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中近東文化センター付属博物館(ふぞくはくぶつかん)

写真:展示室のようす

中近東というのは、アフリカ北東部にあるエジプトから、西アジアのアラブ諸国(しょこく)(トルコ、シリア、イラン、イラクなど)のあたりをさします。このあたりでは5000年以上も前に、メソポタミア文明やエジプト文明などの古代文明が花ひらきました。

その後も、ユーラシア大陸とアフリカ大陸、地中海とインド洋とをつなぐ交易(こうえき)のかなめとして、さまざまな人種や国、言葉や宗教(しゅうきょう)をもつ人びとが行きかい、新しい文化が生まれました。その文化は、シルクロードを旅した商人たちによって、東の果てにある日本にまでつたわっています。わたしたちがお茶碗(ちゃわん)やキモノなどの文様として使っているものも、じつは中近東からつたえられたものが多くあります。

中近東文化センターは三笠宮崇仁(みかさのみや たかひと)親王殿下(しんのうでんか)のご発意で1979年につくられ、中近東の歴史と文化を専門(せんもん)に研究しています。美術品(びじゅつひん)コレクターとして有名な出光興産(いでみつこうさん)の創設者(そうせつしゃ)、故(こ)・出光佐三(いでみつ さぞう)氏があつめたオリエント美術品(びじゅつひん)など、芸術品(げいじゅつひん)としても見ごたえのある収蔵品(しゅうぞうひん)がそろっています。また、毎年調査隊(ちょうさたい)がエジプトやトルコ、イランなどの遺跡(いせき)に行って発掘調査(はっくつちょうさ)をしています。現地(げんち)の人びとにも高い評価(ひょうか)を受けているんですよ。

中近東文化センターではその発掘調査(はっくつちょうさ)の成果や研究結果をもとに、一般(いっぱん)の人たちや子どもにむけたさまざまは特別展示(とくべつてんじ)や講演会(こうえんかい)を行っています。常設展示(じょうせつてんじ)でも、ロゼッタストーンやハムラビ法典のレプリカや、エジプトのミイラの副葬品(ふくそうひん)など現地(げんち)の遺跡(いせき)から出土した品々を見て、中近東の歴史や文化の魅力(みりょく)にふれることができます。

星と森と絵本の家の地図

中近東文化センター

所在地(しょざいち)
〒181-0015 東京都三鷹市大沢3-10-31
Tel
0422-32-7111
ホームページ
中近東文化センターホームページ