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平成18年第8回教育委員会定例会会議録
作成・発信部署:教育委員会 総務課
公開日:2007年1月12日 最終更新日:2009年10月2日
平成18年第8回教育委員会定例会
開催年月日
平成18年8月11日(金曜日)
出席者(5名)
委員長 廣瀬正宜
委員 寺木幸子
委員 磯谷文明
委員 秋山千枝子
教育長 貝ノ瀬滋欠席者(0名)
出席説明員
教育部長・調整担当部長 柴田直樹
生涯学習担当部長・総合スポーツセンター建設準備室長 山本博章
総務課長 竹内冨士夫
総務課総務教育センター担当課長 大島克己
施設課長 吉岡則明
学務課長 石渡裕
指導室長 里吉武仁
指導室教職員担当課長 工藤信行
生涯学習課長 深谷澄夫
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備担当課長 中田清
社会教育会館長 小田俊雄
社会教育会館調整担当課長 狩家雅昭
図書館長 若林寛
図書館三鷹駅前図書館担当課長 関幸子
指導室統括指導主事 川崎知已
三鷹市教育委員会事務局職員副参事 海老澤博行
主事 高松真也
議事日程
平成18年8月11日(金曜日)午後2時開議
- 日程第1 議案第30号 平成18年度一般会計歳入歳出補正予算見積書について
- 日程第2 議案第31号 三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正の申出について
- 日程第3 議案第32号 三鷹市教育委員会事務専決規程の一部改正について
- 日程第4 議案第33号 平成19年度使用小・中学校教科用図書の採択について
- 日程第5 三鷹市教育ビジョン(案)について(協議)
- 日程第6 教育長報告
午後2時04分開会
廣瀬委員長
ただいまから平成18年第8回教育委員会定例会を開会いたします。
本日の会議録署名委員は秋山委員にお願いいたします。
それでは、議事日程に従いまして議事を進めてまいります。
日程第1 議案第30号 平成18年度一般会計歳入歳出補正予算見積書について
日程第2 議案第31号 三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正の申出について
日程第3 議案第32号 三鷹市教育委員会事務専決規程の一部改正について
廣瀬委員長
委員の皆様にお諮りします。日程の第1、第2、第3については関連議案ですので、一括して審議したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
廣瀬委員長
ご異議なしと認めます。日程第1 議案第30号から日程第3 議案第32号までを一括して議題といたします。
(書記朗読)
廣瀬委員長
提案理由の説明をお願いいたします。
柴田教育部長
まず、第1点目の平成18年度一般会計歳入歳出補正予算見積書について、市長への申出の議案でございます。
これは、3ページ以降に見積書がございますが、9月議会に補正予算として提出するものでございまして、4ページをごらんください。見積りの総括表になっております。
まず、歳入ですが、第15款都支出金の中の教育費都補助金で、1,650万円の増額補正でございます。
それから、歳出ですが、第10款教育費の中の教育総務費で、3,405万7,000円の増額補正でございます。
その内訳ですが、5ページをごらんください。都支出金の科目の中で、小中学校防犯設備整備補助金でございまして、防犯カメラ設置工事費の補助を受けるものでございます。1,650万円ですが、1校当たり150万円の2分の1の補助率でございまして、1校当たり75万円で22校分を計上するものでございます。
続きまして、6ページでございます。歳出の見積りですが、これには2点ございます。教育総務費の中の学校安全推進関係費でございまして、これが歳入の補正予算との関連でございまして、防犯カメラ設置工事費の増額分として3,394万9,000円の増額です。これは1校当たり約154万3,000円の工事費を予定しておりまして、22校分の計上です。学校の安全対策としまして、これまでさまざまな対応を行ってまいりました。今年度はスクールエンジェルスということで人的な配置も行っておりますが、学校の出入り口の監視については、さらに設備での補完をして、安全対策を向上させようということでございまして、1校当たりビデオカメラ4台、それを記録しますハードディスクレコーダー1台、カメラモニター、これは監視するモニターですが、2台。事務室、職員室各1台です。そういうモニターも合わせまして、1校当たり154万3,000円ほどの金額になります。これは、東京都が初めて今年度制度化したものでございまして、各市もこれで補正予算対応をする予定だと聞いております。
それから、2点目でございますが、教育総務費の中の学校運営協議会関係費でございます。事項を新設して予算を計上するものでございまして、10万8,000円の増額補正です。これは、学校運営協議会の委員報酬を定めるものでございまして、1人月額1,000円で、1校当たり9人の6か月分を見ておりまして、四小と七中の二つの学校で学校運営協議会を設置するための委員報酬を設けるものでございます。ご案内のように、地方教育行政の組織及び運営に関する法律と三鷹市教育委員会の規則に基づいて設置するもので、本年10月に第四小学校、第七中学校で設置を予定している学校運営協議会の委員報酬でございます。この二つの学校は、本年度、文部科学省のコミュニティ・スクール推進事業の研究校として採択を受けているところでございます。
次に、議案第31号のほうにまいりますが、三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正の申出でございます。
8ページをごらんください。この議案は、非常勤の特別職の職員といたしまして、二つの委員の職を追加するものでございます。本年4月1日から施行いたしました、三鷹市公立学校における学校運営協議会に関する規則に基づきまして、非常勤の特別職職員として、教育委員会が任命いたします学校運営協議会委員とコミュニティ・スクール委員会委員の報酬を定めるものでございます。いずれの委員会の委員につきましても、1,000円の月額報酬を定めることといたします。
11ページをごらんいただきますと、85号、86号に二つの職を追加しておりますが、1,000円の月額報酬ということにいたしましたのは、地方公務員法上の非常勤特別職としての身分を有しますが、それに伴う責任を負うということから報酬の支払いが生じてくるわけですが、一方では、各学校に設置されている学校運営連絡会の委員が、無報酬であることとの均衡を考慮いたしまして、1,000円という月額の報酬の中でも最低額を設けるものでございます。月額報酬といたしましたのは、おおむね月1回の会議の開催が予定されているということとあわせまして、日常的な活動が予定されていることを考慮して月額報酬とするものでございます。
それからもう一つ、コミュニティ・スクール委員会につきましても規定するわけですが、これは、小・中一貫教育校の学園運営を円滑に推進するための協議機関として設置するものでございます。このたび予定している四小と七中の両校ともまだ小・中一貫教育校ではありませんので、この両校においてコミュニティ・スクール委員会の設置を予定するものではございません。しかしながら、小・中一貫教育校のにしみたか学園が、平成19年度を目途に学校運営協議会とコミュニティ・スクール委員会の設置を予定しておりますので、コミュニティ・スクール委員会委員の報酬についても、この機会に条例改正をして定めておくこととするものでございます。
この条例の施行日ですが、学校運営協議会委員については、平成18年10月1日からといたしまして、コミュニティ・スクール委員会の委員については、平成19年4月1日から施行することとしたいと思っております。この条例の一部改正を市長に申し出るものでございます。
次に、議案第32号でございます。三鷹市教育委員会事務専決規程の一部改正でございますが、学校運営協議会委員及びコミュニティ・スクール委員会の委員の任免に関することを教育長の専決事案とするものでございます。議案書の18ページ、19ページにございます。19ページをごらんいただいたほうがわかりやすいと思いますので、よろしくお願いします。
さきに述べました、三鷹市公立学校における学校運営協議会に関する規則の第3条及び第4条で、学校運営協議会を設置する学校を指定することと協議会の委員を任免することが、教育委員会の権限とされております。また、第17条で、学園を構成するすべての指定学校の学校運営協議会で組織するコミュニティ・スクール委員会を設置することと、同委員会の委員を任免することが教育委員会の権限とされております。
そこで、このうちの学校運営協議会委員とコミュニティ・スクール委員会委員の任免につきまして、三鷹市教育委員会事務専決規程第2条に規定されている項目との均衡を考慮いたしまして、教育長の専決事案とするために規程を一部改正するものでございます。
説明は以上でございますが、先ほどの補正予算で、これは市長への申出ということで、市長のほうでこの申出に対して予算の査定を行った上で、議案とするかどうかを検討するものでございます。
以上です。
廣瀬委員長
以上で提案理由の説明が終わりましたけれども、委員の皆様からご質問等ございましたらお願いします。よろしいでしょうか。
特にご質問、ご意見等がなければ、個別に採決いたします。
まず、議案第30号 平成18年度一般会計歳入歳出補正予算見積書については、原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
廣瀬委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号 三鷹市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正の申出について、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
廣瀬委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第32号 三鷹市教育委員会事務専決規程の一部改正については、原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
廣瀬委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
日程第4 議案第33号 平成19年度使用小・中学校教科用図書の採択について
廣瀬委員長
日程第4議案第33号を議題といたします。
(書記朗読)
廣瀬委員長
提案理由の説明をお願いいたします。
里吉指導室長
それでは、平成19年度使用小・中学校教科用図書の採択につきまして提案理由をご説明いたします。
この議案につきましては、平成19年度に三鷹市立小・中学校で使用いたします教科用図書について採択をお願いするものでございます。義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律施行令第14条の規定によりまして、同一教科書を採択する期間は4年間と定められております。現在の小学校の教科用図書につきましては、平成17年度から使用しておりまして、今年度で2年が経過するところでございます。また、中学校の教科用図書につきましては、昨年度に採択替えを行いまして、平成18年度、今年度から使用しております。
それでは、議案書の21ページをごらんいただきたいと思います。平成19年度に使用いたします小学校教科用図書につきましては、一覧表のとおり採択をお願いするものでございます。さきに述べましたように、平成17年度から20年度までの4年間使用することになります。
続きまして、22ページをごらんいただきたいと思います。平成19年度に使用する中学校の教科用図書につきましては、22ページの一覧表のとおり採択をお願いするものでございます。平成18年度から21年度までの4年間使用することになります。
続きまして、23ページをごらんいただきたいと思います。平成19年度に使用いたします小・中学校の心身障がい学級の教科用図書につきましては、23ページから26ページまでの一覧表のとおり採択をお願いするものでございます。学校教育法の第107条及び同法施行規則第73条の20の規定によりまして、文部科学省検定済教科用図書又は文部科学省著作教科用図書を使用することが適当ではないときにつきましては、絵本なども含めた児童・生徒用の一般図書が使用できることとなっております。
そこで、心身障がい学級では、障がいの種別や程度、児童・生徒の実態などに応じまして、それぞれの学級ごとに最もふさわしい教科用図書を使用しているところでございます。小・中学校の心身障がい学級における教科用図書でございます、いわゆる107条本につきましては、4年間という採択期間の例外扱いとなっておりますので、毎年度必要な変更を行いながら採択しているところでございます。この一覧表は、それぞれの学級ごとに、来年度、どの教科書を使用するかにつきまして、小・中学校の心身障がい学級に検討していただいた結果、各学級から候補として上がってきたものでございます。一覧表の中でアンダーラインのあるものは新しく使用するものでございまして、アンダーラインのないものは、今年度と同じものを引き続き使用するものでございます。
なお、参考資料といたしまして、別添で、平成18年度と平成19年度の新旧対照表を添付させていただいております。その中に、実際に使用する学校名を記載してございますのでご参照いただきたいと思います。
説明は以上でございます。
廣瀬委員長
以上で提案理由の説明が終わりました。皆様、いかがでしょうか。23ページ以下のところで、下線のものというのは来年度から新しくなるということで、これは講師控室に置いてありましたので、ごらんになった方もあるかと思います。
秋山委員
心身障がい学級の保護者の方が、教科を勉強できないのではないかとか、そういうことを非常に心配されます。就学前のお子さんの保護者は特にその辺を心配されています。ですから、心身障がい学級でも、必要なお子さんには教科をきちんとやっているということがわかるような形で、こういう教科書を使って就学相談のときにでも紹介していただければ、より安心されるかなと思います。よろしくお願いします。
廣瀬委員長
よろしくお願いします。ほかにいかがでしょうか。
ほかにご質問、ご意見等がなければ採決いたします。議案第33号 平成19年度使用小・中学校教科用図書の採択については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
廣瀬委員長
ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。
「平成18年第8回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く
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