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平成17年第12回教育委員会定例会会議録

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2006年9月6日 最終更新日:2009年10月2日

平成17年第12回教育委員会定例会

開催年月日

平成17年12月7日 水曜日

出席者(5名)

委員長 廣瀬正宜
委員 寺木幸子
委員 磯谷文明
委員 秋山千枝子
教育長 貝ノ瀬滋
欠席者(0名)

出席説明員

教育部長 柴田直樹
調整担当部長・総務課長 高部明夫
生涯学習担当部長・総合スポーツセンター建設準備室 長山本博章
総務課教育センター担当課長 大島克己
施設課長補佐 小林俊明
学務課長 石渡裕
指導室長 里吉武仁
指導室教職員担当課長 工藤信行
生涯学習課長 深谷澄夫
生涯学習課児童青少年担当課長 内田邦夫
スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備担当課長 中田清
社会教育会館長 小田俊雄
社会教育会館調整担当課長 狩家雅昭
図書館長 若林寛
図書館三鷹駅前図書館担当課長 赤木勢津野
三鷹市教育委員会事務局職員副参事 石川一美
主事 高松真也

議事日程

平成17年12月7日 水曜日 午後4時開議

  • 日程第1 議案第38号 三鷹市個人情報保護委員会への諮問について
  • 日程第2 議案第53号 平成18年度一般会計歳入歳出予算見積書について
  • 日程第3 議案第54号 三鷹市立小・中一貫教育校の開設に関する実施方策について
  • 日程第4 教育長報告

午後4時11分開会

廣瀬委員長

 ただいまから平成17年第12回教育委員会定例会を開会いたします。
 本日の会議録署名委員は磯谷委員にお願いいたします。
 それでは、議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。

日程第1 議案第38号 三鷹市個人情報保護委員会への諮問について

廣瀬委員長

 日程第1議案第38号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 委員の皆様のご質問、ご意見等がございましたら、お願いいたします。

秋山委員

 この件に関しては、もう少し審議を続けさせていただきたいと思います。継続をお願いしたいと思います。

廣瀬委員長

 ただいま秋山委員から、継続審議というご意見がございました。議案第38号 三鷹市個人情報保護委員会への諮問について、本日のところは継続審議としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件はそのように決定いたしました。

日程第2 議案第53号 平成18年度一般会計歳入歳出予算見積書について

廣瀬委員長

 日程第2議案第53号を議題といたします。

(書記朗読)

廣瀬委員長

 提案理由の説明をお願いいたします。

柴田教育部長

 本件は、教育委員会としての平成18年度予算の見積り段階のものでございまして、市長部局への要求ベースという内容で、市長への申出ということでお諮りをしているものでございます。
 資料の5ページをごらんいただきたいと思います。
 総括表でございますが、歳入につきましては、総額の計のところをごらんいただきたいと思います。対前年度比1億1,061万2,000円の減となります。
 それから、歳出のほうは、民生費、教育費の計の欄を見ていただきまして、2億2,109万3,000円の対前年度比の増となります。いずれも見積り段階ですので、これから市長部局において査定を経た後に予算案がまとめられるということになりますので、よろしくお願いします。
 7ページをごらんいただきたいと思います。こちらは歳入の予算見積総括表の内訳です。
 13款、使用料及び手数料の1項7目の事項1、幼稚園入園料及び使用料で、対前年度比728万9,000円の減となっておりますが、これはちどり幼稚園の廃園に伴う入園料等の減でございます。
 それから、事項6、川上郷自然の村使用料でございます。対前年度比2,301万5,000円の減となっておりますが、これは18年度から指定管理者制度を導入して、また利用料金制を導入するということになりまして、指定管理者が直接、使用料を収入する形になるために、市の歳入からは除外するものでございます。
 第14款、国庫支出金の2項6目の事項4、公立学校施設整備費補助金で、対前年度比6,337万3,000円の減となっておりますが、これは第一小学校のスーパーリニューアル工事費の減によるものでございます。
 次に、8ページをごらんいただきたいと思います。第15款、都支出金の2項2目、民生費都補助金の事項26、福祉改革推進事業補助金で、対前年度比2,966万7,000円の減となっておりますが、これは17年度に東台小学童保育所の整備が完了したために減となるものでございます。
 次に、9ページをごらんいただきたいと思います。合計欄でございまして、以上の歳入の総額で、1億1,061万2,000円の減となっております。
 続きまして、10ページをごらんいただきたいと思います。こちらは歳出予算の見積総括表の内訳でございます。
 まず、3款、民生費の1項1目の事項6、社会福祉協議会事業委託関係費で、対前年度比3,407万9,000円の増となっておりますが、これは東台小学童ほか、高山小、三小などの入所者増に伴う保育員の配置による増でございます。
 それから、2項の児童福祉費の1目、事項20、東台小学童保育所整備事業費で6,200万円、対前年度より減額になっておりますのは、17年度に整備が完了したことによる減でございます。
 続きまして、11ページをごらんいただきたいと思います。
 10款、教育費ですが、1項2目の事項9、学校安全推進関係費3,390万8,000円の対前年度増となっております。これは皆増でございまして、新規事業ということで、学校の安全対策としまして、小学校全校に安全推進員を配置するものでございます。学校の授業日に8時から4時までの時間帯で1名を配置していきたいと考えております。
 それから、3目の事項7、心身障がい教育関係費で、1,880万6,000円の対前年度増となっておりまして、これは18年の4月から東台小の心身障がい学級が新たに開設されることに伴いますスクールバスの運行経費や介助員、訓練士の経費を計上したものでございます。
 それから、事項17、教育活動支援員関係費でございますが、1,390万5,000円の減となっております。この事項すべて減額でございまして、これにかわるものとして、事項23、教育活動等関係費を新たに新設しております。3,206万2,000円を計上しておりますが、これは学校の自律経営を支援する制度を創設いたしまして、各学校からの特色ある教育活動などの企画提案によって予算を配分していこうという自律予算でございます。先ほどの17の項目にあった経費を含めまして、学校の自律性をより高める経費という形で新設するものでございます。
 12ページをごらんいただきたいと思います。4目の教育センター費の事項2、教育センター管理運営費でございまして、7,792万円の対前年度増ということでございますが、老朽化した空調設備を改修して、エネルギー効率のよいものに変更するものでございます。
 それから、6目、郊外学習施設費の事項1、川上郷自然の村管理運営費で3,774万4,000円、対前年度減となっております。これは先ほど申し上げました利用料金制によりまして、指定管理者が直接使用料を収入するために、その使用料分を減額したことと、施設改修費の減がございます。それを合わせて計上しております。
 それから、2項の小学校費の1目、学校管理費の事項7、心身障がい学級設置関係費で2,900万円の減額は、これは17年度に東台小の施設改修整備が終わったために減となるものでございます。
 それから、3目、学校衛生費の事項4、食器改善事業費ですが、2,906万8,000円、対前年度増となっております。これは18年度に小学校4校を食器改善の整備をしまして、これですべての小・中学校で整備完了としたいということで計上したものでございます。
 次に、13ページをごらんいただきたいと思います。4目、学校建設整備費の中の事項1、事項2、いずれも工事の関係費でございますが、それぞれ6,441万9,000円と1億2,092万円の対前年度減となっておりますが、それぞれ対象事業費の減によるものでございます。
 3項、中学校費の4目、学校建設整備費の諸建設事業費でございます。4,632万6,000円ほど増になっておりますが、これは五中等の耐震補強工事を予定しております。
 14ページをごらんいただきたいと思います。5項、社会教育費の3目、公民館費の事項4、社会教育施設管理運営費で1,140万7,000円増になっております。これは生涯学習システムの再構築を計上したものでございます。
 次に、15ページをごらんいただきたいと思います。4目、図書館費の事項3、図書館管理運営費で6,908万円の増になっておりますが、これは老朽化した空調整備改修等を計上したものでございます。
 16ページをごらんいただきたいと思います。3目、体育施設運営費でございますが、第一体育館、第二体育館の運営関係費がそれぞれ1,800万円と2,781万9,000円、対前年度より増になっております。それぞれ施設の維持、あるいは施設機能の充実のための改修を行うものでございます。
 以上、合計しまして、歳出では2億3,611万7,000円が対前年度増という経費となっております。
 以上です。

廣瀬委員長

 以上で提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さんの質疑をお願いいたします。

磯谷委員

 今、市民の関心も高いところだと思われます、学校の安全についてですけれども、先ほど11ページの10款1項2目の9で、学校安全推進関係費を新たに計上したというお話をいただいて、若干ご説明いただきました。これについて、もう少し詳しく、どういうことをお考えなのか、本日現在、可能な範囲で結構ですので、お聞かせいただければと思います。

高部調整担当部長

 学校の安全対策につきましては、これまでもハード、ソフト面、それぞれ強化してまいったわけですけれども、やはり昼間の学校についても、いろんな侵入事件が相次いでいますので、見守りのための常駐の要員が必要なのではないかということで、特に小学校の15校について、登校時間の8時から午後4時まで配置をしていきたいということで、今、NPO組織とも協議している段階でございますけれども、1校につき1人、それを三、四人のローテーションで見守っていただくということで、職務内容としては、登下校での安全確認、あるいは学校に出入りする方の確認ですとか、学校の敷地内、教室も含めての巡回ですとか、あるいは緊急事態が発生したときに、警察や関係機関との連携ですとか、今、市長部局でも登下校について安全パトロールをやっておりますので、そういった方たちのいろんな情報共有を含めて、安全をより確実にするための一助にしていきたいと考えております。

磯谷委員

 やはり人をお願いして見守っていただくということは大変重要なことだと思いますけれども、それだけじゃなくて、常に学校の側と当然ながら緊密に連絡、連携をしていただいて、登下校などのときに不審者などがいた場合に、それがすぐ学校のほうでも把握できたり、あるいは声かけをしたりという、本当に有機的な連携をしながらやっていかなきゃいけないんだろうと思いますので、ぜひ、そのあたり、うまく活用できるように配慮いただきたいと思います。

廣瀬委員長

 ほかにはいかがでしょうか。

秋山委員

 11ページの教育指導費の22、特別支援教育推進計画の策定事業費ですけれども、新たに準備が始まると思うんですが、この事業費の内容、内訳を教えてください。

石渡学務課長

 こちらは、現在、特別支援教育の検討委員会というものを開催していまして、その中で、今年度末に向けて、特別支援教育という形で、どういうふうに展開していくかという報告書をまとめる予定にしております。その報告書を受けまして、推進計画というものを立てなければいけないということで、学識経験者等を招きながら、教育、福祉、医療等とのネットワークを具体的にどう構築するかとか、それから、それぞれ専門部会をつくるわけですけれども、その専門部会の中で幼・小・保の連携とか、小・中一貫教育との関連とかというものをどういうふうに位置づけていくのかというような点を含めまして、計画を立てていきたいと思っております。

寺木委員

 13ページの学校建設整備費が、事業費の減ということで、先ほどご説明いただきましたが、結構、金額が大きい減ですので、もう少し具体的にご説明お願いいたします。

柴田教育部長

 平成17年度におきまして、六小の耐震補強工事が大きな事業としてあったわけです。それと、東台小の屋上防水工事がありまして、その事業費と、今回は五小、中原小の耐震補強工事を18年度には予定しているわけですが、その工事費との金額の差し引きで、6,400万円ほどの減になっているわけです。それで、もう一つの一小スーパーリニューアルのほうは、先ほど申し上げましたように、3年間の計画でやっていて、最終年次ですので、その最終年次の対象事業費が1億2,000万円ほど減になっているということでございます。

磯谷委員

 学校訪問をさせていただいて、コンピュータを見てみると、かなり使えないコンピュータが多かったりしていまして、そのあたりが気になっておったんですけれども、今回、小学校、中学校、それぞれ教育用コンピュータ関係費などという形で盛り込まれているようですが、コンピュータについては、今回、予算でどう改善されるのか、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。

大島総務課教育センター担当課長

 学校のコンピュータには幾つかの種類がございまして、例えば、教育用と申しまして、児童・生徒が使うもの、それから学校図書館で使うもの、それから、それを統括しているセンターサーバー、さまざまなものがあるんですけれども、今後は年次計画にのっとってやっていくわけですけれども、平成18年度に関しましては、一番老朽化している、平成11年度に入れて、もう7年目を迎えようとしているデスクトップパソコンを中心に、できるだけ速やかに、小・中学校のすべてをかえていけたらいいなということで、予算ベースで上げているというところが1点目です。
 大きい2点目は、学校図書館のシステム及びコンピュータの件なんですけれども、これも現実には「Windows95」が走っているという状況ですので、これが大体4台、各学校にございます。それをすべて老朽交換ということでかえたいということで、予算計上しているのが大きな点でございます。

寺木委員

 14ページの校庭遊び場開放事業費が減になっていまして、地域子どもクラブとの関連もあるかと思いますが、そのあたり、具体的に教えてください。

内田生涯学習課児童青少年担当課長

 子どもの居場所づくりとしまして、地域子どもクラブと校庭遊び場開放、二つの事業が実施されておりまして、平成18年度に向けて、一体化を進めているところです。それで今回、5校で一体化が進むということで、5校分の校庭遊び場開放のお金を地域子どもクラブのほうに持っていってあります。それで校庭開放のほうがマイナスになっているという状況です。

寺木委員

 今までどおり校庭開放は行われていくということですね。

内田生涯学習課児童青少年担当課長

 地域子どもクラブになっても、校庭開放は地域子どもクラブの一環として行っていきます。

寺木委員

 わかりました。

秋山委員

 10ページの児童館費で、各児童館には子育て相談事業費というものがありますけれども、これは心理とかの専門職による相談と考えてよろしいのでしょうか。

小田社会教育会館長

 通常時は、私どものほうの児童館のスタッフ、職員が対応ということで、いわゆる専門的なところまでは現状では踏み込めておりません。

秋山委員

 この相談事業費というのは、どのような形で使われるのでしょうか。

小田社会教育会館長

 いろんな機会をとらえて、一定の専門のスキルをお持ちの方に来ていただくということもありますけれども、要するに、日々の段階では、今申し上げたような範囲で、いろんなイベントだとか、それからいわゆる継続性があるご相談等々の場合は、一定の方をお願いするということで、入り口部分では児童館職員のほうでやっておりますけれども、そこで対応しきれないものについては、一定の専門家をお願いしているというような現状です。

廣瀬委員長

 ほかにご質問、ご意見等なければ採決いたします。議案第53号 平成18年度一般会計歳入歳出予算見積書については、原案のとおり可決することにご異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

廣瀬委員長

 ご異議なしと認めます。本件は原案のとおり可決されました。

「平成17年第12回教育委員会定例会会議録(2)」へ続く

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