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平成17年第11回教育委員会定例会会議録(3)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2006年8月15日 最終更新日:2019年12月26日

平成17年第11回教育委員会定例会

日程第6 教育長報告

若林図書館長

 図書館でございます。49ページ、行事実績は記載のとおりでございます。
 50ページです。10月27日から読書週間が始まっておりますが、28日に7人の語り手によります七つのお話によるおとなが楽しむおはなし会を開催いたしました。参加者は102名、男性4名、女性98名でございました。続きまして、明日、11月5日、「みたかの戦争遺跡をたずねて」というテーマで郷土史講座を開催いたします。講師は国際基督教大学高等学校教諭の高柳昌久先生でございます。
 以上です。

廣瀬委員長

 以上で報告が終わりました。委員の皆様の質疑をお願いいたします。

秋山委員

 生涯学習課ですけれども、10月18日にネットワーク大学で玉川上水関係自治体の会議と、このネットワーク大学というのは場所ということでしょうか。

深谷生涯学習課長

 はい。場所でございます。

秋山委員

 ネットワーク大学が始まってから教育委員会のほうで何か関係するような事業などはあるのでしょうか。

山本生涯学習担当部長

 まず、18日に行われたものは、ネットワーク大学がたまたま場所があいていたものですから、PRもさせていただくという前提で特別の配慮でお借りして、都内の玉川上水にかかわる各自治体が集まるものですから、ご案内も含めて会場としたものでございます。教育委員会で直接かかわっての事業などにつきましては、この間も、向こうの責任者と打ち合わせをしてきたんですけれども、ネットワーク大学として考えているのは、参加している大学がまず基本となったプランを立てて、それに自分たちのものも加えてやっていくというのが当面の流れでして、私どもがかかわっているのはPRとか、その辺は一緒にポスターをはったり、各施設にパンフレットを置くとか、今のところそのような連携の範囲です。今後もいろいろ詰めていこうという話はしています。

貝ノ瀬教育長

 広い意味では生涯学習機関の一つというふうにいえるんですけれども、実際の運営がNPO法人になって、自立して、独立して動き出していまして、ですから、理事会等がありまして、私も理事に入っておりますが、これからいろいろ具体的に教育委員会のほうでもというふうなことになってくるんじゃないかなとは思っていますが、もう少し時間がかかるんじゃないかという感じがします。

寺木委員

 学務課にお願いいたします。10月21日に学校給食あり方検討委員会が開かれて、そこで三鷹産野菜のことについて検討されたようですが、現在、三鷹市の学校給食で三鷹の野菜を使って給食はどの程度行われているのでしょうか。また、食材はどういう形で購入されているのか、そこのあたりをお願いいたします。

石渡学務課長

 現在、三鷹産の野菜につきましては学校給食の中で13校で使用しておりまして、金額で1.3%を購入しております。これにつきましては直接生産農家の方が学校の給食室のほうに納品していただいて、調理をしているという実態でございます。
 この11月から生産農家が1軒増えまして、今度、第四小学校のほうで実施したいということで申出がありましたので、これにつきまして1校増えたというふうになります。

寺木委員

 私も近所の庭先販売というんですか、そういうものを利用して、三鷹産の野菜というのはとても新鮮でおいしいなと思っていますので、ぜひどんどん給食の中で使われていくことをお願いいたします。

石渡学務課長

 わかりました。それにつけ加えまして、もう1点、追加で情報提供いたしますけれども、これは最近決まったので記載できなかったんですけれども、11月16日、水曜日になりますけれども、南浦小学校で三鷹産野菜を使ったカレーの日というのを実施したいと、これはJA東京むさしの青壮年部のほうから申出がありました。やはりJAとしても食育について今後、展開をしていきたいということで、ぜひ南浦小学校でやらせてほしいというふうな申出がありました。教育長はじめ教育部長、担当部長等あわせまして、それから生産農家の方が南浦小学校に行って、給食を食べながら、子どもたちと交流をしながら、三鷹産野菜について語っていただこうというふうな企画を進めているところでございます。

寺木委員

 それはいいですね。

貝ノ瀬教育長

 新鮮でおいしいですから、どこの学校も地場野菜を使いたいということはみんな共通の考え方なんですけれども、やはり毎日野菜の料理が入りますよね。そうすると安定供給ということになりますと、大量の野菜が安定的に出荷されて学校に運び込まれなければ使えないわけで、そういう点でやはり毎日のようにというふうなわけには残念ながらいかないというのが現状なんですけれども、できる限り地場野菜を使っていくという、そういう方向で努力していることは間違いございません。

秋山委員

 学務課の報告の中で、心身障がい学級について、少し話がありましたけれども、その中身をもう少し教えていただけますか。

石渡学務課長

 今年度、東台小学校に知的障がい学級の開設ということで予算をつけていただきまして、今開設の準備を進めまして、18年4月開級予定でございます。私どもが今進めている特別支援教育の検討委員会、昨年度は準備委員会というものがございまして、やはり中学校の情緒障がい学級について早急に開設をしていかなければいけないだろうという提言もいただいて、あわせて中学校の知的障がい等もありましたけれども、そういう中で現在小学校の情緒障がい学級に通級している児童が約65名ほどいます。その子たちが中学校に上がったときにどういうような状況かというものを調べたところ、やはり普通の学級に入って不登校状態になるような子どももいたり、それから心身障がい学級に行かざるを得なかったり、他市の情緒障がい学級に通っていたりというような状況がございまして、中学生に対する情緒障がいの適切な支援というものにつきまして検討したいというところでございます。

廣瀬委員長

 ほかにいかがですか。

秋山委員

 指導室に教えていただきたいんですけれども、図書館で中学生の職場体験、生徒を受け入れているというところで思ったんですけれども、中学生の職場体験をする職場の募集というか、依頼というか、その辺はどのような形でなされているんでしょうか。

里吉指導室長

 現在、三鷹市内7校の中学校、すべての学校で職場体験を実施しております。対象学年は主に中学校2年生でございまして、この職場体験先につきましては各校さまざまな方策をとっております。夏休み中に生徒が自分で職場体験先を交渉しながら探してくるとか、あるいは学校のほうで用意をしておいてそれを子どもたちが選択するとか。実は今回、第五中学校での実施に当たりましては、市内の商工会等含めてさまざまな企業の方々にお声をかけさせていただきまして、夜集まっていただいて、その中で三鷹市としてキャリア教育をこのように推進していきたいので各学校の職場体験先として協力をお願いしたいというような会合を持ったりして進めているところでございます。学校で選択をしたり、私ども教育委員会のほうと協力しながら体験先を依頼したり、子どもたちが自分たちで探してきたりといった形で訪問先を決定しております。

寺木委員

 私の経験なんですけれども、私の子どもが市内の中学校に通っていたとき、学校のほうから職場体験を希望してくださる方の募集用紙がきまして、そのとき何人かの保護者の中からぜひうちに来てほしいとか、そういうこともあったようです。

廣瀬委員長

 そうですね。だから、学校なり、委員会なりが市内の企業に一応広報しておかないと、生徒が電話してみても、行ってみても、何だと言われたらかわいそうですから、最初にそれがあったほうがいいかとは思いますね。
 ほかになければ、私から1点、44ページの青少対の管外視察で、甲府市・甲斐市というのは特に何か、特別ないい点があったわけですか。

内田生涯学習課児童青少年担当課長

 青少対の研修ですが、合同研修でして、各15地区の会長さん、また副会長さんが参加されております。行ったところは、藤城清治さんの影絵美術館を中心に見学をしてまいりました。子どもたちに影絵を見せる機会、例えば集団で子どもたちを連れて行くことも踏まえながら影絵美術館に行ってまいりました。

廣瀬委員長

 わかりました。
 1点ご報告ですが、東京都市町村教育委員会連合会管外視察ということで、これは寺木先生と私と川崎統括指導主事とで行ってまいりました。ぐんま国際アカデミーと、それからもう一つは群馬の六合という村の幼稚園と保育園が一緒になった施設でこども園、その二つを見てきました。それぞれ大変参考になることがあったんですけれども、ぐんま国際アカデミーのほうはイマージョン教育というか、基本的には英語でもって授業をする。日本語で書かれている理科の教科書や何かはそこの先生が英語に訳して使っていると。算数は学校図書で英語の教科書があるのでそれを使っているとか。ただ、国語に当たる日本語というのは国語の教科書を使い、それから社会科は翻訳が間に合わなかったのか、日本で生活する以上社会科は日本語でやったほうがいいというご判断もあったようで日本語でやっているというような授業で、私は個人的には大変関心があったんですけれども、三鷹で今度小・中一貫等で英語を小学校からやるというのとはまた違ったやり方なので、その意味での直結的な参考にはならないかもしれませんが。
 ぐんま国際アカデミーで、これは将来考えるべきかなと思ったことは、校舎の建て方で、日本人の設計者がつくったんですけれども、基本的に土地がたくさんあるからですが全部平屋で、アメリカンスクールによく似ているんですけれども、安全対策ということで塀、囲いというのはないんだけど、建物自体を外側の塀のようにしてしまって、内側にいろいろな中庭のようなものがあるわけだけれども、どこの場所にいても先生なりが見通しがきくようになっていて、変な人が入ってきたりしたときにはすぐわかるようになっているというような構造で、これから施設を考えていくときというのは、どうしても2階建て、3階建てにしなければいけないというような場所ということがあるんですけれども、それはわかるけれども、一つ考えるような視点かなと思いました。木をたくさん使っていましたしね。
 それから、六合のこども園というのは幼稚園と保育所が合体した形のものなので、園長先生はお一人で、幼稚園の先生と保育園の先生というのが延べ人数的には別々にいることになるわけなんですけれども、お一人で両方の資格を持っていらっしゃる方もいるので、トータル的にはもうちょっと減る。子どもたちを別に分けてはいないけれども、幼稚園の子は午後1時半で帰るし、それから保育園の子は夕方までいるという形でやっていて、先生方のほうとしては子どもたちを特に区別することはあり得ない。ただ、監督官庁が違うので、それに対応するのが一番大変だというようなお話を受けてきました。非常にその考え方に共鳴することもあったりして、参考になりました。以上、ご報告でございます。
 それでは、ほかにないようでございますので、日程第6 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして平成17年第11回教育委員会定例会を閉会いたします。

午後3時31分 閉会

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