯谷先生が、相互乗り入れ授業、これは非常に重要なことで、先生方の相互乗り入れ、そこでティーチングというか、教育力のいわばクオリティー・コントロールをどうするんだと言ったときに、課長がポートフォリオという言葉も使いますけれども、それをやりながらということをおっしゃる。この資料編のところに学校評価、いろいろな人たちが評価していますよね。児童・生徒による学校評価というのは、これなどはいろいろ問題があるだろうけれども、大学でもやっています。相互乗り入れを先生がやるというならば、学生、子どもたちの相互乗り入れはどうなのということがあります。ちゃんとポートフォリオを持たせていくならば、何も一つの小学校、中学校にいる必要はなくて、そうなると、どういう状況が出てくるのかよくわからないですけれども、非常にダイナミックな状況が出てくる可能性はあるとは思います。
 これ全体を見させていただくと、私の大学で4年がかりで、いわゆるカリキュラムをはじめとする改革をやったわけですが、基本構造はこれと同じだというところがあって、これは皆さんが考える以上に非常に重要な資料だと思います。3年間おやりだというからここまで来たんだなと思います。

貝ノ瀬教育長

 ありがとうございます。

寺木委員長

 これを読ませていただいて、とてもしっかりまとめていただいていると思いました。二つ質問させていただきます。次に続く学校がこれと同じ方法でというか、これをどういう形で利用していくのかということ。
 それから、先ほどICTの生徒の学習力の記録ですか、今後の課題のところにICT環境を活用した職務の効率化というあたりに含まれてくるお話のように私はお聞きしたんですが、今どのぐらい現場で先生方がパソコンを使いこなしているのか。わかる範囲で結構ですので、どのぐらいのことが現場で行われているのか、そこのあたりを教えていただけたらと思います。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 まず検証報告書をつくったというのは、大きな意味では小・中一貫教育を行っていくに当たって、どういう教育活動がより効果が上がるのか。それから、どういうふうに行ったら円滑な小・中一貫教育校の運営ができるのかということが大きな趣旨だと思うんです。ですから、この3年間の検証をもとにして、どのような教育活動を小・中一貫教育校として行っていくことが自分たちの学園を運営したときに、より効果が上がる教育活動になっていくだろうかということ。どういうシステムや運営をしていくことで円滑にできるだろうか。また、その職務のむだな部分を省けるだろうか。
 それから、にしみたか学園が失敗したというか苦労した部分は、なるべくしないで次の段階に進めるようにというのが趣旨でこのようなものをつくったということです。
 基本的に、教員は今パソコンそのものはほとんどの方が文書作成にしても、成績処理にしても使いこなしているというのが現状です。連絡ツールとしてとか、会議のツールとして使うところは、まだこれから開拓していく必要があるかと思っています。

貝ノ瀬教育長

 教員一人一台入りましたので、これからなんですけれども、まさに会議なども年じゅう顔をあわせるフェース・ツー・フェースでやる必要のあるときもあるでしょうけれども、ICTを使って済ませることも十分可能でしょうから、これはこれからです。そうしますと、まさにさっき申し上げた多忙感についても相当緩和されてくると思います。

鈴木委員

 それはどうかわからないけれども、教育長がおっしゃるとおり「感」なんです。疲労感とか。だけどそこも考えてあげなきゃいけないし、最終的には教育委員会がやらなければというのはまことにそのとおりなんですけれども、やっぱり、現場の先生たちの声というのも十分に聞きながら、三鷹市方式でこういうのをやるというのをぜひつくり上げていく必要があると思います。

貝ノ瀬教育長

 第一線の先生方の感覚も大事にしなければいけませんし、ご意見も大事にしますけれども、ただ1点申し上げておく必要があるのは、小・中一貫教育校については、これは京都ですとか、品川とか、あちらこちらで始まっていますけれども、どの自治体も本市のように、例えば、授業を交換してやるというときに後補充はつけていないんです。ですから、その範囲内でやっているわけです。ですから、そういう手当をして人を配置しているというのは本市の場合だけです。ですから、そこは市民の方にもよくわかっていただいて、一定の財源を割いてて、先生方のそういう多忙感についての対応についても考えてはいるんです。ですから、本市だけですので、その点は一定の評価をしてもらいたいとは思っているんです。それは意外と知られていない。ですから、こういうのも検証報告の中で出ていると思います。
 あと、検証報告は、小・中の9年間で接続して子どもを育てていくということが、ほんとうに子どものためになるのかという、根本的な命題があるんです。最初の出発のところから、市民の皆さんが疑問を出されたところがありましたから、これについてやはりしっかりと検証して、改善すべきところは改善しながらやっていきましょうという約束を市民としているんです。その中での検証なんです。ですから、言い訳だとか、それからいいところだけを集めているということじゃなくて、いろいろな問題点についても明らかにして、その都度、毎年改善を図ってきているということの一つの材料なんです。
 ですから、そういう意味では改善資料ということになると思います。ただ、これは本市の場合は評価していただきましたけれども、本市のスタイル、三鷹方式、つまり地道にやる。地道にやって確実に子どもたちのためになる教育をしていこうという教育です。

寺木委員長

 この報告書がこれからの小・中一貫の発展のもとになるものだと評価させていただきました。どうもありがとうございます。

秋山委員

 もう一つ、視点は違うんですけれども、この三鷹方式という小・中一貫の方法が、幼保小連携に対して、どの点で活用できるか、教えてください。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 三鷹方式というのは、結局、構造の改革特区を申請しないで、現行法制度のもとでやっていくよということと、基本的には、学区地区型ではなくて連携型という形で、今ある施設を使いながらやっていくという意味では、幼保小連携というのも、今ある法制度のもとでどう連携をしていくか。離れた場所でも中身の連携をどうしていくかというあたりが三鷹方式の真髄だと思っています。そうすると、小・中一貫にかかわらず、幼保小もこの精神で当然やっていけるかなというふうに考えております。

秋山委員

 ありがとうございます。

寺木委員長

 よろしくお願いいたします。

磯谷委員

 やっぱり非常に重要なところと先ほどもちょっと出ていましたけれども、現場の先生方がしっかり理念を理解して、また前向きにやっていくということが重要ですね。もちろん全員が全く同じ思いになってというのは、なかなか難しい話、大人もいろいろな人がいますので。ただ今回もここにまさに課題としても書いてあるように、この理念の教員間の共有と継承というのは筆頭に上がっているわけで、これはやっていかなければいけない。現状ですけれども、これはどういうふうな形で努力をされているんですか。具体的には校長先生が何かかぎになって現場の先生たちとやっているのか。あるいは教育委員会として何かやっているとか、どういう形でやっているんですか。

川崎指導室小中一貫教育推進担当課長

 一番大きいのは、校長先生がきちんとやっていらっしゃることなんです。学校によっては、新しく転任で来た方、新任で来た方たちを集めて、学園単位で学園長が早速この4月に理念や教育効果についてはお話をされた学校もあります。ただ、教育委員会でも新しく来た、あるいは転任してきた教員に対しては、4月の最初のところで集めて小・中一貫教育であるとか、三鷹の行っている特別支援教育、教育支援についての周知を図っているんですけれども、日常的にそのあたりを伝えていくというのは、校長先生や副校長先生の果たす役割が非常に大きいと感じています。

磯谷委員

 教育長が直接いろいろ現場の先生方に話をする機会というのは、お願いされたんですか。

貝ノ瀬教育長

 最初の段階は、結構多かったんです。私もやっていましたけれども、例えば、新任の校長先生とか、4月早々。今年はまだやっていないんですけれども。

後藤指導室長

 これからやります。

貝ノ瀬教育長

 そのときには、私のほうで直接新任の校長先生方に、レクチャーをするんです。思いを語らせてもらって、しっかりと動機づけをしてもらいます。
 一般の先生方に話をする機会というのは、やっぱり確かに僕も欲しいなとは思っているんですけれども、これは校長先生がその気になってくれないとなかなか難しいですから。
 あともう一つ、教育委員会の施策でやっているのは、いわゆる小・中一貫参与という形で各学校ごとに数名ずつ委任しているんです。これは地域の方々です。つまり、三鷹方式の小・中一貫教育を伝承する方たち。だから、小・中一貫について地域の人たちが地域の人たちに対していろいろな集まりをつくったり、いろいろな研修会を自分たちで開いたりして、それで伝えていくという。そういうことをお願いしている人たちが、四十何名います。これは国から予算が出ていますので安定的にやっています。とにかく人事異動がありますから、教員たちは大体3年か4年で動いていっちゃいますから。校長も動いていきます。退職もあります。だけど地域の人は動きませんから、地域の人にむしろそういう伝承の主役をお渡ししたほうがいいんじゃないかということで、地域の人がむしろ逆に先生方を指導してもらうというか、伝承してもらうという、そういう方向へ持っていっているんです。
 ですから、今までだとどちらかというと学校の先生が地域を指導するみたいな、うちは逆なんです。地域が学校の先生を指導するというか、一緒に抱き込んでいく。そういうふうな方式です。
 学校の先生は、国語、算数の教え方は上手ですけれども、何でもかんでも上に立っているというわけじゃありませんから。その辺は分担をしてやってもらいます。

寺木委員長

 新しくいらっしゃった先生方にとか、最初にお配りするときのパンフレットみたいなものとか何か決まったものがあるんですか。

貝ノ瀬教育長

 小・中一貫については、うちもパンフレットが読み切れないほどいっぱいありますから、それをセレクトしてお渡ししています。

寺木委員長

 よろしくお願いします。
 ほかいかがでしょう。

秋山委員

 一つだけ、20ページの学務課なんですけれども、教育支援推進委員会に保護者の方が入られたと聞いたんですけれども、保護者の方が入られたのは初めてかということと、どういう保護者の方が入られているのかというのを教えてください。

内野学務課長

 教育支援推進委員会に保護者の方が入られたのは初めてです。これまでは、運営等のことについてでしたので教育委員会の機関内部でやっておりましたけれども、今回、支援プランの一定の期間もたちましたので、実施状況についてご意見を伺おうということもありました。
 人選ということなんですけれども、教育支援学級にお子さんがいらっしゃる方と、通常学級の方お一人ずつということで、お二人の方に入っていただいております。きのうも固定級にお子さんがいらっしゃるお母さんからご意見をいただきまして、教員の方のご苦労などのお話もいただきまして、それの解決策などもこちらでもやっていますよということもお話しはしているんです。
 今年は三つの具体的なテーマに絞ってお話を進めていこうかと考えています。

秋山委員

 保護者の方、現在、学校教育を受けておられる方もいいんですが、卒業された方の保護者の意見もとても参考になるかと思いますので、検討していただければと思います。

寺木委員長

 ほかいかがですか。
 私から最後に一つ。とても希望者が多かった社会教育会館の市民大学講座についてなんですが、480名募集のところ819名の方の希望者があったということで、たくさんの方が講座を受けられなかったという状況があるようですが、私も身近な方から、入りたいんだけどいつも入れないから応募するのもやめているというお話もちらちらお聞きしまして、ぜひそういう希望者の方が入れるようにご検討をよろしくお願いいたします。もっと、この数字よりも多い方が講座を受けたいという方がどうもいらっしゃるようにお聞きしていますので、よろしくお願いいたします。

小田社会教育会館長

 物理的な問題で定員数を決めておりますけれども、必ずしもその定員数にこだわらないで、若干少しずつ上乗せをした人数を希望者としてお知らせしておりますから、その辺の是正はかなりしているつもりです。
 それから、お一人が二つ、三つ、もしくは本館も申し込む、分館も申し込むという重複申込をする方もいらっしゃいますので、その場合は、ある程度絞り込みをしていただいて、ダブりをなくすという形でお願いはしています。
 定員がこうだから、あなただめよという形は必ずしもとっておりませんので、ただ、キャパの問題は、これはちょっと改善の余地がないもので、そこの辺は苦慮しているところですけれども、なるべく大勢の方が受けられるようにしています。
 それから、保育付きのご質問も前回、秋山先生からありましたけれども、これらにつきましても、バッティングした場合は初めてお申込される方を優先したいと考えています。いろいろな方に順次交代でこの場に来ていただければありがたいと思っています。
 改善に向けては、いろいろと努力したいと思います。ありがとうございました。

貝ノ瀬教育長

 キャパというのは、会場の問題ですか?

小田社会教育会館長

 そうです。

寺木委員長

 講座の数を増やすとか、そういうご計画は今のところありませんか?

小田社会教育会館長

 これは、あくまでも5月スタートの講座ですので、1年間を通してのものは、ここで終わるわけですけれども、7月までの10回の講座も幾つかありますから、それらはまた9月以降更新されますので、内容は変わりますけれども、再スタートをしますので、そういう折に今回のご希望に沿えなかった方には受講していただくという手法もとっております。

寺木委員長

 期待している皆さんが多いと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ほかいかがでしょうか。
 それでは、教育長報告を終わります。長い間ありがとうございます。
 以上をもちまして、平成21年第5回教育委員会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。

午後 4時03分 閉会

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